化粧下地の正しい塗り方できてる?塗る量や順番を徹底解説!
ベースメイクを美しく仕上げるためにも、化粧下地は欠かせないアイテムです。 フィット感をアップさせて、毛穴の凹凸やくすみをカバーしていくことができます。 しかし、実際に使ってみると、正しい塗り方がわからない方も多いのではないでしょうか? ここでは、化粧下地の正しい塗り方や、おすすめの化粧下地を詳しく紹介していきます。
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そもそも化粧下地の役割とは?
化粧下地は、毛穴を埋めてキメを整える効果があり、肌を滑らかに仕上げていくことができますよ。
フィット感を高めることで、ベースメイクをより美しく仕上げ、化粧崩れを防ぐことも可能です。
さらに、保湿効果やUVカット効果、抗炎症成分配合など、肌の状態に合わせたものを選ぶことで、メイクによる刺激を抑えていくこともできるでしょう。
化粧下地を塗る順番は?スキンケアからファンデーションまでの塗り方
まずスキンケアでたっぷりと肌を保湿していくことが重要です。
上から日焼け止めを塗ってUV対策も忘れずに行ってくださいね。
肌補正したい場合は、カラーコントロールを使っていくと透明感もアップします。
気になるところはコンシーラーでカバーして、上からファンデーション、パウダーの順で重ねていけばOK。
慌てて行うことなく、一つ一つ肌に馴染ませてから行っていくのがポイントです。
化粧下地の正しい塗り方
それでは、化粧下地の効果を高めるために、正しい塗り方をおさらいしていきましょう。
①スキンケアで保湿
まずは丁寧に保湿を行い、肌に潤いを与えていきます。
肌が乾燥した状態のまま重ねる塗り方だと、ムラや崩れの原因になるのです。
保湿してすぐに重ねるのではなく、しばらく時間をおいて、完全に肌に馴染んだ状態で工程を進めていく塗り方が◎
ツヤ肌にしたい場合は、目の下ハの字を、特に念入りに保湿することがおすすめです。
②少量ずつ塗り広げる
一度にべたべたと広げると、ムラや厚塗り感が出てしまいます。
少しずつ手に取って、均等に薄く広げていく塗り方を意識してください。
クリームタイプならパール一粒、液状なら1円玉大、ジェルタイプならサクランボ大を目安に取っていきます。
中心から外側に向かって広げていく塗り方で立体的な顔立ちに。
③毛穴に叩き込むように浸透させる
指をこすりつけるように広げていくと、摩擦によるダメージで肌が傷ついてしまいます。
毛穴をカバーしていくためにも、指2本を使ってパッティングしながらをふさぐ塗り方を心がけてください。
本来の力が発揮され、美しい仕上がりになりますよ。
④肌悩みによって下地を使い分ける
混合肌の方や、Tゾーンなど、部分によって肌悩みが変わる場合は、化粧下地を変える塗り方で化粧持ちを良くしていく方法があります。
その後、ピンポイントでTゾーンや小鼻など皮脂崩れが気になるところに、皮脂吸着成分の入った下地を使えば一日中崩れることのない仕上がりに。
厚塗りをすると崩れやすくなるので、薄く重ねることを意識してください。
⑤ファンデーションを少量重ねる
ベースを整えているので、ファンデーションは少量で構いません。
最もきれいに見せたい目の下の三角ゾーンを中心に点置きをしたら、スポンジで叩くように広げていく塗り方がおすすめ。
べーズを崩すことなく、表面を美しく仕上げ、高いカバー力を発揮してくれますよ。
肌の状態で化粧下地の塗り方を変えるのがベスト!
乾燥が気になる場合
乾燥して肌が敏感な状態になっているため、スポンジや指を使ってぽんぽんと叩くような塗り方がおすすめ。
擦るような塗り方はダメージが強いのでNGですよ。
保湿効果の高いものを選び、肌に潤いを与えていってくださいね。
あまりにも乾燥がひどい時には、色付きの化粧下地とパウダーでナチュラルなメイクに仕上げるのも◎
テカリが気になる場合
皮脂吸収効果のある化粧下地を使えば、テカリを抑えて、一日中メイクしたての状態をキープすることができますよ。
また、下地を塗った後に油分の多さが気になる場合は、ティッシュオフして余計な油分を取り除いてください。
混合肌で、頬や目の周りなどは乾燥してしまう方なら、化粧下地を使い分け、テカリが気になる場所にだけ、テカリ防止タイプ使う塗り方が効果的です。
ニキビがある場合
ニキビがある状態で無理をすると、さらに悪化してニキビが増えてしまったり、ニキビ跡が残ってしまうこともあります。
できるだけ油分の少ないさらっとした化粧下地を使い、均等に薄塗りしていく塗り方がおすすめです。
使用するスポンジも、常に清潔な状態にして雑菌が繁殖しないように心がけましょう。
グリーンの補正効果のあるものを選べば、赤みをカバーしてニキビ跡を目立ちにくくすることができますよ。
《コントロールカラー×化粧下地》重ね塗りする効果や順番
厚塗りにならないように、テカリが気になるTゾーンや、きれいに見せたい頬を中心にポイント使いする塗り方がおすすめです。
用途に合わせてコントロールカラーを変えていく塗り方を意識してください。
赤みにはグリーン、くすみにはオレンジ、血色感を出したい時にはピンク、透明感をアップするならパープルが◎
少量をそれぞれの場所に点置きして、圧を掛けないようにやさしく広げていく塗り方でOK。
塗り方と合わせてチェック!化粧下地の選び方
次に、化粧下地を選ぶ際に抑えておきたいポイントを詳しく見ていきましょう。
①肌質にあったものを選ぶ
自分の肌質に合わせて肌を整えていくことが重要です。
乾燥気味の方は、保湿成分や美容効果の高いものを使って、肌に潤いを与えていくと◎
粉拭きを抑えて、上から重ねるファンデーションをしっとり仕上げることができますよ。
オイリー肌の場合は、皮脂吸着成分の入った化粧下地を選べば、テカリを抑えて化粧崩れを防ぐことが可能。
②仕上がりイメージに合わせる
化粧下地は、大きく分けて艶タイプとマットタイプがあります。
トレンドの艶メイクは、程よい艶感を出し、ジューシーで色っぽい仕上がりに。
保湿効果が高いものも多く、乾燥肌の方にもおすすめです。
マットタイプは、毛穴の開きやくすみなどをカバーする力が強く、お人形さんのような陶器肌を作ることができます。
③肌色補正のあるカラーをチョイス
イエローベースの方はブルー系、ブルーベースの方はピンク系がおすすめ。
肌色を明るく見せる効果のものあり、ワントーン明るい肌色に仕上げることもできます。
【プチプラ・デパコス別】おすすめ化粧下地10選
プチプラ
①メイベリン 化粧下地 スキン ブライトナー
毛穴レスタイプとトーンアップタイプの2種から選ぶことができます。
ピンクパール入りの化粧下地は、塗った瞬間顔色をぱっと明るく見せ、印象を大きく変化させてくれるでしょう。
サクランボ由来の美容成分も配合し、メイクしながら肌を美しくコントロール。
エモリエント成分配合で、乾燥も防ぎます。
ハイライターとして使用していくのもおすすめ。
②セザンヌ 皮脂テカリ防止下地
SNSでも話題になったプチプラ化粧下地です。
皮脂崩れを防ぎ、テカリのない美しいベースを維持してくれます。
肌を明るく見せるピンクベージュと、透明感をアップするライトブルーの二色展開です。
光拡散効果により、気になる毛穴の開きもきちんとカバーしてくれます。
③マキアージュ ドラマティックスキンセンサーベース EX
独自の「うるさらセンサーパウダー」を配合し、乾燥を察知すると水分を放出し、常にしっとり潤いある肌に。
余分な皮脂は吸着し、テカリを防いで崩れることもありません。
みずみずしい滑らかなテクスチャーで、摩擦を抑えた塗り方が可能です。
べたつくこともないので、上から重ねるファンデーションがよれる心配もないですよ。
④kiss(キス)マットシフォンUVホワイトニングベース
ライトとナチュラルの二色展開から、自分の肌に合わせたカラーを選んでいくことができます。
ヒアルロン酸、カモミラエキスを配合し、メイクしながら肌に潤いを与えていくことができるでしょう。
毛穴や肌の凹凸をカバーし、なめらかなマシュマロ肌に。
⑤INTEGRATE(インテグレート)ミネラルベース クリアベージュ
肌に優しいミネラルベースで、ダメージを抑えながら肌を整えていくことができます。
色むらや凹凸をカバーして、きめ細やかな仕上がりに。
光パウダーの効果で毛穴やくすみも気になりません。
デパコス
①RMK(アールエムケー) メイクアップ ベース
みずみずしいテクスチャーで、なめらかに伸び、ナチュラルな艶肌を仕上げていくことができますよ。
ポンプ式なので、使いやすく、衛生的な塗り方ができるでしょう。
②PAUL&JOE(ポール&ジョー)モイスチュアライジング ファンデーション プライマー
多くの芸能人やメイクアップアーティストが使用している人気の化粧下地です。
ヒアルロン酸やオレンジフラワー水、ホホバ種子油など様々な保湿成分・美容成分を配合し、乾燥しらずのベースを整えていくことができます。
一日中しっとり潤うのにべたつくことなく、ナチュラルな艶肌に。
いつものメイクに加えるだけで、隙のない、華やかな顔立ちになりますよ。
③d program(dプログラム)薬用 スキンケアベース CC ベビーピンク
ニキビや肌荒れが気になる方におすすめの負担の少ない化粧下地です。
ピンクとグリーンの二色展開で、肌色補正も可能ですよ。
紫外線吸収剤不使用ですが、SPF20、PA+++で紫外線対策も◎
有効成分グリチルリチン酸ジカリウム、トラネキサム酸を配合し、ニキビや肌荒れを防いでくれます。
④イプサ(IPSA) コントロールベイス
保湿成分アルゲルミナを配合し、肌に乗った瞬間にカプセルがはじけ潤いが溶け込んでいきます。
肌を均一に整えながら、ぴったりフィットし、内側からあふれるような艶感を演出してくれるでしょう。
素肌のようなナチュラルな仕上がりが魅力です。
⑤La Roche-Posay(ラロッシュポゼ) UVイデア XL プロテクショントーンアップ
徹底的に日焼けをカバーしていきたい人におすすめ。
SPF50、PA++++でロングUVAやPM2.5、花粉までも防いでくれます。
みずみずしい使用感で、乾燥を防ぎ、敏感肌の方でも活用可能です。
石けんでも落とすことができるので、クレンジングによるダメージも防げるでしょう。
化粧下地の塗り方を見直して、一日崩れない美しいベースを作ろう
化粧下地は、ファンデーションの密着度を高め、毛穴やくすみをカバーしてくれる役割があります。
日中の皮脂崩れを防ぐためにも、まずは化粧下地の塗り方を見直してみてください。
ベースを丁寧に作ることで、見違えるような美しい肌を手に入れることができますよ。
肌悩みに合わせて上手に化粧下地を使い分け、美しい肌を一日中キープしていきましょう。
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