ありのままの自分を受け入れる12のコツと思考方法
ありのままの自分について考えたことはありますか。 この記事では男女200人に「ありのままの自分をどう思うか」「ありのままの自分を好きになるコツ」などをアンケート! ありのままの自分を知れば、ストレスをなくし、もっと自由にのびのびと生きることができるのでしょうか。 今回は、ありのままの自分について、受け入れるコツなどを考えてみます。
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皆さんはありのままの自分のことが好きですか?
ありのままの自分を心から愛せるという人は実はそこまで多くないのかも。
今回は男女200人に「ありのままの自分のことが好きか」をお聞きしました!
Q.ありのままの自分が好き?
男性は7割以上、女性は半数以上の方が「はい」と回答しました!
男性と女性では少々差があるようです。
男性の7割が「はい」と回答したのは驚きですね。
では、そんなありのままの自分とは一体どういうものなのか、見ていきましょう。
ありのままの自分がわからない
では、ありのままの自分を知る方法をみていきましょう。
- 「ありのままの自分」「本当の自分」を忘れる
- 現状こそありのままの自分
- 自分について当てはまることを書きだしてみる
- 得意なことと苦手なことを考えてみる
- 自分の年表を作る
- 自分の習慣を書き出す
- 周囲の人に聞いてみる
続いて、ありのままの自分を知る方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法①:「ありのままの自分」「本当の自分」を忘れる
ありのままの自分とはいったいどういうものなのでしょうか。
よく「ありのままの自分を知れば、幸せになれる」という趣旨の話を耳にします。
しかし、「ありのままの自分」は「幸せな自分」ではありません。
理想化された自分を「ありのままの自分」「本当の自分」として求めるのではなく、悩んだり苦しんだりしているところも含めた、今の自分がありのままの自分です。
自分の理想像や、あるべき姿として考えてしまうありのままの自分を、一度忘れて見るのも大切なことではないでしょうか。
方法②:現状こそありのままの自分
悩みがあったり、問題に直面している自分こそ、ありのままの自分です。
ありのままの自分を、今の自分を否定する存在にするのと、かえって自分を肯定できなくなってしまいます。
自分の嫌いな部分も含めて、自分を知ることがありのままの自分を知る第一歩です。
嫌いな部分、ダメなところには目をそむけたくなるものです。
しかし、そういったところも含めて、今の現状こそありのままの自分だと知ることが、スタートになるでしょう。
方法③:自分について当てはまることを書きだしてみる
ありのままの自分を知るためには、自分を客観視することが大切です。
自分について思いつくことを書きだしてみましょう。
性格だけでなく、学歴や仕事、趣味、家族構成など自分について思いつくことを書きだしていくことで、自分の輪郭を客観視することができます。
矛盾していることがあっても構いません。
どんな一面でも、思いつくことをただ書いてみることがポイントです。
方法④:得意なことと苦手なことを考えてみる
人には得意なことと苦手なこと、あるいは向き不向きがあります。
苦手だけれど好きなこともあれば、得意だけれど嫌いなこともあるでしょう。
自分の持っている能力と感情に矛盾があるとき、自分が理解しにくいと感じる人が多くなります。
まずは感情ではなく、客観的にみた得意なことと苦手なことを書きだしてみます。
自分に何ができるのか、自分の能力を知ることができます。
方法⑤:自分の年表を作る
さらに自分の歩みを整理するために自分年表を作るのも、ありのままの自分を知るためにはおすすめです。
自分がおぼえている範囲で構わないので、これまでの人生を年表にしてみましょう。
その時々で、どんなことを考え、どんな道を選択してきたのかを整理することができます。
また、同じように自分のプロフィールを作ってみるのもおすすめです。
方法⑥: 自分の習慣を書き出す
普段の自分の生活は、意外と見えていないものです。
特に何気なく行っている習慣は、気に留めずに行っていることが多いので気づきにくいでしょう。
朝は時間通りに起きているか、歯の磨き方はどうかといった主観から、時間を守る自分や、潔癖症な自分など見えてこなかったありのままの自分が浮き彫りになってきます。
他人との接し方にもくせや習慣があります。
思いつくものを書き出して、自分を客観的に見てみるきっかけにしましょう。
方法⑦:周囲の人に聞いてみる
自分を客観的にみるのは難しいものです。
家族や友人、恋人など周囲に聞ける人がいるときは、自分をどういうタイプの人間だと持っているか聞いてみるのもよいでしょう。
自分にとって当たり前の要素が、人から見ると大きな特徴になっていることもあります。
他人から見た自分も、ありのままの自分の一部と受け止め、周囲の人の話に耳を傾けてみましょう。
男女200人がアドバイス!ありのままの自分を好きになる方法
ありのままの自分がどういった人なのかがわかったところで、そんな自分のことを好きになるにはどうしたらいいでしょうか?
ここでは男女200人に「ありのままの自分を好きになるためのアドバイス」をお聞きしました!
Q.ありのままの自分を好きになるためのアドバイスを教えて
男性のコメント
自分の良いところ沢山探す事で、自分を受け入れられる。(23歳)
ちょっとした事でも自分を褒める。自分を肯定することで、自分自身を認めれるようになります。また自分の自信にも繋がり、自分から行動できるようにもなります。(27歳)
苦手分野を克服するために努力する。(35歳)
外見ではなく中身を磨くといいと思います。(26歳)
自分のことを自分で大切にしてあげること。(32歳)
女性のコメント
SNSを見すぎないことだと思います。(32歳)
自分の嫌いなところをポジティブに置き換える。例えば「たいしたことではないのに不安になる」→「細かいところまで気配りができる」などと置き換える。嫌いな部分を無理に治そうとするのではなく、見方を変えることで、ありのままの自分が受け入れやすくなると思います。(25歳)
どんな毎日であったとしても、今日もがんばったねと自分を褒めてあげる。ダメだった自分も好きになる為。(32歳)
人から幸せそうに見えることよりも、自分が幸せだと思うことをする。他人と自分をちゃんと線引きする。(30歳)
自分の長所やこれまでの成功体験を思い出す。(31歳)
ありのままの自分を受け入れるためには「自分の良いところを自覚する・自分を褒めてあげる・人と比べない」ことが大切です。
まずは、自分の良いところを自覚すること。
どんな人にも、自分では気づかないような良いところが必ずあります。
短所だと思っていた部分が実は長所だったということも少なくありません。
そのため、自分はこういうところがある、と自覚して前向きに捉えるようにしましょう。
また、自分を褒めてあげること。
自分のことを認めてくれる一番近くの人は自分自身です。
「今日も頑張って一日を過ごしたな」などと自分のことをいちいち褒めてあげれば、だんだんと自分を受け入れられるようになりますよ。
最後に、人と比べないこと。
特にSNSで他人の投稿を見ていると「羨ましいな」「自分なんか……」と思ってしまうもの。
しかし、あなたにはあなたなりの幸せがあります。
そのため人と比べずに自分の幸せになれる生き方をしましょう。
ありのままの自分を受け入れるコツ
では、ありのままの自分を受け入れるコツをみていきましょう。
- 気持ちのくせを知る
- 体調の変化に敏感になる
- 理想をもたない
- 「~でなければ」と思わない
- まず行動する
- 失敗エピソードはどんどん人に話す
- 笑う機会を作る
- 泣く機会を作る
- 体を動かす
- 人と比べない
- 親の性格や育て方を客観視する
- すっぴんで出かけてみる
続いて、ありのままの自分を受け入れるコツを、それぞれ詳しくみていきます。
コツ①:気持ちのくせを知る
あなたは怒りっぽいタイプですか。
または怒ることができない性格でしょうか。
人には感情のくせがあります。
自分の気持ちの揺らぎや浮き沈みのパターンを知ることで、ありのままの自分を受け入れることができます。
例えば天気が悪いと落ち込みやすい人や、おいしいものを食べると機嫌がよくなるなど、ちょっとした気持ちのくせを自覚しましょう。
そうすることで自分の感情の揺らぎに振り回されることなく、ありのままの自分を受け入れることができます。
コツ②: 体調の変化に敏感になる
ありのままの自分は一定の固定化された自分ではありません。
人は毎日変化します。
体調や天気、食事や睡眠など、ささいなことで私たちは考え方も行動も変わる生き物です。
朝起きたときに自分の体調に敏感になりましょう。
体調のよいときの自分も、悪い時の自分もありのままの自分です。
体調の変化に気づくことは日々の感情や行動を見つめ受け入れる一歩になるでしょう。
コツ③:理想をもたない
「ありのままの自分」という言葉は、ともすれば自分の理想の姿としてイメージされてしまいます。
現状に満足できていない人ほど、もう一人の理想化された「ありのままの自分」を作ってしまう傾向にあります。
しかし、ありのままの自分は、満足できていない今の自分を指す言葉と受け止めましょう。
理想化された自分像は、今の自分を否定し、責める理由になるばかりです。
すべてがパーフェクトな人間はいません。
ダメなところや嫌いなところもありのままの自分だと気づくために、理想の自分を作らないことも大切です。
コツ④:「~でなければ」と思わない
理想の自分を作らないためにも、「~でなければならない」と思うのはやめましょう。
自分に厳しい人ほど無自覚に「~でなければならない」と、自分を縛っていませんか。
「~でなければならない」ということは、一つもありません。
同じように、あるべき姿も忘れることが大切です。
「~であるべき」という気持ちを置いて、今ある自分の姿を見つめることが大切です。
いまある「このまま」を肯定することがありのままの自分を受け入れる第一歩になるでしょう。
コツ⑤:まず行動する
ありのままの自分を考えたとき、もやもやした気持ちはありませんか。
本当はこうじゃないのに、と否定したい自分を見つけたとき、それを受け入れるのは難しいものです。
そんなときは、まず一歩行動を起こしてみましょう。
いやだけれど、実は自分は人見知りだと思ったときは、まず人に話しかけてみましょう。
失敗したり、うまくいかなくても嫌な部分を克服しようと行動している自分は肯定しやすいものです。
踏み出した行動と一緒に、受け入れにくいありのままの自分を受け入れることができるでしょう。
コツ⑥:失敗エピソードはどんどん人に話す
ありのままの自分を受け入れるために、失敗談は人に話すことをおすすめします。
失敗エピソードや恥ずかしい話はひとに話して笑い話にすると受け入れやすくなります。
周囲の人からも、チャーミングな一面として受け止められるきっかけになります。
自分を理想化するために、周りの人に完璧な面ばかりを見せていませんか。
完璧ではないダメなところほど、ひとに話して自分にも人にもオープンにしていきましょう。
コツ⑦:笑う機会を作る
ありのままの自分を受け入れるコツは、自分の心を柔らかくしておくことです。
笑うことは人の心をおおらかにします。
たくさん笑って、日ごろからやわらかい心を育てておきましょう。
バラエティ番組やお笑い番組もよい方法ですが、落語がおすすめです。
いろいろな笑える登場人物が行きかう落語の世界は、人を肯定してくれる要素にあふれています。
コツ⑧:泣く機会を作る
笑うことと同じように、泣くことも心を柔らかくしてくれます。
いろいろなことに感情を揺さぶられることは大切です。
凝り固まった心では感動もなく、ありのままの自分を受け入れる準備ができません。
自分の感情や気持ちの揺らぎが見えにくいと感じたら、泣く機会を意識的に作りましょう。
映画や読書、音楽、マンガなど芸術や文化に触れることがおすすめです。
また、コンサートやライブ、舞台など、直接心を動かされるイベントもよいでしょう。
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コツ⑨:体を動かす
心と体はつながっています。
体の健康は心の健康につながります。
ありのままの自分を受け入れるには、心が柔軟であるほうが良いでしょう。
そのためには、遠回りに感じるかもしれませんが体を動かすことが近道になります。
スポーツが難しければストレッチやヨガ、散歩でもよいでしょう。
体を動かすことで、頭を動かし、心を柔らかくストレッチすることにつながります。
コツ⑩:人と比べない
ありのままの自分を考えるときに、人と比べないようにしましょう。
ありのままの自分は、あくまで自分との対話です。
ほかの人がどういう風に見えるかはいったん横に置いておきます。
人と比べる気持ちが働くと、ありのままの自分が見えにくくなります。
また人と比べることで優劣ができ、自分を理想化するきっかけにもなるでしょう。
人と比べず、自分と向き合うことが大切です。
コツ⑪:親の性格や育て方を客観視する
ありのままの自分を受け入れるコツの一つは、自分を取り巻く環境を知ることです。
人は自分ひとりで生きているように見えて、周囲からとても影響を受けています。
親の性格を良く見てみれば、自分に重なる部分が見えてきて、自分を親を通して客観視することもできます。
自分のこれまでの環境や現在置かれている環境を観察することで、ありのままの自分を客観視し受け入れるきっかけになるでしょう。
コツ⑫:すっぴんで出かけてみる
女性の場合、すっぴんで出かけてみるのもよい方法です。
女性はお化粧をして外出することが習慣になっています。
すっぴんで出かけてみると、意外に肩の力を抜いた自分を知ることができます。
小さなことですが、普段つけている鎧を外し、ありのままの自分を感じるきっかけになるのではないでしょうか。
ありのままの自分を認める時の注意点
では、ありのままの自分を認める時の注意点をみていきましょう。
- 人に迷惑をかけていない
- 責任を他人に背負わせない
- 自分に嘘をつかない
続いて、ありのままの自分を認める時の注意点を、それぞれ詳しくみていきます。
注意点①:人に迷惑をかけていない
ありのままの自分を受け入れることは大切なことです。
自分を認め、肯定することで人は自分に自信が持てるようになります。
しかし、ありのままの自分を認めることは、人に迷惑をかけている自分を許すことではなりません。
今の自分は人に迷惑をかけたり、甘えを押し付けていませんか。
ありのままの自分を認め、受け入れると言ことは、そうしたダメなところを認め、向き合うことです。
向き合ってはじめて、ダメなところを修正するためのスタート地点に立てます。
ダメなところを認めてそのままにしておくことは、本当に向き合っているとは言えないでしょう。
もし、自分のこないが人に迷惑をかけていると感じたら、それを肯定せず、しっかり向き合うようにしましょう。
注意点②:責任を他人に背負わせない
ありのままの自分を知れば知るほど、良い面と同じように悪い面も見えてきます。
人は誰も完ぺきではありません。
良い面を持っていれば、悪い面も持っています。
大切なことはそうした悪い面や自分にとって都合のよくない部分の責任をひとに背負わせないことです。
悪い面やよくない現状は自分の決断や行動の結果だと受け止めることは、結果的にありのままの自分を受け入れることにつながります。
注意点③:自分に嘘をつかない
人は自分に嘘をつけないものです。
もし、ありのままの自分を知っていくときに都合のよくないことから背を向けたら、きっと心は沈み、もやもやするでしょう。
そうした感情を無視していれば、いつまでたってもありのままの自分と向き合うことはできません。
ありのままの自分について考えたとき、気持ちは晴れ晴れとしていますか。
もし何かもやもやする感情が残るようであれば、良くない面に背を向けて自分に嘘をついているせいではないでしょうか。
ありのままの自分と向き合うために、もう一度、自分の心に問いかける時間を作りましょう。
ありのままの自分と向き合い、ラクに生きよう
ありのままの自分は、実はすでに知っている今の自分ではないでしょうか。
本当は見えている自分を、理想や願望で目隠ししていることは多いものです。
ありのままの自分には、良くない面もたくさんあります。
よくない面から背を向け、言い訳にしていると、いつまでたってもラクな自分にはなれません。
自分のよくない面や失敗談は、恐れず笑い話に昇華してみませんか。
自分が嫌いな自分を押し殺し隠すのではなく、良い面と同じように認めることで肩の力を抜くことができるでしょう。
「 ~しなければならない」とか「こうであるべき」という縛りをといてみませんか。
なりたい自分ではなく、今ここにある自分で生きてみましょう。
ありのままの自分を受けれることで、無駄な力の入らないのびのびとした生き方に近づくことができるのではないでしょうか。
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