一生独身の女性の割合や必要な準備!結婚しない女性の特徴とは?
女性の社会進出が広がり、一生結婚しないまま独身を貫く女性が増えてきました。 それでも一生独身の女性はまだまだ少数派で、友達が結婚したり出産していく中で心細い気持ちになることも避けられません。 どれくらいの割合で一生独身の人生を選ぶ女性がいるのか、そして一生独身でいるために準備しなければならないことを予め知っておきましょう。 あなたは一生独身の女性の特徴に当てはまるでしょうか?
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一生独身の女性の割合は?
内閣府の調査によると、生涯未婚率は以下のような数字が発表されています。
男性23.4%、女性14.1%
平成29年版 少子化社会対策白書 全体版(PDF版)
男性よりは少ないものの、女性の未婚率はどんどん上がってきており、これからも上昇していく見込みです。
女性の社会進出が活発になり、かつてのように結婚することだけが女性の幸せという考え方が薄れてきました。
自分自身の力でお金を稼ぎ、女性ならではの繊細な感性や大胆さで素晴らしい仕事をこなしている女性が急増。
今でも、結婚して専業主婦になりたい女性は根強く残っていますが、反面男性に頼らずに生きていきたいと考えている女性もどんどん増えているのです。
一生独身の女性の特徴
では、一生独身の女性にはどのような特徴があるのでしょう。
- バリキャリで高年収
- 男性の理想が高い
- 自分を持っている
- 一人でいるのが好き
- やむを得ない状況
- 夢を持ってる
- 婚期を逃したので諦めた
- 恋愛=結婚ではない
- 結婚が幸せだと思えない
- 子供が欲しいと思えない
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
一生独身の女性の特徴①:バリキャリで高年収
バリバリ働くキャリアウーマンは、恋愛や結婚よりも仕事優先。
男性にも負けずに成果をどんどん積み上げ、休日返上で仕事に没頭したり、その結果管理職に任命されたり……どんどん年収も上がっていくので、仕事が楽しくなっていきます。
そうなると、彼氏がいたとしてもなかなか会えなくなって破局になることもあるようです。
新たに彼氏を作ろうと思っても、自分が高年収で生活水準が高いと、自分が望む条件の男性に巡り会えません。
結婚して仕事を辞めるのが嫌だったり、そもそも役職が付いていたりするとなかなか辞められないポジションであることも多いのです。
高年収だと自分で何でも買えますし、独立心のある女性が多いので1人旅もできます。
結婚しなくても十分幸せで充実した毎日を送ることができるので、一生独身を選ぶ人が増えているのかもしれません。
一生独身の女性の特徴②:男性の理想が高い
結婚してもいいと思っているけれど自分の譲れない条件があったり、理想が高い場合はそのまま一生独身になってしまう可能性が高いです。
年齢を重ねるほど、魅力的な男性と出会う機会が増えて目が肥えてくるので、どんどん理想が高くなってしまいます。
若い頃は格安居酒屋でのデートでも楽しく過ごせていたものが、アラサー・アラフォーとなってくると求めるデートのグレードやプレゼントの質も上昇。
この歳になって若者のようなデートはあり得ない、と男性に見切りをつけるのが早くなっているケースも少なくありません。
自分の生活水準が高い場合、結婚して生活水準が下がるのは避けたいポイントです。
どんどん上昇していく条件に見合う男性が現れず、一生独身になってしまっている場合も少なくはないでしょう。
一生独身の女性の特徴③:自分を持っている
自己をしっかり確立していてプライドが高く、妥協することを許さないタイプの人も一生独身であることが多いです。
恋愛したり結婚するためには、多少なりとも人に合わせたり、妥協しなければいけないポイントも出てきます。
恋人や結婚相手のために仕事を辞めたり夢を諦めたり、趣味を手放すことは絶対にしたくないので、結婚するメリットよりデメリットの方が多いと感じてしまうのです。
寂しい、恋しいといった感情に惑わされずに損得や効率を考えて行動できるので、いいなと思えるタイプの人がいても感情では動きません。
自分の主義主張がはっきりしていて、結婚という形で縛られたり、自由を制限されるのを嫌う女性は進んで一生独身の人生を選ぶようです。
結婚しない主義でも、自分を持っている女性は男性にとって魅力的に映りモテる傾向にあります。
一生独身の女性の特徴④:一人でいるのが好き
女性は数人で群れになって、何をするにも数人でつるむのが好きと思われがちですが、1人でいるのが好きな女性も結構沢山います。
食事をするのも映画を見るのも1人の方が楽なので、出会いも少ないし求めてもいないのです。
一緒にいて本当に楽だと思える人と巡り会えれば結婚する可能性はありますが、面倒くさい気持ちが強いのであまり積極的になれません。
誰かと時間を共有するよりも1人でいる時間の方が充実するので、一生独身でも寂しいと思うことが少ないタイプです。
結婚すると夫だけならまだしも、両家の家族や親戚付き合いやママ友付き合いなどが発生し、その全てを煩わしいと感じてしまいます。
一生独身でいるのは多少寂しい思いをすることがあっても、嫌な思いをしてまで人付き合いをするよりはマシと思ってしまうタイプです。
一生独身の女性の特徴⑤:やむを得ない状況
家庭の事情だったり、病気を抱えているなどやむを得ない状況で結婚を諦めなければならない状況の人もいます。
恋愛に積極的になれないので、彼氏を作ることすら控えているケースも少なくありません。
例え好きな人できて結婚したい気持ちになっても、好きな人に自分の抱えている問題を背負わせたくないと思ってしまうのです。
一見健康そうに見えても病気を抱えていたり、出産が難しい体質ということもあります。
やむを得ず一生独身の人生を選んでいるケースも少なからずあるので、安易に独身の人をからかったり結婚をすすめるのはやめましょう。
一生独身の女性の特徴⑥:夢を持ってる
女優やミュージシャンなどなんらかの夢を持っていると、なかなか恋愛や結婚をする余裕が持てません。
仕事をしながら空き時間でレッスンに通ったり練習に励む時間が多く、時間的にも経済的に結婚できる状況でないことが多いのです。
出会う人も同じように夢を持っている男性が多く、お互いに経済的に安定していないため結婚まで考えられないというケースもあります。
それでも、夢に向かって頑張っている時間は充実しているので、恋愛や結婚したいという気持ちも薄いのです。
結婚や出産をしてしまうと、夢を諦めなければいけないケースも出てくるので、プロポーズされても断ってしまう人もいるでしょう。
結婚よりも夢を追いかけて生きてきた人は、そのまま一生独身を貫くことが多いようです。
一生独身の女性の特徴⑦:婚期を逃したので諦めた
結婚したくないわけではないけれど、仕事や趣味に熱中していて婚期を逃してしまったので諦めたというパターンも多いでしょう。
お金や時間をかけてまで婚活をしたいと思わなかったり、そこまで結婚に執着しておらず、姪っ子や甥っ子に恵まれて満足している場合もあります。
長く付き合っていた彼氏と別れてしまったり、不倫の恋をしてしまったり……恋愛がうまくいかずに婚期を逃してしまうと、新たに恋愛したり結婚することに対して臆病になってしまうこともあるようです。
浮気されて男性を信用できなくなったり、なかなか失恋の傷が長い間癒えないまま結婚を諦めてしまうことも少なくないでしょう。
友達や兄弟が多かったり、金銭的に困っていなければ、一生独身でも寂しいと感じることは少ないので結婚に対する執着が薄いのです。
一生独身の女性の特徴⑧:恋愛=結婚ではない
恋愛したいしパートナーは欲しいけれど、結婚はしたくないタイプ。
妻になり母になり……それも幸せかもしれないけれど、女でいることを捨てたくないし、今まで頑張って積み上げてきたキャリアも捨てられないと考える女性が増えています。
パートナーとは支え合っても、仕事や家族のことには干渉されたくないし、相手の家の面倒ごとにも関わりたくないので、結婚しないままでいることを望むのです。
結婚することで嫁姑問題に悩まされたり、子供のことがトラブルになって離婚する夫婦も少なくありません。
入籍していなければ別れることも容易いけれど、お互いが好きで絆があれば結婚しないほうが幸せでいられる可能性もあります。
一生独身でも、きちんと仕事をしていて金銭的に余裕があり、生涯支え合えるパートナーがいれば、それは幸せなことですよね。
一生独身の女性の特徴⑨:結婚が幸せだと思えない
自分が子供だった頃親が不仲な姿を目の当たりにしていたり、友達夫婦の結婚生活が破綻している姿を見てしまうと、結婚が幸せに思えなくなってしまいます。
結婚に夢が持てないので、彼氏ができたとしても結婚することで壊れてしまうリスクばかり考えてしまうのです。
恋人のままでいた方がずっとラブラブでいられるし、別れたくなったらすぐに別れられる関係の方が気楽。
ある意味、結婚にトラウマや恐怖に近い感情を抱えている場合も少なくありません。
子供が欲しいと思う気持ちがあっても、結婚・出産することで経済的に苦しくなったり、精神的に追い詰められる方が辛いと感じてしまいます。
そのため、自ら好んで一生独身の人生を選択しているタイプです。
一生独身の女性の特徴⑩:子供が欲しいと思えない
女だからといって、必ずしも皆母性本能が強く適齢期になると子供が欲しくなるというわけではありません。
子供が欲しくないと思う女性も珍しくなく、結婚して夫や家族に子供を望まれるくらいなら一生独身でいたほうがいいと思う場合もあるのです。
結婚をすると、親や周りの人から「子供はどうするの?」「早く孫の顔を見せてね」などプレッシャーをかけられることが増えます。
子供ができたら幸せ、可愛いと思えるようになるかもしれないけれど、子供のいる人生は考えられない女性にとってその期待は重荷でしかありません。
子供が欲しいと思えない女性にとって、結婚することに執着がないのです。
子供を持つことは素晴らしい事だと理解していますが、自分は子供を持って苦労するよりも一生独身のままひっそり生きていきたいと考える傾向があります。
一生独身の女性のメリット・デメリット
メリット
一生独身でいるということは、誰に縛られることもなく一生自由でいられるということです。
好きな仕事を選び、自分で稼いだお金を好きなように使い、誰に合わせることもなく暮らしていけます。
恋愛も自由なので、デートしたり夜遊びしたり……いつまでも女としてキラキラ輝いていることができます。
子供のためにお金を貯めて、高い保険に入って、金銭的に余裕がなく美容院にも行けずにヨレヨレの服を着ることもありません。
嫁姑問題やママ友いじめなど、煩わしい人間関係に悩まされることもないので精神的に楽。
休日も誰に合わせることもなく自由に使えるので、一日中寝ていても、朝になるまで遊んでいても誰にも文句を言われないので楽しく気楽でいられるのがメリットです。
デメリット
一生独身でいるのは楽しい反面、寂しさもあります。
周りの友達が結婚して子供ができると、長期休暇にお互いの実家に帰ったり、週末も子供につきっきりになってしまうので、お互い独身だった時のように遊ぶことができません。
怪我や病気で働けなくなった時は結婚していれば夫に支えてもらえますが、独身なら自分でどうにかしないといけません。
また、年をとって体が動かなくなったときに感じる不便さや寂しさは大きいようです。
老後資金の準備や介護、自分の人生を終えるための終活を若いうちからしっかり考えておく必要があります。
一生独身の人生を選ぶ女性は今後も増加していくことが予想されますが、それでも結婚や出産をしないことへの世間の風当たりが強くなることも避けられないでしょう。
一生独身だと決めた女性に必要な準備
覚悟
一生独身でいると決めた時、女性として最初に考えるべきことは子供を産まない人生を歩むということ。
出産にはリミットがあり、高齢出産になると様々なリスクがあるので、一生独身でいると決心したならその点を覚悟しておく必要があります。
病気になったり、年老いて体が弱ると精神的にも弱くなって、強い寂しさや心細さを感じます。
そんな時に長年連れ添ったパートナーや、血の繋がった子供や孫の存在がないという寂しさは大きいでしょう。
そして、できるだけ若いうちから老後に向けて考え、貯金や資産運用をしておくべきです。
少子化が進み、年金額の減少や受給年齢の引き上げは避けて通れません。
子供がいればなんとかしてくれるかもしれませんが、自分一人で老後を迎えるなら自分の命を終えるまでの介護資金をしっかりと残しておく必要があるのです。
貯金額
日本人の寿命は年々伸びていき、女性の2人に1人は90歳まで生きると言われています。
65歳で仕事を定年退職したとして、90歳まで生きると25年間ですね。
厚生年金を受け取ることを想定すると平均10.8万円。
女性1人の生活費として毎月平均15万円かかると言われているので、厚生年金を受け取れたとしても5万円近く足りない計算になります。
また、賃貸住宅に住み続ける場合その資金や、介護施設に入所することも考えると、老後に向けての3000万円は貯金しておく必要があると言われているのです。
現金だけで3000万円貯金するのはかなり大変なので、個人年金保険に加入したりマンション経営するなどの対策を取ることも考慮しましょう。
一生独身でいる女性にならないためには?
では、一生独身でいる女性にならないための方法をみていきましょう。
- 若いうちから結婚を意識する
- いつも笑顔でポジティブ
- 理想を高く持たない
- シンプルな美しさを極める
- 家庭的な女性になる
続いて、一生独身でいる女性にならないための方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法①:若いうちから結婚を意識する
女性は若ければ若いほど結婚しやすいと言われているため、結婚したい気持ちがあるなら若いうちから結婚を意識しておく必要があります。
ワーク・ライフ・バランスがとれた職業を選んでプライベートの時間も充実させましょう。
仕事を頑張ることも大切なことですが、仕事ばかりになってしまうと恋愛がうまくいかないケースが多いので気をつけてください。
まだ早いと思って仕事ばかりしていると出遅れてしまい、気がついたら婚期を逃していたということも少なくありません。
交友関係を広げて出会いを増やし、人を見る目を養って結婚したいと思える男性と恋愛することが大切です。
また、若いうちから結婚したいと思えるような女性になれるように努力しておけば、一生独身は避けられます。
方法②:いつも笑顔でポジティブ
長い人生を共に歩んでいく結婚相手が、いつも批判的だったりネガティブなことばかり言っていたら嫌ですよね。
いつもにこにこしていて、何に対しても前向きに取り組めるポジティブな女性の方が結婚に向いています。
些細なことでも「ありがとう!」「嬉しい!」と喜んでくれる、ハッピーオーラ全開の女性の方が一緒にいて気分が良くなれるのです。
自虐的で「どうせ私なんか……」と口癖のように言っている女性と長く一緒にいたら、いい気持ちにはなりません。
一生独身でいる女性にならないためには、ポジティブな考え方を自分に定着させて、いつもにこにこしていて感じ良い人でいるようにしましょう。
人の悪口や批判ばかり言っていたり、SNSでネガティブな発言ばかりしていると、良い出会いも運気も逃げていってしまうので要注意!
方法③:理想を高く持たない
男性のことを容姿や職業、年収など外枠で判断していませんか?
理想を高く持つことはとても良いことですが、そればかりになってしまうといつまでも結婚できず、そのまま一生独身です。
結婚生活は幸せだけれど大変なことも沢山つきまといます。
どんなときでも愛し合い、支え合えるような人と結婚しないと、いくらイケメンでお金持ちでも精神的にきつくなってしまうのです。
容姿もスペックも、今は良くても10年後は変わっているかもしれません。
それよりも、まずは人として尊敬できたり、心から愛し合える男性を探していく方が現実的です。
方法④:シンプルな美しさを極める
派手で全身高級ブランドで固めているような女性は、結婚相手としてみてもらえない可能性が高くなります。
一般的なサラリーマンならお金を使うことに保守的な人が多いので、お金がかかりそうな女性はそもそも結婚対象から外してしまうでしょう。
相手がお金持ちだったとしても、ハイスペックな男性ほどすっぴんの美しさだったり、もともとのスタイルの良い女性を好む傾向にあります。
全身分かりやすいブランド品で着飾ったり、露出が多くメイクも派手な女性は下品だと思われてしまうので気をつけましょう。
ブランドで選ぶよりも素材の良い服を選ぶようにし、ボディトリートメントを入念にして自分自身を磨いていくことが大切。
清楚で上品、シンプルで女性らしい服装を選んで、結婚したいと思えるような女性になれれば一生独身になることから避けられます。
方法⑤:家庭的な女性になる
男性が結婚したいと思う男性は、派手で美しい女性よりも、結婚後の生活を豊かにしてくれるような家庭的な女性です。
会社のデスクを常に綺麗に保つようにしたり、毎日お弁当を持参するなど家庭的な女性になれるよう日々精進。
きらびやかなアクセサリーやデパートコスメにお金をかけるよりも、料理教室やマナー教室に通って女を磨く方が建設的です。
結婚したいと思われるためには、可愛くて刺激的な女性よりも、一緒にいてほっとする女性になりましょう。
モテる女性と結婚できる女性は別。
一生独身になることを避けるためには、多くの男性にモテるよりもたった1人の好きな男性に生涯愛されることにフォーカスし、家庭的で安心感のある女性を目指すことが大切です。
結婚だけが女の幸せじゃない
一生独身でいるということは自由で楽しい分、寂しさや老後の不安がつきまといます。
しかし、しっかりと準備をしておけば大丈夫。
介護施設や高齢者向けのITサービスは、今後ますます増えていくことが考えられるので、資金さえ確保できれば最期まで楽しく生きられるでしょう。
一生独身の女性も今後増えていく見込みなので、独身女性同士で友達になって支えあえば寂しさを感じることもありません。
結婚したとしても、夫に裏切られたり子供が介護に協力的でない可能性も少なくないのです。
結婚しても一生独身でも、双方にメリット・デメリットが存在します。
結婚だけが女性の幸せではありません。
一生独身を貫くなら、それなりの準備をした上で独身人生を謳歌していきましょう!
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
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