米ぬかパックの作り方&使い方!今すぐ試したくなるうれしい美肌効果7つ
今美容マニアの間で話題になっている米ぬかパックは、美肌にうれしい成分がたっぷり含まれています。 今回は、米ぬかパックの美容効果や正しいパックの選び方、知っておきたい注意点などを紹介していきます。 米ぬかを含んだ手軽なシートパックは?米ぬか以外に自然素材のパックはあるの?など素朴な疑問も解消していきます! 米ぬかパックが気になっている方は要チェックです。
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そもそも「米ぬか」とは?
米ぬかとはお米を精米する際にでるお米の皮のことで、お米の種皮や胚芽を含んでいます。
お米の表面を覆っている皮部分ではありますが、美容にうれしい栄養素をたっぷり含んでいます。
米ぬかはお米1粒あたりの栄養素のおよそ9割を含んでいるので、精米後に捨ててしまうのは非常に勿体ないと言えるのです。
米ぬかにはビタミンやミネラル、脂肪、たんぱく質などの栄養素をバランスよく含んでいます。
こめ油やぬか漬けなどの加工食品として食べることもできます。
キッチン周りの汚れを落とすこともできますし、肥料やスキンケアアイテムとしても使用できます。
米ぬかに含まれる美容成分と美肌効果
米ぬかにはビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれているとお伝えしましたが、具体的にどのような美容成分が含まれているのでしょうか。
ここでは、米ぬかに含まれる成分と効果を紹介していきます。
- オリザブラン
- 米ぬかセラミド
- y-オリザノール
- フェルラ酸
- ビタミンB群
- ビタミンE
- カルシウム
①オリザブラン
オリザブランは皮膚の水分量を一定に保つ働きがある美容成分です。
皮膚に必要な水分を保つ効果があるため、乾燥が気になる人に摂取してほしい成分です。
肌のたるみだけでなく、肌荒れを防ぐ効果も期待できます。
②米ぬかセラミド
セラミドは角質層の細胞と細胞をつないでいるうるおい成分ですが、細胞の隙間をうめることで肌をふっくらうるおいのある状態にしてくれます。
米ぬかセラミドは、米ぬかに含まれているセラミド成分で、肌に浸透して潤いをあたえてくれます。
③オリザノール
オリノザールは肌の酸化を抑制する作用のある美容成分です。
米ぬかに多く含まれている成分で、シワやたるみの改善に効果を発揮してくれます。
④フェルラ酸
フェルラ酸はイネ科の植物の細胞壁に多く存在するポリフェノールです。
特に米ぬかに多く含まれており、抗酸化作用や紫外線から肌を守る働きがあります。
メラニンの働きを抑制してくれるので、シミやそばかすができやすいという人におすすめの成分です。
⑤ビタミンB群
ビタミンB群は肌のターンオーバー周期を正常に整えながら、皮膚や粘膜を正常に保つ作用があります。
また、脂質の代謝を促進する効果もあるため、テカリがちな脂性肌の人にぴったりの成分です。
⑥ビタミンE
ビタミンEには毛細血管を拡張する効果があり、肌の血流を促進しターンオーバーを正常化してくれます。
抗酸化作用があるため、シミやくすみの解消も期待できます。
⑦カルシウム
カルシウムには、肌の抵抗力をアップさせる作用があり、肌を外部刺激から守る働きがあります。
肌のターンオーバーを整える効果もあり、肌トラブルでお悩みの方にはぜひ摂取してほしい栄養素です。
手作りで米ぬかパックしたい!米ぬかの購入方法&選び方
米ぬかパックに使用する米ぬかは、肌に使用しても問題ない米ぬかを選ぶ必要があります。
精米店で販売されている生ぬかは、もみがらと呼ばれるお米の殻が含まれていて肌に直接使用するにはチクチクと刺激になることもあります。
一方、スーパーやネット販売されている炒りぬかは、もみがらが取り除かれているのでそのまま使用することができます。
しかし、ぬか漬け用や掃除用の米ぬかは塩や重曹なども入っているため、米ぬかパックとしては使用することができません。
基本的には精米店の生ぬか、市販の炒りぬか、どちらも肌に使用することができます。
簡単!米ぬかパックの作り方4パターン
それでは、購入した生ぬかや炒りぬかはどのようにしてパックにしていけばよいのでしょうか?
ここでは、米ぬかパックの基本的な作り方を4パターン紹介していきます。
作り方その①基本の米ぬかパック
用意するもの
米ぬか大さじ2杯
薄力粉(小麦粉)大さじ1杯半
水適量
作り方
薄力粉と米ぬかを混ぜたものに、水を少しずつ加えていきます。
とろっとしたクリーム状になったら完成です。
作り方その②米ぬかヨーグルトパック
用意するもの
米ぬか大さじ2杯
ヨーグルト(プレーン)大さじ2杯
作り方
米ぬかにヨーグルトを少しずつ加えていきます。
全体的に混ざり、クリーム状になったら完成です。
米ぬかのみよりも、保湿力がアップするので、しっとり感のある仕上がりになります。
作り方その③米ぬかヨーグルトはちみつパック
用意するもの
米ぬか大さじ2杯
ヨーグルト大さじ1杯
はちみつ大さじ1杯
作り方
米ぬかにヨーグルトを足していき全体的に混ぜます。
混ざったら、はちみつを足してさらに混ぜたら完成です。
はちみつの作用でしっとりプルプルな仕上がりになります。
作り方その④米ぬか酒粕豆乳パック
用意するもの
米ぬか大さじ2杯
酒粕大さじ1杯
豆乳大さじ2~6杯
作り方
酒粕を細かく砕いて米ぬかと混ぜます。
豆乳を少しずつ加えていき、クリーム状になったら完成です。
酒粕と豆乳によってキメが細かい肌に仕上げてくれます。
米ぬかパックの効果的な使い方
米ぬかパックはスキンケアのどのタイミングで行えばよいのでしょうか?
ここでは、米ぬかパックの効果をアップさせるスキンケアの手順を紹介していきます。
手順①洗顔する
米ぬかパックをする前には、必ずメイク落としと洗顔を行っておきましょう。
そうすることで、米ぬかパックによる美容効果をよりお肌に浸透させることができます。
手順②米ぬかパックをする
洗顔後余分な水はタオルでふき取った上で、米ぬかパックを肌に乗せていきます。
手作りの米ぬかパックはザラザラとして肌の刺激となる場合もあるため、少しずつおくようにパックを乗せていくことが大切です。
手順③5~10分程度置く
米ぬかパック後は5分から10分程度置くようにしましょう。
米ぬかがしっとりとした状態のまま置くことが大切です。
米ぬかがパリパリと乾燥してしまうと、肌の水分がパックにとられしまうことがあるため注意が必要です。
手順④水ですすぐ
最後に水でやさしくすすいでいきます。
こすらずに水の力で米ぬかパックを剥がしていくようにしましょう。
肌をこすってしまっては、表面が傷つき肌トラブルの原因となってしまいますよ。
すすいだ後には、化粧水や乳液をつかってスキンケアを行いましょう。
米ぬかパックをするときの注意点
米ぬかパックをする際には、いくつかの注意点に配慮する必要があります。
肌トラブルを引き起こすことにもつながりかねませんので、しっかりとチェックしておきましょう。
- アレルギー
- 作り置きはNG
- 農薬の心配
- 放置時間
- 頻度
- 排水口の詰まり
①アレルギー
米ぬかパックには薄力粉やヨーグルト、はちみつなどの食材を使用することがあります。
これらの食材のアレルギーを持っている人は、当然ながら米ぬかパックをすることは難しくなってきます。
特にはちみつは、そばの実から採ったはちみつであればそばアレルギーの人がアレルギー反応を起こすこともあるので、はちみつの種類に気を付ける必要があります。
小麦粉アレルギーの方は、小麦粉を使用しない米ぬかパックであれば使用できる場合があります。
ご自身のアレルギーをよく把握して、米ぬかパックを行っていきましょう。
②作り置きはNG
米ぬかパックは基本的に生ものなので、作り置きはしない方がベターです。
冷蔵庫で1週間程度保存をしている人もいますが、米ぬかパックの作成途中や保存パックの開閉で菌が入り込んでしまう可能性も0ではありません。
肌に直接触れるものなので、米ぬかパックを手作りされる場合は使用する直前に作ることをおすすめします。
③農薬の心配
米ぬかパックを精米店から直接購入される場合は、米ぬかに農薬が含まれていないかを確認する必要があります。
最近では、農薬不使用の米ぬかのみを販売している精米店が増えてきていますが、お店の人に直接確認した方が安心です。
市販の米ぬかは農薬の心配がない、肌への使用が認められた商品が多いです。
殺菌処理をしてくれている場合がほとんどなので、心配な方は市販の米ぬかを購入するようにしましょう。
④放置時間
米ぬかパックは放置時間を多くとりすぎると、肌の水分を奪ってしまうことがあります。
これは、米ぬかパックに限らずシートパック全体に言えることでもあります。
パックは最初の間は水分を肌に送ってくれますが、パック自体が乾燥してくるとその吸収力から肌の水分を奪ってしまうのです。
米ぬかパックを行う際にも、放置時間をとりすぎることないように気を付けましょう。
⑤頻度
米ぬかパックは1週間に1~2度の使用がベストと言われています。
実は、米ぬかパックにはピーリング効果があり、連続して使用することで肌に必要な角質まで落としてしまうことがあるのです。
ヒリヒリとして赤みがでることもあるため、連続して米ぬかパックは行わずに、週に1~2度というペースを守るようにしましょう。
また、肌の弱い人には米ぬかパックの刺激が強いこともあるため、肌に違和感を感じたら使用を中止するようにしましょう。
⑥排水口の詰まり
米ぬかパックは粒があらくザラザラしているため、排水口の詰まりを引き起こす可能性が非常に高いです。
洗い流す際には、排水口部分にネットやキッチンペーパーなどを挟んで、そのまま流れていかないようにしましょう。
少し面倒かもしれませんが、排水口が詰まってからでは修理の手間もかかりますし、1回1回詰まっていないか確認をすることも大切ですよ。
米ぬかの効果を手軽に♡市販の米ぬか配合おすすめシートパック
ここでは、米ぬかエキスを配合しているシートパックを紹介していきます。
シートパックは以下の3種類です。
①毛穴撫子 お米のマスク 10枚入
毛穴撫子のお米のマスクは、100%国産米由来成分配合のシートマスクです。
コメ発酵液や米ぬかエキス、米ぬか油などを配合し、保湿力が高いマスクになっています。
毛穴撫子シリーズ特有の、毛穴を整える効果もあるため、開いた毛穴が気になる人にも大変おすすめです。
まるで炊き立てのお米のようにふっくらモチモチな仕上がりになりますよ。
②コーセー クリアターン 純国産米マスク EX 40枚入り
コーセーのクリアターン純国産枚マスクは、米ぬかエキス配合のお米の栄養素をたっぷり含んだシートパックです。
1,000円程度というプチプラながら、40枚入りという大容量が魅力的です!
米由来のミルキィ美容液がうるおいを補修し、ふっくらぷるぷるなお肌に導きます。
毎日使用しても1か月以上使い続けることができますよ!
③ワフードメイド 酒粕マスク10枚
ワフードメイドの酒粕マスクは、酒粕を主原料に米ぬかエキスも配合しているシートパックです。
厚手のシートは肌にたっぷりの水分と美容成分を届けてくれますよ。
酒粕を配合しているので、ごわついた肌をキメの細かいハリのある肌へと導いてくれます。
酒粕のににおいはそれほど強くなく、ほんのり甘いあまざけの香りがします。
米ぬかパック以外にも試したい!自然素材を使ったパック方法
米ぬかパック以外にも、自然素材を使ったパックの方法があります。
ここでは、今話題の自然素材を使ったパックの方法を3つ紹介していきます。
①ヨーグルトパック
ヨーグルトパックはヨーグルトと小麦粉を使ってつくるパックです。
ヨーグルトには保湿効果が期待できるため、乾燥しがちなお肌におすすめです。
作り方は以下の通りです。
- 無糖プレーンヨーグルト50gと小麦粉50gを混ぜる
- ダマがなくなるまで混ぜる
完成したヨーグルトパックはへらなどを使って優しく顔に塗布していきます。
そのまま10分間放置したら、水で優しくすすぎましょう。
②アボカドパック
アボカドパックはアメリカのセレブの間で流行った、アボカドを使った手作りパックです。
ペーストにしたアボカドを肌に乗せるだけでもOKですが、はちみつを混ぜるのもおすすめです。
作り方は以下の通りです。
- 程よく熟したアボカド半分を潰す
- ティースプーン1杯のはちみつを加えてよく混ぜる
完成したアボカドパックは、顔全体に塗って15分放置します。
その後は水ですすぐだけで、しっとりとしたうるおいに満ちた肌に仕上がります。
③ゼラチンパック
ゼラチンパックは、ゼラチンを肌の上で固めることで毛穴につまった汚れを除去してくれるパックです。
コラーゲンも配合していて、比較的肌に優しいパックと言えます。
作り方は以下の通りです。
- 粉ゼラチン大さじ1を耐熱容器に入れる
- そこに牛乳大さじ2を少しずつ加えて混ぜる
- 電子レンジ500Wで10秒加熱し混ぜたら完成
完成した液体は粗熱をとってから肌に乗せていきます。
15分程度で肌の上で固まったら優しく剥がしていきます。
④バナナパック
バナナパックはうるおいたっぷりのもっちり肌が手に入る、バナナをつかったパックです。
乾燥が気になる体の部分に付けるのもおすすめです。
作り方は以下の通りです。
- バナナ1本を潰す
- はちみつ大さじ1杯を加えて混ぜる
- 小麦粉を少しずつ加えて、ペースト状にしていく
完成したバナナパックは、肌に塗布して10分程度置きます。
その後水ですすぐともっちりとしたお肌に仕上がります。
⑤緑茶パック
緑茶パックは粉末状の緑茶を使用した、殺菌作用のあるパックです。
肌荒れやニキビでお悩みの人の肌を優しく殺菌してくれます。
作り方は以下の通りです。
- 粉末緑茶大さじ1杯と小麦粉大さじ2杯を混ぜる
- 水を少しずつ加えていき、耳たぶくらいの固さにする
完成した緑茶パックは洗顔後の顔に直接塗り、10分程度置きます。
その後水ですすいで化粧水などで肌を整えます。
また、水の代わりに酢を使用するという方法もあります。
米ぬかパックは肌にやさしいDIYパック
今パックをする直前で粉や液体を混ぜるDIYパックが流行っていますよね。
米ぬかパックはDIYパックの元祖ともいえる、日本の伝統的な美容法とも言えます。
お米は日本人の体に合っている食材なので、肌との相性も抜群です。
ただ、米パックを手作りするにあたっては、どんな製作過程を経た米ぬかなのか、その他の食材にアレルギーはないかなど配慮が必要なところもあります。
心配な場合は、腕の内側のうすい皮膚に一度作ったパックを乗せて放置してみて、異常がないかを確かめるパッチテストがおすすめです。
パッチテストを行っておくと、肌トラブルの心配なく米ぬかパックを楽しむことができますよ。
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