【専門家監修】インナードライ肌とは？5つの改善方法＆おすすめプチプラアイテムを紹介

潤い不足かも！？インナードライ肌とは？

＼主な特徴／

インナードライ肌の人は、肌の奥は乾燥しているにも関わらず、Tゾーンなどは皮脂が過剰分泌されてべたつきが気になっている状態を言います。
特に、頬の部分は乾燥がひどく、かさつきが悪化している人も多いようです。

別名、乾燥性脂性肌とも言われており、乾燥が原因で皮脂が過剰分泌されてしまっているようです。
夕方になるとTゾーンを中心にメイク崩れが起こりやすいのも特徴の一つです。

べたつきは皮脂の過剰分泌によるものなので、お風呂上がりは特に乾燥が悪化しやすいでしょう

インナードライ肌になる原因

では、インナードライ肌になる原因にはどんなものがあるでしょう？

1. 紫外線ダメージ
2. 間違った洗顔
3. エアコンによる乾燥
4. 乱れた生活
5. ストレス

次に、インナードライ肌になる原因を詳しく見ていきましょう。

①間違った洗顔

＼洗顔のしすぎに注意／

洗顔をすることで、肌の汚れや皮脂を落とし、清潔に保つことができます。
しかし、洗顔をし過ぎてしまうと、必要な皮脂まで落としてしまうこともあるのです。

皮脂は肌の潤いを保つ役割を担っているため、肌は乾燥しやすくなるでしょう。
さらに、乾燥を改善するために、皮脂は一層分泌されべとつきの原因にもなるのです。

洗顔料の中に界面活性剤が入っているものは、洗浄力が強すぎるため、皮脂を落とし過ぎてしまう場合もあります。

②紫外線ダメージ

紫外線は、肌に様々なダメージを与えます。
中でもUVAは肌の真皮層まで届くため、コラーゲン繊維やエラスチン繊維を破壊してしまうのです。

すると、肌の保湿成分が不足してしまい、乾燥しやすくなってしまうんだとか。
UVケアは夏は毎日行っていても、秋冬には怠っている場合が多いです。

しかし、本来は毎日欠かさず行って、紫外線から肌を守る必要がありますよ。
特に曇りの日は、晴れの日以上に紫外線が強いため、注意しましょう。

③エアコンによる乾燥

エアコンは、今やなくてはならないものの一つです。
しかし、長時間エアコンの効いた部屋で過ごしていると、乾燥が悪化してしまうこともあります。

気づかないうちに肌の内部の水分が失われて行ってしまい、インナードライになってしまうのです。
社内では自分の意見を伝えづらいこともありますので、乾燥が気になったときは、できるだけエアコンの風に直に当たらない場所を選びましょう。

④乱れた生活

夜遅くまで起きていたり、好きなものばかり食べていたり、生活主幹が乱れていることもインナードライの原因の一つです。
肌のターンオーバーは夜10時から2時の間が最も活発に行われていると言われています。

しかし、その時間にきちんと睡眠がとれていなければ正しくターンオーバーが行われなくなってしまうのです。
また、肉中心や、油っぽい食事ばかりとっていることも、肌に栄養がいきわたらず、乾燥や皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまうことにつながります。

⑤ストレス

仕事やプライベートなどでストレスを抱えていると、自律神経が乱れて、ホルモンバランスも崩れてしまいます。
ホルモンバランスが崩れると、肌のうるおいバランスまで乱れてしまうため、乾燥が際立ってしまうのです。

思春期とは違う場所に、ニキビが繰り返しできてしまったり、突然大量に肌荒れができてしまうこともあるでしょう。
早めにストレス対策をして、肌をいたわってあげることが大切です。

放置しておくのは危険！インナードライで起こる肌トラブル

では、インナードライで起こる肌トラブルを見ていきましょう。

1. ニキビができやすい
2. メイク崩れ
3. 皮脂の過剰分泌
4. 肌の老化
5. キメがなくなる

次に、インナードライで起こる肌トラブルを詳しく見ていきましょう。

①ニキビができやすい

＼起きやすい肌トラブル／

肌表面に皮脂が分泌されやすいインナードライ肌は、毛穴に皮脂や角質が詰まりやすくなります。
さらにアクネ菌は皮脂を餌として繁殖してしまうため、ニキビはできやすくなってしまうのです。

同じ場所に繰り返しニキビができてしまうため、跡も残りやすく、メイクをしても思うように隠しきることができません。
ひどい場合は完全に後になってしまい、クレーター化してしまうこともあるようです。

②メイク崩れ

インナードライの場合は、乾燥がひどいため、夕方になるにつれて皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
すると、せっかく朝きれいにメイクをしたにも関わらず、夕方になるとべたつきでどろどろになってしまうことも。

だからと言ってあぶらとり紙を使って皮脂を取り除こうとすると、余計に皮脂分泌を悪化させてしまうので注意しましょう。
余計な皮脂はティッシュオフで落とすくらいで十分です。

③皮脂の過剰分泌

内側の乾燥がひどいからこそ、そのかさつきを補うために体が皮脂をどんどん分泌するようになってしまうのです。
Tゾーンを中心に、気づくとテカテカになってしまうこともありますよ。

べたつきが気になるからと言って、スキンケアを怠ってしまうと、余計に乾燥が悪化して皮脂の過剰分泌につながってしまいます。
インナードライの方は、しっかり肌に潤いを与え、乾燥を防ぐことで余計な皮脂の過剰分泌を抑えることができるのです。

④肌の老化

肌の内部の潤いがなくなってしまうと、肌のターンオーバーはうまく働かなくなってしまいます。
乾燥が進むと、小じわが目立ったり、活性酸素が蓄積されてくすみもできやすくなるでしょう。

しかし、ターンオーバーがうまくいかないと、肌は新しく生まれ変わることがないため、アンチエイジングすることなくどんどん老化が進んでしまうのです。
実年齢よりも老けて見えてしまったり、シミやくすみがメイクではカバーしきれなくなることもあります。

⑤キメがなくなる

乾燥が悪化し、皮脂が表面に過剰に分泌されることで、毛穴は開いて角質が溜まってしまいます。
さらにターンオーバーが正常に行われないため、本来取り除かれるはずの角質がそのまま肌の上に残って、ごわつきの原因に

毛穴も開いたままの状態になり、いちご鼻も目立つようになります。
冬場になると乾燥はさらに悪化してしまうので、頬は粉を拭いてしまい、ベースメイクをうまく乗せることもできなくなってしまうかもしれません。

インナードライ肌を改善する方法

では、インナードライ肌を改善する方法にはどんなものがあるでしょう？

1. 洗顔の見直し
2. 保湿成分を含むスキンケア
3. 十分な睡眠
4. UVケア
5. 食生活の改善

次に、インナードライ肌を改善する方法を詳しく見ていきましょう。

①洗顔の見直し

＼まずは、クレンジングや洗顔を見直すこと！／

まずはいつもの洗顔を見直していきましょう。
べとつきが気になるからと言って、洗いすぎてはいませんか？

ごしごしと擦るだけでも、肌にダメージを与えて乾燥を引き起こしてしまいます。
洗浄力の弱い洗顔料で、たっぷりの泡を作り、泡で洗い上げるように洗顔していきましょう。

乾燥がひどい時には、無理に洗顔料を使わず、ぬるま湯だけでも十分です。

②保湿成分を含むスキンケア

とにかくインナードライ肌には、保湿が非常に重要です。
スキンケアアイテムを選ぶときには、保湿成分が含まれているかどうかをきちんと確認していきましょう。

セラミド、コラーゲン、プラセンタなどが含まれているものがおすすめですよ。
特にナノ化されているものなら、肌の奥まで浸透しやすいので、奥の乾燥にも効果が実感されやすいでしょう。

③十分な睡眠

普段から夜更かしをしていたり、不規則な生活をしている方は、肌のターンオーバーが乱れている可能性が高いです。
きちんと肌を休めてあげるように意識して睡眠をとりましょう。

ただ眠ればいいのではなく、睡眠の質を上げるためにも、眠る前にスマホをいじったり、直前までお酒を飲んだりすることはやめてください。
夜10時には布団に入って穏やかな睡眠をとれるようにしていきましょう。

④UVケア

毎日の丁寧なUVケアは徹底的に行ってください。
いくらスキンケアで保湿をしても、紫外線ダメージを受けてしまえば思うような変化を実感することができません。

秋冬や、曇り空でも欠かさずにUVケアを行うことが大切です。
日焼け止めだけでなく、UV効果のあるカーディガンや日傘、サプリメントなども合わせて使っていくとより効果的でしょう。

⑤食生活の改善

好きなものばかり食べていたり、時間がないからと言って外食で済ませてばかりいると、栄養が偏りインナードライになりやすくなります。
うなぎや卵に含まれるビタミンB2は脂質の代謝を上げて、より健やかな肌を作り、べとつきを改善してくれますよ。

バナナやささ身に含まれるビタミンB6は肌を新しく作り、乾燥を改善してくれるでしょう。
肉類や魚に含まれるたんぱく質は、肌を作るためにも欠かせません。

これらの栄養素をバランスよく食べて、インナードライを改善していきましょう。

インナードライ肌におすすめのスキンケアアイテムの選び方

インナードライの方は、一見べたついているようにも見えますが、乾燥が進み肌は非常に敏感な状態でもあります。
そのため、スキンケアアイテムの中に、肌に刺激の強いものが入っていると、思わぬトラブルを引き起こしてしまうこともあるので注意しましょう。

肌の角質層まで潤いが浸透していくような保湿力の高いものを選ぶことがポイントです。
化粧品は、化粧崩れしにくいように薄付きでもカバー力が高く、UV効果のあるものを選んでいくのがおすすめ。

スキンケアが命！インナードライ肌向けおすすめ優秀プチプラアイテム

美容皮膚科看護師・みさみささんおすすめ

ヒノコスキンベースローション

＼おすすめポイント／

化粧水

①肌美精 ターニングケア美白 薬用美白化粧水

美白化粧水と書いてあるものの、インナードライに効果的という声も多数上がっていました。
「和漢花セラミド(うるおい成分)」と「和漢花バランスセラム(整肌成分)」が配合されていて、肌に不足した潤いを補っていきます。

もちろん美白効果もあり、トラネキサム酸がメラニンの生成を抑えて肌のトーンを上げてくれるでしょう。
乾燥と美白を両立してくれるプチプラ化粧水です。

②M-markアミノ酸浸透水

肌の天然保湿因子である、グリシン、プロリン、PCAナトリウムという3つの成分を配合しています。
もともと肌が持っている成分だからこそ、肌になじみやすく、肌の奥まで潤いを届けることができます。

アルコール無添加で、肌にも優しく、敏感肌の方からお子様まで使うことができますよ。
プチプラ価格でも高い保湿力と浸透力で、インナードライ改善のためにはぴったりですね。

③キュレル 化粧水 III (とてもしっとり)

肌の重要な保湿成分セラミドの働きを補うことで、インナードライを改善していくことができます。
潤い成分(ユーカリエキス)を配合し、肌の内部まで潤いを届けてくれますよ。

しっとりとした使い心地で、お風呂上がりのツッパリを改善してくれるでしょう。
潤いベールを作ることで、外部刺激から肌を守ってくれるでしょう。

④ちふれ化粧品 化粧水 とてもしっとりタイプ

プチプラメイクブランドで人気のちふれの化粧水は、DPG・トレハロース・ヒアルロン酸の3つの成分が配合されています。
しっとりした使い心地で、モチモチ肌へと導いてくれるでしょう。

無香料、無着色、ノンアルコールで肌に優しい成分なのも魅力です。
プチプラ価格なので、ボディ用に使用してもいいでしょう。

詰め替え用を使えば、もっと気軽に使うこともできますよ。

⑤セザンヌ スキンコンディショナー高保湿

ヒト型セラミドを3種類（AP・NP・EOP）も配合し、肌の潤いをたっぷりと潤っていく頃ができます。
さらにセラミドの働きを補ってくれる成分も配合しているので、その効果はプチプラアイテムとは思えないものです。

大容量でこの価格なので、コットンマスクとしても使用できるでしょう。
内側から表面までしっとり潤わせてくれるので、インナードライ肌を改善させてくれるはず。

美容液＆オイル

①ナチュリエ スキンコンディショニングジェル

天然保湿成分ハトムギエキス配合の保湿ジェルで、美容液として使っていくことができます。
べたつくことなくしっとりと肌を乾燥から守っていくことができますよ。

就寝前に500円ほどの大きさを手に取って、重ね付けすれば、眠っている間の乾燥も防ぐことができるでしょう。
油分が少ないので、メイクのヨレも防ぐことができるんだとか。

②innisfree(イニスフリー)グリーンティーシード セラム

化粧水前に使用することで、より浸透力を高めていくことができます。
イニスフリーオリジナルの美容茶葉や16種類のアミノ酸がインナードライを改善していってくれますよ。

③ハーバー スクワラン

たった一滴で、インナードライの気になる乾燥が嘘のようにプルプル肌へ。
スクワラン100%のオイルが肌隅々まで潤いで満たしてくれます。

いつものスキンケアに加えるだけで、見違えるような肌になるでしょう。

乳液

①MINON(ミノン)アミノモイスト モイストチャージ ミルク

9種の保潤アミノ酸と2種の清透アミノ酸配合で肌なじみよく、潤いを中に閉じ込めてくれます。
スーッと伸びるので、べたつきがなく、いつまでもモチモチ肌が続きますよ。

インナードライのごわつき肌も、柔らかく改善していってくれるでしょう。

②オルビス(ORBIS) アクアフォースホワイトモイスチャー Mタイプ

3種の薬用成分が各室内から潤いを満たすことができます。
美白と潤いを両立させた乳液で、みずみずしい肌へと導いてくれるでしょう。

ジェルタイプの乳液なので、インナードライの方もしっとり感が長時間続きます。

③菊正宗 日本酒の乳液

保湿効果の高いセラミドとアミノ酸が入っているにも関わらず、かなりのプチプラ価格で購入することができます。
大容量なので、ボディにも気軽に使うことができるでしょう。

保湿力も抜群で、高コスパアイテムだと話題になっています。
しかし、ほんのりと日本酒の香りがするので、少し苦手な方もいるかも。

ファンデーション

①エトヴォス　ディアミネラルファンデーション

天然ミネラル成分でできているからこそ、つけたまま眠ることができるほど肌に優しいファンデーションです。
メイク崩れしやすいインナードライ肌の方でも、崩れにくく長時間美しさをキープできるでしょう。

クレンジング不要なので、インナードライ肌へのダメージを抑えて乾燥の悪化も防ぐことができますよ。
さらにUVカット効果もあるため、日々紫外線ダメージを防ぐことができるんだとか。

②モイストラボBBミネラルファンデーション

ミネラル成分でインナードライ肌に優しく、メイクしながらスキンケアができますよ。
UVカット効果もあり、日中の紫外線ダメージも気になりません。

さらに、薄付でもシミやくすみを隠してくれるしてくれるカバー力。
皮脂吸着パウダー配合なので、気になるテカリを抑えてくれるのも魅力です。

③レブロン カラーステイメイクアップD

皮脂量をコントロールし、天然植物エキスがメイク中にも肌に潤いを与えてくれます。
乾燥が気になる部分もしっとりとマットな肌を再現していくことができるでしょう。

崩れにくく、カバー力も高いので、リキッドタイプを探している人にはおすすめです。

インナードライ肌を改善し、しっとり艶肌を目指そう

インナードライ肌は、乾燥だけでなく、日々の生活の乱れやストレスも原因と言われています。
放っておくと、ニキビや肌荒れが悪化してしまい、シワやくすみも目立ち、老け顔が進んでしまうでしょう。

だからこそ、早めにスキンケアや洗顔方法を見直し、肌の奥の乾燥を改善していく必要があります。
表面はべたつきが気になるかもしれませんが、それは肌の内側に潤いが不足してしまっているからこそです。

保湿成分がたっぷり含まれたスキンケアを丁寧に行い、理想の艶肌を目指していきましょう。