愛想がいい人の特徴と愛想が良い人・悪い人を分ける4つの違い
「愛想がいい人になりたい」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか? この記事では、男女200人を対象に「こんな特徴の人は愛想がいい・悪い」「女性がアドバイス!愛想のいい女性になるために」などをアンケート! 愛想の意味から愛想がいい人と悪い人の特徴、愛想がいい人に近づける方法をご紹介します。
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褒め言葉?「愛想がいい」ってどういう意味?
「愛想」の意味から見てみると、「人に接するときの態度・人当たりのいい態度」あるいは「人に対する好意・信頼感」などが挙げられます。
つまり、「愛想がいい」とは「人から好感や信頼感を持たれやすい態度をしている」という表現になります。
「愛想がいい」の類語は「愛嬌がある」ですが、「愛嬌」の意味は「可愛らしい・憎めない仕草・相手を喜ばせるような言葉」など。
つまり、「愛嬌がある」とは「相手を喜ばせるほど可愛らしい雰囲気をしている」という表現になります。
愛想がいい人という場合、多くは愛嬌がある人という意味合いも含んでいるため、「愛想がいい」は褒め言葉と言えるでしょう。
男女200人に調査!愛想がいい人はモテる!
では、実際に愛想がいい人はモテるのでしょうか?
男女200人に聞いてみましたよ。
Q.愛想がいい人はモテる?
男性も女性も、約9割が愛想がいい女性はモテると回答しました!
やはり、モテるかどうかは愛想が大事なようですね。
この結果を見て「愛想がいい女性になりたい!」思った方もいるのではないでしょうか?
さらに愛想について紐解いていきましょう。
愛想がいい人はモテる?
愛想がいい人は、同性異性問わず気さくに話しかけ、相談に乗ったり困っている時は支えになったりと親切に対応します。
でも、単純な男性は女性からの優しさに弱いもの。
目を見てニコッとされるただけで「俺に気があるのかな」と勘違いしてしまうことも。
この勘違いが恋の始まりで、どんどん彼女を意識するようになって好きになってしまいます。
つまり、愛想がいい女性は男性から好意を持たれやすいため「モテる」のです。
男女200人に聞いた!こんな特徴の人は愛想がいい・悪い
愛想がいい人にはどういった特徴があるのでしょうか?
男女200人に聞いてみましたよ。
Q.愛嬌がいい人の特徴を教えて
男性のコメント
いつも元気で物事をやる時には中心にいる人。(33歳)
表裏の無い感じで明るく接してくれる人。(35歳)
常に笑顔で話に対して相槌などをしてくれる。(20歳)
良く笑う人。そして周りの人までも笑顔にする事が出来る人。(30歳)
笑顔がとても素敵で周りの空気を読める女性。(26歳)
女性のコメント
ニコニコしていて、人の悪口を決して言わない人です。(33歳)
笑顔で明るい、自分から人に挨拶をしたり話しかけたりする。(28歳)
明るく誰とでも分け隔てなく話をすることができる。分からないことは正直に言い、周囲に甘えて協力を得ることが上手。(30歳)
しっかりと目線が合う。また、自然な笑顔が出ている。(27歳)
ポジティブで明るい。フットワークが軽く、いつも助けてくれる。(35歳)
男女共に「笑顔であること」が特徴として上がりました。
必然的に周りから好かれる存在になるため、輪の中心人物になることが多いようです。
また、目線がしっかり合うことやフットワークが軽い、甘え上手などの意見もありました。
では反対に、愛想が悪い人にはどのような特徴があるのでしょうか?
Q.愛想が悪い人の特徴を教えて
男性のコメント
行動にもにじみ出るイヤイヤ感ある行動や声のトーン。(32歳)
話しかけても一言二言しか返事がない。(34歳)
人に依存心がなく、自分で何でもこなす人。(33歳)
なぜか高圧的で、自分の言いたい事を言えば用件終了だと思っている人。(35歳)
だるそうな表情で居る人、文句や愚痴を呟く人。(28歳)
女性のコメント
気分にムラがある。自分の好き嫌いで態度を変える。(29歳)
ドライな感じであまり人に興味がない態度の人だと思います。(26歳)
目が合わない。反応がない。笑顔がない。(27歳)
ブスッとしていて常に不機嫌そうです。話しかけても返事程度で話が弾みません。(33歳)
表情が暗い、自分から話しかけない、挨拶をしない。(28歳)
リアクションがない人は愛想が悪いと思われてしまいます。
挨拶がなかったり、覇気を感じない、面倒くさがりな態度が出てしまっている人は気をつけましょう……。
さらには、なぜか不機嫌そうだったり、高圧的だったりとマイナスなイメージが強いようですね。
こうならないためにも、挨拶からしっかりと笑顔でするようにしましょう。
では、さらに詳しく愛想がいい人の特徴や愛想がいい人と悪い人の違いをみていきましょう。
愛想がいい人の特徴
では、愛想がいい人にはどのような特徴があるのでしょう。
- 笑顔が絶えない
- 誰かに嫌われることが怖い
- 相手によって態度が変わる
- コミュニケーションが得意
- 人懐っこい(ひとなつっこい)
- 本心を見せない
- 一人になると気分が沈む
- 気配り上手
- 自己主張が苦手
- 他人が喜んでくれると安心する
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
特徴①:笑顔が絶えない
愛想がいい人は、基本的に笑顔が絶えません。
いつ見てもニコニコとしているので、初対面でも「優しそう」「話しかけやすい」「親近感が湧く」といった印象を持たれやすいのです。
笑顔には、その場にいる人の緊張や警戒心を和らげてリラックスさせる効果が。
だから表情の柔らかい人を見ると、「感じのいい人だな」「仲良くなりたい」と思うのでしょう。
特徴②:誰かに嫌われることが怖い
愛想がいい人には、常に「誰かに嫌われることが怖い」という心理が隠されてるよう。
過去に「私は嫌われている」と感じる出来事があって深く傷つき、トラウマになっているのかもしれません。
だから、無愛想でいると「また嫌われるかもしれない」「二度とあんな辛い目には遭いたくない」と不安になってしまうため、「誰よりも愛想よくいよう」と強く意識しているのです。
特徴③:相手によって態度が変わる
愛想がいいという場合、相手によって態度が変わる人もいます。
気に入られたい彼や上司には好かれやすい行動をとりますが、興味のない人には冷たく当たったりするよう。
一方で、あまり親しくない人が相手だと印象が良くなるのに、身近な友人や家族の前では自分勝手になるなど、ガラッと態度が悪くなってしまうケースも。
いくら愛想がいいと言っても一人の人間なので、全ての人に24時間毎日優しく接するのは難しいことなのでしょう。
特徴④:コミュニケーションが得意
愛想がいい人によく見られるのは、コミュニケーション能力の高さです。
初めて顔を合わせる人にも自分から声をかけたり、性別・年齢・肩書きに関係なく、相手は「どんな性格なのか」「どんな気持ちでいるのか」を読み取ったり。
損得勘定や好き嫌いで人を判断しないで、「私はこういう人間です」と自分から心を開いて仲良くしようとするのです。
だから周りにいる人は「彼女といると心地いい」と感じ、距離が縮まりやすくなります。
特徴⑤:人懐っこい(ひとなつっこい)
愛想がいい人はコミュニケーションが得意な傾向にあるので、人懐っこい性格でもあります。
純粋に人と接することが好きなので、「失敗するかもしれない」「拒否されたらどうしよう」といった不安を抱えることが少ないよう。
頭であれこれ考えて悩むよりも、「彼はどういう人なんだろう」「彼のことがもっと知りたい」という相手への興味関心が先に出るタイプなのでしょう。
そのため新しい環境に一人で飛び込んでも物怖じすることなく、積極的に人と関わるため、あっという間に周囲になじんでいるのです。
特徴⑥:本心を見せない
愛想がいい人は「人に嫌われたくない」という思いが強いので、イラッとしたり不快な気分になったりしても表情や態度に決して出さず、本心を隠し通します。
周りから「いつも穏やかな人」といった印象を持たれやすいのは、こうした負の感情を自分の心の奥底にため込んでしまうことが習慣になっているからなのかもしれません。
特徴⑦:一人になると気分が沈む
愛想がいい人の中には、一人になると気分が沈むという人も。
一歩外に出た瞬間から再び自分だけの環境になるまで、ずっとニコニコとした表情を浮かべ、あらゆる人に気を遣っている状態を負担に感じることもあるのでしょう。
人に好印象を与えようと頑張りすぎた反動で、「やる気が出ない」「何をしていても楽しくない」といった感情が生まれ、表情も硬くなるのです。
特徴⑧:気配り上手
愛想がいい人はもともと人が好きなので、普段から周囲の様子をよく観察しています。
そのため、誰も気付かないような些細な変化も見落とさずに相手を褒めたり、目立たないけど陰で努力している人への感謝も忘れません。
例えば上司の場合、良い結果を出した部下には「支えてくれた仲間がいることを忘れないでね」と伝え、結果を出せなかった部下には「これまで頑張ってきたことは認めてるよ」とフォロー。
また愛想がいいと人からの頼まれ事も多いのですが、自分にできるかできないかを早めに判断し、すぐに返事をします。
このような気配りが、周囲からの信頼を得る理由なのです。
特徴⑨:自己主張が苦手
愛想がいい人は、自己主張が苦手という一面も持ち合わせています。
協調性が高いあまり、自分の意見を発言したら「全体の雰囲気を乱しそう」「一人だけ浮きそう」と考え、言いたいことがあっても我慢してしまうのです。
そんな状態が続くと、いつの間にか「その場の流れに合わせる」「人の意見に従う」といった姿勢が当たり前になり、自分の意見を主張することができなっていくのでしょう。
特徴⑩:他人が喜んでくれると安心する
愛想がいい人は、自分のした行いで誰かが喜んでくれると「安心する」ということがあります。
人に感謝されると、「私は好かれている」「私は人の役に立つことができる、必要な存在なんだ」と実感して優越感に浸ることができるため、心が落ちつくよう。
「私は人から信用されているはず」と思い込むことで自分の自信につながり、「もっと愛想がいい人間でありたい」と考えるのです。
「愛想がいい人」と「愛想が悪い人」の違い
では、「愛想がいい人」と「愛想が悪い人」にはどのような違いがあるのかみていきましょう。
- 「楽しそう」と「冷めている」
- 「話しかける」と「話に入ろうとしない」
- 「オシャレ」と「地味な見た目」
- 「ポジティブ」と「ネガティブ」
続いて、それぞれの「違い」について詳しくみていきます。
違い①:「楽しそう」と「冷めている」
愛想がいい人は、常に笑顔なので「楽しそう」というイメージ。
だから雰囲気が明るく、人を引き寄せる力があります。
それに対して愛想が悪い人は、いつも無表情なので「冷めている」というイメージを持たれやすいでしょう。
本人は機嫌がいいのに「怒ってるみたい」、あるいは楽しんでいるつもりなのに「つまらなそう」と見られがち。
怖そうな重たい雰囲気に包まれているので、人が近づきにくいのです。
違い②:「話しかける」と「話に入ろうとしない」
愛想がいい人は、見ず知らずの人にも自分から積極的に話しかけてコミュニケーションを取ろうとします。
一方愛想が悪い人は、大勢で話をしていても輪に入ろうとしません。
直接話を振られると、「興味ありません」と言わんばかりのそっけない返答。
「その場の雰囲気が悪くならないように」「みんなを不快な気分にさせないように」といった配慮ができず、不機嫌そうな表情で黙り続けるのです。
違い③:「オシャレ」と「地味な見た目」
愛想がいい人は、人から好かれるために身だしなみにも気を遣います。
毎日何人もの人と接するので「人に見られてる」という意識も働き、ファッションやメイクを日頃から研究していてオシャレ。
でも愛想が悪い人は、人と接するつもりがないため「自分を着飾ろう」という気分になりません。
可愛い服を見ても、「見せる人もいないし私には必要ない」と切り捨ててしまうのです。
違い④:「ポジティブ」と「ネガティブ」
愛想がいい人は周囲に気を配って「相手を喜ばせたい」と思っているので、自分が失敗したり落ち込んだりしたとしても、気持ちを切り替えようと工夫します。
だからいつもポジティブで、人に元気を与えるのです。
ところが愛想の悪い人は、人と関わることが極端に少ないので一人の世界に閉じこもりやすいよう。
そのため、「私には無理」「きっとまた失敗する」「誰も私のことを理解してくれない」といったネガティブ思考になっていくのです。
女性がアドバイス!愛想のいい女性になるために
愛想がいいと思われるにはどうしたらいいのでしょうか?
女性にアンケートを実施し、愛想がよくなるために心掛けていることを教えてもらいましたよ。
Q.愛想がよくなるために心掛けていることを教えて
\女性のコメント/
出来るだけにこやかでいるようにしています。平穏を保ってイライラしないようにしています。(33歳)
笑顔で話す。相手のいい所を見つけて褒めたり励ましたりする。(35歳)
話を聞いているとき、あいづちをちゃんとうつ、相手の目をみる。(25歳)
しっかり目を合わせて挨拶をすることと、質問などをして相手の話を聞くこと。笑顔。(27歳)
挨拶は自分から笑顔でする。「ありがとう」「すみません」などのお礼や謝罪をきちんと伝える。(31歳)
基本はやはり「笑顔でいること」が大事なようですね。
笑顔でいることができたら、「自分から挨拶をする」「相手の目を見て話す、聞く」などを実践してみましょう。
自分から挨拶をする際には、プラスαで相手の名前を呼ぶことで印象付けることができます。
また、日頃溜まっている鬱憤は職場などには持ち込まないようにしましょう。
では、愛想がいい人になる方法についてさらに見ていきましょう。
愛想がいい人になる方法
では、愛想がいい人になるためには、どのような方法があるのかみていきましょう。
- いつも笑顔で
- 自分から大きな声で挨拶
- 言葉遣いは丁寧に
- 穏やかな気持ち
- 相手の目を見て話す
- 共感しながら話を聞く
- 怒らない
続いて、それぞれの方法を詳しくみていきます。
方法①:いつも笑顔で
愛想がいい人になるための基本は、いつも笑顔でいることです。
全く知らない相手でも、ニコニコとした表情をしているだけで温かく柔らかい印象を受けるため、「いい人そうだな」「話しやすそうだな」と思うもの。
また笑顔を意識することで不思議と自分自身が落ち着いてきて、イライラすることが少なくなります。
朝起きて顔を洗う時・メイクの後・出かける前など、鏡を見る度に口角をキュッと上げて笑顔の練習を続けると、自然な笑顔が身につくようになるでしょう。
方法②:自分から大きな声で挨拶
愛想がいい人にとって、コミュニケーションは欠かせません。
親しい間柄でも初対面でも、コミュニケーションをとるための第一歩は、自分から大きな声で挨拶をすること。
大きな声で挨拶をしていると、心もそれに伴って元気になるので自然と表情が明るくなり、笑顔が増えるきっかけになります。
また挨拶をされた方は「自分を認めてくれた」と感じるため、挨拶をしてくれた相手に対して好意的に。
そこから会話が生まれ、良好な人間関係が出来上がっていくのです。
方法③:言葉遣いは丁寧に
愛想がいい人にとって重要なのはコミュニケーションですが、その中心となるのが言葉。
相手に良い印象を与えるためには、丁寧な言葉遣いが必要になります。
丁寧な言葉遣いができるかどうかを決めるのは「正しい敬語」ですので、必要最低限の尊敬語・謙譲語・丁寧語をマスターしておきましょう。
一般的によく使われる敬語を中心に、「知識として覚える」「実際の会話をイメージ」「実践」といった流れを継続することで、「常識のある気持ちのいい人だな」と思われるようになるはずです。
方法④:穏やかな気持ち
愛想がいいと思われるためには、穏やかな気持ちを保つように努めることも大切です。
まずは自分がどんな性格なのかを自己分析し、穏やかではないところを改善していきましょう。
自分の嫌な部分から目を背けずに、ありのままの自分の姿を受け入れることが、他人を受け入れる寛容さにつながります。
穏やかになるのが難しい場合は、落ち着きを手に入れることを考えるといいでしょう。
「物事をポジティブに捉える」「ゆっくり話す」「時間に余裕を持って行動する」など。
生活や心に余裕ができると、落ち着いた穏やかな気持ちに変わっていきます。
方法⑤:相手の目を見て話す
愛想がいい人になるためには、相手の目を見て話すことも効果的。
男性なら、自分の目を見ながら話す女性に対して「俺の話に興味を持ってくれている」「俺に好意があるのかな」と感じるので、お互いの距離が縮まりやすいのです。
相手の目を見て話す時は、片目だけを見るようにすると恥ずかしさを感じにくくなります。
また5秒に1回は目をそらすことで、相手に不快感を与えない適度な距離感で会話をすることができるでしょう。
方法⑥:共感しながら話を聞く
愛想がいい人は、自分が話すよりも相手の話を聞く力に長けています。
聞く力とは、話した相手に「心が晴れてスッキリした」と思わせる力のこと。
聞く力に必要なのは「相手に共感しながら話を聞くこと」なので、相手の話にしっかり耳を傾け、相づちや「そうだね」といった共感の言葉を意識しましょう。
その結果、話した相手は「この人に話してよかった」「もっと話したい」と感じるはずです。
方法⑦:怒らない
愛想がいいことと真逆の行為が怒ることですので、怒りの感情をコントロールする工夫をしましょう。
怒りたくなった時に意識したいのは、「柔らかい口調でゆっくり話す」「自分は何のために怒るのか目的を明確にする」「相手の立場に立って、どうしてミスをしたのか考えてみる」の3つ。
最初は感情的になって上手くいかないかもしれませんが、続けることで少しずつ冷静さを取り戻せるようになっていきます。
愛想がいい人のメリット
では、愛想がいい人にはどのようなメリットがあるのかみていきましょう。
- 嫌われにくい
- 「力になりたい」と思われる
- 人として大きく成長
- 接客業で評価されやすい
続いて、それぞれのメリットを詳しくみていきます。
メリット①:嫌われにくい
愛想がいい人の最大のメリットは、好かれやすく嫌われにくいことでしょう。
いつも笑顔で心をオープンにしているので、一度でも接したことのある人は「打ち解けやすい人だな」という印象を持つことが多いよう。
またその場の空気を常に読み、基本的に人の意見を否定することがなく人当たりが良いため、嫌われることが少ないのです。
人の心にスッと入ってしまう力があり、相手に「この人と一緒にいると居心地がいいな」と思わせるような雰囲気を、無意識に作り出しているのかもしれません。
メリット②:「力になりたい」と思われる
愛想がいい人は、人望が厚く多くの人に慕われているため、自然と周りに人が集まります。
そのため「ちょっと困ったな」「協力してほしい」といったことがあると、「力になりたい」と手を貸してくれる人がすぐに現われるのです。
人は、自分に優しくしてくれたり助けてくれたりした人に対して「恩返しがしたい」と思うもの。
愛想がいい人は日常的にコミュニケーションをとる中で、困っている人の悩みを聞く、あるいは落ち込んでいる人を励ますといった手助けをしているのでしょう。
メリット③:人として大きく成長
愛想がいい人は交友関係が広いので、日頃からさまざまな刺激を受けて人として大きく成長することができます。
大人になると、プライベートでは特定の親しい人と過ごす時間が大半になるため、視野が狭くなりがち。
でも年代や業種を飛び越えて、普段接する機会のない人と接することで、自分とは違う考え方に触れるようになるのです。
すると、新たな物事の捉え方に気付いたり新しい発見をしたりと視野が広がり、ますます「人と関わることが楽しい」と思えるようになります。
メリット④:接客業で評価されやすい
愛想がいい人は、仕事でも得をしやすいでしょう。
特に注目したいのは、接客業で高い評価を受けるケースが多いということ。
愛想がいい人は物腰が柔らかく、相手を気持ちよくさせるコミュニケーション能力を持っているので、お客さんからの評判が良くリピーターの増加につながります。
会社の顔である受付業務の場合は、会社全体のイメージアップに。
一般的に、商品価値を大きく左右するのは店の雰囲気や接客態度と言われていますので、接客を仕事にする人にとって愛想のよさは強みとなるようです。
愛想がいい人のデメリット
では、愛想がいい人にはどのようなデメリットがあるのかみていきましょう。
- 神経を使いすぎて疲れる
- 嫉妬されることも
- 八方美人に見られやすい
続いて、それぞれのデメリットを詳しくみていきます。
デメリット①:神経を使いすぎて疲れる
愛想がいい人も、当然「機嫌や体調が悪い」「落ち込む」といった状態になることがあります。
でもそんな時でも、嫌な感情をグッと抑えてニコニコしながら「大丈夫?」と人を気遣ってしまう…。
本当は「辛い」「私の本心をわかってほしい」と言いたいのに言えないことで、精神的なダメージを受けているのです。
そのため、一人になるとドッと疲れが押し寄せてきて、気力がなくなる場合もあります。
デメリット②:嫉妬されることも
愛想がいい人は、相手が男性でも女性でも関係なく優しく対応するのですが、中にはそんな姿を見て嫉妬する人もいるようです。
なかなか彼氏ができない女性からすると「男性がいる時だけ女らしくなってズルイ」と感じたり、意中の彼がいる女性は「私の方が先にアプローチしてんるんだから近づかないで」と妬んだり。
誰にも嫌われないために好かれやすい行動をしているのに、恋愛が絡んでくると、逆に妬まれることもよくあるのです。
デメリット③:八方美人に見られやすい
愛想がいい人は周りに簡単に賛成したり、ついさっき言っていたことと反対の意見にコロッと変わったりするため、八方美人に見られやすいようです。
何も悪いことはしていないですし、人を傷つけてもいないのですが、あまりにも本心が見えなくて「本当は何を考えてるの?」といった不信感に。
愛想がいい人は、その意見に賛同しているのではなく、「悪く思われたくない」が目的になっているため、相手によって意見が変わってしまうのです。
愛想がいい人の特徴!愛想が良い人と悪い人はどこが違う?のまとめ
愛想がいい人は、いつも笑顔で人付き合いが上手。
その裏には、「誰にも嫌われたくない」という不安な気持ちを抱えていることもあるようです。
愛想が良い人は明るい雰囲気で人を引き寄せますが、愛想が悪い人は暗い印象なので人を寄せ付けません。
笑顔で自分から挨拶することで、「愛想がいいね」と言われる人になれそうですね。
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