
心が弱い人の特徴10個!弱いメンタルを克服する12の方法
心が弱いと自分を責めてしまうことはありませんか?この記事では、男女200人を対象に「メンタルを強くするためのアドバイス」「心が弱い人との関わり方」などをアンケート!また、心が弱い人の特徴や原因、弱いメンタルを克服するにはどうしたら良いのかなども紹介していきます。
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心が弱いの意味
ちょっとしたダメ出しに泣き出してしまったり、できるまで繰り返すことがとても苦手な人は、心が弱いと言われます。
また、心が弱いという言い方は、人前に出ると極端に緊張したり、あたりを気にしずぎる人に対しても使われる表現です。
繊細でデリケートな心の持ち主とも言えますが、仕事の場で「すぐ泣く」「緊張して震える」「ビクビクする」のは困ってしまいます。
マイナス評価として「心が弱い」という言葉が使われることが多いのです。
男女200人に聞く!心が弱い人の割合
「失敗からなかなか立ち直れない」「ちょっとしたことに傷つく」など、心が弱いなと感じる瞬間は誰にでもあるのではないでしょうか?
今回は、男女200人に「自分は心が弱いと思うか」を聞いてみました。
Q.自分の心が弱いと感じる?
男性は73%、女性は80%が「自分の心が弱いと感じる」と答えました。
「豆腐メンタル」なんて言葉ができるぐらい、心が弱いと感じて悩んでいる人は多いのでしょう。
では次は、心が弱い人にはどんな特徴があるのか詳しく見ていきましょう。
心が弱い人の特徴
では、心が弱い人の特徴にはどんな物があるのでしょうか?
以下の心が弱い人の10の特徴をご紹介します。
- おどおどしている
- おおらかさにかける
- 緊張症で人前で実力が発揮できない
- 周囲の評価を気にする
- 攻撃的な言動をとる
- 盛って話すことが多い
- 依存心が強い傾向がある
- 繰り返しが苦手で諦めが早い
- 言い訳が多い
- 主観的で自分のことを気にしすぎる
特徴①:おどおどしている
心が弱い人は、態度がおどおどしています。
声が小さい、視線が定まらないなど、印象に落ち着きが感じられないことが多いのです。
自分に自信がなく、否定的な言葉にネガティブな反応をしてしまうので、おどおどした印象を与えます。。
心が弱いことに気付いているけれど、克服できないのが悩んでいるけれど、うまくいきません。
特徴②:おおらかさにかける
小さなことにこだわりがあり、おおらかに対応するのが苦手です。
細いことを気にしすぎて、自分でハードルをあげてしまうこともあります。
状況に応じて違う対応ができないので、相手に付き合いにくさを感じさせてしまうこともあるでしょう。
失敗したくないという気持ちが強く、器の小さな人間という印象を与えがちです。
特徴③: 緊張症で人前で実力が発揮できない
「思い切って頑張れ」と励ましをもらっても、緊張で思ったように行動できません。
心が弱いのではないかと思われないように振る舞おうとしますが、噛み合わない事も多いです。
期待に応えることができない自分を責めて、ネガティブな気持ちに支配されていく傾向があります。
完璧にやり遂げようとする気持ちが、さらに緊張を高めてしまいます。
特徴④:周囲の評価を気にする
心が弱い人は、周囲の評価を気にする人が多いです。
どう見られているかをいちいち気にするので、目の前の課題に集中できません。
向かうべき課題に集中できれば、結果が出せるケースでも、頭の中では失敗したときのことが浮かんでしまいます。
心が弱い人は、繊細で周囲がどう思っているのかを敏感に読み取ってしまうのです。
特徴⑤:攻撃的な言動をとる
心が弱い人といえば、気弱、積極的な発言がないなどのイメージを持つかもしれません。
けれども、キレる態度、攻撃的な言動で自分を正当化することがあります。
自分の段取りが悪くて、仕事がうまくいかなかった場合でも、謝るどころか他のスタッフを非難するのです。
自信のなさから、ミスを指摘される前に強気な態度に出ます。
特徴⑥:盛って話すことが多い
心が弱い人が自分を大きく見せようとするとき、心が弱いことを隠すため話を大げさにすることがあります。
自分が優れていることをアピールできるように、盛って話すのです。
自慢話に聞こえることもあるでしょう。
自分がすごい人間だと口に出すことで、理想の人間として振る舞えていると、自分自身を納得させているかのようです。
特徴⑦: 依存心が強い傾向がある
心の軸が安定しないので、何かに頼ろうとする依存心が強くなります。
- トップに立って仕切る役割は人に譲って、誰かにやってもらいたい
- 向き合うべきものに向き合わず恋愛、お酒、ギャンブルに救いを求める
心が弱いので、理想の自分から離れているという現実から目をそむけがちです。
人を頼る依存だけでなく、気持ちを紛らわせるため依存症に陥りやすい面を持っています。
特徴⑧:繰り返しが苦手で諦めが早い
心が弱いと、ツライことや苦しいことに耐える力がありません。
繰り返しが苦手で、諦めが早い場合が多いでしょう。
成功体験がなく、心が折れてしまうレベルが低いことが原因になっていることがあります。
また、心が弱いことに気付いても、心の負担を感じやすく、粘り強さにかけるのです。
特徴⑨:言い訳が多い
自分の中での軸が弱く、失敗を恐れる傾向が強くので、言い訳が多くなります。
自分を認める価値観が、とても狭い評価基準になっていることや、他人からの攻撃に打たれ弱いからです。
自分を正当化するために、失敗の原因が他にあることをアピールします。
また、相手がそれほど気にしていないことに固執して、うざがられる事もあるでしょう。
特徴⑩:主観的で自分のことを気にしすぎる
自分のことにこだわりが強く、考え方が主観的です。
人との違いを受け入れられず、小さなことを気にしすぎるので、自意識過剰だと思われることが多いでしょう。
相手に配慮したほうが良いところに気づけないのに、自分のことには過敏になるので心への負担が大きくなります。
メンタルのバランスを崩しやすく、心が弱い人になるのです。
心が弱くなる原因
では、心が弱い人になってしまうのは、どんな原因があるのでしょうか?
以下の心が弱くなる3つの原因をご紹介します。
- 自分に自信が持てない
- セルフイメージが高すぎる
- 自分を責めてしまう
原因①:自分に自信が持てない
自分が人からどのようにみられているのかを気にしていると、判断の軸が自分の外にある状況になります。
他人の心はコントロールできないですし、判断の軸がわからなくなって混乱するのではないでしょうか。
自分に自信が持てていれば、ネガティブな思いにとらわれたり、判断の軸がブレまくる事もありません。
自分はダメな人間だと落ち込むことが多いと、心が弱い人になってしまうのです。
原因②:セルフイメージが高すぎる
どんな人にも個性があります。
それを受け入れて目標目指す場合には、何が足りないかがわかっていますし、くじけにくい性質を持っています。
ところが、足りないものがある自分を受け入れられないままでは、目標にたどり着けない原因を他人に求めがちです。
自分に目を向けた場合には、自分を責めて落ち込んでしまい、目標に向かうエネルギーが切れてしまうのです。
セルフイメージが高すぎると、現実の自分とのギャップに悩み、やる気を無くしてしまいます。
原因③:自分を責めてしまう
心が弱い人は、自分を責める傾向があります。
自分に足りないもの、これから身につけていくべきものを受け入れることは大事です。
けれども、心が弱い人は「これが足りない、あれもできていない…」とパニックに陥ります。
自分を責めて落ち込んでしまうので、足りないところを受け入れて、立ち直ることが難しいのです。
心が弱い人が弱いメンタルを克服することで得られるメリット
心が弱いと気づいたとき、そんなメンタルを克服することで得られるメリットにはどんなものがあるのでしょうか?
以下の心が弱い人がメンタルの問題を克服することで得られる3つのメリットをご紹介します。
- くよくよしなくなる
- 人間関係が良くなる
- 幸福感が高まる
メリット①:くよくよしなくなる
心が弱い人は、「頼りなくおどおどしている」または、「攻撃的な言動を取る」の両極端になりがちです。
失敗と向き合えないので、自分の外に原因があると思いたいことが影響しています。
このため、弱い自分に気付いても、嫌な自分を受け入れることができずにくよくよします。
ありのままの自分を受け入れ、失敗を怖がらずに行動できるようになるとポジティブになれるのです。
メリット②:人間関係が良くなる
人の心はその人の気持ちに左右されます。
心理学で「認知バイアス」と呼ばれる「思考の偏り」は、誰にでも持っている心の仕組みです。
心が弱い人は客観的な判断が苦手で、自分を守る思考が強く働いてしまい、めんどくさい人・付き合いにくい人という印象を与えてしまいます。
メリット③:幸福感が高まる
自分を愛せるようになるのは、心が弱いことを受け入れて、できることを積み重ねることが大事です。
心が弱い自分や、弱いメンタルについて悩むことがナンセンスなのかもしれません。
あれこれ考え過ぎてしまうのは、本当の自分の姿が受け入れられなくて、他に原因を探してしまうからです。
こだわりを手放し、心が弱い自分を認めて自然体でいられると、心が落ち着き幸福感が高まるでしょう。
男女200人に聞いた!心が弱い人の治し方
泣いてはいけない場面で泣いてしまったり、ちょっとした失敗ですぐ諦める癖がついたりと、心が弱いと日常生活で困ることって多いですよね。
心が弱い人がメンタルを強くするにはいったいどうすればいいのでしょうか?
今回は、男女200人に「メンタルを強くするためのアドバイス」を教えてもらいました。
Q.メンタルを強くするためのアドバイスを教えて
男性のコメント
とにかく出来るか出来ないかおいといて、やると決めたらやってみる。例えば、今の仕事に通じた資格取得に向けての勉学等です。(32歳)
何が怖いのか考えることです。怖いと思う心は、怖いものへ立ち向かう姿勢がある証拠なのです。怖いものがなくなれば無敵です。(28歳)
とりあえず、決めたことは最後までやり切ること。(35歳)
小さなことでいいから成功体験を積み重ねる。(39歳)
場数を踏むしかないと思います。失敗の数が多いほど失敗がどうでもよく感じます。(27歳)
女性のコメント
人と比較しない、自分のペースで生きるようにする。攻撃的な人は避ける。(33歳)
急に無理なことをするのではなく、少し怖いと思う程度のことから経験を積んでいく。今までとはまったく違うことに挑戦する。(22歳)
強い人に合わせようとするのではなく、何でも自分のペースで良いのでやってみるようにして前向きに捉えるようにすると良いです。(32歳)
心が弱ってくると自己評価がどんどん低くなって自分を追い詰めていくので、誰かにひたすら誉めてもらう。(29歳)
自分はいったい何を恐れているのか、怖いものの正体を明らかにすれば何も怖くなくなります。(35歳)
心が弱くて逃げ回りがちな人は、まずは成功体験を積み重ねて自信をつけることが大切!
できそうなことから始めて、少しずつ大きなことにもチャレンジしていきましょう。
また、やると決めたら諦めずに最後までやりきるのも大事なポイント。
多少失敗したとしても、途中で諦めるよりやりきった時の達成感や満足感が自信となって心を強くしてくれます。
女性からは、「心が弱い自分を認める」のが大事とのアドバイスもありました。
無理に強くなろうとしたり苦手な人と付き合うよりも、上手に自分のペースで物事を進めるコツを掴むと楽になれますよ。
心が弱い人におすすめの弱いメンタルを克服する方法
では、心が弱いのを克服するにはどんな方法があるのでしょうか?
以下の心が弱い人におすすめの、12の弱いメンタルを克服する方法をご紹介します。
- 心が弱い自分を受け入れる
- 失敗しても当たり前と考える
- ルールを作りすぎない
- いろいろなジャンルの本を読む
- 好きなことをする
- 客観的な見方をしてみる
- 他の人物になった妄想をしてみる
- ウォーキングやジョギングをする
- 好きな音楽を聞く
- 積み重ねを大事にする
- 心が折れそうなとき大切な人を思い浮かべる
- 自分を大事にする
方法①:心が弱い自分を受け入れる
心が弱い自分に気づき、受け入れることがスタートです。
意識高い系のような頑張り過ぎは、心が弱い自分を認めていません。
とてもいろいろ考えて頑張っているように見えるのですが、突然ポッキリと心が折れてしまう可能性があります。
ありのままの自分を受け入れていないと、心が弱い自分を変えることができないのです。
方法②:失敗しても当たり前と考える
失敗を恐れて経験不足であることが心が弱い原因になっていることがあります。
思い切った行動が取れない、あれこれ悩んでエネルギーがしぼんでしまうくらいなら、失敗しても当たり前と言う考えも大事です。
- 経験のない仕事を任されて心が折れそう
- 自分にできるはずがないのだからやりたくない
経験を積んだらうまくいくことは多いものです。
失敗を怖がっていては、経験値もあがりませんし、可能性も広がりません。
方法③:ルールを作りすぎない
心が弱い自分に気づいたとき、もっと頑張らなきゃと考えて、ルールに縛られてしまうことがあります。
自己啓発の本などで、モチベーショアップや結果を出すための方法を真似ることがあるでしょう。
しかし、心の状態が追いつかないと、やらなければならないことが多すぎて、できない自分を責めてしまうかもしれません。
心のエネルギーが切れかけているときは、ルールで自分を縛るより、休養をとったほうが良い事もあります。
方法④:いろいろなジャンルの本を読む
気持ちがしぼんでしまうとき、心が弱くなります。
いろいろな価値観に気付いたり、考え方の角度を変えることができる読書がおすすめです。
小説やコミックスでは、様々な登場人物の生き方や経験を疑似体験できます。
「心が弱いことに悩んでいる人は自分だけじゃない」と気づけたり、励まされる事も多いものです。
方法⑤:好きなことをする
人は、特に理由がないけれど好きだからやりたくなるという行動があります。
持っている個性に合っている、集中しやすい、人より得意なことなど、やると決めて置かなくても気持ちが向くようなものです。
一つのことが続かないことが悩みの、心が弱い人は多いですが、気持ちにムリがあったり、やらなくて良い理由をつけたりしているのではないでしょうか。
心のエネルギーを蓄えるには、好きなことを見つけて大事にすることが大切です。
方法⑥:客観的な見方をしてみる
心が弱い自分を責めてしまうとき、ダメな自分を否定して、表面的に整えるだけでは根本的な解決になりません。
思考の偏りで、自分を否定的にみてしまうと、自分に自信を持てなくなり、闇を抱えることになるでしょう。
心理学ではダニング=クルーガー効果と呼ばれるバイアス(思考の偏り)があります。
能力が優れている人ほど自分に厳しく、能力が低いほど自分に甘い傾向があることです。
偏りを修正すると、ダメな自分も良い自分も客観的に受け入れやすくなり、心をコントロールできるでしょう。
方法⑦:他の人物になった妄想をしてみる
視野が狭い、思考パターンが限られている場合、思い込みが強くなります。
いろいろな現象は、たくさんの人物や物事が影響しあって起こります。
ところが心が弱く、あれこれ考えすぎる人は、自分が与える影響を気にしすぎる傾向があります。
想像や妄想で、考え方の切り口を変えてみると、おおらかな考え方ができるようになるのではないでしょうか。
方法⑧:ウォーキングやジョギングをする
自分の内面に深く入り込みすぎると、思考の偏りが大きくなることがあります。
心が弱い自分を否定しはじめると、自分なんかいなければいい、周りが悪いなど、歪んだ考え方に傾いていくのです。
そんなとき、体を動かして気分転換をすると、考え方の切り口を変えるきっかけになります。
ウォーキングやジョギングは手軽にでき、歩くリズムが心と身体のリズムを調えてくれる方法です。
方法⑨:好きな音楽を聞く
好きな音楽は、ストレスを発散させたり心にやすらぎをもたらしてくれます。
心や体が疲れていると、自分中心の考えに陥りやすく、ネガティブな思考に支配される傾向があるのです。
一緒に大声で歌う、ゆったりした気分でバラードを聞く、歌詞の内容に共感するなど、音楽が心を元気にしてくれることがあります。
心が弱い自分を、慰めたり励ましてくれる力を感じるでしょう。
方法⑩:積み重ねを大事にする
小さなことでも自分を褒めてあげることが、心を強くするのに役立ちます。
なんでも自分に甘すぎることが許せないという人もいるかも知れませんが、本当に弱っているときには心のエネルギーを取り戻すことが大事です。
結果を急いでも、中途半端になるかもしれません。
「できることを長く続けていくことが大事だ」と思える体験があると、一途に取り組む心の強さの土台ができます。
背伸びせず、今できることを続けてみましょう。
方法⑪:心が折れそうなとき大切な人を思い浮かべる
仕事や人間関係が辛くて、心が折れそうだということがあります。
自分は弱い人間だ、心が弱いと落ち込んだとき、大切な人を思い浮かべてみましょう。
有名アスリートは、目指す記録を達成したあと、社会貢献を使命として活動することが多いものです。
人は人とのつながりの中でいきていますから、誰かのためにとを思うことで、心が強くなります。
方法⑫:自分を大事にする
心が弱いと感じるときには、心のエネルギーが低下していることが多いものです。
自分なんか価値がないと思い、流れに身を任せて適当に過ごしてしまうことが多くなります。
本当に望むことなのか考えるのをやめて、雑な生き方をしていると、心の弱さを克服できません。
自分を愛し大事にする気持ちが、心を強く保つには必要なのです。
男女200人にアンケート!心が弱い人との関わり方
ちょっと注意しただけで泣いてしまったり、ネガティブな発言ばかりしたり……。
心が弱い人に対してどう接したらいいのか悩んでしまう方は多いのではないでしょうか?
今回は、男女200人に「心が弱い人との上手な関わり方」を教えてもらいました。
Q.心が弱い人を傷つけずに上手に関わる方法を教えて
男性のコメント
褒める点と工夫が必要な点の両方を伝えること。(27歳)
最初から何事も否定しないで、肯定することを意識して接する。(32歳)
その人と話しやすい関係作りをし、相談に乗りやすい雰囲気を作る。(24歳)
まずは質問からする。否定することは絶対にせず関わる。(27歳)
常にプラス思考的な感じで相手に接するようにする。(34歳)
女性のコメント
相手の意見に否定をせず、徐々に聞き出すような形のコミュニケーションを心がける。(22歳)
きついことは言わず基本は肯定する。(30歳)
否定をしない。褒めるけど、嘘はつかない。(28歳)
頑張るように促さない。行動のペースを相手の好きにさせる。(29歳)
それとなく寄り添って自信を持てる良いところを見つけてあげる。(28歳)
心が弱い人と接する時は、とにかく相手を否定しないことが大切!
心が弱い人は基本的に自分の言動に自信がないので、否定されるとひどく落ち込んでしまいます。
何に対しても肯定のスタンスを心がけることで、相手に「大丈夫かも」と自信をつけてあげることができるでしょう。
何か注意や意見をするときも、ポジティブな言い回しをしたりいい面を一緒に伝えると、ネガティブに受け取られにくくなりますよ。
心が弱い人とうまく付き合う方法
心が弱い人は、反応が過敏で付き合いにくさを感じることがあるのではないでしょうか?
以下の心が弱い人とうまく付きう3つの方法をご紹介します。
- 相手を頭ごなしに怒らない
- 相手を受け入れる
- 相手を尊重しつつお願いは具体的にする
方法①:相手を頭ごなしに怒らない
心が弱い人は、怒られることに慣れてないことが多く、過敏に反応してしまいます。
大きな声をパワハラと受け取ったり、自分の言い分を聞いてくれなかったと落ち込むようなことがあるのです。
足りていない部分を指摘しただけ、仕事として当たり前のレベルに達していないことを修正するように伝えただけでも、怒られたと受け取られることがあります。
感情を挟まず、行動を認め改善点を短くわかりやすく伝える工夫をしましょう。
方法②:相手を否定せず受け入れる
他人の言葉に敏感に反応してしまい、否定されているのではないかと不安になるのが心の弱い人です。
心の弱い人と上手くやっていくには、否定せずに受け入れることが大事になります。
- 相手のことばの内容を繰り返す
- そうなんですかー、なるほどなどの言葉で返す
相手を否定していないと感じてもらえる言葉を選ぶと良いでしょう。
方法③:相手を尊重しつつお願いは具体的にする
心が弱い人に、頼み事や仕事の依頼をする時には、具体的なお願いをするようにします。
失敗を怖がったり、傷つけられることを不安に思う人を相手にしているということを忘れてはいけません。
相手を尊重しながら、具体的にしてほしいことを示し、ほめるようにします。
頼まれて嬉しい、期待に応えたいという気分になってもらえるような対応を心がけましょう。
「心が弱い人」と「心が強い人」の違い
心が弱い人は、周囲の影響を受けやすく流されやすい面があります。
心を決める材料が不足していて、自信がないので、一途に取り組めません。
一方、心が強い人はいろいろな経験が豊富で、心の軸が決まっていてブレません。
あるときは柔軟に対応しながら、目指す方向にしなやかに進んでいきます。
ときには、ピンチをチャンスに変えるような、心が折れない強さを持っているのです。
心が弱い人におすすめの本
心が弱いと思う人は、心が強くなりたいと願っているのではないのでしょうか?
以下の心が弱い人におすすめの本3冊をご紹介します。
おすすめ①:メンタルが弱い人ほど人生が楽しくなる(ほりさわしん)

「気持ちの起伏が大きい」「他人の言葉に敏感に反応してしまう」といったことを、心が弱いからだと悩んでいる人におすすめです。
ポジティブ心理学で注目の、レジリエンスという心の力に気がつくことができます。
おすすめ②:何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書(中島輝)

自己肯定感を高めることが、心を強くするためのスタートになります。人生がうまくいくようになるためにも、自己肯定感を高めるポイントを知っておくことは大きな力になります。
おすすめ③:「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本(武田友紀)

「心が弱い⇒だめな自分」と結びつけてしまうかもしれませんが、気が付きすぎて疲れてしまう人なのかもしれません。
疲れやすくストレスで体調を崩しがちなときの対処法も紹介され、心を整えるヒントがもらえるでしょう。
心が弱いと思う人も強さを手に入れられる
心が弱いという表現は、ネガティブに受け取られることが多く、心を強くしなければならないと焦ってしまうかもしれません。
けれども、そんな自分を受け入れて、しなやかさを手に入れることは誰にでもできます。
たくさんの経験や、経験の疑似体験ができる読書で視野を広げてみると、心がラクになるのではないでしょうか。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。