主体性がない人の特徴と原因!主体性を高める&身につける8つの方法
主体性がないという言葉を聞いたことはありますか。 個人の能力を評価するときにも、よく使われる主体性という言葉にはどんな意味があるのでしょうか。 今回は主体性の意味や主体性がない人の特徴をご紹介します。 人から信頼される主体性がある人になるための方法も見てみましょう。
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「主体性がない」とは?
主体性という言葉に聞き覚えはありますか。
教育現場やビジネスシーンで、聞いたことがある人も多いでしょう。
中でも「主体性がない」という使われ方はよくないイメージがあります。
具体的にはどのような意味の言葉なのでしょうか。
主体性の言葉の意味をご紹介します。
意味
「主体性」とは、自ら考えて行動する姿勢のことを指します。
つまり、主体性がないという使われ方をするときは、自分で考えて行動できないという様子を指します。
「自主性」との違い
主体性と似たような使われたかをする言葉には「自主性」もあります。
自主性がないといった使われ方も、よく耳にするのではないでしょうか。
主体性ということ奈が、自分で考えて行動する様子を示すのに対し、自主性は自分で行動することを指しています。
大きな違いは、自分でやるべきことを考えられるかという点です。
自主性がある人は、やるべきことが明確なときに素早く行動できる様子です。
一方、やるべきことを自分で考えだし、その考えに沿って行動ができる様子を主体性という言葉で表します。
特に仕事の場面になれば自主性は基本的な能力としてみなされがち。
主体性を持っているかどうかが、大きな評価のカギになることも多いでしょう。
主体性がない人の特徴
具体的な特徴をご紹介します。
主体性がない人に見られる共通した特徴について詳しく見てみましょう。
- どんなことも他人任せにする
- 周りの意見に流される
- 質問しない
- 向上心がない
- 自信がない
- 失敗を恐れる気持ちが強い
- 言われたことしかやらない
- 「~でもいい」といいがち
- 責任感がない
- 人のせいにする
特徴①:どんなことも他人任せにする
基本的に、どんなことでも他人任せの行動が多く見られるでしょう。
自分で考えて行動ができない主体性がない人は、日々の生活の中で行うべき決断や選択を自分でしようとしません。
いつも人の意見に従ったり、空気を読んだ行動をしてしまいがち。
また、そうした自分の主体性のない行動に無自覚な人も多いでしょう。
主体性を持つことの重要さに気づかずに、他人任せに人の意見に従うことを当然だと考えてしまう人も少なくありません。
特徴②:周りの意見に流される
すぐに周りの意見に流されるところも特徴にあげられます。
複数人で一つのことを決めるとき、多くの場合多数派の意見に従います。
全体の空気を読んで、無難な意見に従う傾向が強いでしょう。
自分の意見を考え出すことをせずに、周りの意見や空気に反応することに集中してしまう人が多いのではないでしょうか。
本心では違和感があっても、周りの多数派に従って行動することがよく見られます。
また、このような人は自分で考える力がなく、主体性がない行動になります。
周囲の意見と自分の考えの違いを理解できずになんとなくその場が丸く収まるような行動をとってしまうでしょう。
特徴③:質問しない
分からないことがあっても質問をしないところも特徴です。
特に仕事の場面では、自分が理解して行動することが必要です。
わからないことを理解しないまま、言われたことだけを実行するのは、主体性がない態度の特徴です。
指示の意味や仕事の中身をきちんと理解していないときでも、質問はせず、自分の理解の範囲で行動する傾向があります。
特徴④:向上心がない
向上心のなさも特徴です。
主体性がない人は、現状に満足していて、成長する気持ちがない場合が多いです。
また、自分で考えるくせがついていないので、自分の現状や取り巻く環境を正確につかめていない人も少なくありません。
自分を客観的に俯瞰できずに、流されるまま過ごしてしまうため、向上心が持てなくなってしまいます。
特徴⑤:自信がない
自信がないところもよく見られる特徴です。
自分で物事を考えられない、主体性がない態度をとっていては、何かをやり遂げた経験も少なくなってしまいます。
人の意見や決断の後を追うばかりで、自分自身の力をつけられずにいるため、自信が育たなくなってしまいます。
自信のなさからネガティブ思考になっている人も多く、愚痴っぽくなってしまう主体性がない人も珍しくないでしょう。
自信のなさから、まずます主体性のない行動をとってしまう悪循環が作られていることも多いのではないでしょうか。
特徴⑥:失敗を恐れる気持ちが強い
失敗を恐れる気持ちが強いところも特徴の一つ。
ひとつひとつの行動に対して、失敗を恐れる気持ちから自分で判断できなくなっている人も多いのではないでしょうか。
失敗を恐れる気持ちには、責任を取りたくないという思いや、人に失望されたくないといった思いも感じられます。
他人の目を気にして、ミスを避けようとする気持ちから主体性のない行動をとってしまうことも多いでしょう。
特徴⑦:言われたことしかやらない
人と一緒に行動するときも、言われたことしかやらないところもよくある特徴です。
指示されたことにしか対応できずにいるため、臨機応変な行動がとれません。
仕事の中身を細かく、すべて伝えておかなければ、ミスが出てしまう場合も多く、難しい仕事や判断が多い仕事を任されることは少なくなるでしょう。
普段から主体性がない行動が多い人は、思考停止に陥っている人が多いです。
指示されたことはそのまま丸のみにし、それ以上の仕事や指示になかったことが想像できない人が多いのではないでしょうか。
特徴⑧:「~でもいい」といいがち
「なんでもいい」や「どれでもいい」といった「~でいい」という言い方が目立つところも特徴にあげられます。
自分で考えず人に従うことが正しいことだと考えて、人任せで主体性がない行動をとっています。
責任感もなく、判断を他人に丸投げにする行動が目立つでしょう。
そのため、自分が責任をもたなくてすむような「~でいい」という言い方が多くなってしまいます。
特徴⑨:責任感がない
責任感がないところも特徴です。
常に人の意見についていっているだけの、主体性がない人は自分が責任を取ることを全く考えません。
何か不都合があっても人に従っただけで自分は悪くないと考える傾向が強いでしょう。
自分が責任をもった行動をとらなくてはいけないということまで、考えられない人も多く、自分の行動の良し悪しを他人に依存してしまいます。
主体性がない人の中には、物事に対して投げやりになってしまう人も多く、責任感が感じられない人が目立ちます。
特徴⑩:人のせいにする
責任感がなく、人の意見に流されがちな人は、不都合なことを人のせいにしてしまうでしょう。
何らかのミスが起きたときも、自分で責任を持つことをせず、誰かに押し付けて自分を守ろうとしてしまいます。
自分は意見を出していないのだからと開き直ってしまう人も珍しくありません。
主体性がある人・ない人の違い
主体性がある人とない人には、どういった違いがみられるでしょうか。
よく見られる両者の違いをご紹介します。
- 積極的な姿勢
- 失敗に対する気持ち
- 自信の有無
- 理解しようとする姿勢
- 想像力
違い①:積極的な姿勢
両者に見られる違いのひとつは、積極的な姿勢です。
主体性のない人は、どんな問題にも積極性がみられません。
人がすすんでいく道をついていくような行動が多いでしょう。
自らやるべきことを探し出し、進んで行動することができないところは、積極性に欠けた姿勢と言わざるを得ません。
主体性がある人は、自分で考え、自ら行動できるので、積極性がある人と言えるのではないでしょうか
違い②:失敗に対する気持ち
失敗に対する気持ちにも違いが見られます。
主体性がない人は、他人の目を気にしたり、臆病な性格から失敗を恐れる気持ちが強いです。
リスクを避け、失敗しないように行動をするケースが目立ちます。
一方、主体性が身についているは、失敗を恐れる気持ちが少ない人が多いでしょう。
失敗も糧にできる自信や、挑戦したいという向上心が強く、失敗に対する姿勢が大きな違いになっています。
違い③:自信の有無
自信の有無も、両者の違いではないでしょうか。
自分で物事を判断できず、自信がないのは、主体性がない徳によく見られるケースです。
多くの決断を人任せにするため、自分の力を育てられずに不安感やネガティブな感情を強く持ってしまいます。
主体性がある人は、失敗を恐れず色々な経験を進んで積み上げていくことができます。
多くの経験は、人を成長させ自信につながるでしょう。
主体性がない行動は、人の成長を邪魔してしまい、自分を認める機会を減らします。
自分を肯定する機会がなく自信がない人が多くなってしまうのではないでしょうか。
違い④:理解しようとする姿勢
周囲の出来事や仕事内容に至る会で、いろいろなできごとを理解しようとする姿勢にも違いがみられます。
主体性がない行動をとってしまうは考える力が少なく、疑問を持つことも少ないでしょう。
自分が何を理解する必要があるのかを考えられず、積極的に理解しようとする態度もとれません。
主体性がある人は、どんな出来事でも当事者意識を持ってのぞみます。
そのため多くの疑問を持ち、多くのことを理解しようとする積極的な態度がとれるでしょう。
違い③:想像力
想像力にも違いがみられます。
目の前で起こっている出来事や、これからやるべきことを考えるためには、想像力が必要です。
常に自分ならどうするか、といった想像力が働かせられる人は、主体性がある行動をとれます。
想像力にかけ、なんでも他人事だと思ってしまう人は、主体性がない他人に依存した行動しか取れません。
自分のやるべきことを想像することも、行動した結果がどうなるかも想像できず、その場限りの日和見な態度をとってしまうことが多いでしょう。
主体性がない原因
どうして主体性がない行動をとってしまうのでしょうか。
その原因について考えてみましょう。
- 個人の意見が認められない環境
- 甘える姿勢
- 想像力の欠如
- 傷つきやすい繊細な性格
- プライドが高い 他人の目
原因①:個人の意見が認められない環境
こうした原因には、周りの環境に問題がある場合があります。
常に人に従うことを求められ、自分の考えをもった行動が評価されない環境が続くと、人はモチベーションをなくしてしまいます。
やるべきことをやっても評価をされず、むしろ出る杭は打たれるような環境になってしまうと、主体性がない無責任な行動をとってしまうでしょう。
特に育った家庭環境が、こうした主体性を育てにくい環境の場合、大人になってからも主体性持てない大人になってしまいます。
個人の主体性を伸ばし、活かす環境が整っていないことは、主体性がない人になる原因になるでしょう。
原因②:甘える姿勢
人に甘える気持ちが強いことも原因の一つ。
主体性がない行動は、自分で責任を取らず、すべて他人事でいられます。
失敗や批判から自分を守ることもできる甘えた行動と言えるでしょう。
人に甘える楽さを求める気持ちが主体性がない、人に依存した行動につながります。
原因③:想像力の欠如
想像力の欠如も原因にあげられます。
主体性がある人は自分が何をなすべきか、自分が置かれた立場や状況を想像します。
想像力にかけていると、広い視野で物事を考えられず、主体性がない行動につながるでしょう。
自分のやるべきことが見つけられなかったり、責任の重さや信頼に気が付けません。
何ごとにも他人ごとの姿勢になりがちで、自分の問題として想像できなくなってしまいます。
原因④:傷つきやすい繊細な性格
性格が繊細で、傷つきやすいことも原因になります。
不安感が強く、臆病さや人の目を気にする気持ちが強いことは、失敗やリスクを回避する行動につながります。
自分で判断し行動するよりも、人に従うことで、身を守ろうとしてしまうでしょう。
また、失敗する経験から、自分が傷つくことを恐れる気持ちも原因につながります。
傷つきやすい繊細さは、過度に自分を守ろうとし、主体性がない行動をとらせてしまうでしょう。
原因⑤プライドが高い
プライドが高い性格も、原因のひとつ。
自分の失敗やミスが認められずかえって人任せな態度をとってしまいます。
自分で責任を取る覚悟も作れず、主体性がない行動を選ぶ人も少なくありません。
見栄を張りやすく、自分を大きく見せたい人ほど、重要な場面で自分の考えがない行動をとってしまいます。
主体性がないことで生じるデメリット
主体性がないことは、いろんな場面でデメリットをもたらします。
よく見られる代表的なデメリットをご紹介します。
これらのデメリットを踏まえて、こうした態度のマイナス面を知っておきましょう。
- 仕事を任せてもらえない
- 意見を聞いてもらえない
- 成長の機会を逃す
- 自信がつかない
デメリット①:仕事を任せてもらえない
主体性がない行動は、多くの場合、仕事にマイナスに働きます。
責任能力に欠け、自分から進んで動けない主体性がない人は、信頼性に足りず、仕事を任せてもらえません。
人から支持をされるのを待つばかりで受け身の態度が目立つため、大きな仕事につけず出世からも遠のいてしまうでしょう。
仕事で頼りにされたり、欠かせない存在になるためには、個人のパーソナリティが重要。
人の意見に流されるだけの主体性がない人は、個人の良さが発揮できず、仕事の評価が低くなってしまいます。
デメリット②:意見を聞いてもらえない
普段から主体性がない行動ばかりとっていると、自分の意見を聞いてもらいにくくなります。
きちんと物事を考え、判断できる人だという信頼を持ってもらえず、意見を軽くとられがち。
自分の考えに基づかない行動は、存在自体も軽くさせ、集団の中での存在感が薄れてしまうところもデメリットです。
デメリット③:成長の機会を逃す
主体性がない行動をしていると、いつまでたっても成長ができません。
人は、自分で判断し失敗を重ねることで、多くのものが学べます。
主体性がない行動ばかりとっていると、失敗は常に人のせいにでき、責任も取りません。
反省するチャンスがなく、向上心のないまま、成長できずに過ごしてしまうでしょう。
いつの間にか、自分でできることも少なく、学びも身についていない大人になってしまうとこともデメリットです。
デメリット④:自信がつかない
自分に自信が育たないところもデメリットにあげられます。
人は自分の力で何かを成し遂げた成功体験から、自信を育てます。
しかし、主体性がない人は、自分の力で何かを成し遂げることがなく、人の考えに沿った行動をとるばかり。
自分自身で成功をつかみ取る経験がなく、いつまでたっても自信がつかない場合が多いでしょう。
自信のなさは、自己否定や自己嫌悪につながり、ネガティブな考えにつながります。
人生への前向きさも奪ってしまう可能性があるところもデメリットとして挙げられるのではないでしょうか。
主体性を高める・身につける方法
自分に主体性が足りないと感じたとき、どうすればよいでしょうか。
主体性を高め、身につけるおすすめの方法をご紹介します。
- 自分の意見を持つ
- 一人暮らしを始める
- 自分に置き換えて考える
- 決断は自分で行う
- 好奇心を持つ
- 相談できる人を探す
- 失敗を恐れない
- 人の顔色を窺わない
方法①:自分の意見を持つ
日ごろから、自分の意見を持つように心がけましょう。
レストランでメニューを決めるなどのささいなことでもかまいません。
小さなことでも自分で判断し考えるくせを身につけることで、思考力や想像力が鍛えられます。
方法②:一人暮らしを始める
一人暮らしを始めるのもおすすめです。
人と暮らしていると自然と甘えやすい環境が生まれてしまいます。
食事からゴミ捨て、掃除や日用品の管理まで、ありとあらゆることを自分の力で行わなくてはいけない一人暮らしは、主体性を育てるのにぴったり。
自分が動かなければ何も進まない状況は、良い成長のチャンスになるでしょう。
方法③:自分に置き換えて考える
いろいろな問題を自分に置き換えて考えてみましょう。
仕事場でのトラブルや、ちょっとしたニュースなど、自分だったらどうするかという視点を持つように心がけます。
実際に自分が問題に直面していなくても、想像力を働かせることで、自分がやるべきことを考える思考力が身につきます。
主体性がない人は、常に当事者意識をもてるように心がけるとよいでしょう。
方法④:決断は自分で行う
何かを決めなくてはいけないとき、自分で決断するようにします。
決断することは、自分で責任を負うということです。
主体性がない、自分で決断ができない人は、責任を持つ勇気も必要です。
いろんな問題において、自分で決断するように意識しましょう。
失敗の経験や、責任を取る経験が自分自身の成長につながるはずです。
方法⑤:好奇心を持つ
いろんなことに好奇心を持ってみましょう。
何かを知りたいと思う気持ちを育てることは、主体性がない人任せな態度を捨て、進んで行動できる力につながります。
少しでも興味をもてるものがあれば、積極的にかかわるようにします。
また、なじみのないジャンルの本を読むなど、視野を広げ、好奇心が刺激されるような体験を進んで行うようにしましょう。
方法⑥:相談できる人を探す
身近に相談できる人を見つけるのもおすすめです。
主体性を身につけ、鍛えようと思っても、どうすればよいかわからないという人も多いでしょう。
自分で決断をしたくても、初めから自信を持って決断できるわけではありません。
信頼できる相談者や真似ができる主体性がある人を身近に見つけておきましょう。
方法⑦:失敗を恐れない
失敗を恐れない気持ちを持つことも大切です。
誰でも失敗はしたくありません。
失敗を想像すると恐れる気持ちも沸き上がります。
しかし、主体性がない行動を抜け出すためには、その恐怖に打ち勝つ気持ちも必要です。
失敗しても乗り越える強い意志を持ちましょう。
方法⑧:人の顔色を窺わない
主体性がない人は、ついつい人の顔色や空気を読んだ行動をしがちです。
意識して、人の顔色を窺わないようにしましょう。
自分の考えに向き合うことを心掛け、他人の目を気にしないようにしてみましょう。
主体性を活かす・発揮する方法
主体性を活かすには、自分で責任を持つことが一番です。
仕事や趣味で、自分が決めてやり遂げられるような挑戦に手を出してみましょう。
仕事で機会が作れない人は、山登りや資格取得などもおすすめです。
自分で決めたことを自分でやり遂げる経験を作ることで、主体性を活かす経験が作れます。
主体性がない人との接し方
主体性がない人と、うまく接するにはどういったことに注意すればよいでしょうか。
具体的な接し方を見てみましょう。
- 意見を聞く
- わからないことは調べてもらう
- 考え方を説明する
- 相手を認め肯定する
接し方①:意見を聞く
主体性がない人は、自ら意見を言いません。
意見を出す場を作り、しっかり耳を傾けてあげましょう。
意見を言うくせをつけることで、自分で考える機会を増やすことができます。
接し方②:わからないことは調べてもらう
理解が及んでいないことは、主体性がない人本人に調べてもらうように促します。
まわりが全て整えてしまうと、主体性がない人の甘えや依存心を強めてしまうでしょう。
自分で調べる機会を作り、成長を促します。
接し方③:考え方を説明する
主体性がない人は想像力や思考力にかけている場合が多いです。
いざ主体性をもった行動を、と思っても何をどう考えたらいいかわからないという人も少なくありません。
一つ一つ思考の過程を説明し、考え方を身につけられるようにしましょう。
主体性がない人には丁寧な接し方が必要です。
接し方④:相手を認め肯定する
相手を否定するのではなく、肯定するように接しましょう。
こうした人は自信がなく、傷つきやすい人が多いです。
肯定的な接し方で、相手を否定しないことが大切です。
他人に主体性を持たせる方法
主体性がない人に、主体性を持ってもらう方法を考えてみましょう。
仕事の部下や、身近な友人など、主体性がない人に、主体性を持ってもらうにはどうすればよいでしょうか。
- 「自分の問題」だと思ってもらう
- 目標と期限を作る
- 責任を与える
方法①:「自分の問題」だと思ってもらう
目の前の問題に当事者意識を持ってもらえるようにしましょう。
「あなたならどうする?」という問いかけを重視します。
こうした人は、心のどこかで人ごと感を持っています。
自分がしなくても、誰かがしてくれるという気持ちは、主体性を打ち消してしまうでしょう。
良い意見が出たときは取りいれるようにして、自分の考えに価値があることに気づけるようにします。
自分で問題を見つけるように促す態度で、主体性を伸ばしましょう。
方法②:目標と期限を作る
目標と期限を設定するのもおすすめの方法です。
自分で目標を設定することで、考える力や責任感が身につきます。
また、しっかりゴールを定めることでモチベーションを促せるでしょう。
明確な期限があることで、成功体験が作りやすくなります。
方法③:責任を与える
しっかり責任を与えるのもおすすめです。
責任を持ってもらうということは、相手に裁量させるということでもあります。
相手の考え方を尊重し、自由を認めることで、責任を持ってもらえるでしょう。
主体性がない人は、責任だけ取らされて、自分で決める権限がないと思い込んでいる人もいるかもしれません。
主体性を伸ばすためにも、責任と同時に相手の考えをきちんと尊重する態度を心掛けましょう。
主体性がない態度を捨て、チャレンジできる人生に
主体性を育てるためには、幼少期からの教育が大切だと思い込んでいませんか。
性格はもう変えようがないとあきらめてしまっていないでしょうか。
主体性を伸ばすことは、いつからでも可能です。
これまで主体性がない行動をとってしまっていた人も、意識すればきちんと自分の意見や考えをもった行動がとれるはず。
主体性が身につけば、これまで以上に多くのチャレンジができ、成長する機会が作れます。
日々の心がけ次第で、しっかり自分の考えを持って行動できるようになるでしょう。
主体性がない人から卒業し、チャレンジと成長の多い人生にかえてみませんか。
自分の中にある可能性が、もっともっと広がるはずです。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
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