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「龍体文字」の意味とは?

文字

「龍体文字」という文字をご存知でしょうか。
「龍体文字」は、「神代文字」の一種です。

では、「神代文字」とは何でしょうか。
神代文字は、日本に漢字が伝わる前の時代に使われていた文字です。

神代文字は、古代から神事に使われてきました。
そして、その文字は神社で保管され、後世に伝えられてきました。

神代文字には約30種類の文字がありますが、龍体文字は、その中でも最古の部類に属しています。
他の神代文字と異なって、「あ~ん、ゑ、ゐ」の48字全てが存在しています。

龍体文字を作ったとされる神

神社

龍体文字は、「ウマシアシカガヒコジ」という神によって作られたといわれています。
ウマシアシカガヒコジは、出雲大社等に祀られている神です。

ウマシアシカガヒコジは古事記や日本書紀にも登場しており、盛んに伸びる葦の芽のような、強い生命力を象徴しています。
日本という国や国土の生命力の強さを、盛んに伸びる葦の芽に象徴させ、神格化させた男神となります。

生命力を象徴する神によって作られた龍体文字には、生命力を活性化させるエネルギーがあるのです。

龍体文字の効果

文字

龍体文字は複雑な字形をしているため、人々が日常的に使用することは難しかったであろうと想定されています。
また、先述したように、龍体文字は生命力を象徴する神によって作られました。

このことから、龍体文字は文字のひとつひとつに強い生命力・パワーがあり、日常的な文章に使用するのではなく、文字に込められたパワーを活かすために使用されると考えられています。

龍体文字の活用法

お守り

龍体文字は、文字ひとつひとつに生命力・パワーが込められています。
また、エネルギーの流れをスムーズにする力もあります。

そのため、不調がある体の箇所に、直接龍体文字を書き込むといった形で活用できます。
龍体文字が持つパワーによって、体の不調が改善するのです。

そのほかにも、自分が欲しい力・願いを表す龍体文字を紙に書き、お守りにするといった活用方法もあります。
具体的にどのような文字を書けばよいのか、これから見ていきましょう。

効果の高い龍体文字

「きに」

「きに」という言葉を龍体文字で書くと、その場所にエネルギーを集めたり、痛みを引かせてくれる効果を発揮します。
そのため、体で痛む箇所があれば、患部に直接ペンで文字を書いたり、あるいは文字を書いたシップなどを貼っておくと、痛みが引いていくことでしょう。

不思議なことに、体にサインペンで龍体文字を書いても、痛みが引くと時を同じくして、文字も消えるといわれています。
龍体文字が「奇跡」といわれるゆえんです。

怪我をしたときや慢性的な頭痛、病気で体が痛むときなど、龍体文字の力を借りてみましょう。

「く」

「く」という言葉を龍体文字で書くと、金運アップの効果を発揮します。
自分の手のひらに直接書いたり、文字を書いた紙をお財布の中に入れておくのもよいでしょう。

この際、同じく金運をアップさせる効果がある金色のペンで、龍体文字を書いてもよいでしょう。
金色の糸で、龍体文字を刺しゅうしてお守りとされているいる方もいらっしゃいますよ。

「ふ」

「ふ」という言葉を龍体文字で書くと、悪霊を祓ったり、交通安全に関する効果を発揮します。
体が痛い場合には「きに」と書きますが、もし痛みの原因が霊であった場合、患部に龍体文字で「ふ」と書くと痛みが消えることがあります

霊がいるような場所、例えば病院や古い建物、事故現場などの近くを通ったようなときには、手のひらに龍体文字を書いておくようにしましょう。
また、車やバイクを運転する際には龍体文字を書いた紙を持っていると、交通安全に力を貸してもらえるでしょう。

龍体文字で書かれた「フトマニ図」とは?

フトマニ図とは?

「フトマニ図」は、宇宙を二次元の図で表したものといわれています。
出雲大社の外宮に祀られている豊受大神が、イザナギとイザナミに授けたものであるといわれています。

フトマニ図は、中心の輪、二番目の輪、三番目の輪、四・五番目の輪、で構成されており、それぞれに意味があります。
神代文字の一種である「ヲシテ文字」で書かれたものが有名ですが、龍体文字で書かれたフトマニ図も存在します。

フトマニ図を持っているだけで、お守りの効果を発揮します。

フトマニ図の書き方

龍体文字のフトマニ図は、4重の円で構成されていて、一番外側の円が広くなっています。
中心の文字を書いたら、二番目の円の中に入っている文字から順番に書いていきます

このとき、二番目の円の中にある文字と、三番目の円の中に入っている文字の記載順には注意が必要です。

二番目の円の中の文字は、「とほかみゑひため」の順で、反時計回りに書いていきます。
三番目の円の中の文字は、「あいふへもをすし」の順で、時計周りに書いていきます。

なお、二番目・三番目の円の中の文字を書くときには、二文字分ずつ飛ばしながら書いていきます。

一番外側の円の中の文字は、それぞれタテ書きで、「やま、はら、きに、ちり、ぬう、むく、えて、ねせ、こけ、おれ、よろ、その、ゆん、つる、ゐさ、なわ」の順に書いていきます。

龍体文字で自分の名前を書くと強力なお守りになる!

自分だけのお守り

神は、概念的な存在・エネルギーについて、名前をつけて固定化し、神格化した存在です。
そのため、名前には「エネルギーを固定化させる」力があります。

自分の名前にも、エネルギーを固定化させる力があります。
そのため、自分の名前は、自分にとって最も強い力となります。

龍体文字で書いた自分の名前は、強力なお守りとなります。
龍体文字は48文字揃っているので、ぜひ自分の名前を書いてお守りにしてみましょう。

なお、龍体文字には濁点・半濁点がありません。
そのため、自分の名前を書く時には、濁点・半濁点をとった形で書きましょう
。(「すずき」であれば「すすき」と書きましょう)

龍体文字の力を借りて、エネルギーに満ちた人生を送ろう

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ひとつひとつの文字にエネルギーが込められている「龍体文字」。
古代の日本人も、その力を借りて神事などを行っていました。

現代の私たちも、龍体文字で言葉を書いたり、あるいはフトマニ図を書くことによって、力を借りることができます。
その力は、体の痛みの除去や金運アップ、自分の名前を書くことによる最強のお守り効果など、多岐にわたっています。

龍体文字の力を借りて、生命エネルギーにあふれた、活気ある人生を送りましょう。

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ライター
noel編集部

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