はちみつパックのやり方！美容効果とデメリット＆市販パック5選

はちみつパックがすごいと話題♡嬉しい6つの美容効果

美意識の高い女性の間で話題のはちみつパック。
具体的にどのような効果が期待できるのでしょうか。

1. 肌の保湿効果
2. 透明感アップ
3. しみやシワの予防
4. 殺菌効果でニキビ予防
5. 角質オフしてすべすべに
6. 毛穴が目立たなくなる

①肌の保湿効果

はちみつは保湿力が高いので、パックとして使えば肌の水分を逃さず閉じ込めてくれる効果が期待できます。
また、ベタベタするイメージが強いかもしれませんが、ハチミツは浸透する力が強いので意外なほどすっと馴染みます。

②透明感アップ

はちみつにはビタミンが豊富に含まれています。
ビタミンは肌代謝をアップしてくれるので、メラニン色素が発生するのを抑え、自然と透明感のあるお肌に。

③しみやシワの予防

メラニン色素の発生を抑えてくれることで、しみが出来にくい肌の状態に。
しみは老けてみえる原因になってしまうので、はちみつパックをすればいつまでも若々しい印象をキープできますよ。

また、乾燥を防ぐことでシワ予防にも◎

④殺菌効果でニキビ予防

はちみつには殺菌作用があり、この殺菌作用によってニキビができるのを防ぐ効果が期待できます。
そもそもニキビというのは過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、そこにアクネ菌が繁殖して炎症を起こした状態です。

はちみつはこのアクネ菌の繁殖をおさせてくれるので、ニキビを繰り返さず、定期的にパックをすることでニキビができにくい肌に。

⑤角質オフしてすべすべに

はちみつパックをした後、肌がすべすべになるのを実感できます。
これは古い角質が取り除かれた証拠。

古い角質はくすみの原因になるので、定期的にはちみつでケアしたいですよね。

⑥毛穴が目立たなくなる

はちみつはポツポツとした毛穴の黒ずみもオフする効果があります。
ポツポツ毛穴がなくなればメイクのりもアップしますよ。

生はちみつを選ぶのがポイント！パックに使用するはちみつの選び方

パックとして使うとき、肌に直接はちみつが触れるのでできるだけ余分なものが入っていない100%純粋はちみつを選びましょう。
また、モデルや美容家にファンの多い生はちみつはパックにも最適。

一般的なはちみつは作る工程で加熱処理をしていますが、それによって栄養が破壊されてしまいます。
生はちみつは加熱処理をしないので栄養が残り、肌にもいいんです。

肌にいいものを選ぶなら生はちみつがイチオシですがどうしても高くついています。
できるだけ安く済ませたいは一般的なはちみつでももちろん問題ありませんが、そのときは先にご説明したように純粋はちみつを選びましょう。

純粋はちみつかどうか見分けるポイントは、裏側の成分表示。
例えば一般的なハチミツは果糖、ブドウ糖、糖蜜、コーンスターチグルコース溶液や小麦粉などが混ぜられていることが多く、水や水あめで薄められていることもよくあります。

一方、純粋はちみつは原材料ははちみつだけ。
材料が何なのかはすべて成分表示に記載されているので、必ずチェックして購入しましょう。

はちみつパックの基本のやり方

はちみつパックは、はちみつさえあればすぐにチャレンジできますよ。
基本的なやり方をご紹介します。

①洗顔で汚れを落とす

はちみつパックの準備として洗顔をしましょう。
洗顔をしないと汚れがついたままになってしまうので、思うような効果が得られません。

肌に刺激を与えないぬるま湯で顔を濡らした後、たっぷりの泡で優しく洗い、30回以上しっかりとすすぎます。

②はちみつを塗る

一回のパックで必要なはちみつの量はティースプーンで3杯ほど。
500円玉くらいの量を手に出したら、目の周りを避けて顔にまんべんなく塗っていきます。

このとき、下から上にもちあげるように伸ばしていくと効果的。
ただし、あまり力を入れすぎるとシワの原因になってしまうので、優しくリフトアップするように塗っていきましょう。

③ラップでフタをする

顔全体にまんべんなく広げたら、上からラップをかぶせてフタをしましょう。
はちみつの乾燥を防ぎ、肌への浸透力を高める効果があります。

口や鼻の部分に穴をあけるか、パーツごとに分けてラップをかぶせてもOK。

④時間をおく

ラップをかぶせたら、そのまま5分～20分ほど時間をおきます。
時間がなければ5分でも良いのですが、10分以上おくことでしっかりと毛穴の汚れもオフできますよ。

⑤丁寧にすすぐ

時間をおいたらぬるま湯ですすいでいきます。
熱いお湯だと肌に刺激を与えてしまうので、少しぬるいと感じる程度がおすすめです。

鼻まわりは髪の毛の生え際など、すすぎ残しのないよう丁寧に流しましょう。
最後に清潔なタオルで水気をとり、いつものスキンケアをすれば完了です。

唇や小鼻に◎部位別はちみつパックのやり方

唇

唇にはちみつパックをすれば、ガサガサ唇も一回でぷるぷるに♡
縦ジワが気にならなくなるのでリップのノリも良くなります。

唇パックは指ではちみつを唇に塗り、唇より一回り大きく切ったラップでフタをするだけです。
5分ほど放置したらぬるま湯ですすぎましょう。

鼻

鼻にはちみつパックをすると、気になる毛穴の汚れをすっきりと落とすことができます。
市販の毛穴パックも便利ですが、家に無いときでもはちみつがあれば代用できるのでとても便利ですよ。

鼻にはちみつを指で塗り、小さく切ったラップでフタをします。
放置時間は唇より長めで、10分以上がおすすめです。

長く放置することですっきり汚れをオフできますが、放置しすぎると乾燥してしまうので長くても20分までにしましょう。

胸

はちみつを使ってバストケアをすれば、うるおいのあるフワフワのバストに近付けます。
おすすめはお風呂でやる方法。

ボディソープにはちみつをまぜてよく泡立て、バストに泡パックをするようにのせて放置します。
すすいだ後、今度ははちみつだけでパックをしてよくすすいだら完了です。

お風呂の中でできるので後片付けも楽ちんですよ。

はちみつパックを落とすときのポイント

はちみつパックはそのままぬるま湯ですすいでもOKですが、粘度が高いので特に室温が低いときなどは落としにくく感じることも。
そんなときは、すすぐ前にしめらせたコットンやタオルで優しくはちみつを拭き取りましょう。

ざっくりと落としてからすすぎをすると、手早く落とすことができますよ。

はちみつパックを行うタイミングや頻度は？

はちみつパックは角質をオフするピーリング効果もあるので、毎日やると徐々に皮膚が薄くなってしまう可能性が。
はっきりと何日以上空けるというルールはありませんが、あくまで乾燥を感じた日のスペシャルケアとして間を開けながら試してみましょう。

何回か続けるうちに、自分にちょうどいいペースがつかめるはずです。
また、肌が敏感なときは避けたほうが無難。

例えば生理前は肌もデリケートになっているので、はちみつパックのような攻めのケアは避けて毎日行っているスキンケアでお肌を守るようにしましょう。

デメリットも...はちみつパックを行うときの注意点

手軽で効果の高いはちみつパックですが、使い方を間違えると肌トラブルを引き起こしてしまうことも。
はちみつパックの注意点をご紹介します。

1. 必ずパッチテストをする
2. 使用量を守る
3. 赤ニキビには塗らない
4. 長時間おかない
5. 冷蔵庫で保存しない
6. 必ず保湿する

①必ずパッチテストをする

はちみつは、人によってはアレルギー反応が出てしまうことも。
今までアレルギーがなかったとしても突然出ることがありますので、必ずパッチテストをしましょう。

パッチテストは腕などの目立たない場所に少量塗り、10分ほど放置して洗い流します。
その後丸一日程度様子を見て、問題なければはちみつパックをしましょう。

②使用量を守る

はちみつパックの使用量は、全顔ならティースプーン3杯程度が適切。
効果を求めてつい多く塗りたくなってしまいますが、そこは我慢しましょう。

塗りすぎると洗い流すときになかなかはちみつが落ちず、時間がかかり肌に負担をかけてしまいます。

③赤ニキビには塗らない

殺菌作用がありニキビ予防に効果的なはちみつパックですが、すでに炎症を起こしてしまっている赤ニキビに塗るのは避けましょう。
はちみつを塗るときに手で触れてしまうので、それが原因でニキビが悪化する可能性があります。

④長時間おかない

はちみつを長時間放置してしまうと乾燥して、肌の水分が奪われてしまいます。
パックをしたままリラックスしているとつい時間を忘れてしまいますが、きちんと時間を計って放置しすぎないように注意しましょう。

⑤冷蔵庫で保存しない

はちみつは常温の場所に置いておくのが正しい保管方法。
冷蔵庫に入れてしまうとはちみつが固まってザラザラとした感触に。

それをパックに使おうとすると塗りにくいだけでなく、肌に刺激を与えてしまいます。
常温で保管した柔らかいはちみつを使うようにしましょう。

⑥必ず保湿する

はちみつパックをしたからといって、それだけでスキンケアを終わらせてしまうのはNG。
パックのあとには、必ず化粧水や美容液を使い、最後に保湿クリームでフタをしましょう。

はちみつパックをした肌はとても柔らかく、化粧水や美容液が浸透しやすい状態。
そのタイミングにすばやくスキンケアをすれば、いつもと同じ基礎化粧品でも効果が格段にアップしますよ。

いつものケアにプラス♡はちみつを使った簡単スキンケア法5選

はちみつはパックだけでなく、お手持ちのスキンケアアイテムにちょい足しして使う方法も。
おすすめの組み合わせをご紹介します。

①はちみつ×クレンジング

クレンジングは水と油を混ぜるための界面活性剤が入っているので、どうしても肌への刺激が気になりますよね。
そんなクレンジングに保湿効果の高いはちみつを混ぜれば、メイクを落とす間も肌のうるおいをキープしてくれます。

②はちみつ×洗顔フォーム

洗顔で重要なのは崩れにくい濃密な泡を作ること。
たっぷり泡立てることで指による摩擦をおさえてシワができにくくなるんです。

洗顔フォームにはちみつを垂らすと驚くほどの濃密泡が出来上がります。
また、保湿力がアップするので洗い上がりもつっぱりません。

③はちみつ×化粧水

いつも使っている化粧水がなんとなく肌に馴染みにくいという悩みはありませんか？
そんなときははちみつをちょい足ししてみて。

はちみつは浸透力があるのでいつもの化粧水も肌によく馴染み、本来の効果を実感できるはず。

④はちみつ×美容液

肌に栄養を与える美容液。
肌にダイレクトに影響を与える分、どうしても値が張る美容液こそ余すことなく肌に浸透させたいですよね。

はちみつは美容液にまぜて使ってもOK。
すっと肌に馴染み、美容液の効果を高めてくれます。

⑤はちみつ×保湿クリーム

保湿クリームの目的は、名前の通り保湿すること。
はちみつをプラスすれば、プチプラの保湿クリームもデパコスのような濃厚なクリームに変身します。

さらに高い保湿効果が期待できますよ。

はちみつ×○○で効果UP！はちみつパックにプラスしたい素材5選

家の中を見渡すと、実ははちみつ以外にもスキンケアに使える素材がたくさん存在します。
はちみつとの組み合わせにおすすめな素材をご紹介します。

①はちみつ×牛乳

韓国といえばオルチャンメイクが有名ですよね。
オルチャンメイクにマストなのが、色白の陶器肌。

つるんとした白い肌のために韓国ではいろいろな美容法が生まれています。
そんな美容大国 韓国で流行っているのがはちみつと牛乳を使ったハニーミルクパック。

はちみつと牛乳を1:1の割合で混ぜてパックをすれば、お肌の透明感アップが期待できます。
もしゆるくて塗りにくいようなら小麦粉やベビーパウダーを少量混ぜてもOK。

はちみつも牛乳も多くの家庭にあるものなので、思い立ったらすぐ実践できるのが嬉しいですよね。

②はちみつ×ヨーグルト

はちみつとヨーグルトの組み合わせは定番中の定番。
昔から多くの実践されている美容法です。

なぜヨーグルトが肌に良いのかというと、ヨーグルトに含まれる乳酸がポイント。
乳酸には角質を適度に除去してくれるAHAが含まれているうえに、シミやくすみの原因となる酵素の発生を抑制してくれる効果も。

ここに保湿力と浸透力が高いはちみつを混ぜることで、ヨーグルトの成分が肌によく馴染みうるおいを逃しません。
はちみつもヨーグルトも、もともと食べるだけで美容にいいとされていますが、外からのケアにも有効なんですね。

そんなはちみつとヨーグルトは、はちみつ1に対してヨーグルト2の割合でよく混ぜ、ゆるいようなら小麦粉を少量混ぜてパックとして使えます。
ただし、ヨーグルトも必ずパッチテストでアレルギー反応が出ないか確認してから試してくださいね。

③はちみつ×オリーブオイル

特に肌が乾燥しているなら、はちみつにオリーブオイルを混ぜてみて。
健康な肌の条件は水分と油分のバランスがとれていること。

オリーブオイルをちょい足しすれば肌の油分も引き上げてくれるので、さらにモチモチのお肌に♡

④はちみつ×小麦粉

家にある小麦粉もスキンケアに使えちゃいます。
小麦粉パックはしみ予防や毛穴の汚れを落とす効果があると言われていますが、それにはちみつを加えれば保湿効果がアップ。

小麦粉パックははちみつ1に対して小麦粉2の割合で混ぜ、伸ばしやすいよう少量の水を加えれば完成です。
全顔に塗って5分～10分時間を置き、よくすすぎましょう。

⑤はちみつ×砂糖

はちみつと砂糖を1:1の割合で混ぜると、はちみつシュガースクラブが出来上がり♡
これを肌や唇にのせて優しくくるくるとマッサージしてみましょう。

こうすることで古くなった余分な角質を落とし、透明感がアップしますよ。

市販のおすすめはちみつパックもチェック◎

高い美容効果が期待できるはちみつは市販のパックでもよく使われています。
市販のパックなら取り出して顔に張り付けるだけなのでとても手軽ですよね。

おすすめのはちみつパックをご紹介します。

①コーセー クリアターン 美肌職人　はちみつ濃マスク

コーセーのクリアターンは、シートマスクで長年売上NO.1をとり続けているロングセラーのシリーズです。
ドラッグストアやバラエティショップなど、身近なお店で手に入るのも人気の秘密。

クリアターンの中でも、酒かすや米ぬかなど、自然派素材にこだわって作られたのがこちらの美肌職人シリーズ。
はちみつ濃マスクは温泉水をベースに、保湿力の高いはちみつを配合した贅沢なフェイスパック。

3層構造の柔らかいシートに濃厚な美容液がたっぷりと染み込んでいるので、時間が経つにつれて乾くこともありません。
プチプラで続けやすいのも嬉しいですよね。

②山田養蜂場　ハニーラボパック

はちみつを使った食品やスキンケアを数多く展開する山田養蜂場。
こちらのハニーラボパックは、塗ったまま眠って翌朝落とすタイプのフェイスパック。

眠っている間にじっくりとはちみつの成分が浸透し、古い角質をほぐします。
朝洗顔をするとその浮いた角質が流され、触りたくなるようなすべすべ肌が実感できますよ。

朝にお手入れが完了するので、そのあとのメイクのりも◎
ここぞの日に使いたいスペシャルなパックです。

③ルルルンプラス スウィートドロップ

ルルルンプラス スウィートドロップは、なんと高級はちみつのマヌカハニーを配合したフェイスパック。
マヌカハニーとは、ニュージーランドのマヌカという木の花から作られたはちみつです。

殺菌効果が高く、風邪予防やのどのケアに使われることが多いマヌカハニーですが、実は美容への効果も抜群。
乾燥、肌荒れを防ぎ、健康的でハリのある若々しい肌に導いてくれるんです。

そんな希少なはちみつを配合したフェイスパックがこの値段で手に入るなら、毎日でも続けられそうですね♡

④HABA 発酵ローズハチミツ ミルクセラミドマスク

スクワランオイルが人気のHABAにもはちみつ入りのフェイスパックが。
ブルガリア産ローズハチミツは、なんと9万本のバラから1gほどしか採取できない貴重なもの。

さらに、ヒトの細胞に近いとされているミルク由来のセラミドも配合。
はちみつとセラミドのＷの処方で、うるおいのあるもっちり肌が目指せますよ。

⑤パパレシピ ボムビー ハニーマスク

パパレシピは、その名前の通り韓国の美容系ブロガーがお肌の悩みを抱える娘のために作ったスキンケアブランド。
パパレシピのシートマスクは、向こう側は透けて見えそうなほどの極薄タイプ。

しかし濃密な美容液がひたひたに染み込んでいるのでとてもリッチな使用感なんですよ。
こちらのハニーマスクは、はちみつだけでなくプロポリスエキスも配合しているのが特徴。

プロポリスとは、蜜蜂が運ぶハーブや木の芽、あるいは樹液と蜂から出る酵素を混ぜて作られています。
天然の抗生物質と呼ばれるほど殺菌効果が強く、ニキビの元になる菌の繁殖を防いでニキビができにくい肌に導いてくれますよ。

はちみつパックでぷるぷる肌に♡

はちみつには保湿効果、透明感アップ、シワやシミ予防など女性に嬉しいさまざまな効果が期待できます。
パックとして使えば、一回で肌のぷるぷる感を実感できるはず。

はちみつはヨーグルトや牛乳と組み合わせて使うのも効果的なので、アレルギーに注意しながらいろいろ試して自分のベストな方法を見つけてくださいね。