【ネイリスト監修】シェラックネイルとは?セルフでのやり方&人気デザイン集
今少しずつ人気が出てきているシェラックネイル。 ネイルは頻繁にかえないといけないので、コストのことや爪のダメージが気になる方におすすめなネイルアートなんです! 今回はネイリスト・家門麻理奈さんにシェラックネイルについて教えていただきました! シェラックネイルとはどんなネイルなのか、メリットやおすすめデザインなどをご紹介します。
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「シェラックネイル」とは?
シェラックネイルとは、2010年頃にアメリカのメーカー「CND」によって発売されたネイル用品です。
マニキュアと今人気のジェルネイルの両方の良いところをとって作られたものです。
このシェラックネイルは少しずつですが、ネイルサロンでも取り入れられ始めています。
ジェルネイルをする時と同じように、UVライトを使って硬化させていくシェラックネイル。
マニキュアのように乾かす時間もなく、硬化時間も短いです。
またマニキュアよりも持ちが良く、自然なツヤのできあがりになるので、ナチュラルネイル派の方には、オススメしたい今人気のネイルです。
Q.シェラックネイルはジェルネイルと何が違う?
A.もつ期間&オフのしやすさ
シェラックネイルがおすすめの人
シェラックネイルは削ったりしないので、爪への負担が少ないものになります。
なので元々お爪が薄いかたや、ジェルネイルを続けていて爪が弱っているかたにオススメです。
また毎月かえるものなので、ネイルにかかるコストを押さえたい方や、時間があまりない方にも簡単にできるので、人気がでてきています。
ジェルのようなぷっくりとした感じはないので、爪に自然になじんでくれるシェラックネイル。
ナチュラルデザインをよくするかたや、お仕事上あまり派手なネイルができないかたには、ぴったりのネイルです。
シェラックネイルのメリット
では、シェラックネイルのメリットとはなんでしょうか。
以下のメリット7つをご紹介します。
- 簡単にできる
- 爪への負担が少ない
- ツヤ感がある
- 硬化時間が短い
- 持ちがいい
- オフが簡単
- 低価格
①:簡単にできる
ジェルネイルに比べて簡単に塗ることができるのがこのシェラックネイルです。
ジェルと違って粘着力が高いものではありません。
また形もマニキュアのようにボトルに入っていて、塗るところもハケタイプになっているので、とても塗りやすいです。
セルフネイルをしている方も難しくなくでき、ネイルは定期的に変えるものなので、少しでも簡単なほうがいいですよね。
\セルフネイラー&旅行に◎/
また、日頃ジェルが出来ない方がご旅行など行かれる際にはマニュキアよりももちがいいので、オススメですね。
②:爪への負担が少ない
ジェルネイルは基本、爪の表面を削ってのせていきます。
削らないものもありますが、オフの際にはどうしても爪を削ることになるので、爪への負担が大きくなってしまいます。
しかしシェラックネイルは、爪を削ることは一切ありません。
オフの際も液体で簡単にオフすることができます。
また爪が割れてしまったり、薄くなってしまったりすることがなくなるので、爪を綺麗に保つことができます。
③:ツヤ感がある
シェラックネイルは、塗るのは簡単なのに仕上がりもジェルネイル同様、ツヤのある美しい見た目に仕上がります。
透明感はそのまま残せて、自爪をツヤツヤに磨いたような仕上がりになります。
ジェルネイルよりも厚みがでにくく自然な仕上がりなので、ナチュラルな感じが好きな方にはおすすめです。
④:硬化時間が短い
マニキュアは完全に乾かすのに24時間かかります。
塗り終わって待っている間に、気をつけていてもほこりや毛などが爪についたりしてしまいます。
またジェルネイルは、すべての作業が終わるのにサロンでも、大体2時間ぐらいはかかってしまいます。
それにくらべてシェラックネイルは、塗るのがとても簡単にできます。
ジェルネイルと同様UVライトをつかいますが、硬化時間もとても短いのです。
ジェルネイルの半分ぐらいの時間で終わらせることができます。
⑤:持ちがいい
マニキュアは1日2日で剥がれてきてしまったりします。
しかしシェラックネイルは、UVライトを使って硬化するので、剥がれにくく持ちもいいです。
個人差はありますが、基本的には2週間から3週間はネイルを楽しむことができます。
セルフネイルをする方にも扱いやすくうれしいですね。
⑥:オフが簡単
ジェルネイルはオフするのに、爪を削ったりと手間と時間がかかってしまいます。
しかしシェラックネイルは、専用の薬品をコットンにしみこませて、数分待つだけで、簡単に落とすことができます。
表面を削ることがなく、甘皮を押しあげるプッシャーなどでこすると綺麗に剥がれていきます。
自分でするのも面倒なオフですが、簡単なうえに爪への負担も少ないのでおすすめです。
⑦:低価格
ジェルネイルはサロンやネイルデザインにもよりますが、一般的には6千円~1万円ぐらいするものになります。
それに比べると、ジェルネイルの半分ぐらいの価格でシェラックネイルを楽しむことができます。
ネイルは頻繁にかえるものなので、低価格で楽しめるようになるのは、うれしいですね。
シェラックネイルのデメリット
シェラックネイルは、ジェルネイルに比べるとあまり細かいアートや、ストーンをいっぱい付けたりなど、複雑なアートをするのは難しいです。
またシェラックネイルはネイル自体の強度はあまりありません。
なので爪の長さを出したるすることが難しいです。
短い爪や折れてしまった爪は補修することができず、そのままの長さになってしまいます。
シェラックネイルは人気が出てきていますが、施術してくれるサロンは現時点ではまだまだ少ないです。
なので、なかなか近くにやっているサロンが見つからない、というデメリットがあります。
Q.シェラックネイルはアートがしづらい?
A.大きめ&重めパーツは外れてしまうことも
なので、高さのあるパーツ、重たいパーツなどは外れやすくなってしまうんです。
シェラックネイルをするときは小さめのスタッズやストーン、軽い箔やシェルなどがおすすめですよ。
シェラックネイルのセルフのやり方
準備するもの
準備するのもですが、シェラックネイル専用のベースコート、カラーコート、トップコートが基本になります。
また、硬化するときに使うUVライトが必要になります。
ジェルネイルはUVライトとLEDライトのどちらでも硬化できるものが多いです。
しかしシェラックネイルは、LEDライトでは硬化しません。
必ずUVライトを使いましょう。
またメーカーによってもいろいろな種類があります。
なかには用品の相性が合わないものもあるので、初心者の方には単品でそろえるのは少し難しいです。
なので初心者の方には最初、セットになっているネイルキットで全部揃えるのをおすすめします。
シェラックネイルの手順
- 爪を整える
- ベースコートを塗る
- カラーコート
- デザインをする
- トップコートを塗る
- 未硬化を拭き取る
①:爪を整える
ネイルをする上で、はじめの爪のケアがとても重要になってきます。
まずはネイル専用のファイルを使って、爪の長さや形を自分好みに整えていきます。
それが終わったら、爪の表面についている油分をふきとっていきます。
コットンなどにエタノール(消毒液)や除光液をしみこませ、爪の表面を綺麗にふいていきます。
この工程をしっかり丁寧にしておくことで、ネイルの持ちもよくなります。
できあがりも違ってきますので、はじめのケアをしっかりしていきましょう。
②:ベースコートを塗る
それが終わったら、ベースコートを塗っていきます。
このとき、爪の先端(エッジ)も忘れずに塗っていきましょう。
そうすることで、ネイル自体を長持ちさせることができます。
ベースコートにはカラーの発色をよくするだけではなく、色素沈着を防いだり、お爪を保護してくれる役割もあります。
なので、めんどくさくて省いてしまいがちですが、必ず塗っていきましょう。
塗ったら10秒間ライトで硬化していきます。
③:カラーコートを塗る
続いてカラーコートを塗っていきます。
カラーコートも爪の先端にも塗っていきましょう。
ライトでの硬化時間は2分間。
これを2回繰り返します。
カラーの発色で2度塗りするほうが、綺麗に色がでますし、ムラなどもなくなります。
④:デザインをする
デザインをしたい方は、ここでアートやパーツをつけていきます。
シェラックネイルは、ジェルネイルにくらべて粘度が少ないものになります。
なので、あまり大きいストーンやパーツをつけると密着度が少なく、取れてしまう可能性があります。
さりげないアートや、小ぶりのストーン、ワイヤーアートなどをおすすめします。
⑤:トップコートを塗る
最後にトップコートを、先端も忘れず塗っていきます。
トップコートを塗ることで、ツヤのあるナチュラルで美しいネイルに仕上がります。
ライトでの硬化時間はカラーコート同様、2分間になります。
⑥:未硬化を拭き取る
シェラックネイルもジェルネイルも、ライトを使って硬化していきますが、すべてが固まるわけではありません。
表面はまだ少しベタベタしているのですが、これが未硬化というものになります。
これをアセトンフリーの除光液コットンにしみこませ、ふき取っていきます。
少しでもアセトンの入っているものを使用してしまうと、ネイルの表面がくもってしまい、ツヤのある美しい仕上がりにはなりません。
購入の際には必ずアセトンフリーのものを選びましょう。
セルフでも簡単!シェラックネイルのおすすめデザイン集
①:ワンカラーネイル
こちらはワンカラーの上品ネイル。
お仕事上はでなデザインができない方にもおすすめです。
ベージュのワンカラーは、手になじみやすく、さりげないカラーが大人っぽく仕上げてくれます。
シンプルなデザインが手を綺麗に見せてくれ、自然なネイルになります。
②:ラメネイル
こちらは春らしいピンクネイル。
ワンカラーは少しもの足りないという方におススメなラメネイルです。
ワンポイントで何本かラメを入れて、少しデザイン製を出しています。
全体のカラーはピンクでまとめているので、統一感のあるネイルです。
③:上品ネイル
こちらは大人っぽい上品なデザインです。
ヌーディーなベージュをベースに、ビターカラーをアクセントで入れています。
ゴールドとブラックのラインと、ヌーディーカラーの上にのせられた金箔がモードな雰囲気を出しています。
どんなコーディネートにも合わせやすいネイルデザインになっています。
④:フレンチネイル
ネイルデザインの定番のフレンチネイル。
少し個性をだし赤のフレンチネイルにしています。
爪の先にだけカラーをのせるので、指が長くみえる効果もあります。
白のフレンチは、結婚式やパーティーなどにも合わせやすいので、女性らしさがででおススメです。
⑤:グラデーションネイル
こちらもシンプルなグラデーションネイル。
OLさんにも手が綺麗に見えるので人気の定番デザインです。
根本もクリアなので、お爪が伸びてきても根本は気になりません。
またグラデーションの深さによっても、見え方が変わってくるので、自分好みのネイルに仕上げてみてください。
どんなシーンにも合わせやすいネイルデザインになっています。
シェラックネイルのオフ方法
では、オフはどうしたらいいのでしょうか。
シェラックネイルのオフ方法をご紹介します。
- リムーバーをのせる
- アルミホイルで包む
- ネイルを除去する
①:リムーバーをのせる
まずは、爪のサイズにコットンをカットし、それを使っていきます。
カットしたコットンに、リムーバーを染み込ませて、爪の上にのせていきます。
ジェルネイルでは、このコットンをのせていく前に、アセトンがしみこみやすくなるように、爪の表面を削っていく工程があります。
しかしシェラックネイルは、その工程をしなくていいので、爪への負担が少ないです。
②:アルミホイルで包む
アルミホイルは指先を覆えるぐらいの大きさ(10㎝×10㎝程度)にカットしていきます。
そのカットしたアルミで、先ほど爪の上にのせたコットンごと指先に巻き付けていきます。
このとき、アルミホイルの中でコットンが爪の上からずれないように、しっかり固定していきます。
そしてこのまま、10~15分間置いておきます。
③:ネイルを除去する
アルミホイルを取って、コットンをはがしていきます。
すると、シェラックネイルが爪から、浮いていたり剥がれてきていたりしています。
これを、甘皮を押し上げるプッシャーやウッドスティックなどを使って取っていきます。
ジェルネイルと違って、つるんと綺麗に剥がれていくので、力を入れすぎないように注意し、これでオフは完了です。
アセトンを使うと、どうしても油分がなくなって乾燥してしまいます。
なので最後に、爪の表面や甘皮まわりにキューティクルオイルなどを塗って、しっかりケアをしておきましょう。
シェラックネイルで上品な指先をゲット!
ネイルをするうえで、爪へのダメージは長く続けるためにも皆さん一番気になってくるところだと思います。
こちらのシェラックネイルは、爪に優しく負担も少ないものだということがわかりました。
シェラックネイル、ジェルネイルにはそれぞれにいいところがあります。
ネイルは頻繁にかえるのもなので、その時の爪の状態や、シーンに合わせて使い分けるのもいいですね。
自分にあったネイルを見つけて、指先からおしゃれを楽しみましょう。
出典:@marina55
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シェラックは2週間、ジェルは1ヶ月ほどなので、マニキュアよりはもちますよ。
ジェルよりはもちは良くないものの、その分オフが簡単なのも特徴の一つ。
また、できるアートの範囲も変わってきます。