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女性が結婚を焦る年齢は?

結婚を焦り始めた女性

女性が結婚を焦る年齢には2つの波があります。
1つ目は平均結婚年齢29.4歳を通過する30歳のタイミング、2つ目は妊娠のタイムリミットを意識する38歳

周囲の半数以上が結婚している30歳目前は、仕事の方向性も見えてきて、将来設計を意識する年齢です。
この頃に結婚できれば、母子手帳に「マル高」が記載される35歳までに出産できそうです。

35歳をすぎると諦めに似た気持ちになる女性も出始めますが、40歳を超えると妊娠の確率が低下し、不妊治療の補助も43歳までとなります。
子どもを持てる最後のチャンスということと、生涯の伴侶がいないことへの不安から、焦りを感じるタイミングとなります。

女性が結婚を焦る瞬間

結婚を焦る女にプロポーズ

では、女性が結婚を焦る瞬間とはどのようなときでしょう。
女性が結婚を焦る瞬間は、以下のとおりです。

  1. 友達など周囲の同年代の既婚者が過半数になった
  2. 30歳が目前に迫ってきた
  3. 仕事で認められず居場所がない
  4. 40歳が迫り妊娠の最後のチャンスが迫っている
  5. 生涯の伴侶がなくおひとりさまで過ごす不安に襲われた

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

焦る瞬間①:友達など周囲の同年代の既婚者が過半数になった

  • クリスマスや誕生日などで誘える友達が減ってきた
  • 恋愛話より旦那や子どもの話題が増えて肩身がせまい

周りに既婚者が増えてきたということにハッとすることがあります。
他人からの視線に、「へえー、独身なんだあ」という気持ちを感じてしまい、「そろそろ結婚していて当たり前」と思うようになってきます。

一緒に過ごす相手も限られてくるし、同年代女子との話も合いにくくなってきて、結婚したいという気持ちが強くなってきます。

焦る瞬間②:30歳が目前に迫ってきた

妊娠出産の適齢期は、30歳前後にあります。
20代中頃には女性ホルモンが安定して女性としての魅力が最も放たれる年頃ですし、出産・子育てに必要な体力も充実しています。

また、アラサーという区切りの良い年齢であることからも、30歳までに結婚したいと考える女性は多いものです。
実際、結婚の平均年齢は29.4歳です。

30歳が迫って、結婚の可能性がある彼氏がまったくいない場合、結婚したいと焦りが出てきます。

焦る瞬間③:仕事で認められず居場所がない

就職して数年の間に一人前として仕事を任せられる場面が増えてくるものです。
しかし、職種が合わなかった、会社の体質が合わなかった、人間関係が微妙など会社に居場所がないと感じる場合があります。

仕事に生きるキャリアウーマンとして自立する自信もないし、結婚して家庭に重きを置く生き方に憧れを感じるのに、彼氏もいない…。
焦りを感じて不安に思うことが多くなります。

焦る瞬間④:40歳が迫り妊娠の最後のチャンスが迫っている

40歳をすぎると妊娠の可能性がガクッと下がり、更年期に入ってしまうと妊娠出産はさらに厳しくなってしまいます。
子どもを持ちたいと思うなら、40歳は最後のチャンス。

平成27年の国勢調査をもとにした未婚率は、女性14.1%で、女性の場合10年で倍増しています。
しかし、既婚者が多数派ですし、妊娠したいならここでパートナーがいなければこのまま独身を通すことになるかもしれません。

焦る瞬間⑤:生涯おひとりさまで過ごす不安に襲われた

おひとりさまと言う言葉が聞かれるようになり、生涯独身なのも気軽で良いという考え方もあります。
けれども、いざ40歳を超える頃になると、50歳以降の人生について現実的なイメージが湧くようになってきます。

仕事をやめたあと1人で暮らしていく、親の介護で結婚したくてもそんなチャンスが無いかもしれない、老人になってからの孤独死…ネがティブなイメージが浮かんできて、パートナーがほしいと思うようになります。

結婚に焦る女性の心理

結婚に焦る女が夢に見るリング

では、結婚に焦る女性の心理をみていきましょう。
結婚に焦る女性の心理は、以下のとおりです。

  1. 自分が選ばれる価値がないようで満たされない気持ち
  2. 出産へのタイムリミットが近い焦り
  3. 生涯の伴侶がいないかもしれない不安

続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。

心理①: 自分が選ばれる価値がないようで満たされない気持ち

自分よりモテないと思っていない人が結婚していくのに自分には結婚相手が見つからない…そんな場合、自分に魅力がないからかと悲しくなることがあります。
誰でも誰かに必要とされていると感じたいものです。

同年代女性の過半数が結婚している状況になってみると、結婚を考える相手がいない、彼氏がいないということは、自分に魅力がない、結婚相手として必要としてくれる相手がいないのかとブルーになってしまいます。

心理②:出産へのタイムリミットが近い焦り

子どもを持ちたい、自分の家族を持ちたいと思うのは、自然なことです。
「自然体に過ごしてパートナーに巡り合って結婚し子どもを持つ」という人生を漠然と考えていたのに気がつけば40歳が近く、妊娠が厳しいかもしれないとなれば、間に合ううちに結婚したいと焦るでしょう。

心理③:生涯の伴侶がいないかもしれない不安

30代までは、毎日が充実していることに価値を感じて、努力してまで結婚しなくても良いと思う女性が多いものです。
仕事や趣味にしっかり打ち込んでいれば、気の合うパートナーが現れると信じています。

ところが、そのまま40代に突入すると、生涯の伴侶がいないことに不安を感じるようになります。
女性同士の固い友情を誓い合う人もいますが、人生を折返した時に、友情を超えた支え合う関係を結婚に求めたいという気持ちが強くなります。

女性だけじゃない!男性が結婚を焦る瞬間とは?

結婚を焦る男だった花婿

では、男性が結婚を焦る瞬間とはどのようなときでしょう。
男性が結婚を焦る瞬間は、以下のとおりです。

  1. 周囲の結婚率が過半数を超えている
  2. 子どもの進学時に定年をすぎるかもしれない
  3. 友達の幸せな家庭をみて
  4. 年齢的にモテキが下り坂になったと感じた
  5. 結婚できない男と評価され始めた

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

焦る瞬間①: 周囲の既婚率が過半数を超えている

20代では未婚者が7割を超えているのに、30代になった途端に過半数が既婚者になります。
男性の場合、結婚することで社会的信用が増し、一人前だと評価されることが増えてくのです。

結婚していない人を低くみるというのもおかしいのですが、既婚者が多い年代になって独身なのは結婚できないと見られてしまうかもと、焦りを感じるのです。

焦る瞬間②: 子どもの進学時に定年をすぎるかもしれない

人生設計をイメージしたとき、42歳で生まれた子どもが18歳の時に自分は60歳です。
そろそろ自立してほしいという時に大学進学などの時期が重なることになります。

40歳を超える頃の年収は子育てに不自由を感じる子がないレベルになっているものの、遅くなるほど子どもから手が離れるのが遅くなる不安が出てきます。
家庭を持って子どもが23歳で社会人になるとして、その時に60歳より若くいたいなら、37歳までに結婚・出産していないと遅いということになります。

焦る瞬間③:友達の幸せな家庭をみて

  • 家に帰ると受け止めてくれる妻がいる
  • 仕事がキツくても家族を守るためなら頑張れる
  • 子どもがカワイイ、子どもの暮らしが羨ましい

30代に入って結婚した途端に家庭中心の生活になる友人をみて、羨ましくてたまらなくなったという男性が多いものです。
守るべきものができて仕事に頑張りが利くようになった、集中力がましたなど、力を発揮できるケースも多く、結婚へのあこがれが強くなることがあります。

焦る瞬間④:年齢的にモテキが下り坂になったと感じた

若い頃モテた、特に努力しなくても彼女に困ったことがないと言う男性は、独りの女性とじっくり関係を作っていく恋愛経験が少ない場合があります。
女性からみると、浮気しそう、結婚したら大事にしてくれる感じがしない…など、ネガティブなイメージを持たれてなかなか結婚しない人がいます。

既婚者が多数派になる頃、周りは落ち着いて子持ちになっている頃になると、このまま結婚しなくても良いのかと焦る気持ちが出てきます。

焦る瞬間⑤:結婚できない男と評価され始めた

既婚者が多数派になっている年代になっても結婚していないと、「結婚できない人」というレッテルを張られる場面が出てきます。
結婚していない人の中には、タイミングの問題だという人もいますが、結婚相手との折り合いがうまくつかないのはなにか原因があるのではと思われてしまうのです。

自分本位の生き方をしたい人、妻や子どもに責任を持ちたくないからなどと思われてしまうのが嫌だから、結婚しないとなあとプレッシャーを感じて焦るようになるのです。

結婚を焦る女性に対する男性の本音

結婚を焦る女性に対する男性の本音

  • 男性に求めることが多すぎ
  • 経済的に依存するのが狙いな女との結婚は重荷

結婚を焦る女性は、互いの気持ちが近づいて絆を確かめるプロセスを特急で仕上げて、結婚に持ち込めないかと考えてしまいます。
そこで年収や職業、転勤、家族の状態など結婚の条件確認から恋愛をスタートさせようとします。

結婚前提でグイグイ来られても、経済的な依存を狙っているようで気がすすまないと感じる男性は多いのです。
また、結婚を望むならお互いに補い合えるメリットがなければ関係は破綻します。

求めるだけで、与えることができる部分がない女性は、需要がないという現実があります。

結婚を焦ると失敗しやすい?結婚後に失敗する女性の特徴

結婚を焦ると失敗しやすい女性

では、結婚後に失敗する女性にはどのような特徴があるのでしょう。

  1. 相手に求めるものが多すぎる
  2. 相手の人間性よりも条件を重視している
  3. 自分ばかり努力していると思い込んでいる
  4. 相手を受け柔軟に対応できない
  5. 相手のすべてを理解できるはずだと思いこんでいる

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

特徴①:相手に求めるものが多すぎる

年収、高身長、イケメン、やさしい、人間性がステキ、自分を大事にしてくれる、浮気をしない、一緒に過ごす時間を作ってくれる、家事をしてくれる、威張らない、あかるい、才能・能力がある…上げればキリがありません。
「高収入=仕事を頑張る=自分の時間がない」など、同時に実現しにくい条件があり、すべての条件がそろうのは不可能です。

条件ばかりに目が向くのは、人間同士としての関係を深める気持ちが不足しがちで、愛情や絆が深まりにくく、自分勝手と言われてしまうことが多いでしょう

特徴②:相手の人間性よりも条件を重視している

相手に必要とされていると気持ちが満たされ、結婚生活が長続きするでしょう。
ところが、駆け引きや損得で値踏みされている場合は、その人でなくても代わりになるのではと不安になり愛情が続かなくなるのです。

条件やスペックだけでなく、人間性や個人を愛せることが、思いやりや人として尊重することにつながるのです。

特徴③:自分ばかり努力していると思い込んでいる

結婚生活は、お互いの立場を尊重し、協力しあって成熟していくものです。
要求ばかりで〇〇してくれない不満ばかりたまるのは、お互いの思いやり不足かもしれません。

お互いが感謝の気持ちをもって、自己中心的な考えに傾かないように時間や思いを共有することが大切です。

特徴④:相手を受けとめ柔軟に対応できない

いくらラブラブなカップルでも価値観が違って当たりまえです。
また、結婚では何十年という長いスパンで付き合っていくのですから、変わってしまったと感じることも出てきます。

一緒にときを重ね、お互いの変化を受け入れて付き合っていかなければ関係が破綻してしまいます。

特徴⑤:相手のすべてを理解できるはずだと思いこんでいる

結婚相手のすべてを理解したいと思うと、理解できないことに苛立ったり不安を感じるもです。
しかし、相手は一番の理解者になれる事はあっても、あくまでも別人格。

相手の意志をコントロールするよりも、一人の人間として相手を尊重するほうが良い関係を保てます。

実際のところ結婚ってどうなの?既婚女性の本音

結婚を焦る女への既婚者の本音

では、既婚女性の本音をみていきましょう。
既婚女性の本音は、以下の通りです。

  1. 夫がいることで居場所があると思える
  2. 仕事や家事で自分の時間がない
  3. 救われることがある反面めんどうに感じることも多い

続いて、それぞれの本音について詳しくみていきます。

本音①:夫がいることで居場所があると思える

人生の伴侶がいる、受け入れてくれる相手がいるということは、自分の居場所があると思えて気落ちが安定します。
彼がいつも一緒にいられる、いつも味方になってくれる人がいることが幸せだと感じられるのです。

本音②:仕事や家事で自分の時間がない

一人のときは、自分のタイミングでスケジュールを決められます。
しかし、結婚すると相手の都合に合わせてスケジュールを組まなければなりません。

自分ひとりなら後回しにして良い用事でも、ズルズルと後回しにできなくなりますし、相手のために時間を作らなければならないことがでてきます。
自由に使える時間が減ってしまったと感じることがあります。

本音③:救われることがある反面めんどうに感じることも多い

支え合える相手がいることに幸せを感じることが多いですが、相手のことを考えて行動しなければならないことが増えてめんどうに感じることがあります。
ラブラブ状態が高まっている時には、長い時間一緒にいることが苦になりません。

しかし、長い結婚生活の間には少し距離を起きたい時がでてくるかもしれませんし、自分の自由がほしいと感じることもあるでしょう。

結婚に焦る女性もいれば、全く焦りを感じない女性もいる

結婚を焦る

「自然体でいつか結婚したいときがきたら結婚する」と考えている女性は結婚を焦ることはありません。
結婚にこだわり、結婚で楽になりたい、イメージどおりの人生を送りたいと考える女性は、結婚を焦る傾向があります。

目標とした時期までに彼氏がいない、結婚できないことで、理想の人生から外れているのではないかと自分にプレッシャーをかけてしまうので焦るのです。

焦れば焦るほど結婚は遠のいていく

焦るほど結婚指輪も遠のく

結婚のための努力をしないと結婚が遠のくと言う人もいますが、焦るほど結婚が遠のくというのも事実です。
焦って相手の人格を見極めたり、人間関係を深めたりする期間が不十分なままでは、グイグイこられても、相手の男性はあなたの人生に責任を持ちたいと決意できないでしょう。

男性にとって結婚は重い責任を負うものです。
二人の人生に責任をもつ覚悟ができる相手とでなければ結婚する気になれないのです。

男女が結婚を焦る瞬間と心理!女性が焦りを感じる年齢とは?

焦るカップルの結婚

  • 女性が結婚を焦るのは30歳と40歳の直前
  • 人生の伴侶を得る・子どもを持てる期限を意識したとき結婚に焦る

未婚率が高まっている中、いろいろな生き方を選択する女性が増えています。
一方、子どもを持たない人生、夫を持たない人生に不安や寂しさを感じて結婚に焦る人もいます。

相手があることですから自分の気持だけで焦ってもうまくいきませんし、幸せのカタチも人それぞれです。
ただ、誰かに必要とされ、その相手と心を通わせることができる幸せを一度は味わってみたいと思う独身者は多いのではないでしょか。

求め求められる人間になれるよう自分を見直す…結婚を焦るときこそ、客観的に自分を見つめる時間が必要なのかもしれません。

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ライター
noel編集部

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