
不倫の代償とは?刺激と引き換えに失う7つの代償と悩んだ時の対処法
昨今不倫をテーマとした映画やドラマが多く作成され、刺激的な恋愛・真実の愛のように描写されています。しかしフィクションの物語と現実は違うものです。 あなたは不倫をすることの意味、不倫の代償をしっかりと理解していますか?その恋愛はあなたにとって本当に必要なものですか?一度立ち止まって考えてみてください。
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不倫の代償とは?
不倫をしたことによってあなたが失う「モノ」です。それは人とのつながり、信用、金銭にまで及び一度失ってしまってからでは取り戻すことが難しい「モノ」たちのことです。
不倫の代償の意味
法律上で不倫は「不貞」と定義されます。民法では夫婦は互いに貞操を守る義務があります。それに違反する行為、具体的には肉体関係をもつことを「不貞」といいます。
義務に違反したわけなので責任を追及された時に逃れることは出来ません。その責任を果たすためにあなたが支払う「モノ」が不倫の代償なのです。
男女の違い
不倫の代償は男女による違いはなく、同じだけ大切なモノを失うことになります。ですが、実際に不倫の代償を支払った際に負う負担は男女に差が出ます。
女性の場合
女性が不倫の代償として支払うモノの中で大きな負担となるのが、金銭です。専業主婦であったならば配偶者からの収入がなくなります。
さらに、もしも配偶者への慰謝料などの支払が命じられた場合は自分が生活する以上の収入を確保する必要があり、重い負担となるでしょう。
男性の場合
男性であれば仕事で一定の収入がある場合が多いので、金銭的な負担は女性程重くは感じないかもしれません。ですが、不倫したという事実が職場に知れてしまえばこれまでに積み上げてきた信用を失う恐れがあります。
信用は一度失うと取り戻すことは難しく、とても大きな代償です。
不倫の代償となるもの
では、不倫の代償となるものをみていきましょう。
- 配偶者との別れ
- 子供との別れ
- 友人との別れ
- 関係者の心の傷
- 社会的信用
- 金銭
- 仕事
続いて、不倫の代償となるものを、それぞれ詳しくみていきます。
不倫の代償①:家族との別れ
不倫の結果、家族関係を解消してしまうケースは少なくありません。実際に日本の夫婦の離婚原因において異性関係のトラブルは上位に位置します。
たとえ一時の気の迷いであっても、配偶者がそれを許してくれることは期待できません。不倫をしたくなってしまったときは家族と別れるリスクを思い出してください。
不倫の代償②:子供との別れ
あなたに子どもがいるのならば、子どもと会えなくなるかもしれないということを忘れてはいけません。離婚した場合子どもの親権は母親が持つことが多いですが、母親の不倫が離婚の原因であるならば必ず親権が取れるとは限りません。
仮に子どもと一緒にいれたとしても、その子どもは深い心の傷を負っているでしょう。あなた一生かけて子どもに償わなければなりません。
不倫の代償③:友人との別れ
親しい友人があなたのまわりから離れてしまう可能性も考えてみましょう。一般的に不倫とは許されざる行為です。
その行為に嫌悪感を抱く人もいるでしょう。例えあなたにとって大切な友人であっても、その友人が不倫という行為を許すことが出来なければあなたとの縁を切るかもしれません。
家族だけでなく、友人もいなくなり、孤独に生きるリスクが不倫にはあるのです。
不倫の代償④:関係者の心の傷
不倫によって心に傷を負うのはだれでしょうか。
配偶者、子どもが受ける傷は計り知れません。さらにあなたの両親も悲しむのではないでしょうか。
そしてあなたを大切に思っていた友人だって例外ではないはずです。また、不倫相手もあなたと共に責任負う立場であり、罪悪感を抱えることでしょう。
そして何より一番傷つくのは不倫をしてしまったあなたです。失って始めて大切なものに気がついても、もう遅いのです。その心の傷を癒すことは容易なことではありません。
不倫の代償⑤:社会的信用
一般的に、不倫はしてはならないものであると認識されています。その一線を越えてしまったのなら世間はあなたへの評価下げるでしょう。
あなたは配偶者でさえも裏切る人間だとみなされ、仕事や今後の人間関係にも影響が出る恐れがあります。またもしあなたが専業主婦であったなら、最悪な場合住所不定無所となる可能性があります。
これでは社会的信用は無く、仕事探しや住居探しをする際に大きなハンデとなります。
不倫の代償⑥:仕事
不倫の影響は仕事にも及びます。不倫が原因で仕事を辞めさせられるのは極めて稀なケースです。
ですが、不倫の件が会社の人間に知られれば信用を失い、自主退職せざる負えない状況になることも予想されます。また、不倫によって発生したもめごとの対処には大きな精神的負担を伴います。
その負担はあなたの仕事のパフォーマンスを低下させるには十分なものでしょう。
不倫の代償⑦:金銭
不倫の代償として金銭が発生するのは想像にたやすいでしょう。請求される金銭は配偶者に対する「慰謝料」、子どもがいれば「養育費」です。
慰謝料は配偶者が受けた精神的ダメージへの損害賠償です。慰謝料の金額は不倫の内容や婚姻期間の長さや子ども有無など様々な要因で決まります。
ケースによっては非常に高額な慰謝料を請求される場合もあります。養育費は請求される側(不倫を犯した人)の収入・支払能力によって決定されます。
高額な慰謝料と養育費の支払いを命じられてしまったら生活することすら困難になってしまうでしょう。
不倫の代償を避ける方法
では、不倫の代償を避ける方法をみていきましょう。
方法①: 今すぐに不倫をやめる
もしまだ誰にも知られていないのなら、事実が白日の下にさらされる前にすぐに関係を断ちましょう。本当のことは自分の中にしまっておき、なかったことにするのがあなたのやるべきことです。
関係を終わらせる際には、不倫相手によって配偶者や知人に事実をリークされないよう根回しをしましょう。関係を断つ際は禍根を残すことの無いよう細心の注意を払って相手と話をしてください。
方法②: 弁護士など専門家に相談する
すでに周知の事実となってしまっている場合は、今後のことを弁護士などの専門家に相談しましょう。
離婚請求、そして裁判に発展した場合、責められるのは不貞を働いた側です。そのときに少しでも不倫の代償を少なくする、もめごとを大きくしないためのアドバイスをもらいましょう。
方法②: 探偵社や興信所に相談する
もしもあなたが不倫をされた側、もしくはその可能性があると感じている場合は探偵社や興信所に相談してみましょう。探偵社や興信所は調査業を生業としているので、あなたの配偶者が本当に不倫をしているのか確かめてくれるはずです。
探偵社や興信所に相談するメリットは事実を確かめるだけではなく、不倫の証拠を写真や映像などのデータとして残してくれることです。これは配偶者が不倫を認めない場合や裁判の際に強い武器になりますので、自分を守るために確保しておいてください。
不倫の代償はとてつもなく大きい
今ではすっかり耳なじみのある言葉となった「不倫」。それはあなたを悩ませる甘い誘惑・刺激的な体験かもしれません。
ですがその経験はあなたが支払う代償に本当に見合っているでしょうか?一時の流れに身を任せてその先にまっているリスクから目をそらすことは、きっとあなたのためにならないでしょう。
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