頭囲の平均値と正しい測り方!頭囲が大きくなる原因&対策法
身体のバランスの印象を決める1つの要因は頭の大きさでしょう。 小顔であればそれだけスタイルが良く見えるものです。 今回は意外と知らない頭囲の平均値と測定方法についてご紹介します。 もし平均より大きいかも!という人は、頭囲を大きくしてしまう原因と対処法についてもぜひご覧くださいね。
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頭囲とは?頭囲だけじゃない頭のサイズ!
頭のサイズを示す言葉には、全頭高、頭幅、頭長、そして頭囲の4種類があります。
いわゆる頭の大きさ、帽子のサイズ等に関わる大きさとして有名なのが頭囲でしょう。
頭囲は頭をぐるっと一周したときの大きさを示します。
これが大きいと頭でっかちな印象を与えてしまいます。
全頭高はあご先から頭の一番上までのサイズをいい、これが長いと面長な印象になります。
頭幅は顔の大きさの印象を左右するもので、耳の上の最も横幅が広い部分のサイズです。
頭長は眉間から後頭部までの長さで、自分で測るのは難しいところでしょう。
日常生活でそれほど気にする場面はありませんが、知識として覚えておいてもいいかもしれませんね。
頭囲の平均【大人】
きっと頭囲の平均を気にしたことがある人は稀でしょう。
ここで男女別の平均値をご紹介します。
女性
女性は頭囲55cmが平均とされています。
そのため54cmから56cmの範囲であれば標準といえそうですね。
54cm以下であれば小さめ、56cm以上であれば大きめだといえるでしょう。
頭というのは顔そのものであり、全体のバランスに関わるので大きく見られるのは避けたいですよね。
女性は髪で隠せる部分が多いので、平均より少し頭が大きいからといってあまり深刻に考える必要はないかもしれません。
ヘアアレンジや帽子などを使って見え方を変えられるといいですね。
男性
男性は頭囲57cmが平均で、女性より2cmほど大きいようです。
2cmの差では、小顔な男性と顔が大きめの女性では逆転してしまうということもありそうです。
頭囲が56cmから58cmであればごく標準的な大きさといえます。
56cmを切る場合は小さめ、58cm以上の場合は大きめと考えられるでしょう。
頭囲の平均【赤ちゃん】
新生児から1歳までは変化の大きい時期です。
生まれて間もない頃は男女の差が少ないものの、1歳半頃になると1.5cmほどの差が出てくるようになります。
新生児は男女ともに33cmが平均で、1ヵ月になる頃には男の子は38cm、女の子は37cmほどに成長します。
その後5ヵ月までは毎月1cmのペースで成長を続け、徐々に変化は緩やかなものへ変わっていくでしょう。
赤ちゃん用の帽子はメーカーによってもサイズ感が異なるので、月齢を参考にして選ぶのが良さそうです。
伸縮性のあるなしを購入時にチェックしておきたいですね。
頭囲の測り方
頭囲は眉間と後頭部を結んだ位置の距離を測るものです。
メジャーを準備し、正面に鏡を置いて測定をはじめましょう。
メジャーの0cmのところを眉間に当て、後頭部をぐるっと一周させます。
メジャーが斜めになっていたり、ゆるんでしまっているところがないかを鏡で確認しましょう。
頭にフィットするように測定し、ギュッと締めつけたりしないように注意してください。
髪の毛が膨らんでしまうという場合は、お風呂上がりなどの濡れている状態で測ってみてもいいですね。
自分では難しいという人は家族や友達にお願いしてみましょう。
頭囲から選ぶ帽子のサイズ
一般的にフリーサイズの帽子は女性ものが57cm前後、男性ものが58cm前後という頭囲になっています。
平均的な頭囲の人であればフリーサイズでも問題ありませんが、サイズ感が合わないという人はSMLなどのサイズを細かくチェックすることが大切です。
洋服同様、Mが男性女性ともに平均サイズと考えればいいでしょう。
帽子は実際の頭囲プラス1cmを目安にするのがおすすめです。
余裕を持って被りたい場合はプラス2cmでもいいでしょう。
もし頭が小さくてサイズが合わない場合、フィット感を調整するためのクッションテープを利用してみてください。
ニット帽のように伸縮性のあるものを選んでもいいですね。
頭囲が大きい人の悩み
頭囲が大きい人には数々の悩みがあります。
あなたも当てはまることはありませんか?
- 顔が大きく見える
- 帽子が似合わない
- 服を着るときに大変
それぞれ詳しく見ていきましょう。
悩み①:顔が大きく見える
頭が大きいということはそれだけ顔が大きく見えるということです。
とくに頭幅、頭長が大きい人はそれをコンプレックスに思っている人も多いでしょう。
メイクや髪形でカバーできる部分もありますが、顔を出すような髪型は避けるようになります。
ファッションの楽しみが減ってしまうのを感じるでしょう。
悩み②:帽子が似合わない
頭を強調してしまう帽子は、そもそもサイズが合わないこともあります。
ニット帽はフィットする分大きさがはっきりしてしまうので苦手意識が出るでしょう。
ツバの広いハットや頭の大きさに合った帽子を選ぶことで、大きさを感じさせない帽子選びが大切です。
どんな帽子が似合うのか、店員さんや彼氏、友達などの意見を聞くのが一番の参考になりますよ。
悩み③:服を着るときに大変
悩みというには地味かもしれませんが、頭が大きいと服を着るときに不便な思いをするでしょう。
首元がタイトな服を着ると、かぶったときにメイクが服についてしまうこともあります。
かといってタートルネックやハイネックに抵抗があるという人もいます。
頭の大きさが強調されてしまうように感じるのです。
頭囲が大きくなる原因
頭囲が大きいのは遺伝だけが原因ではありません。
考えられる3つの原因について解説します。
- そもそもの骨格
- 骨格が歪んでいる
- 冷えやむくみ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
原因①:そもそもの骨格
そもそも骨格がしっかりしている人はどうしても頭も大きくなりがちです。
えらが張っていたり、頬骨が出ている人は骨格ががっしりしているタイプであると考えられます。
骨の問題は自力でどうこうなるものではないので、髪型やメイク、帽子などをうまく取り入れてカバーする方法を勉強するのがよさそうです。
原因②:骨格が歪んでいる
歯の噛み合わせのズレや骨盤の歪みなど、直接頭の大きさとは関係なさそうなところが原因になっている場合があります。
血の巡りが悪くなり、左右のバランス差は至るところに悪影響を与えます。
いつも右にバッグを持つ、頬杖をつく、脚を組むクセがあるというような人は要注意です。
原因③:冷えやむくみ
塩分の取り過ぎによるむくみや代謝の悪さが原因の冷えは女性の天敵です。
お酒の飲み過ぎや運動不足が原因にあることもあるでしょう。
むくみは病気やホルモンバランスの異常の可能性もあるので、あまりにもひどい場合は治療を受けることも大切です。
頭囲を小さくする方法
頭囲の大きさはどうにもならないと思っていませんか?
コンプレックスがあるのならこんな方法を試してみてください。
- 顔の脂肪を減らす
- 骨格の歪みを改善する
- むくみを解消する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
方法①:顔の脂肪を減らす
脂肪があるかないかでは顔全体の印象が大きく変わってきます。
太ると顔からお肉がつき始めるという人は注意したいですね。
口を大きく開閉して表情筋を鍛えたり、舌の運動をして顎のたるみを引き締めるのが効果的です。
リンパマッサージを取り入れてもいいですね。
方法②:骨格の歪みを改善する
韓国発祥の骨格美容法に骨気(コルギ)というものがありますが、小顔矯正法として専門家の施術を受けるのもいいでしょう。
顔の歪みを改善しつつ小顔効果を得られるとあって、人気の美容リラクゼーションの1つです。
また、日頃から左右の歯でバランスよく噛むことを習慣付けるなど、左右のバランスをとることを心掛けたいですね。
方法③:むくみを解消する
顔は身体の中でもむくみが出やすいところです。
マッサージをしたり、むくみにつながりやすい食べ物を控えたりするだけでも印象は変わってきます。
女性の大敵である冷えをなくすよう心掛けるのも大切なことです。
頭囲で見た目バランスは大きく変わる!
○等身という言葉にもあるように、頭の大きさは身体のバランスを見るときの指標にもなります。
頭が小さければそれだけでスタイルが良く見えますよね。
少しでも歪みやむくみを解消することで頭を小さくできたら嬉しいですね。
全身鏡を使ってスタイルアップのためのおしゃれを楽しんでも素敵ですよ。
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