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目のくぼみは老けた印象を与える?

目のくぼみを気にする女性

目のくぼみがある人とない人では、見た目年齢が大きく異なります。
くぼんだ目元は実年齢より老けて見せてしまい、逆にハリのある目元は若々しいイメージを周囲に与えるのです。

目元はその人の印象を大きく左右させる重要なパーツで、シワやたるみなど、トラブルのある目元はかなり目立ちます。
トラブルのないきれいな目元をキープすることで、見た目年齢を若々しくきれいに保てるのです。

特に目元は皮膚が薄く、目のくぼみなどのトラブルが起こりやすいパーツなので、普段のお手入れはきっちり行いましょう。
自分に合ったお手入れ方法を見つけて、毎日の習慣に取り入れることが大切です。

目のくぼみの原因

目のくぼみの原因を考える女性

目がくぼんでしまうのは、一体なぜなのでしょうか。
以下に5つの主な原因をピックアップしているので、自分の目のくぼみはどのタイプに当てはまるか、参考にしてみてください。

  1. 乾燥
  2. 筋肉の衰え
  3. 代謝低下
  4. クレンジングと洗顔
  5. スキンケア不足

①乾燥

肌の乾燥は誰にでも起こり得ることで、特に皮膚の薄い目の周りは体の中でも乾燥しやすくできています。
肌が乾燥すると肌のハリをキープしている保水力がなくなり、目の周りの皮膚を支えられず目のくぼみができてしまうのです。

乾燥は湿度が低下する冬だけに起こるものではありません。
クーラーや扇風機など、風が当たる夏場にも気が付かないうちに目元は乾燥しています。

目元の乾燥対策は一年を通して、しっかり行っておきましょう。
目元専用の高保湿クリームなど、いつものスキンケアにプラスをすると効果的でおすすめです。

目の乾燥は加齢とともに起こりやすいので、20代を越えたら気を付けましょう。
気が付かないうちに乾燥していた、という事例もあるので、毎日鏡をチェックして乾燥を未然に防いでください。

②筋肉の衰え

目元の皮膚を支えているのは、その下にある筋肉です。
筋肉が衰えるとその上にある皮膚もたるんでしまい、目のくぼみにつながってしまいます。

筋肉の衰えはさまざまな要因が考えられますが、代表的な物として挙げられるのが加齢です。
年齢を重ねるごとに筋肉も衰えていきますが、これと同様のことが目元にも起こります。

また、目元をあまり使わない生活、例えばモニターを長時間見つめるだけのデスクワークなどは、筋肉の衰えを引き起こす悪習慣です。
デスクワークの方は適度に休憩を取り、目元を休ませてあげましょう。

③代謝低下

代謝低下も、目元のくぼみの要因です。
通常、人間は体の代謝で内部にある老廃物を排出しますが、これがうまくいかないと体内にいつまでも老廃物が溜まったままの状態になります。

顔のむくみは老廃物が溜まることで起こるトラブルですが、これが目元にも同じように起こると、目のくぼみとなって表れてしまうのです。
溜まった老廃物がまぶたを重くしてしまい、垂れやすい状態にします。

これを放置しておくと、目のくぼみにつながるのです。
代謝低下は生活習慣や食生活など、日常生活の中に原因が潜んでいるので、まずは生活習慣の見直しから始めましょう。

④クレンジングと洗顔

毎日何気なく行っているクレンジングと洗顔も、目のくぼみを引き起こす要因になり得ます。
ゴシゴシと指の腹を使って、強い力でクレンジングと洗顔をしていませんか?

このゴシゴシ洗いは肌にダメージを与え、肌のハリを損なわせてしまいます。
これが日常化するとハリのないたるんだ目元になり、目のくぼみになってしまうのです。

クレンジングと洗顔は、優しく撫でるように行う習慣を身に付けましょう。

⑤スキンケア不足

肌外部からの水分補給も大切です。
水分補給は、毎日のスキンケアでできます。

このスキンケアで十分な保水と保湿ができていないと、肌は水分不足に陥り、ハリが失われてしまい目のくぼみの原因に。
ハリのない目元は、目のくぼみ以外にもさまざまな肌トラブルを引き起こしてしまうので、注意しましょう。

スキンケアは年齢や肌状態に合わせて、適切な方法を選んでください。

目のくぼみを改善する方法

目のくぼみ改善を試す女性

目のくぼみはセルフで改善できます。
ここではすぐにできるおすすめの方法を8つ紹介するので、今日から実践してみてください。

  1. ホットタオル
  2. アイクリーム
  3. モニターを見る時間を決める
  4. 睡眠時間の確保
  5. アンチエイジングのスキンケアにチェンジ
  6. 眼輪筋を鍛える
  7. 目元の体操
  8. 目元のマッサージ

①ホットタオル

ホットタオルは目元の血行を促進してくれる、便利なアイテムです。
血行を促進することで肌の内側からハリを取り戻し、目のくぼみを予防、改善できます。

ホットタオルは5分を目安に目の上に乗せましょう。
入浴中に行うとさらに効果的でおすすめです。

ホットタオルの作り方は簡単で、水に濡らしたタオルをよく絞ってからレンジで40秒ほど温めるだけ。
熱さが足りなかったら10秒追加、熱すぎたら少し置いてから使いましょう。

②アイクリーム

アイクリームの使用は、目のくぼみだけでなくさまざまな目元の肌トラブルを未然に防ぐ、おすすめの方法です。
いつものスキンケアにプラスして、アイクリームを取り入れてみましょう。

アイクリームは名前の通り、目元専用のクリームです。
薄い皮膚で外部ダメージに弱い目元を、保湿力の高いアイクリームでしっかり保護します。

高保湿なのでしっとりしたテクスチャが特徴的で、夜寝る前に使うのがおすすめ。
朝のメイク前に使うと化粧崩れの原因になるので、使い方には気を付けましょう。

③モニターを見る時間を決める

デスクワークの眼精疲労による目のくぼみは、モニターを見る時間を決める方法が最も効果的です。
事前に時間を決めておくことで、眼精疲労を防ぎます

時間が過ぎたら他の仕事に移るなど、眼精疲労を起こさないような生活習慣を身に付けましょう。
あらかじめ時間を決めてタイマーをセットしておくと、つい集中して忘れてもタイマーが教えてくれるのでおすすめです。

④睡眠時間の確保

目元を一番休ませてあげられるのが、睡眠中です。
寝ている間に眼精疲労を回復させ、肌のターンオーバーを促進して、目のくぼみを改善してくれます。

睡眠不足は現代人にとって珍しい悩みではありません。
だからこそ、毎日十分な睡眠時間を、意識して確保するようにしましょう。

決まった時間に寝るのが一番効果的です。
しっかりと睡眠時間を取り、目を休ませてあげましょう。

⑤アンチエイジングのスキンケアにチェンジ

20代や30代のころと同じスキンケアを使っていると、場合によっては肌に合わなくなってくることも。
年齢を重ねるごとに、肌に合うスキンケアは変化していくのです。

加齢による目のくぼみは、スキンケアをアンチエイジング効果のあるものにシフトチェンジするだけでも効果が期待できます。
まずは今使っているスキンケアを一通り見直し、肌に必要な成分が配合されているかを確認しましょう。

アンチエイジング専用のスキンケアグッズは多数販売されています。
自分の肌に合うグッズを探し、有効的に使いましょう。

⑥眼輪筋を鍛える

目元の皮膚は下にある筋肉に支えられています。
この筋肉を鍛えることで自然と皮膚は持ち上がり、くぼみのないきれいな目元をキープできるのです。

目の周りの筋肉は「眼輪筋」と呼ばれています。
この眼輪筋を鍛えれば、くぼみだけでなくシワやたるみといった肌トラブルも予防、改善可能です。

外側からのケアも大切ですが、内側からのケアも十分に行いましょう。
両方を同時に行うことで、目のくぼみ対策に高い効果が期待できます。

⑦目元の体操

目元の体操は、くぼみ改善に高い効果が期待できます。
まず、顔はまっすぐ正面に固定して、目線も前を向いて一点に集中させてください。

姿勢を固定したら目をしっかり開いて、目線を右にずらします。
次に上、左と目を開いたまま移動させ、これを3回繰り返しましょう。

最後に目を閉じて、ゆっくり一呼吸置きます。
目の奥がじんわりと温まってきたら成功です。

⑧目元のマッサージ

目のマッサージは眼精疲労と肌のターンオーバー促進に効果的です。
まず、両手の親指で眉の下にある骨のくぼみを抑えます。

この指を上に持ち上げるようにして、30秒から1分間キープしてください。
気持ちいいくらいの力で持ち上げましょう。

痛みを感じるくらい強く押すと、肌にダメージを与えてしまい逆効果です。
力加減には十分気を付けましょう。

目のくぼみがある人に多い悩み

目のくぼみ改善を試す女性

目のくぼみは老けたイメージだけでなく、その他にもさまざまなマイナストラブルがあります。
目のくぼみがある人が抱える悩みの中でも、特に多い3つが以下のものです。

①疲れたイメージ

疲れていないのに疲れたように見せてしまう、目のくぼみによくある悩みです。
くぼんだ目は暗いイメージになりがちで、ぱっと見で疲れているように見せてしまいます。

実際、目のくぼみは眼精疲労など、目の疲れが原因で起こる事例もあるので、あながち間違いではありません。
疲れたイメージはその人の印象をマイナスにしてしまいます。

疲れているみたいだから話しかけない方がいいのかな、と思わせてしまうと、コミュニケーションの阻害を引き起こすことも。

②メイクがうまくできない

くぼんだ目は凸凹が多く、メイクを阻害します。
特に目元はアイシャドウやアイラインなど、細かいメイクが必要となる部分が多いので余計にうまくできない、と感じてしまうことも。

また、目元はメイクの要で、目元のメイクがうまくいくかによって全体の印象が大きく異なってきます。
目のくぼみは上手なメイクの妨げとなるので、くぼんできたかな?と感じたらすぐに改善してください。

③二重のラインが広く見えてしまう

広い二重のラインは、目元を大きく見せる効果があります。
しかし、意図しない広すぎる二重ラインは、腫れぼったい目に見せてしまう場合も。

腫れぼったい周囲に目はマイナスイメージを与えてしまいます。
また、二重のラインの広さはメイクで隠すのが難しく手間がかかるので、目のくぼみで二重のラインが広く見えてしまうようなら、なるべく早めに改善しましょう。

目のくぼみは原因を見つけて効果的に改善しよう

目のくぼみが改善されてきれいになった女性

目のくぼみが引き起こされるのは、さまざまな原因が考えられます。
自分の目のくぼみはどれが原因か調べて、それに合った対処法で改善していきましょう。

くぼんだ目元は周りにマイナスイメージを与えたり、メイクを阻害したり、さまざまなトラブルを引き起こします。
この記事で紹介した効果的な対処法で、目のくぼみを解消してください。

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ライター
noel編集部

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