ヒートテック8種類比較!定番ユニクロvsしまむら・イオンなど各社の違い
真冬でも温かさをキープしてくれるインナーとして「ヒートテック」が有名ですが、ヒートテックの他にも保温機能に優れたインナーはあります。 今回は、定番のユニクロの他、無印良品やしまむら、トップバリューで販売されているあったかインナーについて詳しく紹介していきます。 ヒートテックには各社違いがあり、手触りや着心地、機能もさまざまです。 各社のヒートテックの特徴をおさえて、自分にぴったりのインナーを選んでいきましょう。
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ヒートテックといえばユニクロ…だけじゃない!
ヒートテックと聞くと、ユニクロでしか買えないようなイメージがありますが、実は各社でさまざまなヒートテックが販売されています。
なんとなく知ってはいるけれど、「本当にユニクロのヒートテックみたいに温かいの?」と疑問を持っている人も多いかもしれませんね。
ユニクロのヒートテックは確かに温かいですが、裏起毛になっているヒートテックや、スポーツ科学の観点から誕生した動きやすいヒートテックなど、販売元によってそれぞれ特徴があります。
目的やシーンに応じてヒートテックを比較し、自分にあったものを選びましょう。
次項から、販売元別のヒートテック系インナーの特徴を比較しながら、詳しく解説していきます。
ヒートテック系インナーの特徴を各社徹底比較!
早速ヒートテック系インナーの特徴を詳しく比較しながらチェックしていきましょう。
定番のユニクロや、無印良品、しまむら、トップバリューといったお馴染みの商品も登場しますよ。
①ユニクロ ヒートテック
種類
ユニクロのヒートテックは、インナーだけでも半そで、キャミソール、ブラトップ、8分袖、長袖タイプなどの種類があります。
ヒートテックの中にも、フリースタイプや極暖ヒートテックなどがあり、目的や寒さに応じて選ぶことができるのがメリット。
フリースタイプは部屋着や羽織として、極暖ヒートテックは比較的寒い場所でも耐えうる温かさがあります。
カラーバリエーションも豊富で、黒やグレー、白やネイビーといった定番色の他に、パープルや赤、ブルーといった鮮やかなカラーも。
Uネックタイプ、Vネックタイプ、タートルネックタイプもあるので、合わせるトップスによって形を選ぶこともできます。
素材
ユニクロのヒートテックには、体から発する水蒸気を吸着し、熱変換する特殊繊維が使われています。
空気を取り込み保温する網目構造で編むことで、暖かい空気をとどめておくことができるのです。
また、体を温めるだけではなく吸湿・放湿に優れた繊維になっているので、余分な湿気を外に逃がしてくれないのも嬉しいポイント。
温かいのに蒸れない、汗をかいてもサラサラが続く軽い着心地になっています。
機能性
ヒートテックは毎年改良されており、今販売されているものにはすべて保湿効果の高いアルガンオイルが配合されています。
以前のヒートテックと比較すると、乾燥する秋冬も、着ているだけでしっとりなめらかなお肌をキープすることができるようになっていますよ。
値段
ユニクロのヒートテックは通常タイプが990円(税別)、分厚く裏起毛がついている極暖タイプは1,500円(税別)となっています。
ヒートテックのタイプによって若干値段が変わりますが、大体1,000円前後というお手頃価格で購入することができます。
ユニクロでは定期的に、人気商品を限定価格で販売することも多く、限定価格のときにまとめ買いをするなんて人も。
ユニクロのヒートテックについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
ユニクロのヒートテック毛布で冬の睡眠を快適に♡洗濯できて肌触り抜群ユニクロのヒートテック毛布が話題!そもそも「ヒートテック」とは? ユニクロと東レが共同開発し...
②:しまむら ファイバーヒート
種類
しまむらのヒートテック系インナー、ファイバーヒート。
ファイバーヒートは、黒、グレー、白の3色展開で、ユニクロ製品と比較すると、極暖に似た分厚い生地でつくられています。
タンクトップ、半そで、7分袖、長袖の他、ファイバーヒートでつくられている商品は多く、タイツやパンツ、ブランケットといった商品の取り扱いもありますよ。
素材
しまむらのヒートテック系インナーは、東レインターナショナルが開発した独自素材を使用しており、一般的なポリエステル混レーヨンよりも細くやわらかい繊維で作られています。
肌にやさしい素材なので、乾燥する季節もひっかかりやチクチクを感じることなく着ることができます。
機能性
ユニクロのヒートテックには、アルガンオイルが配合されていましたが、しまむらのヒートテック系インナーには、スクワランオイルが配合されています。
スクワランオイルも比較的保湿性に優れたオイルで、秋冬の乾いたお肌をしっとり包み込み、着ながら保湿をしてくれるというメリットも。
静電気防止加工をされているので、重ね着による静電気も防いでくれますよ。
値段
しまむらのファイバーヒートは、780円(税込み)という比較的お安い価格で購入できます。
タイツなども1,000円以下で購入できるので、1枚と言わずに複数枚まとめ買いする人も多いですよ。
③:無印良品 綿とウールで真冬もあったかシリーズ
種類
無印良品ヒートテック系インナー、「綿とウールで真冬もあったかシリーズ」。
天然の機能素材ウールによって温かさをキープするインナーです。
白、黒、チャコールグレー、モカブラウンの4色展開で、サイズはXS~XLで展開。
他のヒートテック系インナーと比較すると、カラーバリエーションはやや少ないです。
ネットストアではすぐに完売する人気商品なので、店頭での購入がおすすめですよ。
素材
無印良品のヒートテック系インナーは、綿とウールという天然繊維で作られています。
綿90%、ウール10%なので、暖かいのに吸湿性に優れたインナーと言えます。
綿に農薬や化学肥料を使っていないオーガニックコットンを使用していることが特徴。
化学繊維は一切使用していないので、敏感肌さんでも安心して着ることができますよ。
ユニクロと比較すると、ナチュラルテイストな生地感でストレッチ性はあまりありません。
機能性
静電気を防ぐ加工はされていませんが、天然素材によって自然と静電気が起きにくくなっています。
肌の油分を吸収しすぎない綿素材によって、お肌のしっとり感を保つ効果も期待できますよ。
値段
無印良品の綿とウールで真冬もあったかシリーズは、1着1,990円(税込み)で購入することができます。
他のヒートテック系インナーよりも比較的値段は張りますが、天然素材でつくられる安心のインナーです。
④:トップバリュー ピースフィット
種類
トップバリューのヒートテック系インナー、ピースフィット。
ピースフィットには3タイプがあり、それぞれ保温レベルが異なります。
保温レベルだけでなく、8分袖、タートルネック、半そで、タンクトップ、ボトムタイプ、腹巻から選ぶこともできます。
カラーバリエーションも豊富で、定番の黒、白、グレーに加えベージュやピンク、赤といったカラーも。
サイズ展開はM~3Lまであるため、体が大きい人も安心です。
他のヒートテックと比較すると、形、カラー、サイズ展開がどれも豊富であると言えます。
素材
トップバリューのヒートテック系インナーには、毛羽の少ないアクリル混紡糸とポリエステルが使われています。
編まれた生地には肌なじみのよいシルクプロテイン加工が施されており、シルクのようなしっとりとした着心地。
ユニクロのヒートテックと比較すると、少し薄い生地感になっています。
機能性
トップバリューのヒートテック系インナーには、静電気防止加工と、吸湿発熱加工がされています。
汗をかいても蒸れにくく、水分を熱に変えて温かさをキープしてくれますよ。
比較的ストレッチ性に優れており、ぴたっと密着するほど温かさが長続きします。
値段
トップバリューのヒートテック系インナーは、1着あたり780円(税別)という比較的お安い価格で購入することができます。
イオンスタイルのファッションエリアの他、イオンのネットスーパーでも購入できますよ。
⑤:ミズノ ブレスサーモ
種類
ミズノのヒートテック系インナー、ブレスサーモ。
スポーツ科学の観点から誕生した動きやすいインナーで、日常使いにおすすめの「スタンダード」、極寒時や冬場のスポーツにぴったりの「エクストリーム」の2種類を展開。
黒、ネイビー、グレー、ベージュの4色展開で、スポーツ用品店の他、公式オンラインショップで購入することができます。
ウィンタースポーツ用の温かいインナーなら、ユニクロの極暖と比較しても、ブレスサーモの方が温かいという口コミも。
素材
ミズノのヒートテック系インナーは、一般的な繊維よりも比較的多くの水分を吸収する素材でできています。
吸収した水分を熱に変換することで、発熱するため、あたたかさをキープすることができます。
保温性、発熱性に加え、消臭性にも優れており、スポーツをして汗をかいても比較的ニオイが気になりません。
ドライ加工もされているので、蒸れにくくサラっとした着心地になっています。
機能性
ミズノのヒートテック系インナーには、あたたかさの他にも、お肌にやさしい「pHコントロール機能」が付いています。
衣服とお肌のpHバランスを整えてくれるので、お肌が弱い人も安心して着用することができます。
値段
ブレスサーモは、定価で3,630円(税込み)で販売されていますが、古いモデルなどはAmazonでもう少し手頃な価格で購入すできることも。
スポーツウェアのような位置づけで、比較的お値段も高くなっています。
⑥:セブンプレミアム ボディーヒーター
種類
セブンプレミアムのヒートテック系インナー、ボディーヒーター。
ボディーヒーターは、全国のイトーヨーカドーや、イトーヨーカドー系列店で購入することができます。
ボディーヒーターには、レギュラータイプ、厚地タイプ、綿混タイプの3種類のインナーがあります。
他に、ソックス、タイツ、ルームウェアなどのボディーヒーターシリーズもありますよ。
比較的カラーバリエーションも豊富で、黒、グレーの他、ピンクやカーキ、ベージュ、ブルーといったカラーがあります。
タートルネックタイプや、半そでもあるので、トップスに合わせてタイプを選ぶことができますよ。
素材
セブンプレミアムのヒートテック系インナーは、東レ株式会社が開発した独自繊維でつくられています。
ポリエステルをベースにして、レーヨンも入っており、滑らかな肌触りが特徴的。
ユニクロのヒートテックと比較すると生地は薄いですが、お肌にぴたっと密着して温かさをキープ、着ぶくれも防いでくれます。
機能性
ボディーヒーターは、あたたかさの他に速乾性にも優れています。
発汗時に繊維が膨潤しにくいように改良されており、程よい通気性があり汗をかいてもサラサラな着心地を保ってくれますよ。
冬も汗をかきやすい人にとって、さらっとした着心地はうれしいポイント。
値段
ボディーヒーターは、1着990円(税別)という比較的お安い価格で購入することができます。
イトーヨーカドー系列の商品ということもあり、お手頃価格でまとめ買いもしやすいです。
⑦:ベルメゾン あったかインナー ホットコット
種類
ベルメゾンのヒートテック系インナー、「あったかインナーホットコット」。
ベルメゾンは通販サイトとしても有名で、公式サイトの他Amazonや楽天市場などでも購入可能です。
ホットコットは、長袖、半そで、キャミソール、タートルネック、ブラトップ、腹巻、レギンス、タイツといった、比較的豊富なシリーズ展開が魅力です。
カラーバリエーションもとても多く、定番カラーの他、スモーキーピンクやモスグリーン、キャメルブラウン、ボーダー柄なども。
素材
ベルメゾンのヒートテック系インナーは、綿を95パーセント使用することによって、化学繊維と比較すると約1.0℃のあたたかさがあると言われています。
肌なじみもよく、かゆくなりにくいことが特徴。
アトピー体質の人も安心して着ることができますよ。
機能性
中空発熱綿と呼ばれる繊維とオーガニックコットンを使用しているため、あたたかい空気を含んであたたかさをキープしてくれます。
天然素材を織り込むことで、静電気も起こりにくくなっています。
値段
ベルメゾンのホットコットは、990~1,290円(税込み)で購入することができます。
サイズによって価格が異なり、S~5Lまで幅広いサイズ展開も魅力的です。
体が大きい人も安心して購入できますね。
⑧:ZOZOTOWN ZOZOHEAT
種類
ZOZOTOWN のヒートテック系インナー、「ZOZOHEAT(ゾゾヒート)」。
公式サイトのみの販売で、ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)と連動させることで自分にぴったりのインナーを購入できるというサービスもあります。
サイズ展開は1,000種類以上と言われており、他と比較してもサイズで困る心配はないでしょう。
カラーは定番の黒、グレー、白の3色展開で、ラウンドネック、Vネック、タートルネックなどの種類もあります。
ユニクロのヒートテックと比較すると、ゆったりとしたつくりになっており、ぴたっとしたインナーが苦手な人におすすめの商品です。
素材
ZOZOHEATは、アクリル、レーヨン、ウール、ポリウレタンによってつくられています。
ウールは保温性に優れた素材であり、レーヨンは肌触りが良い素材と言われています。
ヒートテックと比較すると、ナチュラルな風合いになっているので、裾からチラッと見えてもインナーっぽく見えにくいという特徴も。
機能性
メリノウールを使用した特殊繊維が使用されており、独自のフィット性によってあたたかさをキープすることができます。
ユニクロと比較してもナチュラルな素材でできているため、敏感肌さんでもかゆくなりにくいという特徴があります。
値段
ZOZOHEATは、通常価格990円(税込み)で販売されています。
期間限定で790円(税込み)で販売されていることもあり、過去にはZOZOTOWNで7,000円以上購入した方全員に1着プレゼントをしたこともありました。
ヒートテック系インナーの中でも比較的お手頃価格ですし、どんなに買っても送料200円均一で自宅に届けてくれるのもお得なポイント。
ヒートテック系インナーで秋冬を乗り切ろう
ヒートテック系インナーについて、有名なブランドやメーカーを比較しながら紹介してきました。
ユニクロ以外にも取り扱っているメーカーは多いので、肌質や着たいシーンに合わせて選ぶと良いでしょう。
極寒時やウィンタースポーツにはミズノを、デイリー使いにはユニクロやしまむらを、肌が弱い人は無印良品やベルメゾンがおすすめです。
ユニクロ以外のヒートテック系インナーも視野に入れて、あったかインナーで秋冬を乗り切りましょう。
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