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「自惚れ」の意味や読み方とは?

クッキーを持っている自惚れ

「自惚れ」は、「うぬぼれ」という読み方をします。
自分が優れていると思って得意になっている気持ち、という意味です。

実際はそうでもないのに、自分の中で勝手に、自分はすごいんだと思い込んでいる状態です。
「自惚れ」は、自分に惚れているという漢字で書きますよね。

まさにその通りで、自分に惚れていて実力以上に自分は何かやる人なのだと思い込んでいるような人を、「自惚れ」と言います。
そのような人は、自惚れ屋さんと呼ばれてしまいます。

「自惚れ」の類語には、思い上がり、気どり、などがあります。

自惚れている人の特徴

赤い椅子に座る自惚れ

では、自惚れている人にはどのような特徴があるのでしょうか?
以下の6つの特徴をご紹介します。

  1. やたらと英語を使う
  2. 上から目線
  3. 仕切りたがる
  4. ナルシスト
  5. 容姿をやたらと気にする
  6. 「最近どう?」とむやみやたらと聞いてくる

特徴①:やたらと英語を使う

自惚れている人は、やたらと英語を会話の中に織り交ぜてきます。
もともと勉強して英語を話せるような賢い人は、これには該当しないので注意してくださいね。

自惚れている人は、少し周りをイラっとさせるような英語の使い方をしてきます。
自分に自信があるのかは知りませんが、「今日めっちゃキュートでファンタスティックなお店に行ってきたの!」と、理解するのに時間がかかりそうなよくわけのわからない英語の使い方をします。

自惚れが過ぎると、自分では楽しい会話をしているつもりになっているので気をつけたいものです。

特徴②:上から目線

上から目線の人は、基本的に自分に自信がある人です。
自分に自信があって、自分のことが好きだという人は、自惚れ屋になりやすいです。

食事の場で、自惚れてる男はやたらと自分の今までの経歴や今までの功績の自慢をしてきます。
それは、はっきり言ってこちらには何の関係もない話です。

それを、相手がつまらなそうに聞いているのには気が付かずに永遠と話を続けるところが自惚れている人の特徴です。

特徴③:仕切りたがる

前に出て、仕切りたがる人というのは、元々の性格もありますが自惚れている人の可能性もあります。
前に出て仕切ると、当然みんなからの注目を浴びます。

その注目の視線が気持ちよくて、仕切っているのです。
仕切ることで、「あの人頼りになるわ」と女性からの支持も集めることができるので、自惚れ男性には絶好のチャンスなのです。

自惚れる人の恋愛には、このようなチャンスをものにしようと張り切りすぎて、それが裏目に出てしまい、結局張り切ったことも意味がなくなってしまうことがあります。

特徴④:ナルシスト

自惚れと、ナルシストは、何か似ているものを感じますよね。
どちらも自分の可能性を無限に信じ、自分のことが大好きです。

その根拠のない自信は、生きていく上でとても大切です。
何か大きなチャレンジをするときには、少々不可能かもしれなくても自分のことを信じてあげることが必要だからです。

しかし、毎日毎日そのような根拠のない自信を人に押し付けたり、自慢したりすると自惚れ認定されてしまうので、気をつけましょう。

特徴⑤:容姿をやたらと気にする

容姿は、初めて会う人もいつも会っている人も、必ず重要視する大切なポイントです。
その容姿に手を抜かないのが、自惚れの特徴です。

自分が周りからどう思われているのか、かなり気にするのが自惚れです。
いつもワックスでしっかり髪の毛をまとめていたり、巻き髪は外に出るときには必ずしたりなど、周りからの視線を気にして生きています。

特徴⑥:「最近どう?」とむやみやたらと聞いてくる

「最近どう?」と聞く自惚れは、先に相手にその話題を振って、最後には自分のことも聞いてもらいたい、と思っています。
自分のことも聞いてもらいたいけれど、「聞いて」とは言えないので、先に相手に聞いて、次に自分のことも聞いてもらおうとしているのが自惚れの心理です。

もし、相手から「最近どう?」と聞かれたら、その後には相手の近況についても聞いてあげましょう。
そうすると、きっと自惚れ屋は嬉しくて仕方がないはずです。

自惚れ屋を直す方法

ピースをする自惚れ

では、自惚れ屋を直すにはどのような方法があるのでしょうか?
以下の5つの方法をご紹介します。

  1. 謙虚になる
  2. 周りをよく見る
  3. 周りの人を褒めることを心がける
  4. 自分のことを褒めるのは家でだけにする
  5. 自分をもっと磨く

方法①:謙虚になる

自分のことを優れていると常に思っているから、自惚れてしまうのです。
自分なんて…」と思うことができるくらい謙虚になりましょう。

自分はまだまだだ、という意識で動き、さらに自分のことは二の次で相手のことを考えて行動できる人になることが大切です。
自分が優れていると思い過ぎず、自分のまだまだ至らない部分を認めましょう。

方法②:周りをよく見る

周りをよく見渡してみてください。
自分のように偉そうに自惚れていたり、無理やり自慢話を押し付けたり、無理やり仕切っている人はいますか?

自分のような傲慢な人はいないと気付くはずです。
自惚れを直すには、まず自分のダメな部分に気付くことが重要です。

ダメな部分に気づけたら、自分でどのように改善していけば良いか考えます。
考えて実行に移すことができれば、もう自惚れとは誰も呼びませんよ。

方法③:周りの人を褒めることを心がける

自惚れている人は、自分のことにばかり関心を向けがちです。
もっと周りの人にも関心を持ってください。

周りの人の良い点を見つけ、積極的に褒めるようにしましょう。
褒めていくうちに、自分は自惚れていたなと感じるはずです。

相手も褒められて気持ちがよく、自分も自惚れから脱却でき、ウィンウィンの関係です。

方法④:自分のことを褒めるのは家でだけにする

どうしても、自分のことを褒めずにはいられないという人もいるでしょう。
そのような人におすすめな方法が、自分のことを褒めるのは家でだけにする、という方法です。

外では、相手のことを褒めたり立てたり自惚れている感じを一切見せず、家に帰ったら自分が主人公になります。
家と外でのメリハリが、自惚れているという自覚を生むことだってあります。

方法⑤:自分をもっと磨く

自分磨きにもっと精を出しましょう。
自分のまだまだ磨かれていない部分を磨くことによって、自惚れていたと感じます。

自分磨きは、自分がさらにステップアップすることができるとても大切なプロセスです。
面倒臭がらずにぜひやってみてください。

自分磨きはほんの少しの些細なことから始めても良いのですよ。

自惚れ屋にならないために気をつけること

かっこいい自惚れ

では、自惚れ屋にならないためにはどのようなことに気をつけたら良いのでしょうか?
以下の5つの注意点をご紹介します。

  1. 自慢しすぎない
  2. 上から目線をしない
  3. 人に「褒めて」と言わない
  4. 周りへの感謝を忘れない
  5. 自分を客観視してみる

注意点①:自慢しすぎない

少しの自慢なら大いに結構です。
人は、良い事や嬉しいことがあると周りの人にどうしても話したくなります。

それは、みんな同じなので周りの人も喜んで聞いてくれるはずです。
しかし、それがいつもだと聞いている方は少しイラっとします。

「この人っていつも自慢ばかりで自惚れているんじゃないの?」と噂話の格好のネタにされてしまうかもしれません。
自慢はほどほどにしましょう。

注意点②:上から目線をしない

上から目線の人は、どの年代でも嫌われる傾向にあります。
学生時代においても、上から目線の人はあまり好かれていなかったはずです。

上から目線をすることによって、自分の方が相手よりも上だという意識が無意識でも働いてしまい、自惚れやすくなります。
自分と相手は対等だという認識を忘れずに、良い関係性を築きましょうね。

注意点③:人に「褒めて」と言わない

友人同士だと、ふざけて「今日の髪良くない?褒めて〜」と言い合うことがあるはずです。
しかし、それが毎日のこととなると想像しただけで嫌な気分になりますよね。

友人同士でも節度を守った関係でなければなりません。
相手が嫌な気持ちになっていないか、相手の立場に立って考えることによって思いやりの精神が身につき、自惚れることはなくなります。

注意点④:周りへの感謝を忘れない

周りへの感謝は、意識しないとついつい忘れがちになってしまいます。
いつも家に帰ると温かいご飯がある日常も、決して当たり前のことではありません。

当たり前のことに気づくことができる人は、決して自惚れることはありません。
感謝の言葉を口にすることは、始めのうちはなかなか難しいかもしれません。

しかし、いつか口にすることができたら、自惚れとは本当にさよならできます。

注意点⑤:自分を客観視してみる

無我夢中で自分本位で動いていると、周りが見えなくなってしまいます。
そうなる前に、時々我に返って自分を客観視してみてください。

客観視してみると、自分の言動の間違いややりすぎ感に気づくかもしれません。
自分の正さなければいけない間違いに気づくことができれば、自惚れることはないので心配しないでください。

自惚れ屋とはどう接すればいい?

花の中にいる自惚れ

自惚れ屋のことは、そのような人間なのだと割り切って付き合うしかありません。
自惚れは、自分で自惚れていると気づけなければ直すことができないからです。

それでも、職場の同僚や長く付き合っていかなければならない人には、どうにか自惚れを直してほしいですよね。
その時におすすめな方法が、自惚れ診断を使うことです。

その人に当てはまるように、色々な問題を自分で作り、面白おかしく診断して自分で自惚れているのだと気づいてもらいましょう。
しかしこの場合、問題を作ったりとこちら側の負担が大きくなってしまいます。

最終手段だと考えてください。

自惚れにはならないように

ラフな格好の自惚れ

自惚れている人は、他の人から嫌がられてしまいます。
そのような人に自分はなりたくないですよね。

自分が自惚れている人かもしれない、と気が付いた人も、この記事の直し方を参考にすれば良い方向に向かうはずです。
自惚れは、自分で気がつくことがとても大切なのです。

人に言われる前に、自分で自惚れと向き合い、そして改善していきましょう。
もう、誰にも自惚れだとは思わせないつもりでいきましょう。

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ライター
noel編集部

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