彼氏の実家に挨拶に行くときのマナーと5つのNG行動!お泊まりの注意点とは
初めて彼氏の実家にお邪魔しに行くとなると、ガチガチに緊張してしまうという女性も多いでしょう。 しかし、せっかくお邪魔しに行くのであれば、彼氏の家族にも気に入られたいですし、楽しく過ごしたいものですよね。 では、彼氏の実家にお邪魔する時にはどのようなことに気を付けていけば良いのでしょうか。 そこで今回は、彼氏の実家に挨拶に行くときのマナーや好印象を与える方法について解説していきます。
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彼氏の実家に訪問が決まったら事前に準備すべきこと
では、事前に準備すべきことにはどのようなことがあるのでしょうか?
- 手土産
- 話題
続いて、事前に準備すべきことを、それぞれ詳しくみていきます。
準備① 手土産
彼氏の実家に訪問することが決まったら、まず彼氏の両親に手渡すための手土産を準備しておきましょう。
彼氏からは「手土産なんて準備しなくて良い」と言われたとしても、人の家にお邪魔する時には手土産を手渡すのが大人としての最低限のマナーですので必ず準備しておきましょう。
また、手土産は何を買えば良いのか分からないというのであれば、クッキーやチョコなどの日持ちする食べ物で個別包装されているものが無難です。
また、彼氏の両親がどんな食べ物が好きなのか彼氏に聞いておいて、両親の好きな食べ物を手土産として持っていくのも良いでしょう。
なお、手土産にはのしは必要ありませんが、包装紙で包んでおくと見栄えが良いでしょう。
準備② 話題
彼氏の実家に訪問することが決まったら、両親と会話する時に使える話題も準備しておいた方が良いでしょう。
彼氏の実家に訪問すれば、彼氏の両親と会話する機会もあるかもしれません。そんな時に何も話す内容が思い浮かばないで、彼氏の両親に気を遣わせては良い印象を与えることができません。
そのため、彼氏の小さい頃の話題や彼氏の両親の趣味や好きな物に関する話題など、いくつか話題を考えておくようにしましょう。
彼氏の実家に挨拶に行くときのマナー
では、彼氏の実家に挨拶に行くときのマナーにはどのようなマナーがあるのでしょうか?
- 清潔感のある身だしなみをする
- 両親に明るく笑顔で挨拶する
- 実家にお邪魔した時に手土産を渡す
- パジャマやタオルなどは自分で用意する
続いて、彼氏の実家に挨拶に行くときのマナーを、それぞれ詳しくみていきます。
マナー① 清潔感のある身だしなみをする
彼氏の実家に挨拶に行く時のマナーとして、清潔感のある身だしなみをするようにしましょう。
人間の第一印象は見た目で9割決まるとされているので、きちんとした服装をしないと彼氏の両親に与える第一印象が最悪なものになってしまいます。
そのため、彼氏の実家に挨拶に行く時には、どの世代の人が見てもおかしくないと思えるシンプルで無難なファッションを心掛けるようにしましょう。
また、着ていく服にはシワやヨレ、毛玉などがないかチェックし、できれば前日までにきちんと洗濯してアイロンがけをしておいた方が良いでしょう。
なお、派手な色や柄の入った服、サイズ感の合っていないダボダボな服、露出の激しい服などは絶対に避けるようにしましょう。
マナー② 両親に明るく笑顔で挨拶する
彼氏の実家にお邪魔して両親と顔を合わせたら、「はじめまして、〇〇さんとお付き合いさせていただいています〇〇と申します、よろしくお願いします」と明るい笑顔で挨拶しましょう。
彼氏の実家にお邪魔するということで緊張してしまうかもしれませんが、とにかく明るい笑顔で挨拶することを心掛けましょう。
マナー③ 実家にお邪魔した時に手土産を渡す
彼氏の実家にお邪魔して、両親に明るく笑顔であいさつした後は、事前に準備してきた手土産を渡しましょう。
なお、手土産を渡す時に「つまらないものですが…」と言って渡す人も多いですが、「つまらないものならなんでそれを選んだの?」と捉える人も多いので、それよりも「この〇〇、とても美味しいので是非」と言って渡した方が良いでしょう。
マナー④ パジャマやタオルなどは自分で用意する
彼氏の実家に挨拶に行く時のマナーとして、パジャマやタオルなどは自分で用意するということです。
その日のうちに帰るのであれば手土産以外の持ち物は必要ありませんが、泊りがけとなるとパジャマや下着、バスタオル、フェイスタオル、歯磨きセット、などの必要なものは自分で用意するようにしましょう。
特に、初めて泊まりに行くのであれば、家族に借りるのは失礼ですので絶対に忘れないようにしましょう。
また、生理がかぶってしまった場合は生理用ナプキン、使用済みナプキンを持ち帰るために入れる袋、予備のバスタオルも必ず持っていきましょう。
彼氏の実家に挨拶に行くときに好印象を与える方法
では、彼氏の実家に挨拶に行くときに好印象を与えるためにはどのような方法があるのでしょうか?
- 積極的にお手伝いしに行く
- 両親の好きな物を手土産として持っていく
- 会話の時には目を見て笑顔でハキハキと話す
続いて、彼氏の実家に挨拶に行くときに好印象を与える方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法① 積極的にお手伝いしに行く
彼氏の実家に挨拶に行く時に好印象を与えるためには、お客様のような気分にならず、積極的にお手伝いしに行くことを心掛けましょう。
彼氏のお母さんがお茶や料理の準備をし始めたり、食事し終わって食器を片付けている時に、「お手伝いします、何をしたら良いでしょうか」と声をかけましょう。
そして、お茶を出しに行ったり、料理を手伝ったり、お皿洗いをするなどして積極的にお手伝いするようにしましょう。
しかし、人によっては「家事は全て自分一人でやりたい」というタイプのお母さんもいるため、この場合は無理に手伝ってしまうと逆に迷惑に思われてしますので、柔軟に対応するようにしましょう。
方法② 両親の好きな物を手土産として持っていく
彼氏の実家に挨拶に行く時に好印象を与えるためには、両親の好きな物を手土産として持っていくと良いでしょう。
彼氏の実家に行く前に、「両親はどんな食べ物が好きなのか?」、「和菓子と洋菓子のどっちが好きなのか?」と彼氏に聞いておきましょう。
自分の好みではない物よりも、自分好みの物をプレゼントされた方が、彼氏の両親にも絶対に喜んでもらえるはずです。
方法③ 会話の時には目を見て笑顔でハキハキと話す
彼氏の実家に挨拶に行く時に好印象を与えるためには、会話の時には目を見て笑顔でハキハキと話すことを心掛けましょう。
彼氏の両親と話すのは緊張してしまうかもしれませんが、うまく言葉することができなくても、相手の目を見て、笑顔でハキハキと話すことを意識すれば、それだけでも両親はあなたに対して好印象を持つことができます。
会話している時の印象を多き左右するのは話の内容よりも、むしろ話している時の表情や声の大きさ、仕草なのです。
彼氏の実家に挨拶に行くときのおすすめの服装
では、彼氏の実家に挨拶に行くときのおすすめの服装にはどのような服装があるのでしょうか?
- 白のブラウス×ひざ丈スカート
- 襟のついたワンピース
続いて、彼氏の実家に挨拶に行くときのおすすめの服装を、それぞれ詳しくみていきます。
おすすめの服装① 白のブラウス×ひざ丈スカート
「白ブラウス×ひざ丈スカート」の組み合わせは、全世代の方からの評判が高い定番コーデの一つです。
露出度が低く、上品で清潔感があり、落ち着いた大人の女性を演出することができます。
なお、トップスは白を合わせた方が一番無難で、ボトムスは、赤やピンクといった派手な色味のものよりも、ネイビーやグレーなどの落ち着いた色味のものを選ぶようにしましょう。
おすすめの服装② 襟のついたワンピース
「襟のついたワンピース」も彼氏の実家に挨拶に行く時におすすめです。
襟がついていることで清楚な雰囲気を演出することができますし、トップスとボトムスの組み合わせを考える必要がなく、一枚で着こなすことができるので、ファッションセンスに自信がないという女性におすすめです。
なお、色味は白か黒、ネイビーなどの落ち着いた色味のもので、柄のない無地のデザインのワンピースを選ぶと良いでしょう。
彼氏の実家に挨拶に行くときのおすすめの手土産
おすすめの手土産① 資生堂パーラー サブレ・オ・フロマージュ
「資生堂パーラー サブレ・オ・フロマージュ」は、甘いお菓子が苦手な人でも食べやすい香ばしいチーズサブレです。
ゲランドの塩を使い、チェダーチーズパウダーとゴーダチーズパウダーの芳醇なコクを引き出されているので、キリッと冷えたシャンパンや白ワインにもよく合います。
また、クッキーの表面にはキヌアがたっぷりと入っているので、チーズ味と塩味を感じた後にキヌアのサクサク食感も楽しむことができます。
おすすめの手土産② 長崎心泉堂 長崎カステラ
「長崎心泉堂 長崎カステラ」は、モンドセレクション金賞を受賞した「幸せの黄色いカステラ」と、宇治抹茶をぜいたくに使った「抹茶味」の2本のカステラがセットなったギフトセットです。
深みのある赤とゴールドがあしらわれた豪華な風呂敷に包まれているので、彼氏の両親にも非常に喜ばれるはずです。
なお、カステラは末長いお付き合いという意味が込められているので、縁起の良いお菓子のひとつであるとされています。
おすすめの手土産③ とらや 小形羊羹
「とらや 小形羊羹」は、小倉羊羹の「夜の梅」、黒砂糖入羊羹の「おもかげ」、抹茶入羊羹の「新緑」、蜂蜜入羊羹の「はちみつ」、紅茶入羊羹の「紅茶」がそれぞれ2本ずつ入ったギフトセットです。
とらやは室町時代後期に京都で創業した日本を代表する和菓子メーカーですし、和菓子は親世代、祖父母世代には非常にウケが良いので、彼氏の両親もきっと喜んでくれるはずです。
彼氏の実家に挨拶に行くときにやってはいけないこと
では、彼氏の実家に挨拶に行くときにやってはいけないことにはどのようなことがあるのでしょうか?
- 若者言葉やタメ語を使う
- 家族の前で彼氏とイチャイチャする
- やりっぱなしにしておく
- 出された食事を残す
- 両親のことを「お母さん」、「お父さん」と呼ぶ
続いて、彼氏の実家に挨拶に行くときにやってはいけないことを、それぞれ詳しくみていきます。
NG①若者言葉やタメ語を使う
これは基本中の基本かもしれませんが、彼氏の両親の前では若者言葉やタメ語は絶対に使わないようにしましょう。
もっとフランクに話して距離を縮めたいからといってそのような言葉遣いをすると、彼氏の両親はもちろんのこと、彼氏本人まで「非常識だな」と幻滅してしまうかもしれません。
また、こういった言葉遣いは気を抜いた時にふと出てしまうこともあるので、普段から言葉遣いには気を付けるようにしましょう。
NG② 家族の前で彼氏とイチャイチャする
彼氏の実家に挨拶に行く時にやってはいけないこととしては、家族の前で彼氏とイチャイチャすることです。
彼氏の両親の目の前でイチャイチャするのもなかなか勇気がいることですが、そんな姿を見たら大抵の親は複雑な気持ちになってしまいます。
また、彼氏の両親の目の前では、名前を呼び捨てで呼んだり、ニックネームで呼ばないようにし、「〇〇くん」と呼ぶのが常識です。
NG③ やりっぱなしにしておく
彼氏の実家に挨拶に来た時は、食器を置きっぱなしにしたり、靴を脱ぎっぱなしにしたりと、やりっぱなしの状態で放置しないようにしましょう。
彼氏の両親から「ゆっくりくつろいでいってね」と言われたとしても、自分の家のようにくつろいでは絶対にいけません。
彼氏に実家だとしても最低限のマナーはしっかりと守り、食べ終わったら食器を台所に持っていく、靴を脱いだらきちんと揃えるなど、やりっぱなしの状態で放置しないようにしましょう。
なお、食器を台所に持っていったら、食器を洗って片付けの手伝いをすると、両親のあなたに対する好感度がアップするかもしれません。
NG④ 出された食事を残す
彼氏の実家に挨拶に行って、彼氏のお母さんが料理を振舞ってくれたのに残してしまうのはNGです。
自分の息子の彼女が家に泊まりに来るとなれば、いつもよりも張り切って料理を作ってあげたり、豪華なお寿司を用意してくれたりと、彼氏のお母さんが一生懸命おもてなししてくれることもあるかもしれません。
そのため、できるだけ出された食事は残さずに完食するようにしましょう。
また、その時に自分の嫌いな食べ物が入った料理を出されることもあるでしょう。それでも、あからさまにその料理に手を付けずに残してしまうのは失礼にあたります。
そのため、嫌いな食べ物であっても必ず手を付けるようにし、どうしても最後まで食べきれないというのであれば「もう十分お腹一杯になりました」、「ごちそうさまでした」と笑顔で言って残すようにしましょう。
NG⑤ 両親のことを「お母さん」、「お父さん」と呼ぶ
彼氏の実家に挨拶に行く時にやってはいけないこととしては、両親のことを「お母さん」、「お父さん」と呼んでしまうことです。
彼氏の実家に泊まりに行くということは、結婚を前提にしてお付き合いをしているかもしれませんが、現時点ではまだ彼氏と結婚したわけではないので、彼氏の両親とはまだ家族になったわけではありません。
意外と、結婚していない段階で息子の彼女から「お母さん」、「お父さん」と呼ばれるのはイラっときてしまうという人も少なくないようです。
そのため、彼氏の両親を呼ぶ時には、「〇〇くんのお母さん」、「〇〇くんのお父さん」と呼ぶようにしましょう。
彼氏の実家に泊まりに行く際の注意点
では、彼氏の実家に泊まりに行く際の注意点にはどのような点があるのでしょうか?
- 二世帯住宅だったら祖父母にも挨拶する
- 兄弟姉妹に対しても礼儀正しく接する
- お仏壇があったらお仏壇に向かって挨拶する
- ペットもきちんと可愛がる
続いて、彼氏の実家に泊まりに行く際の注意点を、それぞれ詳しくみていきます。
注意点① 二世帯住宅だったら祖父母にも挨拶する
彼氏の実家に泊まりに行く際の注意点ですが、彼氏の実家が二世帯住宅だったら、彼氏の祖父母にもきちんと挨拶しましょう。
祖父母の世代の方々の場合、「嫁入り前の女性が外泊するなんて…」、「結婚も視野に入れて付き合っているんだろう」と考える人も少なくありません。
そのため、彼氏の実家に泊まりに行くことが決まったら、彼氏には自分が泊まりに行くことを事前に祖父母に話してもらい、彼氏の実家にお邪魔したらハキハキと元気良くあいさつするようにしましょう。
注意点② 兄弟姉妹に対しても礼儀正しく接する
2つ目の注意点ですが、彼氏の実家に兄弟姉妹が住んでいる場合、兄弟姉妹と顔を合わせたら礼儀正しく接するようにしましょう。
彼氏の実家に泊まりに行くことが決まったら、両親や祖父母と同じように事前に彼氏に自分が泊まりに行くことを話してもらうようにしましょう。
事前に話しておかないと、急に自分の兄弟の彼女が家に泊まりに来ていることに驚いてしまいますし、お互いに気まずくなってしまいます。
また、兄弟姉妹の場合は両親や祖父母よりもフランクに接することができるかもしれませんが、兄弟姉妹にも失礼のないように礼儀正しく接するようにしましょう。
あまりにもフランクに接しすぎてしまうと彼氏に嫌な思いをさせてしまいますし、両親からも礼儀がなっていないと思われてしまう可能性があります。
注意点③ お仏壇があったらお仏壇に向かって挨拶する
3つ目の注意点ですが、彼氏の実家にお仏壇があった場合、お仏壇に向かって挨拶するようにしましょう。
お仏壇に挨拶する前には、両親に「お参りしてもよろしいでしょうか?」、「お線香をあげさせていただいてもよろしいでしょうか?」と伺うようにしましょう。
そして、両親から了承を得られたら、お仏壇の前で正座して線香をあげた後、しっかりと手を合わせて挨拶するようにしましょう。
もしも、「そこまでしなくても大丈夫です」と言われた場合は「では、ご挨拶だけでもさせて下さい」と言って、お線香をあげずに手を合わせるだけにとどめておきましょう。
なお、両親が手を合わせることをきっぱりと断ってきた場合は、「分かりました」と言って無理にお参りしないようにして下さい。
注意点④ ペットもきちんと可愛がる
4つ目の注意点ですが、彼氏の実家に犬や猫などのペットを飼っている場合、ペットも大切な家族の一員ですのできちんと可愛がってあげると良いでしょう。
ただ、動物が苦手な場合や動物アレルギーを持っている場合は、事前に彼氏にそれを伝えておくことが必要になります。
彼氏の実家で「動物が苦手なので」と言ってしまったり、あからさまに嫌がるような態度をとってしまうと、両親や兄弟姉妹に対して悪い印象を与えてしまうので注意が必要です。
どんなに動物が苦手であっても、嫌な顔をせずに「可愛いですね」と言ったり、動物アレルギーを持っている場合は、「アレルギーで抱っこできなくて申し訳ないです」と言葉に配慮してペットとの接触を避けるようにしましょう。
彼氏の実家に挨拶に行くときのマナーと5つのNG行動!お泊まりの注意点とはのまとめ
彼氏の実家にお邪魔しに行くとなると非常に緊張してしまいますし、彼氏の家族に気に入ってもらえるのか不安になってしまうものです。
しかし、笑顔で元気良く挨拶をする、手土産を持っていく、きちんと敬語で話す、清潔感のある身だしなみを心掛けるなど、最低限の大人としてのマナーをきちんと身に付けていれば、彼氏の家族に嫌われてしまうことはまずないでしょう。
せっかく彼氏の実家にお邪魔しに行くのであれば、マナーをしっかりと守りつつも、ガチガチに緊張せずにその場を楽しめるくらいの気持ちの余裕を持つようにしましょう。
また、日頃からの言葉遣いや所作は、こういった場でも出やすいので、大人としてのきちんとした言葉遣いや所作は日常的に心掛けていくことが大切です。
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