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毒親とは?

毒親に育てられた過去を持つにらむ人

毒親という言葉は、ここ数年で広まった言葉です。
どんな親のことを指す言葉なのでしょうか。

簡単に言えば「子供を支配しようとする親」や「子どもを自分の思い通りに動かそうとする親」のことととらえて間違いないでしょう。
子どもが小さい時期、親は絶対的な存在感を持っています。

愛情だけでなく、自分の精神的な弱さを子供にぶつけて子育てをしてしまう場合も少なくありません。
そのような毒親による子育ては、大人になってからも影響を及ぼします。

大人になっても親との関係に悩み、人間関係に問題を抱える人が多いことも押さえておきましょう。

毒親の特徴

毒親に育てられたが憧れる親子

毒親によく見られる特徴をご紹介します。

  1. 押しつけがましい
  2. 人の目を気にする
  3. 子供を無視する
  4. 自分の話を一方的にしゃべる
  5. 理想を押しつける
  6. 依存傾向が強い
  7. 人の悪口が多い
  8. 褒めない
  9. 異常に甘やかす

特徴①:押しつけがましい

よく言われる特徴の一つは、押しつけがましいことです。
今のあなたがいるのは自分のおかげだといった話が異常に多いでしょう。

「自分が働いているおかげで生活ができる」といった経済的なことから、「育ててやっている」などのセリフをよく口にします。
また、子どものために仕事を辞めたとか、我慢してきたといった話をする人も多いです。

押しつけがましく自分の愛情を見せつけて、子どもを支配し、思う通りの言動をさせようとしてくるでしょう。
恩着せがましい話が多く、子どもが自然と罪悪感を感じるようになってしまいます。

特徴②:人の目を気にする

人の目をとても気にするところも特徴です。
家の中では暴言を吐いていても、外出先ではとても優しい親を演じることは珍しくないでしょう。

自分に自信がなく、人から評価されることを極端に嫌う人もたくさんいます。
ええかっこしいで、見栄を張る場面もよく見られます。

そうした虚栄心を満たす行動を子供に求めてくるケースも見られます。
自分の満足のために、子どもの教育に力を入れるなどの行動も多いでしょう。

特徴③:子供を無視する

気分次第で態度が変わり、子どもを無視することも多いところが特徴です。
機嫌がいいときや都合のよいときは相手をしてくれても、不機嫌なときや都合が悪いときは子供を無視して過ごします。

子どもが泣いていても一切関心を見せず、知らんぷりして放っておく毒親も少なくありません。

特徴④:自分の話を一方的にしゃべる

子どもの話を聞かず、自分の話ばかり一方的にしゃべるところも、よく見られる特徴です。
相手の気持ちを考えることがなく自分勝手なふるまいも多いでしょう。

子どもに意識を向けることもないので、子どもの話よりも自分のことに関心が向きがちです。
一方的に自分の話ばかり喋って、子どもの話に耳を傾けない毒親は多いのではないでしょうか。

特徴⑤:理想を押しつける

自分の理想を子供に押し付けるのも、よく見られる特徴です。
自分が子供のころにできなかったことを子供の意見を聞かずに押し付けたり、外聞を気にして完璧な子供像を押しつけてきます。

自分の子どもはこうあるべきだ、という理想に外れた行動をすると異常なしかり方で子どもをコントロールしようとする毒親も珍しくありません。

特徴⑥:依存傾向が強い

依存傾向が強いところも特徴にあげられます。
お酒やたばこ、恋愛などに依存してしまいやすい人が多いです。

毒親になってしまう人は精神的な弱さや未熟さを抱えていることが多いです。
その弱さを満たしてくれる存在にはすぐ依存し、子どもよりも優先してしまいがち。

お酒や恋愛に依存した毎日が子育てに悪影響をもたらすことも少なくありません。

特徴⑤:人の悪口が多い

人の悪口が多いところも特徴です。
特に毒親は、外面を気にすることが多いので、外で仲良くしている人の悪口を、家の中では平気で口にする傾向があります。

それを見ていることもは、大人になってからも二面性を持ってしまうケースが多く、人への信頼感が持てなくなってしまいます。

特徴⑥:褒めない

子どもをほめないことも特徴です。
とにかく子どもに対して否定的で、肯定的な話をしない人が多いでしょう。

子どもが得意なことや、うまくいったことでもくだらないと一蹴するような行動をとる場合も……。

特徴⑥:異常に甘やかす

異常に甘やかすのもよく見られる特徴です。
子どもを甘やかすことで自立できないようにして、自分のもとへ縛り付けようとします。

なんでもしてあげることで結果的に自分の絶対的な支配を守ろうとする毒親は少なくないでしょう。

毒親に育てられた人の特徴【性格編】

悩む毒親に育てられた人

毒親に見られる特徴をご紹介しました。
次に、彼らに育てられた過去を持つ人に見られる特徴を見ていきます。

まずは毒親に育てられた過去を持つ人見られがちな、性格的特徴をご紹介します。

  1. 自分の気持ちがわからない
  2. 不安感が強い
  3. 自分を低く評価する
  4. 常に罪悪感がある
  5. 感情のコントロールが苦手
  6. 依存傾向が強い
  7. 人に嫌われるのが怖い

特徴①:自分の気持ちがわからない

自分の気持ちがわかならくなってしまうことが多いところは、よく見られる特徴です。
常に親の考えや思考を優先して生きてきている人が多いところも特徴です。

そのため毒親に育てられた過去を持つ人は自分の気持ちや考え方がわからなくなってしまいます。
毒親に育てられた経験を持つ人は、自分の本心や、思考よりも親の考えが最優先になっています。

毒親の気持ちに沿った態度を取れないことは許されないと思ってしまうでしょう。

いざ、親から離れて自分の感情と向き合おうとしても、自分自身が世の中のあらゆることをどう感じているのかがわからなくなってしまいます。

特徴②:不安感が強い

常に不安感が強いところも特徴です。
毒親に育てられた経験から、大人になっても、その経験が抜けずに常に親のことを気にして不安を抱えてしまいます。

自分の存在自体が、親から許されているのかがわからず、生きていることや生まれてきたことに不安を覚える人も少なくありません。
自分の行動が毒親の意向に沿っているか気にして、不安をもち続ける毒親に育てられた人も少なくないでしょう。

特徴③:自分を低く評価する

自分を肯定できず、自己評価が極端に低いことも特徴です。
毒親に育てられた過去がある人は、子供のころから褒められることが少ないでしょう。

もし褒められたとしても、子ども自身の考えや行動が評価されるのではなく、いかに親の理想に沿った行動ができたかどうかが重視されています。
そのため、自分自身の考えを肯定できず、自己評価も低くなってしまいます。

毒親に肯定されて初めて、自分を肯定できるといった経験を繰り返しているので、自分で自分のことを肯定できない毒親に育てられた人が多くなってしまいます。

特徴④:常に罪悪感がある

毒親によく見られる言動には恩着せがましさや愚痴っぽさがあります。
子供のせいで自分は我慢しているとか、不幸になったという話をよく話しがち。

そのため、毒親に育てられた子供は、自分は悪い子どもだと考えてしまいます。
生まれてくるべきではなかったと思ってしまうケースも多く、常に罪悪感を覚えてしまうでしょう。

毒親に育てられたことで、存在を肯定できないばかりか、生きていることに罪悪感を持ってしまう人も少なくありません。

特徴⑤:感情のコントロールが苦手

毒親に育てられた人に見られる特徴には、感情がうまくコントロールできないところもあげられます。
喜怒哀楽がむちゃくちゃで、自分で制御できない人も少なくありません。

そもそも、自分の感情が理解できず、実感が伴わない人も多いでしょう。
自分が怒っているのか、悲しんでいるのかを実感をもって感じられずに、感情に流された行動をとってしまいがちです。

特徴⑥:依存傾向が強い

親と同じように、何かに依存してしまう傾向が強いところも特徴です。
お酒やたばこ、恋愛などいろいろなことにすぐ依存し、自分の心を自分以外で満たそうとします。

本来自分で肯定するべき自分の存在を、他の存在で満たそうとするため、依存してしまう毒親に育てられた人が多くなります。

特徴⑦:人に嫌われるのが怖い

自己肯定感が低く、人の目を気にする人が多くなります。
そのため、毒親に育てられた人は、人から嫌われることを極端に嫌がり不安を感じます

結果的に八方美人な行動に出てしまう場合も珍しくありません。
誠実な人間関係ではないとみられ、トラブルに発展してしまうケースもあるでしょう。

毒親に育てられた人の特徴【恋愛編】

泣く毒親に育てられた人

毒親に育てられた人には、いろいろな特徴がみられます。
次にご紹介するのは恋愛の場面に見られる特徴です。

恋愛関係がうまくいきにくいと悩む人が毒親に育てられた人のなかにはよく見受けられます。
恋愛では、どういった特徴を見られるのでしょうか。

  1. 恋人にも心を開けない
  2. 愛情を信頼できない
  3. 試すような行動をとる
  4. 場の雰囲気に流される
  5. 暴言や暴力などのDV
  6. 恋人に意見が言えない
  7. ダメンズを選びがち

特徴①:恋人にも心を開けない

恋人にも心を開けないと感じる人が多いところも特徴です。
もともと一番親しい人であるはずの親と、良い関係が結べていないので人に心を開き、信頼関係を築くということが身についていません。

毒親に育てられた人は、実感を伴って誰かに心を開いた経験がなく、恋人にもいつまでも壁のある態度を見せてしまいます。

特徴②:愛情を信頼できない

恋人からの愛情が信頼できないことも特徴です。
自信もなく、親しい人からの愛情を実感できません。

いつか捨てられるのではと考えたり、そのうち気持ちが冷めてしまうだろうと考え、いつまでたっても恋人の愛情を信頼できずにいるでしょう。

特徴③:試すような行動をとる

愛情を試すような行動をとってしまうところも特徴です。
毒親に育てられた人は、人への猜疑心も強く、いつまでたっても相手を信頼できません。

そのため、あえて相手の嫌がることをしたり、浮気などの裏切り行為を繰り返しては恋人の愛情を試そうとしてしまいます。
自傷行為に走る場合も見られ、自分を傷つけても相手の愛情を試してしまう人も少なくありません。

特徴④:場の雰囲気に流される

人の目を気にする傾向が強く、人に気割られることを恐れる気持ちが強いことから、場の雰囲気に流されやすいことも特徴です。
自分に自信があったり、人から嫌われることを恐れずに対応できる人は、自分の気持ちに正直になって恋愛が楽しめます。

一方毒親に育てられた人は、必要以上に人から嫌われたり、空気を乱すことを恐れてしまいがち。
場の雰囲気に流されて、望まない関係を結んでしまったり、八方美人が過ぎて気をもたせてしまうケースも珍しくありません。

特徴⑤:暴言や暴力などのDV

子供のころから暴力や暴言にさらされてきた毒親に育てられた人は、自覚をしていても同じような行動をとってしまいがち。
愛する人に暴言やDVを働くことも珍しくありません。

特徴⑥:ダメンズを選びがち

心のどこかで、自分を低く見てしまう毒親に育てられた人は、自分を大事にしてくれない相手を選びやすくなります。
DVやモラハラをする相手や、浮気を繰り返す相手など、ダメンズばかり付き合ってしまう人も珍しくありません。

自分には幸せな恋愛が向いていないと思い込んだり、幸せになる権利がないと感じてしまう人も多く、恋愛相手に不向きな人ばかり選んでしまうでしょう

毒親に育てられた人の特徴【子育て】

毒親に育てられた経験を持つ母親

子どもはいずれ大きくなり、自分も子どもを育てる経験をします。
しかし、そんな子育ての場面でも多くの悩みが見受けられます。

毒親に育てられた人は、子育てでも悩みが多くなりがちです。
毒親に育てられた人によく見られる子育ての特徴をご紹介します。

特徴①:過干渉になってしまう

過干渉になって、子どもを支配しようとしてしまうのは、毒親に育てられた人によく見られる特徴です。
毒親にならないようにと頑張りすぎて、かえって子供に過剰な愛情を注いでしまいます。

毒親に育てられた経験をしていると、親と信頼関係のある愛情構築ができていない場合が多いです。
子育てをするときも、自分では愛情を注いでいるつもりでも、結果的に子供を支配するような形になってしまいがち。

意識せずに、自分の思い通りのレールを押しつけてしまう場合がみられます。
先回りして子供の成長を全て整えてしまい、自立を促せなくなってしまったり、同じように毒親として子どもの心を支配してしまうケースも見られます。

特徴②:子どもにすごくイライラする

毒親に育てられた人は、自由で伸び伸びした子供時代が過ごせていません。
そのため、自分の子どもが自由奔放に過ごしているのを見ると、無償にイライラしてしまいます。

子どもが言うことを聞かず、自分勝手にすると、異常に腹がたってしまう人も少なくないでしょう。
子供のころに親の支配に縛られてきた毒親に育てられた人は、自分の子どもが好き勝手に過ごすのを見るとイライラしてしまうところも特徴です。

毒親に育てられた人が生きづらさを感じてしまう理由

苦しむ毒親に育てられた人

毒親に育てられた人は、大人になってからも生きづらさを感じる傾向があります。
どうして毒親に育てられた人が生きづらくなってしまうのか、その理由についてご紹介します。

  1. 人間関係がうまくいかない
  2. 自信がない
  3. 人の目が気になる
  4. 親の存在が負担になる
  5. 親の意向を気にしすぎる
  6. 完璧を演じてしまう
  7. リラックスができない
  8. 幸せを実感しにくい
  9. 頑張りすぎて疲れてしまう

理由①:人間関係がうまくいかない

人との信頼関係が作りにくく、気持ちを開けないので、人間関係でトラブルを抱えてしまいがちです。
毒親に育てられたことで、自己評価も低くなり、対人関係にストレスを感じる人も多くなります。
堂々と自分の意見が言えなかったり、相手を信頼して行動できない場合が多く、人間関係がうまくいかなくて悩んでしまう人が多いでしょう。

理由②:自信がない

いつまでたっても自信が持てないことも、生きづらさにつながります。
常に親の意向に沿った人生を歩いてきているので、確固たる自分という存在が育っていません。

毒親に育てられたことで、いつでも親の期待や考えを気にしてしまい、十分な判断能力や思考力が身についていない人も多くなります。
結果的に、いつでも不安を感じ、自分の判断を自分が信じられなくなってしまうでしょう。

何が正解かを自分で考えることもできず、不安定で自信のない性格になってしまいます。

理由③:人の目が気になる

人の目が気になってのびのび生きられないことも特徴です。
毒親に育てられた経験から、いつまでたっても親の目線を気にしてしまいがち。

外面を気にする毒親のもとでは、周囲の目線も過剰に敏感になってしまいます。
大人になってからも、毒親に育てられた人は人の目を気にして、人から嫌われることを極端に恐れてしまいます。

自分らしくのびのび生きられずに苦しむ人が多いでしょう。

理由④:親の存在が負担になる

大人になってからも親の存在を負担に感じて生きづらくなってしまう人も多いでしょう。
親から、愛情を押しつけがましく言われたり、自分たちのおかげで、といった言葉を耳にしているため、必要以上に親の老後に義務感を感じてしまう場合も少なくありません。

理由⑤:親の意向を気にしすぎる

大人になっても、親の意向が気になって自立できない人も多いでしょう。
分で人生を決めるよりも、親の顔色を窺ってしまいがちです。

大人になってからも、自分の行動や考えの中に、親の存在を感じて苦しんでしまう人も少なくないでしょう。

理由⑥:完璧を演じてしまう

大人になってからも、親の期待通りの完璧な子供を演じてしまうことで、生きづらくなってしまうケースもあります。
親の理想を押しつけ、親の決めた人生のまま歩んでしまう場合もあります。

大人になってからも、毒親に育てられた経験から逃れられずに、理想通りのふるまいを続けてしまいます。
本当の自分を押し殺してしまう人も少なくありません。

自分の本心や、本音を出せずに、苦しむ毒親に育てられた人もたくさんいるのではないでしょうか。

理由⑦:リラックスができない

どんなときもリラックスできないと感じる人も多いでしょう。
常に親の目線を気にして生きてきているので、大人になってからも緊張を強いられてしまいます。

リラックスすることが経験できていないので、いつも心のどこかが張り詰めたような生活をしてしまいがち。
その分ストレスもためやすくなっていきづらくなってしまいます。

理由⑧:幸せを実感しにくい

幸せを実感しにくいところも特徴です。
自分の存在に罪悪感を持ってしまうので、幸せになることを肯定できなくなっている人も多いでしょう。

毒親に育てられた人の中には、不幸になるべきだと感じてしまう場合も……。
幸せに慣れそうなときも、かえっておびえてしまったり、不幸な方を選択してしまう人も少なくありません。

自分で自分を幸せから遠ざけるような行動をとってしまうところも生きづらくなる理由の一つです。

理由⑨:頑張りすぎて疲れてしまう

親の期待に添うようにと、頑張りすぎて大人になってから抜け殻のように無気力になってしまう人もいます。
毒親に育てられたことで、常に緊張状態に置かれてしまい、力を抜けずに過ごしてしまう人も多いでしょう。

大人になってから、やる気が出ず、疲れてしまったり、鬱っぽくなってしまう人も少なくありません。

毒親に育てられた人が幸せになる方法

幸せになりたい毒親に育てられた人

毒親に育てられた人が、今後の人生を幸せに生きるための方法をご紹介します。

  1. 親と自分を切り離す
  2. 無理に許そうとしない
  3. ダメなところを受け入れる
  4. 自分を好きになる
  5. 自分を大切にする

方法①:親と自分を切り離す

毒親に育てられた過去が影響し、大人になってからも自分の人生と親の存在が切り離せられません。
いつまでも親の意向や期待を忖度したり、親の意見に従った判断をしてしまうことも……。

自分が幸せになるためには、まず親と自分を切り離すように意識しましょう。
親を「親」として見るのではなく、客観的な視点で見直すようにしましょう。

当然だと思っていた親の言動が、実はあなたを傷つけるものだったり、自分勝手なものだったと気づけるのではないでしょうか。
毒親に育てられた人が幸せになるためには、親からの自立が第一歩と心得ましょう。

同居している人は、離れて暮らすこともおすすめです。

方法②:無理に許そうとしない

毒親に育てられた人は、毒親への怒りを内に秘めたまま、押し殺してしまっている人も少なくありません。
また、親孝行を前提に、親への和解をすすめられたり、世間の空気に自分の怒りを持て余してしまう場合もあります。

しかし、これから幸せな人生を送るためには、毒親への怒りをしっかり向き合う必要があります
無理に毒親を許そうとするのではなく、毒親に育てられた子供時代と向き合うように心がけましょう。

毒親への怒りを抑えているうちは自分の幸せよりも親の意向を気にしていると考えられます。
何よりも、まずあなた自身が自分の本心と向き合い、大切にできるようにしてみましょう。

方法③:ダメなところを受け入れる

毒親に育てられた人は、毒親の求めるまま「良い子」や「完璧な人」を演じてしまいがちです。
そのため、内に抱えるストレスは大きく、あなた自身を苦しめます。

親の目線を気にせず、自分のダメなところをしっかり受け止められるようになりましょう。
人には長所もあれば欠点もあるものです。

自分で自分の欠点を愛せるようになれば、きっと幸せも実感できるようになるでしょう。

方法④:自分を好きになる

自分で自分を好きになりましょう。
毒親に育てられた過去にとらわれてしまう人は、自己評価が低く、自分の嫌いなところばかり考えてしまいがちです。

しかし、自分以外の誰が、本当に自分を愛し守ってくれるでしょうか。
また、自分が嫌いな自分を、恋人に愛してほしいと願うのは筋が通らない願いです。

誰よりも、まず自分が自分のよいところに気づき、好きになりましょう。
世界中にただ一人、あなただけのキャラクターのファンになってみましょう。

方法⑤:自分を大切にする

毒親に育てられた人は、自身もなく、自分で自分を着ずつける行動が目立ちます。
まずはこれらの否定的な言動を自覚し、自分を大切にするよう意識しましょう。

自分で自分の身を守り、自由と尊厳を守るように努力しなくてはいけません。
自分のことを尊重できない人は、他人からも尊重されないでしょう。

毒親に育てられた人は、自分を軽く見られる世界にとどまってしまうケースが多くなります。
自分で自分を大切にするように心がければ、幸せへの道も見えてくるはずです。

毒親に育てられた人も幸せはつかめる

希望を持つ毒親に育てられた人

毒親に見られる特徴は、何もそれほど珍しいものではありません。
程度の差はあれど、心当たりがある人も多いのではないでしょうか。

毒親に育てられた人で、大人になってからも苦しむ人は、根が優しく真面目な人が多いです。
毒親と分りながらも、育ててくれた恩を忘れられなかったり、親への愛情を持ち続けている場合も珍しくありません。

しかし、その真面目さがかえって自分を苦しめる結果になることも押さえておきましょう。
親にこだわり続けて、今後の幸せをつかみそこねては台無しです。

毒親に育てられた子供時代を客観的に見て、毒親からの自立を心掛けましょう。
あなただけが、今後のあなたの人生を決め、幸せを選ぶ権利と力を持っています。

毒親に育てられても、幸せに暮らしている人はたくさんいます。
自分らしい人生のための、第一歩を今日から踏み出しましょう。

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ライター
noel編集部

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