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「逃げ癖」とは?

逃げ癖があって悩む女性
今回掘り下げていく逃げ癖とは、どういったものなのかを具体的に掘り下げていきます。
逃げ癖とは、嫌なことや物事を中途半端にし、投げ出してしまう癖を指します。

日常生活の中で、何か嫌なことがあって解決をしようとせずに逃げてしまいます。
そして、そのことを何度も何度も繰り返してしまって逃げることが癖になっている状態のことを逃げ癖といいます。

逃げ癖がある人の特徴

逃げ癖を持った女性
逃げ癖が付いている人なのかどうか、どのように判断したらいいのでしょうか。
まずは逃げ癖のある人の特徴について、ご紹介していきますよ。

  1. どうせが口癖
  2. 自己肯定感が低い
  3. 失敗を認められない
  4. 自分に甘い
  5. 飽き性
  6. 向上心を持っていない
  7. 言い訳が多い

特徴①:どうせが口癖

まず初めにご紹介する逃げ癖がある人の特徴は「どうせ」が口癖になっているというものです。
何を始めるにしても、何をするにしても「どうせ」と言う言葉が付いてきます。

「どうせ私がやったところで」「どうせ私何て」と言う言葉を無意識のうちに発しています。
初めから物事を諦めてしまっている人は、成し遂げられずに逃げてしまうことが多いです。

特徴②:自己肯定感が低い

続いて挙げられるのが自己肯定感が低いという特徴です。
どうせという考え方によって、自分を認めることが出来ていません。

自分には能力がない、どうせ私には何もできない、という捉え方をしてしまっているのでしょう。
自分自身を肯定することが出来ませんから、すぐに物事から逃げようとします。

特徴③:失敗を認められない

逃げ癖が付いてしまいがちな人は、失敗を認められない傾向にあります。
これは自尊心がとても強い状態なのです。

自分の弱みを誰かに見せたくない、ダメな部分を指摘されるのがとてつもなく恥ずかしい、と思ってしまいます。

特徴④:自分に甘い

逃げ癖がある人というのは、基本的に自分に甘いです。
自分のことを認められない反面、自分が一番大事に考えています。

自分が嫌な気持ちになったり傷つくことを嫌うため、嫌な気持ちになるくらいなら、逃げてしまった方が幸せだ、と思うのです。

自分がしたいかしたくないか、が基準となっているので他人よりも自分のことの方が大事で甘いのです。

特徴⑤:飽き性

続いて逃げ癖がある人の特徴となるのが飽き性であるというものです。
三日坊主とはよくいったもので、何かを始めても長く続けることが出来ません。

中には三日も続かない、なんて人もいるくらいです。
すぐに飽きてしまって、また別のことに意識が向いてしまっています。

特徴⑥:向上心を持っていない

逃げ癖がついているような人というのは、向上心を持つことが出来ません。
さらに自分の能力を上げていこう、新しいことを始めよう、と思わないのです。

自分から行動したり、自分が先頭に立って誰かを引っ張るといったことは逃げ癖のある人はしません。
たとえ自分の魅力がアップするようなことであっても、面倒だと思い進んでいこうともしないのです。

特徴⑦:言い訳が多い

最後にご紹介する逃げ癖のある人の特徴は言い訳が多いことです。
まず、自分が出来ないことや自分がしたくないことのやらない理由を考えます。

物事に直面した時、何故出来ないのかと考えてしまうため、やらないできない理由を探し始めます。
挑戦する気持ちもないので、「〇〇だから私にはできない」と理由から探すのです。

結果として、何に対してもまずは言い訳を探し言い訳をしてたとえ自分でも出来る簡単なことでも逃げてしまいます。

逃げ癖がある人の心理

逃げ癖を治したくて考える女性
逃げ癖のある人の特徴について見てきましたが、では逃げ癖のある人というのは日々どのようなことを考えているのでしょうか。
逃げ癖がある人の心理をまとめました。

  1. 後回しにしたい
  2. 誰かがやってくれるだろう
  3. やればできると思っている
  4. 失敗が怖い
  5. 逃げる方が効果的

心理①:後回しにしたい

逃げ癖がある人というのは、基本的に面倒なことややらなければならないことを後回しにしてしまいたいと考えています。
後回しにすることによって、そのまま逃げてしまうのです。

「そのうちやるから」「時間に余裕が出来たらやる」など、何においても面倒だと感じ後回しにしてしまいたいのでしょう。
後回しにした結果、さらに面倒なことになるとは考えません。

心理②:誰かがやってくれるだろう

二つ目にご紹介する逃げ癖がある人の心理は誰かがやってくれるだろうというものです。
自分がやらないことによって、他の人がフォローしてくれるはずと思っています。

つまりは甘えです。
他人に甘えているため、自分がしたくないことはそのまま放置してしまっています。

また、自分がやらずに放置していて誰かがそれをやってくれた場合「誰かがやってくれるから大丈夫」と確信し、逃げ癖となるのです。

心理③:やればできると思っている

意外と逃げ癖のある人に多いのですが自分はやればできる子だと思っている心理です。
自分は本気になればできるのだ、と本気で思っています。

しかしその「やるとき」や「本気」はいつ出てくるのでしょうか。
やればできるやればできると思っていながらも、やらないのですから、いつまでだっても何も成し遂げられません。

心理④:失敗が怖い

四つ目に挙げられる逃げ癖のある人の心理は失敗が怖いということです。
失敗することによって、怒られたりしたくありません。

また自分の失敗を受け入れられないのは、怒られたり笑われたりする自分が惨めだと感じてしまっているためです。
失敗することによって得られる成果よりも、失敗そのものが怖くなってしまっています。

心理⑤:逃げる方が効果的

逃げ癖がある人というのは逃げてしまう方が効果的であるという心理が働いているのです。
逃げてしまった方が自分にとって都合が良いのです。

他人のことなんて考えたことがありませんし、自分だけが効率が良ければ全く問題がありません。
周りに迷惑がかかっていても、逃げることによって自分だけは楽が出来ると思っています。

逃げ癖があるかも…?診断項目

逃げ癖に気づいた女性
逃げ癖のある人の心理や特徴などを見てきましたが、本人にとっては自分が逃げ癖であることに気づいていない場合もあります。
そのように自覚するべきなのでしょうか。

ここからはもしかしたら逃げ癖があるかも、と感じた方へ逃げ癖かどうかの診断項目をまとめましたので参考にしてみてください。

診断①:習い事は続かない

まずは過去のことを思い返してみてください。
これまで幼少期や学生時代など習い事や塾に通ったことがあるでしょう。

習い事や塾が長く続かなかった経験はありませんか。
習い事を始めても一年も続けられない、塾へ行っていたけれどすぐに飽きてやめたなどです。

そういった経験が、一回ではなく何回もあるような人はもしかしたら逃げ癖がついてしまっているかもしれません。

診断②:自分で決めたルールが守れない

人はそれぞれ生活リズムが異なります。
その中で自分なりにルールを設けて生活をしていることもあるでしょう。

片付けや洗濯ほか筋トレなど、自分で決めたはずのルールがいとも簡単に破ってしまうことがありませんか。
自分がやると決めたことでも守れないのは逃げ癖の特徴です。

診断③:自分には何もないと思う

逃げ癖かどうかを判断する時には、自分のことを深く分析してみてください。
その中で、自分には良いところが何もないと感じてしまうのは逃げ癖の特徴でもあります。

これは上記でも述べた「どうせ」の温床なのです。
自分には良いところがないから何もできない、というような考えに至ってしまいます。

一見するとただのネガティブ思考のようにも感じられますが、ネガティブ思考によって結局何もないなら逃げる方がまし、となってしまうのです。

診断④:人の上に立つのは嫌い

仕事や学業において、人をまとめたり誰かの上に立つのが苦手な人は逃げ癖がある可能性が高いです。
これはつまり、責任を負うのが怖いのでしょう。

自分が誰かを引っ張る力もない、自分が上に立って責められるのが怖いという心理の表れです。
これもいわば面倒なことの回避となります。

診断⑤:同じことを続けるのが苦手

上記でも述べましたように逃げ癖のある人というのはすぐに飽きてしまう傾向にあります。
そのため判断材料となるのが同じことを続けるのが苦手かどうかです。

同じ作業を黙々と続けることが、何よりも苦痛に感じてしまいます。
そのためバイトを始めたり、習い事を始めてもすぐにやめて逃げてしまうのです。

診断⑥:悪い方に考える

逃げ癖のある人というのは物事を始めたりするとき、悪い方へと考えてしまいます。
きっとうまくいかない、失敗すると考える癖があるのです。

そんな悪いことが起こってしまうくらいなら、初めから逃げてしまった方が良いと捉えるのです。

診断⑦:責任のある役職は嫌い

もしもあなたが学校や会社といった集団生活の中で、責任のある役職を嫌う方だった場合、逃げ癖がついている可能性があります。
人の上に立ちたくないことと一緒です。

責任を負わされてあり、大きな任務が自分に及んでしまうのが怖いのです。
何かトラブルが起こった時、自分に降りかかるものを回避したくてたまりません。

診断⑧:幼少期当番をさぼりがちだった

逃げ癖かどうかの判断材料となるのは、過去に経験にもあり幼少期当番をさぼりがちだったことはありませんか。
任されたことをしっかりとこなせないのも逃げ癖の特徴です。

昔から委員会や、日直といった当番をこなすことが出来ない人だと逃げ癖がついていると考えて良いでしょう。

診断⑨:深く考えたくない

逃げ癖がついてしまっている人というのは深く考えることが苦手です。
問題があって、それを解決しようと出来ません。

相手のことや自分のことを考えて行動したり、一つのテーマに対して深堀するようなことが出来ないのです。
歓楽的に考える傾向にあるということですね。

こうしたらこうなるかもしれない、こうしたらもっと向上できるのではないか、と深く物事を捉えられません。

診断⑩:三日も続かない

最後に逃げ癖かどうかの診断項目となるのが三日も続かないということです。
三日坊主にすらならない状態です。

エクササイズを始めたり、ダイエットをするなど何かを新しく始めたとして行動や気持ちを持続させることが出来ません。

逃げ癖がついてしまう原因

逃げ癖に悩む女性
なぜ人は逃げるような選択肢を選んでしまうものなのでしょうか。
逃げ癖がついてしまう原因に迫ります。

  1. 甘えても許されてきた
  2. 責任転嫁が上手く行ったことがある
  3. 逃げる方が楽だと気づいた

原因①:甘えても許されてきた

人間はそれぞれ生きてきた環境により、性格や考え方が確立されるものです。
つまり甘えても許されてきた環境下にいたため逃げることが習慣となっています。

逃げても問題ない、誰かに頼っても当然許されるのだという考え方が幼い頃から根付いています。

原因②:責任転嫁が上手く行ったことがある

二つ目は責任転嫁が上手く行った経験があることです。
どうしても逃げたくて、誰かに責任を押し付けた時それが上手にできた場合、それが癖になるのです。

逃げること、誰かに任せてしまうことが自分は意外と簡単に出来てしまうじゃないか、と知ってしまったのでしょう。

原因③:逃げる方が楽だと気づいた

最後に挙げられる原因が逃げる方楽だと気づいたことです。
人間は楽な方へとなれてしまう傾向にあります。

楽なことを知ってしまうとこれまで当たり前だったことさえも億劫に感じてしまうのです。

シチュエーション別!逃げ癖が出やすいタイミング

逃げ癖を無くしたい人
逃げてしまう人というのは、どう言ったタイミングで逃げようと考えてしまうのでしょうか。
誰しもがそういった逃げる選択肢を経験しているでしょう。

ここからはシチュエーション別に見た逃げ癖が出やすいタイミングについてご紹介いたします。
誰にだって当てはまる可能性があるのです。

職場

タイミング①:きつい仕事が回ってきた

マジ初めにご紹介する逃げ癖が出やすいタイミングはきつい仕事が回って来たときです。
辛い仕事が回ってきたり、回ってきそうになる場合誰かに押し付けてしまいたくなります。

自分には成し遂げられるわけがない、と確信してしまっているので他の人に仕事を回したり、回ってくる前に自分は出来ませんと告げてしまいます。

タイミング②:仲のいい後輩が出来た

仕事において、自分の思い通りにできそうな人や仲のいい後輩が出来たとき、逃げ癖が出やすくなります。
その人に仕事を押し付けることが出来ると捉えるのです。

自分が頑張らなくても優秀な後輩がいる、厄介事が来たら後輩に任せてしまえばいいと思うのです。
特にお人好しで断れないタイプは目を付けられやすいでしょう。

タイミング③:集団行動をするとき

逃げ癖が出やすいタイミングというのは意外な所にも存在しており、最後にご紹介するのが集団行動をするときです。
集団行動は自分の行動を隠しやすい状況です。

つまり自分ひとりがさぼっていてもバレにくいと理解します。
グループでの仕事などは特に逃げ癖が出やすくなるのです。

リーダーシップを持った人に任せておけばいい、自分はそれなりに楽な仕事だけしておけば大丈夫だという意識が生まれ、任せっきりになりやすくなります。

恋愛

タイミング①:相手からの連絡が多い

恋愛においても逃げ癖が出やすくなるのです。
その一つが相手からの連絡が多いという状況下ですが、一見すると逃げ癖になるように思えません。

逃げ癖を持っている人は、大好きな恋人でさえめんどくさいと感じてしまうことがあります。
相手から一方的に連絡が多くなると、返事をするのが面倒になるのです。

返事を催促されたり、何をしてどこにいるのかなど必要以上に迫られると、解決するのが面倒だと感じてさらに返事を返さなくなります。

タイミング②:浮気を疑われた

人によっては恋人に浮気を疑われてショックだった経験がある人もいますよね。
逃げ癖がある人はその浮気において、相手から浮気を疑われてしまうと逃げ癖が出ます。

実際には浮気をしていなくても、疑わられるだけで面倒だ、逃げたいと感じてしまうのです。
つまりは弁解するのもめんどくさいのでしょう。

浮気をしていないと伝えて、相手が信じてくれないかもしれないし、喧嘩に発展してしまうかもしれないといった感情で相手を放置したり、逃げてしまうのです。

タイミング③:自分では叶わないと感じた

片思いの状況でも、逃げ癖が出てしまうことがあります。
自分が好きな異性と、自分は釣り合わないと思ったりライバルよりも自分は叶わないと感じたときです。

どうせ私なんかが告白してもOKもらえないだろう、と考えてしまうのです。
自分以外にも相手のことを好きな人がいたら、すぐに譲ってしまいます。

自分が頑張ることで、思わぬトラブルを呼んでいまったり、喧嘩になってしまったら困ると思っているのでしょう。

人間関係

タイミング①:友達が落ち込んでいた

シチュエーション別として、人間関係にも迫ります。
人間関係では友達が落ち込んでいる状況で逃げ癖が出ます。

自分には関係のないことなのに逃げ癖が出るのか、と思われますが友達が落ち込んでいて、見当違いな慰めを言ったらどうなるでしょうか。
余計に傷つけてしまいかねません。

それ以外にも、自分には何もできないと感じてしまうので友達が落ち込んでいても自分からは何もしないのです。
そのため冷たい人と思われることもしばしあります。

しかし冷たいのではなく、どう言った態度をとればいいのかわからない、余計に落ち込ませたら嫌だと感じていて、友達から逃げるのです。

タイミング②:険悪な雰囲気になってしまった

人間ですから、誰しも嫌いな人や合わない考えがあったりもしますよね。
ちょっとしたすれ違いによって険悪な雰囲気になると逃げ癖が出やすくなります。

解決することが何よりも苦手なのが、逃げ癖のある人です。
悪い空気になったり喧嘩をしてしまうと、自分から解決できません。

相手から逃げて、ほとぼりが冷めるのをまったり険悪な雰囲気に耐えかねて関係を遮断してしまうのです。

逃げ癖のデメリット

逃げ癖が辛い人
逃げ癖があると、どのようなデメリットが生じるのでしょうか。
いつまでも逃げ癖を直さないでいるとどういったことに困るのかをまとめました。

  1. 現状維持になる
  2. 逃げ場がいつかなくなる
  3. 信用を失ってしまう

デメリット①:現状維持になる

まず最初に挙げられるデメリットは現状維持のままになるということです。
向上心がないのが逃げ癖のある人です。

成果を得るためには、やはりそれなりの努力が必要です。
何かを得るのに、何もしないでいるなんてことはあり得ません。

仕事においても習い事、趣味においても挑戦したりストレスに耐えることで、自分の中で何かが成長し能力を手に入れられます。
逃げ癖のある人は途中で投げ出しますから、先に進めません。

デメリット②:逃げ場がいつかなくなる

逃げ癖のデメリットとなるのがいつしか逃げ場はなくなるということです。
誰かに任せたり逃げ続けていると、いずれ終わりが訪れます。

逃げる先が人ならば、面倒ごとを任された人は逃げ癖の人の傍にはいつまでもいようとしないでしょう。
仕事時代から逃げれば、もう一度働くのはかなりの労力です。

デメリット③:信用を失ってしまう

いつまでも逃げ癖を改善できない人というのは他人の信用を失うデメリットがあります。
責任を果たさない人ですから、あの人には任せられないと感じられるでしょう。

仕事だけではなくプライベートな場面でも、あの人は適当な人だから関わらない方が良い、と思われるようにもなります。

逃げてしまいたいと思うのは誰しもあることです。
しかし逃げない人の方が多いので、その中で逃げてばかりな人がいると信用されなくなってしまうのでしょう。

逃げ癖がある人の末路

逃げ癖が付いてしまった人
逃げ癖のある人が、いつまでも逃げ癖を改善せずそのままでいるとどのような結果を招くのでしょうか。
逃げ癖の人に待っている末路をご紹介していきます。

末路①:いつまでも変われない

逃げ癖のデメリットとして現状維持のについて述べましたように、逃げ癖の人はいつまでも変わることが出来ません。
人間的にも成長できないでしょう。

何かをしたいと思っても常に逃げ癖が付いて回るのですから、当然変わることが出来ません。
ずっと同じ生活、同じ考え、同じ能力のままとなるのです。

末路②:一人ぼっちになる

逃げ癖のある人が陥ってしまう末路の二つ目はいつか一人ぼっちになることです。
誰からも信用されなくなり、また自分から人間関係を面倒と思うのです。

他人からも遠ざけられます。
そして自分からも、他人を遠ざけるようになったら行きつく先は一人です。

親しい友人も、信頼できるような恋人といなくなり逃げ癖によってたった一人になってしまうでしょう。

末路③:何もできなくなる

逃げ癖の人がいつまでもそのままでいると、いつしか何もできなくなるようになります。
身動きが取れなくなるのです。

「あれをしたら悪いことが起こる」「これをするのはめんどくさい」と感じて生活していきますから、いつしかやりたくないことの方が多くなります。
やりたくないことが大半を占めて、結果何もできなくなるのです。

末路④:自分で望むことは手に入らない

誰だって希望を持ったり、楽しいことがしたい、新しい能力を手に入れたなどの欲を持っています。
しかし、それは努力や経験によって得られるものです。

何もせず、全く動かずしては何も手に入れることは決してできません。
当然のことながら逃げ癖のある人は途中で投げ出しますから、望むことは手に入らないのです。

挑戦したり向上心がないのです。
何かを望んだとしても、そのために動く気がなければいつまで経っても望みは叶えられないでしょう。

末路⑤:なんでもつまらないと感じる

続いてご紹介する逃げ癖のある人の末路はなんでもつまらないと感じるようになることです。
全てにおいてやる気がないので、すべてがつまらないのです。

どうせできないから、とまず初めに考えてしまっているためチャレンジしたとしてもやる気があまりありません。
本気ではないのですから、結果失敗しますよね。

失敗すると、「ほらやっぱりできなかった」と捉えうるので、何事においてもつまらないと感じるのです。

末路⑥:生きがいを見つけられなくなる

逃げ癖の人が陥る末路として最後にご紹介するのが生きがいを見つけられなくなることです。
何を目的にして、何のために生きているのかわからなくなります。

自分の趣味や好きなことでさえも、途中で投げ出してしまうので本当に自分がやりたいことや好きなことが何なのか、わからなくなってしまうのです。

逃げ癖が直りにくい理由

逃げ癖が辛いと思う人
ここまで詳しく逃げ癖について見てきましたが、逃げ癖に陥るとなかなか直りにくいのです。
なぜ逃げ癖が直りにくいのかその理由をまとめました。

  1. 単純に楽だから
  2. その場しのぎで気持ちが晴れる
  3. どうせ上手く行かないと考えてしまう

理由①:単純に楽だから

人間はやはり楽な方へと意識が向いてしまうものです。
今まで階段だったのに、エスカレーターが出来てから階段が煩わしく感じるように楽なことや便利なことに慣れてしまいます。

逃げ癖がなかなか直らないのはただ単純に楽だからです。
楽なことに慣れてしまったら、辛いことに目を向けるのはかなりの苦痛です。

苦痛に直面したらまた逃げればいい、と考えてしまうのでいつまでも逃げ癖が直らないのです。
ゴールデンウイークの後仕事が辛くなるのも同じですね。

理由②:その場しのぎで気持ちが晴れる

逃げ癖がなかなか直らないのはその場しのぎで気持ちが晴れるからです。
結局面倒なことになるのに、一時的に逃げることでその時は気持ちがすっきりします。

そのすっきりとした気持ちや感覚がいつまでも忘れられないため、次もまた逃げるようになるのです。

理由③:どうせ上手く行かないと考えてしまう

逃げ癖が直らない理由の一つがどうせ上手く行かないと先に考えてしまうからです。
何か壁に当たっても、好きなことをしようと思っても「きっとできないから」と逃げ癖によって考えるようになるのです。

これまでずっと逃げてきたのですから、成功した経験の方が少なくなります。
それによって成功するヴィジョンが見えていません。

逃げ癖を克服する方法

逃げ癖を治そうとする人
デメリットが多い逃げ癖ですから、しっかりと逃げ癖を改善していった方が良いでしょう。
逃げ癖を克服する方法をきちんと把握して、試してみてください。

  1. 身近な目標から始める
  2. 自分を褒めてあげること
  3. ミスを受け入れること
  4. 具体的な計画を作ること
  5. これだけはやめない一つを決める
  6. 面倒なことから片づける
  7. 成長しているのを視覚化する

方法①:身近な目標から始める

逃げ癖を克服する方法として、一つ目にご紹介するのが身近な目標から始めることです。
大きな目標を立てる必要はありません。

小さくて、身近な目標で良いですから一つ決めてみてください。
今すぐに達成できるような目標でも構いません。

朝決められた時間に起きる、同じ時間に必ず一回ストレッチをする、など簡単な日常的なものでいいのです。
目標をクリアできたのだ、という実感を自分自身に与えてあげるのが重要です。

途方もない目標では、いつまでも達成できず結局できなかったじゃないか、と逃げ癖が悪化してしまいかねません。
簡単に達成できるものが好ましいのです。

方法②:自分を褒めてあげること

続いてご紹介するのが自分自身を褒めてあげることです。
小さな目標でもクリア出来たら、自分のことをしっかりと褒めましょう。

「やればできるじゃないか」「できてえらいじゃないか」と、自覚させるように繰り返し褒めてあげましょう。
視覚的にわかりやすくするためには、SNSや日記などに書き留めても良いですよ。

方法③:ミスを受け入れること

逃げ癖を直すためには自分のミスを受け入れることが重要です。
完璧な人間なんていませんし、人はミスをするものです。

自分が行った結果に、正面から向き合いましょう。
失敗をしてしまった事実を自覚させる必要があるのです。

自分はミスをしてしまった、ではどう対処するべきなのかと考える必要があります。
そのためには自分がミスをするということを受け入れていくのが重要です。

ミスをしない人間なんているわけがないのですから、ミス自体にコンプレックスを感じる必要は決してありません。
なかったことにしたり、逃げるのが良くないのです。

方法④:具体的な計画を作ること

身近な目標から始めることと同じように重要となるのが具体的な計画を作ることです。
あいまいで抽象的なものでは、一体何をしたらいいのかわからなくなります。

何をしたらいいのわからないと、結局めんどくささを感じて投げ出してしまうのです。
何かを成し遂げるためには、何をしたらいいのか自分のために道筋を作りましょう。

方法⑤:これだけはやめない一つを決める

五つ目にご紹介する逃げ癖の克服方法はこれだけはやめないことを一つ決めるというものです。
一つだけ譲れないことを決めましょう。

趣味でも、好きなものでも何でも構いません。
それだけは絶対に逃げたりはしないのだ、という事柄を見つけてください。

それ以外のことからは、とりあえず逃げても良いですから一つだけ絶対に逃げないものを決めましょう。
そうすることで達成感を得られるようになり、徐々にほかのことでも逃げることが減ってきます。

方法⑥:面倒なことから片づける

強行的な手段でもありますが、面倒なことからまず片づけることも逃げ癖を直す方法の一つです。
どんなに辛くても、一番面倒だと感じることから着手しましょう。

めんどくさいことからやることで、それ以外のことが面倒だと思わなくなります。
「何だ思ってた以上にできるじゃん」と感じられれば、次第に逃げることをやめられるでしょう。

方法⑦:成長しているのを視覚化する

逃げ癖の克服方法として最後に挙げられるのが成長しているのを視覚化することです。
自分が成し遂げたこと、その日一日やったことを思い返して書き留めましょう。

自分の日記でも良いですし、ブログなどでもなんでもいいです。
自分は逃げる必要がないのだ、と自覚させるためにしっかりと見える形で残します。

逃げ癖はいつまでも成長できない原因の一つとなる

逃げ癖を何とかした女性
逃げ癖というのは、自分の成長を妨げる以外にも他人に迷惑をかけてしまう行為です。
人に任せたり甘えたりするのは、絶対にダメなことではありませんが、多すぎると好ましくはありませんね。

何事にもつまらないと感じたり、他人の信用を失いなどのデメリットにも繋がってしまいます。
自分と向き合って、しっかりと逃げ癖を直すのが重要です。

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ライター
noel編集部

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