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洗濯機を設置する前に確認する事4つ

  1. 洗濯機のサイズ、防水パンのサイズの確認
  2. 排水エルボの確認
  3. 排水ホースが無理なく取り付けられるか
  4. 蛇口と給水ホースが合うか

確認①:洗濯機のサイズ、防水パンのサイズの確認

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まず引っ越しの時の場合は、新しいお部屋の洗濯機を置くスペースの大きさを見てください。
どこも同じ大きさだと思っていませんか?

家具が何も入っていない家は広く見えたり、大きさの感覚が曖昧になりがちです。
引っ越した際に洗濯機と防水パンが合わないというケースが多々あります。

サイズ違いの洗濯機を置くと見栄えもかなりイマイチですし、うまく設置できなくなったりして動作音がうるさくなってしまったりします。
買い替え時にも洗濯機の大きさは計測して合ったものを選ぶ必要があります。

設置スペースではなく、搬入する経路もチェックが必要です。
搬入は玄関のドアをくぐり、廊下を通って設置場所まで持って行きます。

その時につっかえて通れない!なんてことになると、また買い直しなんてことになってしまいます…。
事前に計測してしっかり確認してくださいね。

確認②:排水エルボの確認

次に排水エルボがあるかどうか確認しましょう。
排水口と接続するL型の管です。

買い替えの場合だと、前の洗濯機と繋いでいたものがあるので大丈夫だと思いますが賃貸住宅に引っ越しの場合だと、無い時があります。
基本的には部屋の備品として付いていますが、前の入居者が間違えて持って行ってしまったというケースです。

もしなかった場合は、管理会社に問い合わせてください。
或いはエルボはホームセンター等にも売っていますので、早急に欲しい方は購入するのも一つの手です。

確認③:排水ホースが無理なく取り付けられるか

排水ホースを取り付ける時、互いの位置の問題でうまく取り付けられないなんてことがあります。
この確認を怠ると洗濯機を置いてから取り付けられないことに気づきもう一度洗濯機を動かさないといけません。

洗濯機はものによると100㎏以上のものもあり、とても1人では持ち上げられません。事前にうまく取り付けられるか確認しましょう。
もし、うまく取り付けられない場合は、洗濯機と防水パンの間にモノを挟んで洗濯機の高さをあげるなど、かさあげをするとうまくいったりします。

ブロック等の丈夫なしっかりした素材が理想ですね。100円均一ショップでも入手することができますよ。
かさあげする場合はうまく水平になるように注意しながら調整をしてくださいね。

洗濯機が傾いてしまうと、正常に動作しなかったり、異常にうるさい動作音がしたり、最悪の場合故障の原因にもなりえます。

水平器をお持ちでない方は、お手持ちのスマートフォンで水平器アプリを取ってやってみましょう。
それなら誰でも手軽にできます。

かさ上げを行うメリットとしては、洗濯機下の掃除が楽になることです。
結構汚れがたまりやすい割に掃除がしづらい場所でもありますので、ホースの位置の問題が無くともかさ上げをするメリットはありますよ。

自分でできない場合は、業者に頼むこともできます。
しかし2万円~と少し値が張るところが多いので、自分でできるなら自分でした方が良いでしょう。

確認④:蛇口と給水ホースが合うか

蛇口と給水ホースの形が合うことがほとんどですが、まれに合わないときもあります。

蛇口とホースの取り付けにはニップルが必要になります。
蛇口とホースを繋げるための部品です。

新しく洗濯機を買い替えた場合は一緒に付いてくることがほとんどです。

しかし、中古品であったり貰い物であったり等、ついていない場合もあります。
そうなると、専用の部品が必要だったり工事しなければならないときもあります。

一度、管理会社に相談するか、もしくは業者に依頼しましょう。

洗濯機設置の手順

確認

誤った順番で設置すると、故障の原因になりますので順番はキッチリ守ってください。

  1. 電源プラグとアース線を取り付ける
  2. 排水ホースを取り付ける
  3. 給水ホースを取り付ける
  4. 試しに運転させる

手順①:電源プラグとアース線を取り付ける

まずは、電源プラグとアース線を取り付けましょう。まずは電源プラグをコンセントにつなぎましょう。
その後にアース線を取り付けます。

アース線とは、緑色や黄色のカバーがついている線です。主に感電を防ぐ役割を担っています。
アース線をつなぐ手順は、

  1. アース線をつなぐ場所の蓋をマイナスドライバーで開けます
  2. 開けると小さなプレートを絞めたプラスのねじが見えるので、ドライバーで緩めてプレートが浮かます
  3. プレートの中の穴に、アース線先端の銅線を挟みます
  4. ドライバーでねじを絞めて完了です

アース線はつながなくても洗濯機の使用は可能です。
ですが、安全の為につなぐことをおススメします。

お部屋によると、アース線をつなぐ場所がない時もあります。
その場合は業者にアース工事を依頼してください。

手順②:排水ホースを取り付ける

排水ホースを取り付けていきましょう。
この手順はかなり重要なポイントになってきます。

なぜなら、洗濯機における不具合の中でも、排水ホースから水漏れがおこるケースが非常に多いからです。

しかし、しっかり取り付けることによってこのようなトラブルは未然に防げますので手順通りしっかりと行ってくださいね。

給水ホースの取り付け手順は、

  1. 排水口にあるエルボを外す
  2. エルボと排水ホースをつなげる
  3. 排水ホースとつないだエルボを排水口に差しこむ

先ほど述べたように、給水ホースとエルボのつなぎ目から水漏れするのが特に多いです。

不安なようであれば、つなぎ目をビニールテープ等を巻いて補強しておくと安心ですね。

また、つなぎ目が緩く外れやすい場合は上からバンド等で絞めておくとさらに補強されます。

手順③:給水ホースを取り付ける

次は給水ホースを取り付けます。

  1. 蛇口側に給水ホースをカチャっと音が鳴るまで奥に差しこみ取り付ける
  2. 洗濯機側に給水ホースを取り付ける

給水ホースを差しこんだ時に引っ張ったりして、外れないか確認しましょう。

蛇口に止水機能がついているものが最近は多いです。
これは、地震等で給水ホースが外れてしまった時に自動で給水を止める機能です。

この機能がない蛇口の場合は、止水機能付きのニップルも売っていますのでそちらを購入するのがおススメです。

ニップルを使用してつなぐ場合は、4本のねじがある側を蛇口に取り付けます。

この時にあまりきつく無理に締めないことがポイントです。
きつくやりすぎると、蛇口に穴が開いてしまうこともある為です。

8割程度の力でやるのがうまくできるポイントです。
だからと言って緩く締め過ぎると水漏れの原因にもなりますので要注意です。

手順④:試しに運転させる

最後に正常に動作するか必ず試しに運転させましょう。この時に水漏れや異常な動作がないかも確認しておきましょう。

いざ、初めて使う時に盛大に水漏れをしてしまったりすると大変なことになるのでこのステップが1番重要です。

水漏れもなく、しっかり動作が確認できましたら、これにて設置作業は完了です!お疲れ様でした。

引越しの場合は洗濯機の取り外しかたにも注意が必要

買い替えの時は取り外しや設置サービスが無料でついてきたりしますが、引っ越しの場合はそうでないですよね。

引っ越し業者にオプションで頼むこともできますが、有料な場合がほとんど。少しでも引っ越し料金を下げたい方は自分で取り外すのがベストです。

そんな方の為に引っ越し時の洗濯機の取り外し時に注意したいポイントを3つまとめました。

1.蛇口ごと外さない

賃貸住宅にお住まいの方にありがちなパターンで、蛇口ごと持って行ってしまうケース。この蛇口は部屋の備品であることが多いので置いていきましょう。

もし持って行ってしまったら、管理会社から原状回復して欲しいと言われます。高額な原状回復費用を請求されることも…。

持って行かなくても次の新しいお部屋には蛇口が付いていることがほとんどですので、置いていきましょう。

2.ニップルは持っていく

ニップルは何かもうおわかりですよね?
蛇口と給水ホースの間にある部品のことです。

それは部屋の備品ではなく洗濯機の付属品なので持って行ってOKです!

持って行かないと次のお部屋にはきっと無いので、また新たに購入しなければなりません。

新しいものに交換したい方は処分しても構わないですが、新しいものを買いに行くのが面倒な方は忘れずに持って行きましょう。

3.エルボも置いていく

蛇口と同じように持って行ってしまいがちなのがエルボです。
蛇口と同じように持って行ってしまうと、管理会社から原状回復費用を請求されかねません。

誤って引っ越し業者が持って行ってしまったなんて時もあるので、しっかり確認しましょう。

自分で洗濯機設置するのが難しい場合は業者に依頼しよう

業者の人

自分での設置が難しい方は業者に依頼する方が無難です。
デザイナーズマンションだと、蛇口の形状が変わっていたりしてどうしても自分での設置が難しいケースもあります。

洗濯機は重いし、何より面倒だから自分で設置するのは嫌!という方も業者に依頼しましょう。
私たち素人より当たり前に知識が豊富なので、蛇口の形状が変わっていたり、スペースや搬入に難がある場合でもスムーズに対処してくれます。

何よりお金を払う分、重たい洗濯機を運んだり細かい作業等が不要なので楽ちんです。
その間にほかの引っ越しの荷物を片づけもできますね。

縦型の全自動洗濯機よりもドラム式洗濯機の設置料金の方が高い傾向にあるみたいです。
業者の中には取り外しもセットのコースがあったりとプランも様々なようなので自分にあった業者を選んでくださいね。

洗濯機設置の4つの手順と注意点!自分でできない時の対処法のまとめ

自分で洗濯機を設置する方法や注意点をまとめましたが、いかがだったでしょうか?
自分で設置するには、重たい洗濯機を運んだり細かい作業をしなければいけない分コストが下がります。

しかし、水漏れ等のトラブルがあると賃貸住宅の場合下の階の人に迷惑がかかったりもしますので注意深く確認作業をしてくださいね。
業者に頼む方は、いろいろな業者がありますので値段やプランを比較しながら自分に合った業者選びをしてください。

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ライター
noel編集部

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