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【男女別】顔の大きさの平均

顔の大きさの平均を考える人

顔の大きさを測る前に知っておきたいのは、基準となる平均値です。
人工知能研究センターの「AIST 日本人頭部寸法データベース2001」のデータを元に、男女別の顔の大きさの平均をまとめました。

男性

縦の長さ

青年群と呼ばれる18~34歳の男性の顔は、縦の長さの平均が23.19㎝あります。
高齢群と呼ばれる60~84歳の男性の顔は、縦の長さの平均が23.08㎝です。

誤差の範囲程度の違いですが年齢と共に短くなることが分かります。
つまり、日本男性の顔の縦の長さの平均は約23㎝です。

横の幅

青年群の男性の顔は、横の幅の平均が16.08㎝。
高齢群の男性の顔は、横の幅の平均が15.84㎝です。

縦の長さと同じように横幅も年齢を経て小さくなります。
よって、日本男性の顔の横の幅の平均は約16㎝です。

女性

縦の長さ

青年群の女性の顔は、縦の長さの平均が21.80㎝です。
高齢群の女性の顔は、縦の長さの平均が21.72㎝となっています。

男性の顔の大きさに比べて、女性の顔の大きさの方が1㎝ほど小さいですね。
それで、日本女性の顔の縦の長さの平均は約22㎝です。

横の幅

青年群の女性の顔は、横の幅の平均が15.33㎝です。
高齢群の女性の顔は、横の幅の平均が15.20㎝。

男性と同様、女性も年齢を重ねると縦も横も短くなるようです。
これにより、日本女性の顔の横の幅の平均は約15.5㎝です。

顔の大きさの測定方法3つ

顔の大きさの平均を測定する定規

次は実際に自身の顔の大きさを測っていきましょう。
顔の大きさをうまく測定するための3つの方法をご紹介します。

①メジャーを使った測定方法

顔の縦の長さは頭頂部から顎先までのことを指します
メジャーをまっすぐに垂らして頭頂部から顎先を線で結ぶようにして鏡を見て測りましょう。

顔の横の幅は、左右の耳の付け根の間を測ります。
鏡に映しながら耳の付け根の高さにまっすぐメジャーを伸ばして測定します。

メジャーを使うときはどちらで測る場合も、鼻などの凹凸を含めて測ってしまわないように注意してください。

②物を使った測定方法

顔の大きさを身近なもので大ざっぱに測るなら、ティッシュ箱を使うのがおすすめです。
単純にティッシュ箱を立てて顔の横に並べてみるだけで顔の大体の大きさが分かります。

ティッシュ箱のサイズはメーカーによって異なるので事前に測った方が良いですが、女性の顔の平均より長いものがほとんど。
ティッシュ箱より顔が長いと平均より顔が大きいと言えますね。

③アプリを使った測定方法

①美男美女診断

「美男美女診断」というアプリは、カメラで撮影した写真から美男・美女度を診断してくれるアプリです。
顔の縦横の比率が表示されるため顔の大きさを調べられます。

性別を選択したら顔の正面から写真を撮影し、全体の位置を確認して診断ボタンをタップすると結果が分かります。
理想の比率は縦が36%、横が46%となっているのでこの数値を基準にしてみてください。

AppStore版美男美女診断はこちらから
GooglePlay美男美女診断はこちらから

②何年に一度?美顔診断カメラ

「何年に一度?美顔診断カメラ」というiPhoneアプリは、写真から自分の顔の特徴を数値化して分析してくれます。
顔のゴールデンバランスに基づいて自分の顔のバランスや面積などを精密に採点できますよ。

表示される線に合わせて写真を撮影するだけで診断でき、写真の保存も可能です。
実際に顔の大きさが分かるアプリではありませんが、自分の顔の大きさとパーツのバランスが細かく分かります。

何年に一度?美顔診断カメラはこちらから

顔が小さいってどこから?小顔の基準をチェック

顔の大きさが平均以下の女性

顔の大きさが平均以下であれば女性としてひとまず安心ですが、次は自分が小顔かどうかが気になってきますよね。
小顔と称される女性芸能人の顔の大きさを元に小顔の基準を設定すると、縦18㎝・横13㎝以下が小顔と言えるでしょう。

ということは、小顔になるには平均より約3㎝もサイズダウンしなければならないということです。
本当の小顔を手に入れるには相当な変化が必要になってしまいますね。

平均より大きいのはなぜ!?顔が大きくなる理由

顔の大きさが平均以上で悩む女性

続いて、顔の大きさが平均より大きくなる理由を、それぞれ詳しくみていきます。
主な5つの理由から、自分に当てはまるものはどれかチェックしてみてください。

  1. 遺伝
  2. 脂肪・むくみ
  3. 表情筋が使えていない
  4. 顔の歪み
  5. 食いしばり

①遺伝

顔の大きさが平均以上ある人は両親のどちらかも顔が大きい場合があります。
実は顔の大きさというのは遺伝しやすい部分で、顔が大きい人の多くがこの遺伝という原因を抱えています。

遺伝ならあきらめるしかないと思うかもしれませんが遺伝するのは骨格であり、そこにさらに顔が大きくなる要因が上乗せされている人も多いです。
つまり他の原因もあるならそちらを解決できれば顔を小さくできるでしょう。

②脂肪・むくみ

太っている人は顔についた脂肪が原因という場合が多いです。
とはいえ、体はさほど太っていないのに顔の大きさだけ不自然に大きいということもあります。

それは水分や塩分の摂りすぎによるむくみのせいかもしれません。
他にも運動不足やお酒の飲みすぎなど、生活習慣の乱れの影響が顔の大きさに出ているケースも多いです。

③表情筋が使えていない

顔には約30ほどの筋肉があり、これらがまばたきや笑顔などの表情の変化を支えています。
この表情筋をあまり使えていない人は。筋肉が緩んだりコリが溜まって顔の大きさに影響します。

現代人に多いスマホやパソコンの使いすぎも表情筋を緩ませたり緊張させてしまう理由の1つ。
結果的に顔の血行不良にもつながり、脂肪がつきやすい顔になります。

④顔の歪み

普段あまり気にしないかもしれませんが、毎日の生活で徐々に顔が歪んでいくということも。
特に歯の噛み合わせが悪いとズレがどんどん大きくなって顔が大きくなってしまいます。

ズレていることだけでなく歪みによって血流が悪くなってむくみを引き起こす場合もあります。
噛み合わせが悪い人や食事を片側の歯で偏って噛む人、よく頬杖をつく人も要注意です。

⑤食いしばり

顔の大きさに加えてエラが張ってきていると感じる人は、食いしばりが原因かもしれません。
現代人は様々なストレスから無意識のうちに歯を食いしばってしまい、エラ周りの筋肉が発達している人が多くいます。

強いストレスを受けると交感神経が働いてホルモンの分泌を促し、睡眠の質が低下してしまいます。
朝起きて顎が疲れていたりエラ周りの筋肉が張って口が開けにくい人は食いしばりが原因です。

目指せ平均以下!顔の大きさを小さくする方法

顔の大きさを平均以下に見せる人

顔の大きさが平均以上だと小顔を目指すのは大変ですが、せめて平均以下にはなりたいですね。
顔そのものを小さくする5つの方法をまとめました。

  1. ダイエット
  2. リンパマッサージ
  3. 表情筋を鍛える体操
  4. 食生活に気を遣う
  5. 表情を豊かにする

①ダイエット

太っていることが顔の大きさの原因であればダイエットすることが一番の対処法です。
とはいえ、顔だけの部分痩せというのはかなり難しいですし、無理なダイエットは体に負担をかけることになります。

運動によるダイエットで健康的に全体の体重を落とせば顔の脂肪もすっきり落とせます。
適度な運動はむくみ解消にもつながるので、むくみが顔の大きさの原因の人も小顔を目指せます。

②リンパマッサージ

太っていないのに顔の大きさが平均以上あったり手脚がむくみやすい人は、顔がむくんでいる可能性が高いです。
オイルを使ったリンパマッサージで老廃物を流して、血行を良くすれば解消できるでしょう。

まずは右手で首の全面を挟むようにして顎から鎖骨にかけて10回ほどさすります。
両手で顎先から左右の耳の前まで10回ほど引き上げたら、両手をグーにして第二関節を頬骨の下にからこめかみに向けて押していきましょう。

最後に、開いた両手をおでこの中央から円を描くようにこめかみまで下ろしていけば完了です。

③表情筋を鍛える体操

普段使えていない表情筋を体操で刺激することで、顔の大きさを平均以下にしていくこともできます。
顔全体が強ばっているタイプなら顔全体を使ってゆっくり「あいうえお」を言うだけでも効果があります。

フェイスラインが大きいタイプは顎関節を中心に顔の下半分を左右に30回程度動かすのもおすすめ。
筋肉を動かすことを意識してやると血行も良くなって、より効果的にリストアップできます。

④食生活に気を遣う

毎日の食生活を変化させることで顔を大きくしてしまう原因を解消できる場合もあります。
例えばむくみやすい人は塩分やお酒を控えたり、表情筋が衰えている人は固いものを食べて顎を動かすようにすると良いですね。

また、顔が大きいと水分代謝が悪い可能性もあるので、食物繊維やたんぱく質、ビタミンC・Eやカリウムなどを含む食材を積極的に摂りましょう。
特にダイエット中に避けがちなご飯は食物繊維が豊富で脂肪燃焼を助けるのできちんと食べるようにしてください。

⑤表情を豊かにする

リストアップに直接関係するわけではありませんが、顔の大きさが気になるなら表情にも気を配りましょう。
いつも表情が豊かなら表情筋がきちんと使われるので、すっきりとしたフェイスラインがつくれます。

笑顔が増えて気持ちも明るくなればストレスによって顔が大きくなってしまうことも防げます。
たまにはスマホを置いて、好きなことや人との付き合いを楽しむ時間を持つといいですよ。

メイクや髪型で簡単♡すぐできる小顔に見せるコツ

メイクで顔の大きさを平均以下にする女性

顔そのものの大きさを変えるのには時間がかかります。
ここからは、すぐに試せるメイクと髪型を使った小顔見せのコツをご紹介します。

  1. シェーディングを使う
  2. ハイライトを入れる
  3. 前髪をつくる
  4. ボブヘアにする
  5. 後れ毛を出す

①シェーディングを使う

顔の大きさが平均以上の人は、まずメイクにシェーディングを取り入れてみましょう。
顔に陰影をつけることで凹凸感が出て自然と小顔に見せることができます。

口をすぼめたときに左右の頬骨のすぐしたにできるくぼみに合わせて耳から口角とフェイスラインにさっと入れましょう。
ぼかすように細く入れていくと浮いてしまわずきれいに入れられます。

②ハイライトを入れる

ハイライトはシェーディングと合わせて使うのが効果的。
シェーディングは影をつくるのに対し、ハイライトは顔の高い位置に光を集めることでより立体感を出して顔をシャープに見せられます。

おでこと鼻筋を含むTゾーンと顎先に入れるのがおすすめです。
広く大きく入れると逆に膨張して見えるので注意してください。

③前髪をつくる

顔の大きさ自体は平均並みなのに大きく見えてしまうという人は前髪が原因かもしれません。
面積の広い顔を前髪で物理的に見える面積を狭めてしまいましょう。

眉下くらいの長さで流し前髪にするとどんな顔型の人でも似合いやすいです。
ただ、前髪が重すぎると野暮ったくなったり輪郭が目立ってしまうことがあるので、やや軽めにつくる方がバランスが良くなります。

④ボブヘアにする

人気の高いボブヘアは小顔効果の高いヘアスタイルです。
顔周りを包むようなシルエットで大きな骨格や目立つエラもカバーしてくれます。

ボブヘアのポイントは黄金比のひし形のシルエットをつくること。
ストレートよりもウェーブをかけるなどエアリーで動きのあるシルエットを目指すと、顔の大きさが気にならなくなります。

⑤後れ毛を出す

レングスが長い場合、顔の大きさを気にしてダウンスタイルになりがち。
ですが後れ毛を出すことで、アップスタイルでも小顔見せできますよ。

顔周りの後れ毛を少し出してふんわり巻いておくと気になるフェイスラインを自然にカバーできます。
たくさん出しすぎると印象が悪くなるため、さりげない雰囲気を心がけでみてください。

顔の大きさが平均以上でもあきらめないで!

顔の大きさが平均以下になった人

自分の顔の大きさに悩んでいた人も、実際にきちんと測定してみたら平均と変わらなかったという場合があります。
とはいえ、もし平均以上だったとしても原因と改善方法が分かれば必ず変化できるでしょう。

顔の大きさを平均以下にするために大切なのはあきらめないこと。
改善できれば、きっと自分のことをもっと好きになれるでしょう!

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ライター
noel編集部

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