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タイプ別!膝の黒ずみの原因

膝の黒ずみ元

膝の黒ずみの原因は主に3つあります。
それは色素の沈着によるものと、古くなった角質がつまることによるもの、衣服などの締めつけが考えられるでしょう。

それぞれ詳しく解説します。

カサカサタイプ

→乾燥が原因

触ったときにお肌がカサカサするタイプの人は、乾燥のダメージによる膝の黒ずみが考えられるでしょう。
これは、体の中にある「セラミド」という物質が不足することで起こると言われています。

セラミドが不足すると、外的因子に犯されやすくなるとともに、角質層の水分を保持出来なくなり、乾燥肌になりやすくなるわけです。
乾燥肌のできる仕組み

特に冬は空気が乾燥しやすいので、暖房などで温まったときに、痒くなるので注意が必要です。
掻くことで皮膚が厚くなり悪化しやすいので、なるべく爪などで引っ掻かないようにしましょう。

ガサガサタイプ

→角質が原因

ガサガサするタイプの膝の黒ずみは、締め付けによる摩擦が原因の場合が多いでしょう。
これは古い角質が層のように固まって皮膚に溜まってしまうために起こります。

したがって、いつもきつめのパンツを穿いたり、衣類などで圧迫することが多い人は注意して下さい。
また、普段の生活の中で何気なく膝を床につけるような体勢をする人、茶道や華道などで、正座をする場面が多い人も膝の黒ずみのリスクが高くなります。

色が目立つタイプ

→色素沈着が原因

膝の黒ずみが目立つ場合は、色素沈着が原因でしょう。
色素沈着の原因は紫外線や、年齢によるものなどさまざまな理由が考えられます。

「色素沈着」とは、メラニン色素の生成と排泄がアンバランスになり、メラニン代謝のサイクルがくずれた結果、メラニン色素が過剰に皮膚内に蓄積されてできるものです。
黒ずみ(色素沈着)とは

→冷えが原因

女性の場合は冷えなどによって血流が悪くなり、肌の色が黒っぽくなっている可能性もあります。
寒い冬はもちろん、夏はクーラーによる冷えにも十分注意して下さい。

あなたは大丈夫?膝の黒ずみ度診断

診断!膝の黒ずみ

肌を出すことが多い季節には、膝の黒ずみは気になりますね。
ここからは、あなたの日頃の行動から膝の黒ずみの原因となる悪い習慣があるかどうか診断していきます。

①習い事などで正座する習慣がある

習い事などで、しょっちゅう正座する機会が多いあなたは、知らず知らずのうちに膝の関節に負担をかけている可能性があります。
これは圧迫することで、メラニン色素を作りすぎてしまうことが原因です。

膝は皮脂の分泌が少ないために、毛穴に古い角質が層のようになり残ります。
そのようなことにならないように、正座するときには座布団などを敷いて、圧迫を軽減しましょう。

②膝のむだ毛処理に剃刀を使用している

剃刀を使ってむだ毛処理をしているあなたは、毛穴を傷つけている危険があります。
特に古い剃刀などを使用すると、剃りにくく何度も摩擦を加えることになるので炎症を起こす原因にもなります。

剃刀は常に清潔に保ち、できるだけ早く取り替えましょう。

③脚を組んでいることが多い

座るときに脚を組む癖があるあなたも、膝の黒ずみを助長しているかもしれません。
これは、膝に摩擦を加えるのが原因です。

余談ですが、脚を組むと姿勢も悪くなり、骨盤も歪み腰痛など悪影響を与えることもあります。
なるべく脚を組まないように工夫してみましょう。

④エクササイズなどで膝をつく機会が多い

エクササイズやヨガなどで床に膝をつく機会が多い人も注意しましょう。
膝の黒ずみは、外部からの圧迫によるものが多いのです。

マットなどを敷いて、膝への負担を軽くするように気をつけて下さい。

⑤膝の黒ずみが気になりゴシゴシこする

膝の黒ずみが気になって、お風呂の中でゴシゴシと洗ってしまうのは危険です。
特に肌より硬い素材のナイロンは、肌を傷つけてしまうため注意しましょう。

強くこすりよりも、石鹸などを手のひらで泡立てて優しく洗った方が効果的です。

⑥きつめのジーンズなどを穿くことが多い

きつめのジーンズを穿くことが多い人も注意しましょう。
私たちの皮膚は、圧迫を受けることでメラニン色素を作り出してしまうからです。

それが積み重なると皮膚が厚くなり、黒ずんでしまいます。
極端にタイトなジーンズやパンツを愛用している方は、長時間穿かないように気をつけて下さい。

⑦紫外線を浴びることが多い

普段の生活の中で生足を出すことが多いあなたも黒ずみに注意して下さい。
お出かけの際には、膝にも紫外線ケアのために日焼け止めクリームを塗るようにしましょう。

以上、7つの項目に当てはまった数が多い人ほど膝の黒ずみには対策が必要です。
以下に改善する方法や、ケアの仕方を解説するので参考にして下さい。

膝の黒ずみを改善する方法

膝の黒ずみ治る

膝は自分ではなかなか見えにくいので、ついお手入れを忘れてしまうことも多いものです。
でも、周囲の人には意外とチェックされているので、いつもきれいでいられるようにしましょう。

ここからは、膝の黒ずみを改善する方法を解説していきます。

  1. お風呂のあとの保湿
  2. 角質をケアする
  3. 冷えを防止しよう
  4. ストレスを溜めないようにしよう
  5. バランスよい食事を摂ろう
  6. 紫外線対策をしよう
  7. ひどい場合は皮膚科に相談

続いて膝の黒ずみを改善する方法をチェックしてみましょう。

①お風呂のあとの保湿

膝の黒ずみをすっきりと改善するためには、お風呂のあとの保湿が大切です。
顔や手のお手入れのあと、残った保湿液を膝に当てるのも効果的です。

また保湿をするときには、持続性にも気をつけましょう。
一般的にサラッとしたテクスチャーのものよりも、馬油のようなベタベタしたタイプの方が保湿力は高くなります。

サラッとしたつけ心地が好きな方は、塗る頻度を増やすようにしましょう。

②角質をケアする

膝や肘などは古くなった角質が溜まりやすい場所です。
ケアをする時には保湿とセットで、定期的に行いましょう。

今溜まっている角質を取り除くことができたら、新しい細胞に生まれ変わることができます。

③冷えを防止しよう

膝の黒ずみを改善するには、冷えを防ぐことも大切です。
冷え防止には、軽いストレッチが効果的です。

また、体を温めるツボを刺激する方法もあります。
中でもふくらはぎにある「築賓(ちくひん)」というツボは、足の血流を改善させるので、覚えておきましょう。

このツボは腰から来る神経の緊張をほぐすため、下半身全体の血流が改善すると考えられているツボ。
家庭で出来る 冷え性緩和ツボ

④ストレスを溜めないようにしよう

私たちの肌は新陳代謝によって新しく生まれ変わっています。
でも極端にストレスを感じた場合、このターンオーバーが正常に機能しなくなる危険があるのです。

ストレスは溜めないように、適度に発散させるようにしましょう。

⑤バランスよい食事を摂ろう

膝の黒ずみを改善するには、食事にも気をつけましょう。
食生活を整えて、体の内側からきれいになることが目的です。

体内の細胞を作っているのは、たんぱく質です。
毎日の食事の中に玉子や、豆腐など、たんぱく質を多く含む食材を積極的に摂りいれていきましょう。

⑥紫外線対策をしよう

紫外線対策を徹底するのも、膝の黒ずみを悪化させないために必要です。
特に車に乗っているとき、ガラスから日が入るので、膝が紫外線を浴びてしまいます。

応急処置としては、膝にストールやカーディガンを置くなど工夫してみましょう。

⑦ひどい場合は皮膚科に相談

ここまで色々と改善方法をご紹介しましたが、何をやっても効果がない場合は皮膚科に相談することも考えましょう。
ドクターに頼めば、効果的な内服薬や塗り薬を出していただける可能性があります。

膝の黒ずみ対策におすすめの市販アイテム3選

膝の黒ずみ市販

①【第3類医薬品】クロキュアEX 15g

【第3類医薬品】クロキュアEX 15g
789円

「クロキュアEX」は「尿素」成分が含まれているので、古くなった角質を取り除いて、透明な素肌に導いてくれるでしょう。
クリームタイプなので、乾燥したお肌を守るのにもびったりです。

②ハウスオブローゼ Oh! Baby ボディ スムーザー N

ハウスオブローゼ Oh! Baby ボディ スムーザー N
2160円

ハウスオブローゼの「ボディ スムーザー N」は、温泉にも含まれているスクラブの成分が、硬くなった角質を除去してスベスベしたお肌にしてくれます。
保湿成分であるシルクパウダーが配合されているところも、うれしいポイントです。

③さいきa ローション 30g

【第2類医薬品】さいきa ローション 30g
710円

「さいきa ローション」は、ヘパリン類似物質が入ったミルクローションになります。
ヘパリン類似物質は保湿効果が高く、血行を良くする効果もあるのでおすすめです。

ヘパリン類似物質とは、体内にある「へパリン」という物質と似た成分で、「保湿」「血行促進」「抗炎症作用」の3つの働きがあり、乾燥肌に優れた効果があります。
ヘパリン類似物質について

お家にあるアイテムで簡単に膝の黒ずみを消す方法

膝の黒ずみ消す

ここからは、自宅にあるものを使って簡単に膝の黒ずみを消す方法をご紹介します。

はちみつパック

はちみつには、殺菌作用のほかにも保湿効果があります。
ここでは、効果的なハチミツパックのノウハウを解説していきましょう。

用意するもの

・ヨーグルト(プレーン)(できれば無糖タイプ)
・小麦粉
・はちみつ

やり方

ヨーグルト・小麦粉・はちみつは「大さじ1」ずつ、よく混ぜてパックを作りましょう。
膝に均等に伸ばしながら塗ったら、約10分間放置します。
その後、ぬるま湯でよくすすぎます。

ニベアスクラブ

ニベアは、「ワセリン」や「グリセリン」などを配合した全身に使用できるスキンケアクリームです。
また、保湿効果がある「スクワラン」「ホホバオイル」も配合しているので、プチプラなのにすばらしい効果が期待できます。

「スクラブ」の特徴は、研磨剤を入れることで古くなった角質を除去することです。

用意するもの

・ニベア(青缶)
・砂糖(粒子が粗いものの方が効果的)
・オリーブオイル(ココナッツオイルで代用も可)

やり方

ニベア「小さじ4」砂糖「小さじ2」オリーブオイル「小さじ1」を清潔な容器に入れてよくかき混ぜましょう。
最初に膝の黒ずみの気になる部分を濡らしてから、適量を手に取り円を描くようにやさしくマッサージします。

あまり強くこすると逆効果なので気をつけて下さい。
2分ほど放置したら、ぬるま湯で洗い流します。

濡れた状態で使用するため、お風呂に入った時に実践してみましょう。
また、敏感肌の人は肌の柔らかい場所で試してから使用してください。

膝の黒ずみケアをするときの注意点

膝の黒ずみ手当て

肌見せする季節は膝の黒ずみのケアも念入りにしましょう。
ここからは膝の黒ずみケアをするときの注意点をチェックしていきます。

角質ケアをするとき

角質は放っておくと、どんどん硬くなっていくので早めにケアすることが大切です。
手入れの方法によっても違いますが、削る場合は肌を傷つけないように注意しましょう。

剃刀や刃がついているものを使用することは、あまりおすすめできません。
なぜかというと、肌にダメージを与えるとさらに角質が硬くなってしまう危険があるからです。

角質ケアをするなら、皮膚が柔らかくなっている状態で、角質ケア専用の「やすり」などを使いましょう。
乾燥していると肌を傷つけるので、気をつけて下さい。

その後お風呂に入り、保湿することを忘れずに。

スクラブを使用するとき

スクラブは研磨剤を使って、肌をきれいにする方法なので使用頻度に気をつけましょう。
いくら黒ずみが気になるからと言っても、毎日スクラブするのは逆効果です。

目安として週に1回くらいが良いでしょう。
また、手順としてはきれいに洗顔した状態で行うのがポイントです。

また、強くこするのはNGです。
すすぎをする時は、いつもより念入りにしないと粒子が残ってしまうので気をつけましょう。

肌に炎症があるときには、スクラブは控えてください。

膝の黒ずみが気になるシーン

膝の黒ずみ場面

膝の黒ずみが気になるのはどんな場面でしょうか。
夏は特に肌を露出することが多いので、気になりますね。

①短いスカートやパンツをはくとき

膝の黒ずみが気になる場面と言えば、短いスカートなどを穿くときではないでしょうか。
普段は気にしていなくても、ふと全身を鏡で映したときに黒ずみが気になる人も多いでしょう。

②電車やバスなどに乗ったとき

電車やバスなどに乗ったときに、向かい合わせで座っている人の膝が黒ずんでいて気になる人もいるのではないでしょうか。
夏場など素足でいることが多い時には、特に心配ですね。

③健康診断などでストッキングを脱ぐとき

職場や学校などの健康診断で、ストッキングを脱ぐような場面のときに、膝の黒ずみが気になる人もいるでしょう。
普段からお手入れしていないことが、ばれてしまうので注意してください。

さらに、膝が黒ずんで乾燥しているとストッキングを穿くときにも引っかかり破れやすくなるという悪循環にもなります。

膝の黒ずみを改善して透明感を出そう

膝の黒ずみ整理

薄着になることが多い季節、お洒落女子なら特に膝の黒ずみは気になるものです。
しかし、気をつけてはいても私たちの日常では紫外線にさらされてたり、衣服などの締めつけによっても黒ずみの原因になります。

膝は関節部分になるので、日頃のちょっとした動作でダメージを与えないようにすることも大切です。
また、黒ずみの理由が複数あることもあるため軽度なうちにお手入れをすることが効果的でしょう。

お洒落を思う存分楽しむためにも、是非このページを参考にして膝の黒ずみを改善してください。
透明感のあるお肌は、あなたの大きな自信につながるでしょう。

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ライター
noel編集部

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