理想の肌の水分量ってどのくらい?上げる方法&おすすめ美容液9選
乾燥したり肌のたるみが気になってきたという人は、肌の水分量が低下しているかもしれません。 健康的で若々しい肌を維持するためには、肌に水分をしっかりチャージする事が大切です。 今回は、そんな肌の水分量を上げる方法やおすすめの美容液を紹介していきます。
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肌の水分量をあげるメリット
水分量を上げる事で、くすみがなく若々しい潤い溢れる肌になれますよ。
角質層の水分量が多いとターンオーバーも促進してくれるため、くすみのない透明感のある印象を与える事ができます。
水分量が下がってしまうと、乾燥を始めシワやたるみが目立つ状態になるため注意が必要です。
タイプ別理想の水分量
①乾燥肌
様々なタイプの中でも、特に乾燥肌の人は水分量と油分が1番少ないタイプです。
健康的で若々しい大人の皮膚の水分量は約70%なので、70%を目指して不足している油分と一緒に潤いを補給し、様にしましょう。
水分を与える化粧水と一緒に、フェイスオイルを美容液やブースターとして使うと◎
②オイリー肌
オイリータイプさんは、皮脂分泌と水分量が共に多い事が特徴です。
水分量と油分のバランスを整える様に、水分量は60%程度を目指してスキンケアで保湿をする事が大切。
皮脂を抑えるために、クリームではなくさっぱりとした乳液を使って油分のバランスを整えましょう。
③混合肌
インナードライとも呼ばれるこのタイプは、油分が多く水分量が少ない事が特徴。
顔のパーツによって乾燥したいたり、テカリが目立ったりとバランスが崩れています。
水分が極端に少なく10%程度になっている人も多いので、化粧水と美容液を使って水分量を35%〜50%まで上げる事が理想です。
④普通肌
乾燥せず皮脂分泌も多すぎないこのタイプは、キメが整っていて特にトラブルなどもない事が特徴です。
水分量は50%〜70%、油分量は30%が理想的な数値なので、なるべくスキンケアでこの数値を維持出来る様に保湿を続けましょう。
環境の変化やストレスによって変化しやすいタイプでもあるので、季節に合わせたスキンケアを心がければ美肌を維持できますよ。
自分の肌の水分量を測る方法
気になる水分量はデパートのコスメカウンターで測ってもらえますが、スキンチェッカーという機械を使って自宅で簡単に測る事もできます。
スキンチェッカーはメイクを落とした肌にセンサーを当てるだけなので、使い方もとても簡単。
水分量の数値を毎日記録したい時は、夜のスキンケアの効果が出る朝がおすすめ。
条件や環境を一定にする事で、水分量の変化にいち早く気づけます。
肌の水分量が下がってしまう原因
乾燥やたるみを引き起こしてしまう水分量の低下は、なるべく事前に防ぎたいですよね。
以下、肌の水分量を下げてしまう原因を紹介します。
- 保湿できていない
- 寒さや紫外線などの外的環境
- ストレス
- 刺激を与える洗顔方法
- 加齢
原因①:保湿できていない
理想の水分量を維持するためには、毎日のスキンケアがかなり大切になってきます。
化粧水と乳液、クリームなどを使ってケアしますが、この各アイテムが自分の肌に合っていないと乾燥やトラブルを引き起こす原因に。
化粧水を塗った後は、水分が蒸発しない様にしっかり蓋をする様に油分で保湿する事が水分量を上げるポイント。
クレンジングも洗浄力が強いものだと、必要な油分潤いを落とし過ぎてしまいます。
乾燥が続く場合は、刺激が強いクレンジングを使っていないかチェックしましょう。
原因②:寒さや紫外線などの外的環境
冬は寒い風が吹きますが、この風が肌のツッパリ感や乾燥を引き起こす原因になります。
また、夏には強い紫外線が肌にダメージを与えるので、トラブルが起きやすくバランスが崩れてしまいます。
しっかりスキンケアをしていても外的環境が要因となって肌荒れしてしまう事もあるため、季節に合わせてスキンケア方法も変えましょう。
原因③:ストレス
精神的なストレスは、体だけではなく水分量にも大きく影響を及ぼします。
強いストレスを感じると、角質層の水分を保持するセラミドを分解するコルチゾールという成分が過剰に分泌されてしまう事に。
セラミドや体の水分が低下するとバリア機能も下がっていくので、よりトラブルが起きやすくなってしまいます。
毎日のスキンケアも大切ですが、健康的な肌を維持するためにも適度なストレス解消が必要です。
原因④:刺激を与える洗顔方法
乾燥が改善しない場合は、刺激を与える洗顔方法で顔を洗っていないか見直す事も大切です。
スクラブ洗顔や石鹸などは、肌の水分を取り過ぎ乾燥しやすくなる事もあります。
水分量を上げるためには、保湿成分が配合されたクリームタイプの洗顔料を使い、しっかり泡立てて優しく洗い上げましょう。
原因⑤:加齢
水分量の低下の原因は、加齢による変化も大きいです。
年齢を重ねる内に、水分を保持しハリを与えてくれる角質層の中のヒアルロン酸も減少していきます。
このヒアルロン酸が減少すると水分量を維持できなくなるため、乾燥してしまう事に。
なるべく年齢ごとにスキンケアアイテムや方法を見直して、エイジングケアをしていく事が必要になります。
肌の水分量を上げる3つの方法
若々しく、弾力のある皮膚を手に入れるためにはどんな方法が効果的なのでしょうか?
以下、水分量を上げるおすすめの方法を紹介します。
- ミルククレンジングでメイクを落とす
- 洗顔後にすぐ保湿する
- 乳液やクリームを塗る
- 毎日2リットルの水を飲む
- 良質な睡眠を取る
方法①:ミルククレンジングでメイクを落とす
スキンケア前のメイククレンジングは、保湿力が高く刺激が少ないミルクタイプを使いましょう。
オイルやジェルだと必要な油分も取ってしまう事もあるため、優しいミルクタイプがベスト。
テクスチャーも滑らかなのでこすってしまう心配もなく、刺激少なくメイクを落とす事ができます。
方法②:洗顔後にすぐ保湿する
洗顔をした後の皮膚は、乾燥しやすい状態になっています。
そのまま時間が経ってしまうと、水分量がどんどん下がっていくので、早く保湿してあげる事がポイントです。
なるべく30秒以内に化粧水を塗りましょう。
お風呂から上がった時、すぐ化粧水を塗れる様に用意しておくと◎
方法③:乳液やクリームを塗る
べたつく事やテカリが気になるからと言って、乳液やクリームを塗らずにスキンケアを終える事はNG。
化粧水の後に、油分を含んだ乳液やクリームで蓋をして上げる事で水分量の低下を防ぐ事ができます。
塗った後はハンドプレスして、肌の体温を上げると保湿力や血色感もアップしますよ。
方法④:毎日2リットルの水を飲む
水分量を上げるためには、体の内側からも水分を取る事も大切です。
加齢と共に体全体の水分がなくなっていくため、毎日2リットル程度の水を飲んで老廃物を出しやすい体を作りましょう。
冷たい水ではなく、常温や白湯を飲むと新陳代謝も上がります。
方法⑤:良質な睡眠を取る
睡眠不足は肌のターンオーバーを遅らせるなど、トラブルの原因になります。
最低でも6時間程度の睡眠時間は確保し、リラックスできる時間を保つ事を心がけて下さい。
枕カバーなども肌への刺激や摩擦が少ない柔らかい素材のものを使うと、寝ている時のストレスも軽減できますよ。
【年齢別】肌の水分量を上げるおすすめ美容液9選
化粧水以外にも美容液を使えば、より肌の水分量を上げる事ができますよ。
以下、年齢別におすすめの美容液を紹介します。
20代
①キールズ DS クリアリーホワイト ブライトニング エッセンス
肌に素早く浸透し、保湿と美白を叶えてくれる美容液です。
ビタミンCやピオニーエキスなどの美容成分がシミをケアしながらしっかり保湿し、トーンアップした肌に導きます。
スッと浸透していき、夏の紫外線でダメージを受け乾燥してしまった肌に潤いを与えてくれますよ。
オイルですがベタつきがなく、サラサラとした使い心地も人気。
②SHISEIDO アルティミューン パワライジング コンセントレート N
肌のバリア機能や基礎力を高めてくれる美容液です。
自然界の生命力を封じ込めたイミューンジェネレーションテクノロジーが、乾燥などのダメージから肌をしっかり守ります。
20代からのエイジングケア用アイテムにも最適。
浸透力が高いので、もっちりと吸い付く様な質感に仕上げてくれます。
低刺激かつ、ニキビになりにくい処方で作られているためトラブルが起きやすい人にも使いやすいですよ。
③アクセーヌ モイストバランス ジェル
皮膚に伸ばすと、溶け出す様にじんわり浸透し潤いを与えてくれるジェルタイプの美容液です。
水々しさを与えてくれるので、朝晩に使えば潤いに満ちた若々しい状態に。
乾燥を防ぎ、肌の基礎力を高めてくれる効果もあります。
低刺激なアルコールフリータイプです。
30代
①ソフィーナiP ベースケアセラム 土台美容液
ソフィーナの美容液は、高濃度炭酸の泡が特徴。
毛穴よりも小さいキメ細かい炭酸の泡が角質層に浸透し、潤いを与え柔らかな皮膚へ整えてくれる効果が。
土台美容液なので、洗顔後に使えばその後の化粧水の浸透率がアップ。
ストレスや外的環境で固くこわばった皮膚に潤いを与え、ハリのある肌を作ります。
②ONE BY KOSE 薬用保湿美容液
ライスパワーが配合された薬用保湿美容液です。
潤いを与えるだけではなく、角質層でセラミドを生み出す力も高めてくれるので肌の乾燥やごわつきも改善できますよ。
角質が緩み、皮膚が柔らかくなるためメイクノリもアップ。
毎日使い続ければ、乾燥しない状態を育ててくれます。
③アルビオン エクラフチュール d
洗顔後、スキンケアの最初に使い潤いを与える美容液です。
導入美容液として使う事で肌のコンディションを整えダメージをメンテナンスしてくれるので、その後のスキンケアの浸透率も上がりますよ。
美容液を塗った後は内側からふっくらし、たるみや小ジワも気にならない状態に。
水々しくサラッと馴染み、ベタつかないテクスチャーも人気です。
40代
①ランコム ジェニフィック アドバンスト N
ランコムの美容液は、バリア機能をサポートし皮膚の自己回復力を促してくれる事が特徴です。
ストレスや加齢による水分の低下を防ぎ、輝きとハリ感溢れる皮膚に。
緩み毛穴にも効くので、ハリのある若々しい印象を作りたい人にも最適です。
②クラランス ダブル セーラム EX
厳選された植物エキスを肌に届けるダブルフォーミュラを採用した、エイジングケア用の美容液です。
水分量70%、油分30%というベストバランスに近付けてくれる効果が魅力的。
水分チャージ以外にも、再生や保護など5つの昨日も持ち合わせています。
目尻などの細かいシワもふっくらと見せ、たるみの改善にも効果がありますよ。
③アスタリフト ジェリー アクアリスタ
世界最初のWヒト型ナノセラミドを配合した美容液です。
水分量を上げ、ハリ感と潤い溢れる状態へ導いてくれます。
珍しいジェリータイプもアスタリフトの大きな特徴です。
洗顔後に使えば、化粧水の浸透が格段にアップ。
ジェリーを伸ばすと水の様に浸透し、角質層まで潤いが行き届き水分量と油分のバランスを整えます。
肌の水分量を上げて若々しい印象を作ろう
年齢にとらわれずに若々しいハリのある肌を作るためには、水分量を上げる事が大切です。
水分量が低下すると、乾燥によるたるみやシワなど顔が老けて見える原因に。
スキンケアで肌を保湿する以外にも、毎日の食生活や睡眠にも気を使って肌を健やかに整えていきましょう。
乾燥に悩んでいた人は、今回紹介した美容液なども是非使ってみて下さいね。
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