自分の顔が嫌い…自信がなくなる原因&自分を認めるための10の対策
自分の顔を、自信をもって好きだと言える人は案外少ないものです。 しかし、自分の顔が嫌いなままでいると、他人を寄せつけない人になってしまいます。 自分の顔が嫌いになってしまうのはなぜなのか、その理由と解決策を探っていきましょう。 前向きに自分を好きになるために覚えておきたいヒントをご紹介します!
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自分の顔が嫌いになる心理
自分の顔が嫌いだと感じている人は、他の人とどんな違いがあるのでしょうか?
主な4つの心理状態をチェックしていきましょう。
- 自分のことが嫌い
- 生理的に受け付けない
- コンプレックスがある
- 気分が落ち込んでいる
①:自分のことが嫌い
自分の顔が嫌いと感じていても、実際は顔ではなく自分自身を嫌っている場合があります。
写真を見ると記憶が引き出されるように、顔も嫌な記憶や内面がフラッシュバックするきっかけになりかねません。
複雑な家庭環境や暗い過去があったり、自分の内面に許せない部分があることが理由となり得ます。
顔を見る度にその背景を思い出してしまうために、鏡の前に立つことにさえ嫌悪感を抱くのです。
②:生理的に受け付けない
自分の顔を見ると生理的に受け付けないと感じることで、自分の顔が嫌いになる人も少なからずいます。
美形でないとの現実が受け入れられず、拒否反応を示してしまうのです。
他人の顔が生理的に受け付けない場合は距離を取れますが、自分の顔であれば一生付き合っていくもの。
この顔は変えられないという事実もプレッシャーとなり、余計に嫌いだと思ってしまいます。
③:コンプレックスがある
顔のパーツに悩みがあるせいで、自分の顔が嫌いになってしまうことも。
目の小ささや鼻の低さ、唇の薄さなど気になる部分は誰にでもあるでしょう。
しかし、コンプレックスへの抵抗感が人より強くなると危険です。
整形を繰り返すことで自分の好みの顔になろうとしても、さらに気になる部分が出てきてまた整形をするというループに陥る人も少なくありません。
④:気分が落ち込んでいる
今までは気にならなかったのに、気分が落ち込んでいると急に自分の顔が嫌いになることがあります。
心理状態が悪くなると、表情がこわばったり、クマができて顔色が変わるなど変化が出ますよね。
いつもと違う暗くなった顔を見て余計に落ち込み、顔を見たくないほどになります。
気分が晴れるまでその状態が続き、また気分が落ち込むと自分の顔が嫌いになる繰り返しです。
自分の顔が嫌い…自信がなくなる原因9つ
自分の顔が嫌いになるのには、それ相応の原因があると考えられます。
考えられる9つの原因をまとめました。
- 他人と比べている
- 自己評価が低い
- 理想が高い
- 美しさに執着している
- トラウマがある
- メイクが下手
- 変化に追いつけない
- 愛情不足
- 醜形恐怖症である
①:他人と比べている
自分の顔が嫌いと感じる大きな原因といえば、他人と比べてしまうこと。
他人の良いところが見られるのは良いことですが、自分との違いにばかり注目するとうらやむ気持ちを強く抱きます。
「どうしてあの人みたいじゃないのだろう」と感じるようになり、自分の顔を受け入れにくくなるのです。
そうしていると、他人の魅力的な部分に対しても嫉妬心が募り、心理状態も悪くなりますよ。
②:自己評価が低い
トラウマや短所のために自己評価が低いと、自分の顔が嫌いになりやすいです。
「どうせ私なんて」という消極的な考えのために、正しく評価できなくなります。
すると問題が起きたときにも、容姿のせいにしてしまう場合が多いです。
それによってますます自分で自分の価値を下げてしまい、顔も自分自身も嫌いな気持ちが増していくことになります。
③:理想が高い
自分の顔が嫌いという見方は、理想の高さの裏返しとも言えるかもしれません。
美しい女優やモデルなど、誰でも一人くらいは憧れる存在がいるものですが、相手と自分を重ねて理想を高くしてしまう人もいます。
しかし理想とする顔と自分の顔が全く違うために、自身や両親を妬ましく思う場合も。
否定的な気持ちが強まり、自分の顔を好きになることが難しくなります。
④:美しさに執着している
美形でないと感じる自分の顔が嫌いな人は、美しくあることに執着しすぎていることも考えられます。
女性であれば美しくありたいと思うことは大切ですが、容姿が全てだと決めつけることはとても危険です。
美しくなくてはいけないと思いすぎると、「美しければうまくいったのに」と物事を決めつけてしまいがち。
美しい人が成功したら「顔が良いからだ」とうがった見方をして、自分の顔を嫌いに思う気持ちに拍車がかかります。
⑤:トラウマがある
顔に関するトラウマが原因で、自分の顔が嫌いな人は多いと言えるでしょう。
容姿をからかわれたりいじめに遭っていた経験は、深い傷として大人になっても残ります。
たとえ幼い頃の何気ない一言だったとしても、言われた言葉にショックを受けることはありますよね。
その傷が深ければ深いほど、言われた自分が悪いと考えて自分の顔が嫌いになっていきます。
⑥:メイクが下手
メイクがうまくいかないことも自分の顔が嫌いになる原因の1つ。
人はそれぞれ顔の骨格が異なるため、同じメイクでも似合うためには人によって仕方を変えなければいけません。
つまり、誰かの魅力的なメイクをそのまま真似しているだけでは似合わないのですが、その理屈がまだ理解できていないのでしょう。
そのため本当はメイクの技術が足りないだけなのに、メイクが似合わないのは「この顔のせいだ」と考えてしまうのです。
⑦:変化に追いつけない
自分の顔が嫌いな若者に多い原因として、顔の変化に追いつけないことも挙げられます。
成長によって顔や体型は急激に変わっても、精神的な部分が同時に成長するわけではないありません。
これは外見の変化に心が置いてきぼりにされて、まだ変化を受け止められていないために起こります。
大人になってからも同様の現象はあり、加齢とともに出てくるシワやたるみといった変化に戸惑う人は少なくないでしょう。
⑧:愛情不足
自分の顔が嫌いになる原因には、他人との関係が影響する場合も見受けられるものです。
「恋をすると女性は綺麗になる」とよく言われますが、実際に人からの愛情を得ると内面が豊かになり、それが顔にも表れます。
しかし愛情が感じられないと孤独感が強まり、過度の不安や自身に対する卑屈な気持ちに繋がるでしょう。
愛されないことを顔のせいにしたり、他人に対しても愛情を示しにくくなりやすいです。
⑨:醜形恐怖症である
極度に自分の顔が嫌いな人は、病気である可能性も視野に入れる必要があります。
「醜形恐怖症(しょうけいきょうふしょう)」は、体の一部や複数の部分を醜い・異常だと感じる病気。
心の病であり、自分の顔が魅力的に感じないというごく軽いケースから、怪物のように見えてしまう重度のケースまで人によって異なります。
ニキビやシワなど身近な肌トラブルで引き起こされることが多く、他人が思う以上に激しく自分の顔を嫌いになるつらい病気です。
自分の顔が嫌い…自分を認めるための10の対策
たとえ自分の顔が嫌いだと感じていても、見方を変化させることは可能です。
10個の対策の中から、自分に合うものを考えてみましょう。
- 自分に似合うメイクを学ぶ
- 髪型を変えてみる
- ファッションを楽しむ
- ダイエットする
- ストレスを解消する
- 内面を磨く
- 長所に目を向ける
- 笑顔でいる
- 同じ思いの人と話をする
- 恋人をつくる
①:自分に似合うメイクを学ぶ
自分の顔が嫌いで鏡を見たくないと思うとメイクもおろそかにしてしまいがち。
そのことが余計に容姿への不満を募らせることになってしまうので、自分に似合うメイクを知ることが良い対策になります。
似合うメイクができるようになると自信がつき、積極的な見方ができるでしょう。
プチプラのコスメを試してみたり、アプリを使って似合うメイクをシミュレーションするなどして、メイクを楽しく行ってください。
②:髪型を変えてみる
骨格やパーツに悩みがあって自分の顔が嫌いなら、髪型を変えることでカバーできます。
嫌な部分は隠してしまいたいと感じるかもしれませんが、隠せば隠すほど周囲の目を引きつけるものです。
あえて出すことによって気にならなくなったり魅力に変わることもあるため、自分にぴったりの髪型を見つけましょう。
思い切って人気の美容院で自分に似合う髪型を作ってもらうと、新しい自分が発見できますよ。
③:ファッションを楽しむ
自分の顔が嫌いな人は、自分を目立たなくしようとして地味な服しか着なかったり、暗い色ばかりを着ていたりする場合もあるでしょう。
しかし、そういう雰囲気がパッとしないと周囲の人が近寄り難くなり、本人も気分が暗くなっていきます。
好きな服やアクセサリーを身につければ、気分は高揚し内面から明るくなれます。
ファッションを楽しむ人は自然と周囲を引き寄せるので、他人から認めてもらえる喜びを味わい、自分を好きになれるでしょう。
④:ダイエットする
自分の顔が嫌いになる要因が体型にあるなら、ダイエットをするべきです。
ダイエットをすると顔自体に変化があるだけでなく、健康的になって顔色も良くなります。
必死になってダイエットするというよりは、今の生活の問題点を少しずつでも意識して改善していくことが重要です。
先延ばしにせず意識して努力を行うと、成果が出ると同時に達成感や満足感も得られ、前向きな気持ちになれます。
⑤:ストレスを解消する
ストレスを溜め込むことは精神的にも身体的にも悪く、自分の顔が嫌いという気持ちを加速させます。
そんなストレスを解消すれば、悪い方に向いてしまう気持ちを抑えることが可能です。
一番重要な解消法は、食事・睡眠・運動という基本的な生活習慣を正すこと。
生活の状態を整えることに加えて、趣味を楽しむ時間をつくったり大切な人と時間を過ごすことで、心の状態を癒やしましょう。
⑥:内面を磨く
自分の顔が嫌いでも外見は簡単に変えられません。
ですから内面を磨いて、内面の価値で評価してもらえるようにすることは、自分自身を好きになる大切なポイント。
周囲に気配りができることや、感謝・謝罪・褒め言葉が素直に言えることなどは大きな魅力です。
卑屈になって何でも適当になったりせず、小さいことでも大切に行っていける人は周囲から信頼されるでしょう。
⑦:長所に目を向ける
嫌な部分にばかり目を向けることは簡単ですが、それでは自分の顔が嫌いなまま変わることはできません。
この機会に、自分の良いところはどこなのか考えてみましょう。
人から褒められる点や自分で思う好きなところなど、小さなことでも良いのでいくつか書き出してみてください。
書き出すことで自分の魅力を可視化できるため自信に繋がりやすく、さらにその長所を伸ばすことで嫌いな部分に目が行かなくなるでしょう。
⑧:笑顔でいる
自分の顔が嫌いだからといって、いつも無愛想でいるのは良くないですね。
心の中の状態が表情に表れるように、表情が心や考え方に影響を与えることもあります。
できるだけ笑顔でいることを心がけるなら、晴れやかな気分になれるでしょう。
笑顔につられるように考え方も前向きになりやすく、他人からの良い評価も受けやすくなります。
⑨:同じ思いの人と話をする
程度には差があるとしても、自分の顔が嫌いだという人は意外と身近にもいるはずです。
同じ思いを抱えている人がいるなら話をして、悩みを共有することがおすすめ。
「悩んでいるのは私だけではない」と分かると安心し、荒れた気持ちも穏やかになれます。
自分の顔を好きになるための努力を一緒にしていける仲間がいれば、続けていきやすいですね。
⑩:恋人をつくる
愛情不足で自分の顔が嫌いな人に一番良い対策は、恋人をつくることです。
もちろん簡単にできるものではありませんが、人に愛される実感を味わうなら、愛されている自分自身を愛することにも繋がっていきます。
ここで大切なのは、恋人に愛され続けるために自分磨きをしていくということです。
恋人がいるかどうかではなく、他人に愛してもらえる自分になるために努力しているかどうかで、その人が本当に愛されるかが決まります。
自分の顔が嫌いでも前向きになれる!
自分の顔が嫌いだと、鏡やガラスに映る度に苦しい思いを抱えてしまうことでしょう。
ですが自分の顔が嫌いな人こそ、少しの努力や変化で自分のことを好きになれるチャンスがあると言えます。
大切なのは、悪い部分ではなく良い部分を見つめ直すこと。
自分の魅力に気づけたなら、毎日がとても楽しくなるでしょう!
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