
好きなところ100とは?書き方例や実際にプレゼントしたエピソードも紹介
記念日や誕生日など、人にプレゼントをあげる機会はたくさんあります。 でも、いつもプレゼントに悩んでしまうし、どれがいいのか何がいいのかわからない、なんてこともしばしば。 好きな人ならばなおさらです。 あげるものは、ネタが尽きてしまいがち。 それでも何か、と考えるならば、「好きなところ100」はいかがですか?
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「好きなところ100」とは?
発祥
「好きなところ100」は、“好きな人や相手の好きなところを100個書いて贈る”プレゼントブックです。
2017年1月に発売してから、学生の間で話題になり、かなりの数が販売されました。
作者の方が、昔つきあっていた男性に、手紙で好きなところを100個箇条書きして渡したことをきっかけに作られたプレゼントブックです。
メリット
「好きなところ100」のメリットは、「自分も相手も好きなところが自覚できる」ことです。
自分が彼の好きなところを改めて思い返すことができます。
また、送ることで、相手も私がどういうところが好きなのか自覚できるのです。
いいところや好きなところばかり描かれているものなので、否定されたりすることなくお互いに気持ちのいいプレゼントです。
二人の関係を見つめ直すきっかけにもなるかもしれません。

恋人に対する「好きなところ100」の例
では、恋人に対する「好きなところ100」にはどのような例があるのでしょう。
- 優しいところ
- 明るいところ
- いつでも前向きなところ
- 親を大事にしているところ
- 友人を大事にしているところ
- なんでも楽しんでいるところ
- 好きなものを好きって言えるところ
- 時々見せる真剣な顔
- 自分より他人優先なところ
- いつでも笑顔でいてくれるところ
続いて、それぞれの例を詳しくみていきます。
例①:優しいところ
定番の一つである「優しいところ」も100個のうちの一つです。
「優しいところ」と書く場合には、「どんな優しいところ」「そういう優しさ」かを一緒に書くことをおすすめします。
あまりにも抽象的なので、「優しいってどこが?」となってしまうこともあります。
そうならないように、「どんなところが優しいのか」を書きましょう。
「優しいところ(寝てる時に毛布かけてくれた)」「迷子になった小さい子に声をかけてあげる優しいところ」などです。
例②:明るいところ
「優しいところ」と並んで、定番の一つでもある「明るいところ」。
この「明るいところ」も具体的に書くことをおすすめします。
本人はネガティブで、明るくなりたい!と思っていることも多いのです。
また、明るいという表現ではなく、「いろんな人を笑顔にしている」「笑い声が元気」などでもいいでしょう。
例③:いつでも前向きなところ
前向きなところが好きなところの場合は、感謝も一緒に伝えてみましょう。
「愚痴を言った時にこうだよって言ってこれてありがとう」「一緒に頑張ろうって嬉しかったよ」など。
前向き、は定義が曖昧で前向きでない時との判断が難しいものでもあります。
彼自身は自分のことをすごくネガティブだと思っていることもあります。
例④:親を大事にしているところ
大事の仕方は人それぞれ違います。
しかし、あなたがそう思った場面があれば、伝えるようにしましょう。
「○○の時にこうしてて親を大事にしていると思った」など、簡単に具体的な例も一緒に書きましょう。
親を大事にする、というのは自覚しづらく「親を大事にしないと」と思ってしまう人が多くいます。
自然に周りが「親を大事にしているなあ」と感じるのは貴重なことなのです。
例⑤:友人を大事にしているところ
友人を大事にしている、というのは親を大事にしている同様、本人に自覚がないことがほとんどです。
改めて言葉にすることで、大事にしていることに気づきますし、そんなところも見ていてくれるんだという気持ちになります。
また、改めて友人に感謝をするきっかけにもなるので、おすすめです。
例⑥:なんでも楽しんでいるところ
逆境になっても、やったことのない見たことのない挑戦したことのないことも楽しんでいるところが好きなところかもしれません。
「いつも楽しそうに料理してるのが好き!」など、面白いエピソードや失敗談も含めて、「楽しんでいる」ところが好きであることを一緒に伝えましょう。
例⑦:好きなものを好きって言えるところ
好きなものやことを好きと言えるのは、すごく良いことです。
また、それを言える関係性があることも素敵なことです。
「好きなことを好きって言ってくれるところ」と、「私」に言ってくれることへの寒暑を込めたメッセージにしましょう。
もちろん、自分にも他人にも伝える彼であれば、そういうところに惹かれたことも明記しましょう。
例⑧:時々見せる真剣な顔
いつでも笑顔なのはもちろんいいことですが、真面目な表情も好きだと伝えてみましょう。
「仕事をしている時の表情」はもちろん素敵ですが、「真剣にTV見てる時(笑)」など、クスリと笑えるような内容もおすすめです。
例⑨:自分より他人優先なところ
自分のことよりも他人を優先するところが好き、というのはすごく素敵なメッセージです。
しかし、本人に自覚がないことがほとんどです。
「こういう時に」などと少しだけ補足をつけましょう。
わかりやすくなりますし、「当たり前かもしれないけれど、いいところで好きなところ」という気遣いが伝わります。
例⑩:いつでも笑顔でいてくれるところ
「いつも笑顔なところ」ではなく、「いてくれる」というふたりでいるからの表現にするのがおすすめです。
「いつも笑顔なところ」は、たまに会う友人にも母親にも数回会った人が数回も笑顔であれば通用してしまいます。
「喧嘩しても、笑顔で仲直りしてくれるところ」「私が理不尽なこといって怒っても笑顔でいてくれるところ」などにしましょう。
「好きなところ」を100個書く時のコツ
では、「好きなところ」を100個書く時にはどのようなコツがあるのでしょう。
- 先ずは「いいところ」を探す
- 書けるものから1つずつ
- 小さなことを書く
- 友人たちに聞いてみる
- 二人しか知らないことも混ぜる
続いて、それぞれのコツを詳しくみていきます。
コツ①:先ずは「いいところ」を探す
もちろん好きなところはたくさんあると思いますが、「いいところ」と「好きなところ」はゴチャマゼになってしまいがちです。
「好きなところ」と意気込んでいると「これはいいところで好きなところではないのかも?」なんて思い始めてしまいます。
まずはいいところ、を探しましょう。
そのいいところはあなたが彼を好きになった理由の一つです。
「いいところ」は「好きなところ」と同じでも構わないので別の紙に1度どんどん描いて見ましょう。
そのあとに「違うかも?」と思ったら違うものを書いて行くようにしましょう。
コツ②:書けるものから1つずつ
あれもこれも、と考えるのではなく、まずは書けるものから書いていきましょう。
書いている間に二人のエピソードが思い出されてきたり、他のいいところや好きなところが見つかります。
なんとなくであっても、書けるものを書いて行くことで、そこからどんどんと見つかって行くことが増えます。
思いついたらかく、思いついたらかく、を繰り返しましょう。
コツ③:小さなことを書く
大きな何かではなくても、本当に小さなこと、ところを描いてもいいしでしょう。
「洗濯物たたんでくれるところ」「好きなケーキ覚えていてくれるところ」「絶対に靴を揃えて脱ぐところ」など。
本人はほとんど無意識でやっていることが多い事柄を、わざわざ書き出してあげると喜ばれます。
日常の中の小さなことから書いて行くことで100はあっという間に埋まってしまいます。
コツ④:友人たちに聞いてみる
恋人とはいえ、好きなところ100個書くには、限界がきて、「書くことがない」なんて思ってしまうこともあります。
あれもこれもと書きたいけど、なんだか違う気がする、なんて時は彼の友人+彼を知っているあなたの友人に聞いてみましょう。
恋人としての彼だけではなく、他の人から見た彼も重要なポイントになります。
自分の見ている彼と友人たちの印象は違うことが多いので、参考にしましょう。
また、「○○なところ(友人)」などと、自分だけではなく他の人の意見も含めて100にしても良いでしょう。
コツ⑤:二人しか知らないことも混ぜる
例えば、「寝言で私の名前をつぶやいてくれるとこが好き」は、自分しか知らないことですし、二人しか知らないことです。
そういった二人しか知り得ないこと、二人だけの秘密のようなものを組み込みましょう。
もちろん二人ではなく、「私」しか知らないことでも良いです。
「好きなところ100」は、私が思っている相手の好きなところなので、相手からしたら初耳なこともサプライズとなっていい演出になります。
恋人に「好きなところ100」をプレゼントした人のエピソード
エピソード①:すごく喜んでくれた。
人に褒められたり好意を向けられて、嫌がったり、嫌な気分になる人は滅多にいません。
好きなところ100は、自分の好きな人に好きなところを伝えてもらっているのでなおさらです。
友人でも恋人でも、喜んでくれた・泣いてくれたという感想が一番多いプレゼントです。
もちろん、夫婦や親子などでも使うことができますし、「母の日にあげたら喜んでくれて、ずっとドレッサーに飾られている」なんて声もあります。
エピソード②:お返しに「一緒にしたいこと100」をくれた
実は、好きなところ100の続編として、「一緒にしたいこと100」が販売されています。
ある女の子は、好きな人の誕生日に「好きなところ100」をプレゼントしたところ、この「一緒にしたいこと100」が自分のプレゼントに返ってきたのです。
その中には、将来のことやこの先も一緒にいることを想定して描かれたものも多く、感動したんだとか。
エピソード③:さらに仲良しになった
「好きなところ100」は、相手のことを考えて送るものです。
もちろんものにも思いは込められますが、自分の字で言葉を送るのはやはり特別です。
あるカップルは、仲がさらに良くなったそう。
もともと仲が良くてもお互い言えなかった部分を文字にして渡すことで、気持ちを伝えるための手段にもなります。
エピソード④:いつも恥ずかしがって伝えられないものを全部書いて見た
普段から好きなところや好きなことを伝えるのは、なかなか恥ずかしいと考える女性は多くいます。
彼や友人など、付き合いが長くなればなおさら照れ臭さの方が勝ってしまいます。
普段は、あまり愛情表現をしない彼女がくれた「好きなところ100」が嬉しくて、自分も同じものをあげた!という彼氏さんもいます。
自分がもらって嬉しかったから、自分も彼女さんにしてあげたいと思ったのだとか。
特別な日には、たまにはたくさんの好きを伝えることも大切です。
「好きなところ100」を作ってみよう
好きな人のためにプレゼントを選んだり、何かを用意したりする時間は楽しいものです。
でも、だんだん、定番ばかりになってしまったり、「欲しいものないよ」と言われて困ってしまうこともあります。
そんな時には、ちょっと気分を変えて、ものではなく言葉を送ってみましょう。
「好きなところ100」に書き込んで、プレゼントして見てください。
二人で見て、楽しむこともできるので、新たな思い出にもなります。
今度のプレゼントは「好きなところ100」を書いて送ってみましょう。


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