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日焼け後に皮がむける理由って?むける人とむけない人の違い

日焼けの皮むけしたことがない

皮がむける理由

アウトドアで長い時間日に当たっていると、火傷のような状態を引き起こし、水ぶくれののちにボロボロと皮むけを起こすこともあります。
これは、紫外線によるダメージにより、皮膚の細胞が死滅してしまい、ターンオーバーで新しい細胞と入れ替わっているためによって起こります

また、傷ついた遺伝子は自然に消えようとする働きが起こり、がんになることを自ら防ぐことができるのです。

皮がむける人とむけない人の違い

同じように紫外線を浴びていても、赤くなって皮むけを起こしてしまう人と、肌が黒くなるだけで皮むけを起こさない人がいます。
両者の違いは、日焼けの種類の違いと、肌の持つメラニン量の違いにあるようです

まず日焼けは「サンバーン」と「サンタン」の2種類が存在します。
サンバーンは紫外線により皮膚が強いダメージを負っている状態で、火傷に近い症状が現れるのが特徴。

数時間後から肌が真っ赤に腫れあがったのち、水ぶくれのような状態になり、その後ボロボロと皮むけを起こしてしまいます。
一方サンタンは比較的症状は軽く、メラニン色素を発生させることでダメージを軽減させていくことができますよ。

しかし、後に肌が黒くなったり、シミを作ってしまうこともあるため、美白ケアをしていく必要があるでしょう。
そして、もともと肌にメラニン色素を多く持っている場合、紫外線ダメージを吸収してダメージを防ぐことが可能です。

色白の人はメラニン色素が少なく、ダイレクトに紫外線ダメージを受けてしまうため、特に注意してくださいね
ただし、メラニン色素が多い色黒の人でも、肌が弱い場合はダメージを受けやすくなってしまうので、同じようにサンバーンを起こして皮むけを起こしてしまうこともあります。

日焼け後に皮がむけるまでにかかる期間&むいてはいけない理由

日焼けの皮むけが嫌

皮がむけるまでにかかる期間

多くの場合が、日焼けをしてから、3、4日ほどで皮むけが起こり始めます
そして、ターンオーバーを繰り返しながら、死滅した皮膚が乾燥して皮むけを起こすのです。

そのため、軽度のものなら1週間ほど、重度になると2週間ほどはかかると言われています。
しかし、年齢や肌の状態によっては、ターンオーバーの周期が遅れてしまうので、人によっては1か月ほどかかってしまう場合もありますよ。

皮をむいてはいけない理由

皮がめくれている状態になると、ついつい自分で皮をめくてしまいたくなりますが、それは絶対にNGです。
内側の皮はまだまだ未完の状態で、無理やり皮膚を剥がしてしまうと、むき出しの状態になって、十分に紫外線を防いでいくことができません

また、無理やり古い皮膚を剥がすことで、新しい皮も一緒に剥がしてしまうこともあります。
さらに、自然に任せず手を加えることで、ターンオーバーが乱れて、皮をむいた部分だけ色むらになってしまうことも。

日焼けによる皮むけを早く治すにはアフターケアが大事!

日焼けの皮むけを気にしない

一刻でも早く皮むけの症状を直すためには、アフターケアをしていきましょう。
メラニンが定着するまでには72時間と言われているので、肌の状態が落ち着いたら、すぐに優しいケアを心がけてください

日焼けは火傷と同じ症状なので、まずはクールダウンを意識して肌を冷やし、潤いを与えていってください。
肌を鎮静化させ、必要な潤いを補うことで、ターンオーバーを促進していくことができますよ。

早く治したい…日焼けによる皮むけに効果的な対処法

日焼けの皮むけに怯える

日焼けによる皮むけに効果的な対処方はどんなものがあるのでしょうか?

  1. 保湿
  2. UVケア
  3. 生活習慣の改善

次に、日焼けによる皮むけに効果的な対処法を詳しく見ていきましょう。

①保湿

日焼け後の肌は非常に乾燥しやすい状況です。
化粧水や乳液などを使って、必要な潤いを補い、ターンオーバーを促していきましょう

しかし、皮むけを起こしている肌は非常に敏感になっています。
使用するアイテムは敏感肌用の刺激の弱いものを使うように心がけてください。

入浴時にも、ゴシゴシ擦らず、洗浄力の優しいボディソープを選んで洗ってあげると◎

②UVケア

皮むけを起こしている肌は、紫外線を十分に防ぐことができず、肌の奥まで紫外線ダメージを受けることもあります。
コラーゲンが破壊され、しわやたるみなどを引き起こしてしまったり、新しい皮膚が作られなくなってしまうこともあるので、日中の紫外線対策はきちんと行うようにしてくださいね

肌に優しい日焼け止めを使ったり、日傘や、帽子を使うのも効果的。
汗で流れてしまうこともあるので、日焼け止めはこまめに塗りなおしましょう。

曇りの日や雨の日も気を抜かず、丁寧にケアを続けていくのが◎

③生活習慣の改善

夜更かしをしていたり、偏った食生活を続けているとターンオーバーは乱れていってしまいます。
ターンオーバーを促すためにも、十分な睡眠時間を確保し、ストレスのない生活を心がけてください

食事面では、皮膚の元となるたんぱく質や、新陳代謝を促すビタミンE、粘膜や皮膚を保護するビタミンA、メラニンの生成を予防し、コラーゲンの生成を促進してくれるビタミンCを積極的に取り入れていくといいですよ。

日焼けによる皮むけを未然に防ぐ方法

日焼けの皮むけに備える

日焼けによる皮むけを未然に防ぐ方法はどんなものがあるでしょうか?

  1. 日焼け止めを塗る
  2. UVカット効果のあるアイテムを使用する
  3. ビタミン補給

次に、日焼けによる皮むけを未然に防ぐ方法を詳しく見ていきましょう。

①日焼け止めを塗る

紫外線から身を守るためには日焼け止めは欠かせないアイテムです。
出かける場所や滞在時間に合わせて、SPFやPAの高さを選んで、自分に合った商品を使っていくと◎

汗や水で流れてしまうこともあるので、2時間ほどでこまめに塗りなおしてくださいね
首の後ろや、足の甲など塗り忘れやすい部分は要注意。

最近は飲む日焼け止めもあり、塗りなおしが面倒な方にはおすすめです。

②UVカット効果のあるアイテムを使用する

日傘や帽子、アームカバーなど、UVカット効果のあるアイテムで、紫外線から身を守ることもできます
デザインも豊富なので、自分の気に入るものを選ぶことができますよ。

プールに出かけたときも、水着の上からラッシュガードを羽織るだけでも紫外線を大幅に防いでいくことが可能です。

③ビタミン補給

紫外線を浴びる前には、事前に不足しているビタミンを補給して、体の準備を整えておきましょう。
シミやたるみを予防するビタミンCやターンオーバーを促してくれるビタミンEがおすすめです

また、水分も多めに摂取することで、乾燥を防ぐことができますよ。

日焼けによる皮むけを防いで、美しい肌を守ろう

日焼けの皮むけはしない

日焼け後に皮むけを起こしてしまうと、見た目にも汚らしく、痛みやかゆみを伴う場合もあります。
しかし、そこで無理に皮膚を剥がしてしまうと、さらにトラブルが起こり、皮膚へのダメージも悪化してしまうのです。

皮むけを起こしてしまった時は、ターンオーバーを促進し、できるだけ優しく保湿ケアを行っていくことが大切
そして、日焼け後に皮むけを起こさないように、事前に紫外線対策を行い、肌を美しく保っていきましょう。

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ライター
noel編集部

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