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不倫は必ず後悔する?

不倫の思い出のバラを持つ女性
道ならぬ恋を指す不倫、いくら珍しくないことになったとはいえ不道徳であると非難される行為には違いありません。
始めは好きという純粋な気持ちと背徳感からのときめきに彩られていたような関係も、続けていくうちに誰にも祝福されない閉塞感や後ろめたさの方が強くなっていくという声も多く聞かれます。

さらに不倫に伴う後悔には、そうした不倫に走ったことで後悔するというよりは、不倫という行為が自分や周囲に引き起こしたトラブルや代償に対して後悔することが多いようです。

男性が不倫を後悔する瞬間

不倫を後悔しながら夕焼けを眺める男性
では、男性が不倫を後悔するのはどんな瞬間なのでしょうか。
以下に5つの例をご紹介します。

  1. 会社にバレて首になった
  2. 妻にバレて離婚になった
  3. 多額の慰謝料が必要になった
  4. 社会的信用を失った
  5. 子供からの信頼を失った

①:会社にバレて首になった

男性が不倫関係を後悔する筆頭は不倫の事実が会社にバレて首になった時です。
相手の女性が同僚や部下、あるいは上司など普段仕事を共にしている間柄の場合、その責任を問われるのはお互い様ですが、特に自分が直接の上司に当たる場合などはパワハラやセクハラの疑いまでかけられることも少なくはありません。

②:妻にバレて離婚になった

非常にムシのいい話だとはしても妻のことは妻のこととして大切にも思い、愛してもいるという男性も多いもの。
不倫相手はいうなれば女性にとってのスイーツのようなもので妻への愛情とは別モノの別腹というわけです。

したがって不貞関係が明らかになって妻と離婚することになった時は少なからぬ打撃と後悔の念にかられることになるのです。

③:多額の慰謝料が必要になった

不貞関係を持ったこと事態は後悔していないにしても不倫がバレたことで妻から多額の慰謝料を請求されて経済的なダメージを負ったという男性もいます。
さらに妻に捨てられただけでなく、慰謝料支払いで貧乏になったことで不貞相手にまで愛想をつかされてWダメージを負ったという人もいるようです。

④:社会的信用を失った

いくら不倫がありふれたことになったとはいえスキャンダルであることには違いありません
職種や業種、会社でのポジションによっては不倫バレすることで、一気に社会的信用を失ってしまうことも珍しいことではありません

⑤:子供からの信頼を失った

世間的には何とかバレずに、妻との関係も家庭内別居か仮面夫婦で踏みとどまったにしても、子供からの父親としての信用や信頼を全て失ったという男性もいます。
こうした子供からの侮蔑はじわじわとメンタルにダメージを受けるだけでなく、老後になっても子供からの許しを得られず、寂しい晩年をすごすハメになったという人もいるようです。

女性が不倫を後悔する瞬間

不倫を後悔しながらベッドに寝そべる女性
では、女性が不倫を後悔するのはどんな瞬間なのでしょうか。
以下に5つの例をご紹介します。

  1. 不倫が周囲にバレた時
  2. 不倫相手が二股していたのがわかった時
  3. 不倫の責任を押し付けられた時
  4. 不倫が親バレした時
  5. 結局は都合の良い女でしかなかったと悟った時

①:不倫が周囲にバレた時

男性の場合と同じく不倫が周囲にバレると立場を失うのは女性も同じこと。
特に女が女を見る目は女が男を見る目よりずっと峻烈で厳しいものであることが多く、男性が人気者である場合などは特に「女性が誘惑したからこんなことになったのだ」と一方的に全責任を押し付けられてしまうようなこともままあることです。

②:不倫相手が二股していたのがわかった時

不倫相手が既婚者であるだけでなく、セフレや自分のような不倫相手を複数持っているような「歩く不謹慎男」であった場合などは、自尊心だけではなく心身ともにダメージを受けてしまうこともしばしばです。
さらにそうした辛さを女友達たちに訴えても「元はといえばそんな関係を結んだアナタが悪い」ととりあってもらえず、孤立感を深めることも。

③:不倫の責任を押し付けられた時

さんざん自分に対して妻の悪口を吹聴していたり、「妻と別れて一緒になる」といった甘言をつぶやいていたくせにいざ不倫が露呈すると保身のために責任の全てをなすりつけてくる男は少なくありません。
特に相手の男と同じ職場だったりした場合はまず辞めるように仕向けられるのは女の方という不文律があることも多く、泣き寝入りさせられることもあるようです。

④:不倫が親バレした時

自分がシングルで相手が既婚といった関係の場合、夫バレすることはなくても相手の妻や親族が実家に乗り込んできたことで親との関係にヒビが入ることもあるようです。
特に慰謝料請求された場合や、自分の兄弟姉妹の縁組にまで不倫の余波が影響してしまった場合などは、1度の過ちで親族一同から実質勘当状態になることも。

⑤:結局は都合の良い女でしかなかったと悟った時

例え世間からは後ろ指さされる関係でも自分たちは純愛だから、と言い聞かせてきたのに、結局は相手の男からすればただの都合の良い女でしかなかったのだと否が応でも気付かされるような出来事が起きて後悔の念にかられる人も少なくありません。
具体的にはインフルエンザにかかったのに自分には見舞いも気遣いも見せてくれず、病気が伝染っては大変と避けられた時に悟った、という人も。

不倫を後悔していない人もいる?

よりそう不倫カップル
では、不倫を後悔していない男女はいるのでしょうか。
以下に3つの例をご紹介します。

  1. 不倫相手と最終的に結婚できた
  2. 良い思い出として昇華できた
  3. 夫や妻に優しくできるようになった

パターン①:不倫相手と最終的に結婚できた

最終的に不倫を後悔せずにすんだ、という人には色々あったが結局は不倫相手との結婚にこぎつけたという人が多いようです。
結婚してしまえば多少の波風も「不倫とはいえ純愛だった」と強弁することもできます。

しかし、それも相手に子供がいる場合や自分に子供ができたことでの略奪婚の場合は別モノ。
特に男性よりは女性に対して同じ女性である元妻に煮え湯をのませた帳本人として逆風が続くことも覚悟しなくてはいけません。

パターン②:良い思い出として昇華できた

不倫を終える際だけでなく不倫していた期間お互いに思いやり愛し合えたという実感があるカップルの場合、最終的に別れることになっても不倫そのものを後悔しなくて済んだという人も少なくありません。
内心はどうであれ、良い思い出として昇華できた不倫は、しがらみのなかったシングルの時の恋愛と同じ。

よい方に転ぶのも悪い方に転落するのも本人達次第です。

パターン③:夫や妻に優しくできるようになった

不倫をしている最中はもとより、不倫を誰にも秘密の内に終えた後でも後ろめたさはなかなか消えないものです。
しかし過ぎたことをいつまでも悔やむよりもその罪の意識の分、自分の夫や今カレに優しく接することが出来るようになった結果、より目の前の幸せを大切にできるようになったという人もいます。

不倫中の女性が後悔しないために考えるべきこと

後悔していない不倫カップル
では不倫の真っ只中にいる女性がその行為を後悔しないために考えておくべきこととはどんなことでしょうか。
以下に4つの例をご紹介します。

  1. 不倫相手に依存しない
  2. 相手の家族を傷つけない
  3. 節度を守る
  4. 金銭がらみのトラブルを起こさない

①:不倫相手に依存しない

相手がどんなに甘いことを言ってきても全てを真に受けないことは大切なポイント。
具体的には「妻とは別れる」「子供が出来たら責任をとる」などと言っていてもそれは全て口約束にしか過ぎません。

例え捨てられるようなことがあっても相手が婚姻状態にある以上、「婚約不履行」と訴えても笑われるのはこちらの方
話半分に聞き流して、相手に100パーセント依存するようなことは禁物です。

②:相手の家族を傷つけない

本気で略奪愛をする覚悟があるのならともかく、自分の方でも頃合いがきたら関係を清算しようという心積もりがあるのなら、必要以上に相手の家庭をひっかきまわさないことは最低限のルールです。
相手の妻や子供にもプライドがある以上、「愛されているのは自分よ」とばかりな行動をとっていたりすると慰謝料請求訴訟を起こされたりする危険も出てきます。

慰謝料自体は高額ではなくても「相手の妻に慰謝料請求されたことのある女」というレッテルを1度貼られたら、その後の結婚話などに大きな差しさわりとなるのは火を見るよりも明らかです。

③:節度を守る

例えば相手の男性が旅行や秘密のデートなどに誘ってきても妻バレ、会社バレしないように細心の注意を払うのは当然のことです。
なかなかバレないのをいいことについつい気をゆるめると、思いもかけないところから関係がバレてしまうこともよくあること。

あくまで自分たちの関係は公にはできない、罪深いものなのだという節度を忘れないことが肝心です。

④:金銭がらみのトラブルを起こさない

不倫相手との人目を忍ぶ関係は、ホテル代やタクシー代など意外に物入りなことも多いもの。
しかし、そこで安易にローンやキャッシングに手を出すと、あっというまに借金地獄に陥ってしまうこともありえます。

また不倫相手にお金を都合してくれるように頼まれても決して応じないこと。
人前で堂々とできない関係に付けこむ男性の場合は、破綻した後も返済に応じてくれない可能性大です。

不倫相手と別れる方法

不倫相手への別れの手紙
では、やはり不倫は辞めたいと思ったときに相手と別れる方法はどんなものがあるでしょうか。
以下に3つの例をご紹介します。

  1. 結婚をちらつかせる
  2. 世間体を言い訳にする
  3. 行方をくらます

方法①:結婚をちらつかせる

不倫を終わらせて相手と別れたいと思った時に一番重要なことはいかに穏便に別れるかということです。
その場合、もしも不倫相手が自分の社会的立場を非常に気にするタイプなら、世間体を盾に別れに持って行くのも1つの方法。

特に職種的、立場的に離婚が難しい相手には不倫よりも結婚を考えなくてはいけない年齢やタイミングなので先々結婚できないアナタとは別れたいと切り出すのがベター。
ただし相手が自分の立場も忘れるほど不倫にのめりこんでいる場合は、かえって相手の執着心をあおることにもなりかねないので、要注意です。

方法②:周囲にバレたかのように匂わせる

不倫していても始終周囲を気にしているような小心者タイプの不倫相手の場合は、四の五の理屈を並べ立てるより「自分たちが不倫してるんじゃないかと疑われているようだ」と匂わせるのが最も手っ取り早く効果の高い別れの切り出し方です。
すたこら逃げ出されるとさすがにプライドも傷つきますが相手の本性をいやおうなく見せつけられることで、スッパリ不倫に諦めがつくのも期待できます。

方法③:行方をくらます

不倫相手の自分への束縛が強かったり、ストーカーまがいの行動に出てくるようになってきた時に別れを切り出すのは高リスクです。
相手が逆上して身体的暴力といった手段に出てきそうな気配が少しでもあるのなら、早めに関係機関に相談しましょう。

また出来うる限り相手との今後の接触が少なくてすむように最低でも住居を変えるあるいは転職やSNSのアカウント管理なども慎重に扱うなどの注意が必要です。

不倫は始めるより終わる方がずっと大変

不倫に悩む女性
不倫は結婚と同じで、始めるのはカンタンですが、別れるのは非常に困難なもの。
少しでも穏便に終わらせないと取り返しのつかない事態にまで発展することもしばしばです。

不倫した事実を変えようがないのなら、少しでも後悔する部分を減らすことができるように大人としての分別のある結末を迎えるようにしたいですね。

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ライター
noel編集部

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