
別れさせ屋とは?別れさせ屋業者の業務の流れ・費用相場
最近、メディアの露出が増えて来た「別れさせ屋」。 それでも、名前は知っているけれど、料金や依頼契約後の流れなどいまいち把握できていない方も多いのではないでしょうか。 今回は別れさせ屋に興味がある方や別れさせ屋を利用しようと考えている方に詳しく別れさせ屋についてご紹介致します。
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「別れさせ屋」とは?
別れさせ屋とは文字通り、カップルに「別れさせ工作」をして、男女を別れさせることを生業にしている会社です。
元々は、1989年に1stグループが始めたとされる事業です。
興信所や探偵会社で生まれたサービスであり、夫の浮気を知ったけれど離婚したくないという妻のために夫と不倫相手を別れさせる工作を始めたのがきっかけだと言われています。
他にも別れさせるのは、カップルや縁を切りたい人、腐れ縁の悪友、他にも酒や煙草などの嗜好品から縁を切りたいという様々なものから別れることを手助けしてくれます。
基本的にはカップルに対して人為的工作を施して別れさせるという工作が主な業務内容と言えます。
ちなみに、「別れさせ屋」としてマスコミなどで取り上げられて話題になりましたが実際に「別れさせ屋」という会社があり、商標登録もされているので注意が必要です。
別れさせ屋の費用相場
別れさせ屋には気になるけれど、実際に利用するにあたって気になるのは費用面。
大体の別れさせ屋では「手付金+成功報酬」という二回払いが主です。
また、別れさせ工作をする案件の難易度によっても費用は異なってきます。
難易度が簡単な場合は大体着手金は10万円~50万円。
難易度が最高に高い場合は200万円以上となります。
この着手金とは別れさせ工作に使用するエキストラの人件費や交通費用などと言った経費に充てられるので、単純に手付金が高いほど成功度は高くなると言えるでしょう。
別れ工作後にが成功報酬も必要になります。
難易度が一番低い場合は無料のところから30万円以上、難易度が一番高いものは60万円以上です。
金額はプランや内容によって変わってきますので、利用する際はよく吟味しましょう。
別れさせ屋の工作方法
別れさせ屋の工作方法は基本的に依頼者からヒアリングを行い、綿密に計画した内容に沿って自然と別れを演出する工作をしていきます。
別れさせ工作というと、無理やり別れさせる様に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、実は手荒なことはせずに自然と別れという選択肢へと進む工作をしてくのが別れさせ屋の実態です。
また、工作方法は様々で、エキストラを使用してターゲットと別れさせたい相手に異性の工作員が近づいて自然と接触していき、親密度を上げて円満に別れるような工作などプランによって異なります。
別れる工作は費用などにもよって異なるので注意しましょう。
別れさせ屋が別れさせるために行っている下準備
別れさせ屋について理解はできたけれど具体的にどうするのか気になるもの。
具体的に別れさせ屋が別れ工作を成功に導く下準備を見てみましょう。
- 依頼者へのカウンセリング
- ターゲットの調査
- 別れさせ工作の計画を立てる
- 別れさせる相手に近づく調査員を選定する
下準備①: 依頼者へのカウンセリング
依頼を受けたら、まずは依頼者へのカウンセリングが行われます。
何故別れさせたいのか、その人や物と縁を切りたいのかなどしっかりとした聞き取りが重要だからです。
妻や彼女などの身近な人からの依頼であれば、別れさせるターゲットについて詳しく話を聞きます。
その中で工作のプランや期間、または予算などをすり合わせをして依頼者に合った別れ工作のプランが組み立てられるのです。
下準備②:ターゲットの調査
別れ工作のプランなどが決定したら、次に別れさせる対象について徹底的な調査を行います。
例えば不倫している夫とその不倫相手を別れさせる場合に調査するのは夫の方ではなく不倫相手の女性です。
女性の住んでいる場所は勿論のこと、職業や職場、好きなものの好み、好きな人のタイプなど徹底的に調査します。
交友関係なども調査をするので、その女性の過去に付き合ったことのある元カレなどから詳しく話を聞いたりすることも。
これらの調査が別れ工作の要となるので、徹底的に行われます。
下準備③:別れさせ工作の計画を立てる
調べた情報をもとに失敗しないための別れ工作のシナリオを徹底的に作り上げます。
例えば、元カレとその現在の彼女を別れさせる場合、その彼女の習い事や行きつけのお店を利用したシナリオを作る場合もあります。
彼女が例えば行きつけのカフェなどがあった場合、そこで異性の工作員をぶつけて徐々に仲良くなるきっかけを作る計画を綿密に練ります。
あくまで、自然さを装わなければ怪しまれてしまうので、この計画の作成が別れ工作の要だと言えるでしょう。
下準備④:別れさせる相手に近づく調査員を選定する
別れ工作の計画が整ったら、別れ工作をする調査員を選定する段階に入ります。
工作員はターゲットの好みは勿論のこと、出会い工作をスムーズに終えることができる人物を選ぶことが重要。
例えば、元カレとその現在の彼女を別れさせる場合、その彼女がテニスが好きでそこでの出会いを自然に作る場合にいくら彼女の好みの外見の異性を工作員に選んでもテニスが出来なければそこで話は終わってしまいます。
自然とした出会いが演出できるような工作員を選定することも別れ工作には重要です。
別れさせ屋に依頼後の案件完了までの流れ
別れさせ屋に実際に依頼すると案件の完了までの流れが気になるもの。
具体的にご紹介いたします。
- 無料相談・見積
- 契約
- ターゲットの調査
- 工作員が接触する
- ターゲットと親密度を上げる
- 別れさせるために恋愛関係を作る 7.別れさせるためのダメ押しをする 8.自然にフェードアウトする
流れ①:無料相談・見積
まずは、別れさせ屋に依頼することから始まります。
しかし、自分の方針と合わない会社と契約しても本当に望む結果が手元に残るとは限りません。
会社によっては最初に別れさせ工作について無料相談を行っているところがあるので、それを利用するのもおすすめです。
また、事前にインターネットの口コミなどで会社を絞っている場合や無料相談でそこの会社に決めた場合は見積もりが始まります。
成功率を高くしたいからと無理をして高いプランにする必要はありません。
きちんと相談すれば自分の予算以内で最高の結果を出してくれますので安心しましょう。
流れ②:契約
見積もりに納得したら契約段階です。
これは直接わかれさせ屋の業務を行っている会社に出向いて行う必要があります。
この時に別れさせ工作を行う際の会社のスタンスや考え方などについて聞き、改めて自分に合うようであれば契約手続きに入るようにしましょう。
自分の考え方に微妙に違っていて、そのまま契約をすすめても結果が自分の満足するものにならない場合があります。
依頼する場合は別れさせ屋と二人三脚であることを忘れないようにしましょう。
流れ③:ターゲットの調査
契約が完了すると、ターゲットの調査に移ります。
この調査は前述したとおりターゲットの性格、仕事、好み、通勤ルートや行きつけのお店などを探っていき、自然とターゲットに接触できるための演出を考えるために重要です。
この調査に基づき、別れさせ工作のシナリオを依頼者へと確認しながら作成し、別れさせ工作のシナリオの成功する角度をさらに高めます。
そして、シナリオ決定後は別れさせ工作をする上で成功度がより高くなる工作員を選定するのです。
流れ④:工作員が接触する
工作員が選定されたら、いよいよ別れさせ工作です。
接触する場合は人と人との関係をより良いものにするために自然と出会うきっかけから仲良くなっていきます。
最初から異性の工作員を使用した場合、怪しまれる可能性もあるので間に同性の工作員を挟み、その同性の工作員から異性の工作員を紹介したり、もっとリアリティを出すために合コンを開催することも。
ただ、最初からナンパのような形で男性工作員を差し向ける会社もあり、ここは会社によって違いがあるので、契約前に確認しておくと良いでしょう。
流れ⑤:ターゲットと親密度を上げる
ターゲットと接触が成功したら次にそのターゲットと親密度を上げていきます。
人間関係の中で、一気に親しくなることはありません。
目指す親密度はお互いの身の上話や恋愛や会社の愚痴など、気軽にやり取りできる関係です。
そのため、LINEなどのSNSツールを交換してこまめにやり取りをすることで親密度をぐっと近づけます。
その中でターゲットの本音や人生観、価値観を聞き出した上でターゲットが別れという選択肢を選ぶのかを見極め、自然とした別れを選択させる様に工作する参考になるのです。
流れ⑥:別れさせるために恋愛関係を作る
同性の工作員と接触し、親密度が上がったところで次に異性の工作員を差し向けます。
同性の工作員ときちんと信頼関係を結んでいる場合、友達から紹介される異性という感覚で異性の工作員をターゲットは認識します。
そのため、ナンパをするよりもハードルが下がっているので、恋愛も芽生えやすいと言えるでしょう。
また、ターゲットの好みなどは全て把握しているため、ターゲットは工作員の人と共通点が多いため、より恋愛感情に発展しやすい状況を作りやすいです。
流れ⑦:別れさせるためのダメ押しをする
異性の工作員と恋愛感情が芽生え始めたところで、同性の工作員と信頼関係を築いていた場合には相談などを持ちかけられることもあり、そこでターゲットの異性工作員に対する恋愛感情を後押しします。
人間はみんな大なり小なり不安を抱えているもの。
恋愛の不安を的確に同性の工作員が指摘して相談にのり、趣味が合って話のあう異性の工作員が現れて、それを応援してくれる自分のことを理解してくれる同性の工作員の後押しがあれば自然と異性工作員を選んで別れの道を取るのは当然と言えるでしょう。
流れ⑧:自然にフェードアウトする
別れれば依頼完了というわけではありません。
直ぐに工作員が離れてしまった場合、せっかくターゲットとの別れ工作が成功したにも関わらず、すぐに復縁してしまう可能性もあります。
そうならないように、工作員を暫くつけて自然とフェードアウトするというアフターケアをしてくれます。
ただ、このアフターケアは会社によって異なるのでこちらも自分に合うサービスがあるところを選ぶようにしましょう。
別れさせ屋が取り扱う案件
それでは、別れさせ屋が取り扱う3つの案件についてみていきましょう。
- 不倫問題
- 恋人・離婚関連
- 家族関連
案件①:不倫問題
前述したとおり、別れさせ屋がはじまったきっかけは不倫問題です。
不倫をしている夫と不倫相手を別れさせたい妻の依頼が不倫問題の主な依頼者です。
不倫相手が未婚の場合は勿論のこと、相手にも家庭があるダブル不倫の場合もあるので、その時の状況に見合った別れさせ工作のプランで円満に別れさせてくれます。
他にも浮気相手と円満に別れたい方などが依頼に来る場合もあります。
また、別れさせ工作だけでなく、不倫された依頼者に対して二度と不倫させないような恋愛カウンセリングやマナーなど依頼人の魅力を引き出すプログラムを受けることができるサービスを準備している別れさせ屋もあります。
案件②:恋人・離婚関連
恋人や夫婦と別れたいけれどなにもきっかけが無かったり、相手に別れを切り出して欲しいという方も別れさせ屋を利用します。
相手が嫌いだけれども執着されていて別れられそうにないといった場合に別れさせ屋の力を借りることも可能です。
伴侶や恋人に向けて魅力的な異性の工作員を仕向けて新しい恋に目を向けさせることで、現在の依頼者から興味を無くして、自然と別れの道へと導きます。
相手の執着は既にほかに移っているので、離婚後に別れた妻や夫からストーカー被害を受けるというような心配もありません。
案件③:家族関連
別れさせ屋を家族に対して利用する場合もあります。
例えば、子供や孫が連れて来た友達にから悪影響を受けている場合や、娘・息子の結婚相手がギャンブルや金銭トラブルを抱えており、別れさせたいという親御さんからの依頼があります。
恋愛関係ではありませんが、友達と別れさせるということで別れさせ屋が別れさせ工作を引き受けてくれる案件です。
他にも、親が結婚した子供が配偶者からDVを受けていたり、未成年の自分の子供が成人した大人と付き合っているなどの場合も別れさせ工作を引き受けてくれます。
離婚したい!別れさせ屋業者の選び方
別れさせ屋といってもたくさんあるもの。
ここでは別れさせ屋をしている業者の選びかたのポイントを15個ご紹介いたします。
- 口コミを調べる
- 探偵業届出番号を確認する
- 違反していない業者か警察で調べる
- 登記簿謄本を取得する
- 会社名を確認する
- メディア露出があるかどうか
- 電話をかけてみる
- 相談員と対面する
- 複数の別れさせ屋を回る
- 分からないことは何でも聞く
- 契約書を確認する
- 別れさせ工作などの証拠を見せて貰えるか確認する
- すぐに担当者と連絡が取れるかどうか確認する
- 成功率に惑わされない
- アフターフォローが充実しているかどうか
選び方①:口コミを調べる
まずは、インターネットの掲示板で別れさせ屋の口コミを調べてみましょう。
極端に悪いことが掛かれている内容であれば利用しようとしている別れさせ屋の候補から外しても問題ないでしょう。
ただ、良いことが書かれ過ぎている業者も注意が必要です。
何故なら、口コミの内容は情報操作ができるから。
良すぎる口コミに左右されずに、参考程度に捉えておきましょう。
口コミがとても良いからと言って最初からその一社だけに決めないことが大事です。
選び方②:探偵業届出番号を確認する
別れさせ屋は探偵会社が行っているところが主です。
しかし、法の目をかいくぐって違法に別れさせ屋を営業している会社があることも事実。
それを見極めるためにもまずは探偵業届け出番号を確認することも重要です。
探偵会社のホームページに記載されていたり、直接探偵会社に電話をして番号を教えてもらいましょう。
そこで番号が記入されていなかったり、電話で話をはぐらかされた場合はもぐりの探偵業者の場合があるので利用は避けましょう。
選び方③:違反していない業者か警察で調べる
前述した探偵業届け出番号を確認できたのなら安心できますが、念には念を入れたい方は警察に問い合わせをしてみましょう。
管轄の所轄の警察署に電話もしくは場所によっては警察のホームページで確認することも可能です。
また、警視庁のホームページには都内の過去3年に違反して業務停止処分を受けた探偵会社の名前が掲載されているのでそちらも合わせて確認することをおすすめします。
選び方④:登記簿謄本を取得する
きちんとしたプロの別れさせ屋を選びたいのであれば、登記簿謄本を取得してみましょう。
こちらは、オンラインの取得も可能で指定した送付先へと送付して受け取ることができますが、600円ほどかかります。
ただ、別れさせ屋を選ぶ角度を上げたいのであれば取得することをおすすめします。
登記簿謄本に書かれている会社の「設立年月日」、「目的」、「資本金額」、「支店登記」の4つをきちんと確認しましょう。
業歴〇年と書いてあっても設立記念日と確認すればウソの情報を見破ることができますし、資本金額が低すぎる会社は体力がない会社だと言われており、体力に余力がないと別れさせ工作を行う際に使用できる工作員を多く雇うことはできません。
登記簿謄本を使用して本当にプロの別れさせ屋を選別することも可能です。
選び方⑤:会社名を確認する
会社名を確認するのも別れさせ屋を選ぶ際の大事なポイントです。
○○株式会社でああれば、少なくとも個人の会社ではありません。
個人の会社であると、どう考えても一人だけで工作は難しいので、バイトを雇ったりすることになります。
経験のある工作員を使用してる会社の方が別れさせ工作の成功率も高くなるというもの。
ただ、会社名をころころと帰る会社もあるので、年には念を入れたい方は前述した登記簿謄本を取得することをおすすめします。
選び方⑥:メディア露出があるかどうか
メディア露出があるかどうかも1つの目安となります。
大手の別れさせ屋を行っている業者であれば、きちんと資金が潤沢であることが判断できるからです。
また、メディアの露出が多いと悪いイメージがついては業者は困るので極力そのようなあくどい営業は無いと判断できます。
しかし、別れさせ屋を行っている業者には悪い噂が付いて回るので、メディア露出も候補を絞るための判断材料の1つにしましょう。
メディア露出がたくさんあるからと言ってそこで大丈夫だという保証にはなりません。
選び方⑦:電話をかけてみる
業者の候補を絞ったら、まずは候補となっている別れさせ業者に電話をかけてみましょう。
メールだけでの申し込み完了の業者もありますが、決してそれだけで決めてはいけません。
また、電話をかけてみて業者が電話取る時間が長すぎるのも注意が必要です。
電話が転送されて別れさせ屋が応答するまでに時間がかかった場合は人員が少なく、問題のある可能性もあります。
それを頭に入れておくことも必要です。
ただ、自分の前の人が長く相談をしている可能性もあるのであくまで判断材料の1つとしましょう。
選び方⑧:相談員と対面する
電話やメールだけで依頼は決めずに、相談員と逢うということも必要です。
電話口の声やメールの文面だけでは相手の反応が見えず、話を聞くだけで終わってしまいます。
しかし、直接会うことで相談員の反応や表情を知ることができるので、自分の依頼に対する別れさせ屋のスタンスを知ることができるからです。
窓口となる相談員が親身になって話を聞いてくれれば信用することができますが、おざなりの対応や料金システムの説明が不十分であると言った対応をする相談員の居る別れさせ屋は信用はできません。
別れさせ工作は人と人との付き合いが重要なものなので、信用することができない別れさせ屋は避けましょう。
選び方⑨:複数の別れさせ屋を回る
複数の別れさせ屋を回ってセカンドオピニオンを行うことも重要です。
1社しか知らない場合、別れさせ屋とはこんなものなんだなと理解することはできますが、その情報が正しいかどうかは比較対象が無ければわかりません。
複数の別れさせ屋を回ることで料金の相場などを理解できると思うので、他の会社と比べて極端に見積もりの料金が安かったり、対応が悪かったりと何か不安が残る別れさせ屋は選ばないようにしましょう。
選び方⑩:分からないことは何でも聞く
別れさせ屋とは最近でこそ耳にするようになりましたが、本来は探偵会社の延長で始まった業務であり、探偵会社が併せて行っている業務です。
そのため、テレビやインターネットに出ている情報はごく一部のものであったり、最悪ガセ情報の場合もあります。
そのため、分からないことはきちんと相談員に聞いておきましょう。
その際に質問に答えられなかったり、はっきりとした解答がもらえない業者は怪しいので利用する候補から外しましょう。
選び方⑪:契約書を確認する
きちんと相談員を信頼できる会社を吟味したら、その時点で契約段階に入りましょう。
信用できない場合はお試し期間がある別れさせ屋もあるので、利用してみるのもおすすめです。
ただ、契約書を確認するのも重要なポイント。
探偵業法には「契約の内容を明らかにする書面を交付」ということが義務となっています。
契約書を作らない別れさせ屋は探偵業届けを提出しておらず、無許可で探偵業を行っているか、堂々と違法行為を行っています。
他にも、契約書が無い場合に業者との間でトラブルとなった場合に裁判などでこちらが不利になったり、契約書が交付されても契約内容にこちらが不利になる内容が織り込まれている場合も。
しっかりと契約書の有無と契約内容を確認しましょう。
選び方⑫:別れさせ工作などの証拠を見せて貰えるか確認する
探偵業法という法律が出来て施行されたからは悪質な業者は減りましたが、契約をしっかりと結んだにも関わらず、別れさせ工作を行わずに料金だけ騙し取るという別れさせ屋があることも事実です。
そのため、契約段階で別れさせ工作をしている証拠や自分が依頼している別れさせ工作の経過報告を受け取ることができるかどうかを確認しましょう。
別れさせ工作をする相手を徹底的に調べ上げたりするので全てを公開することはできないのは分かりますが、報告できないことばかりではありません。
もし、報告や工作を行っている証拠を見せてくれない場合は契約だけのぼったくりの可能性があります。
選び方⑬:すぐに担当者と連絡が取れるかどうか確認する
契約が完了したからと言って成功した話をのんびりと待つことは辞めましょう。
契約が完了しても気を抜かず、自分の担当者とすぐに連絡が取れるかどうかを確認することも重要です。
契約を結んだ後に連絡を取ってみたけれど連絡が取れなかったり、契約した後に掌を返したようなおざなりな対応になる場合もあるからです。
そのような場合は、すぐに利用を辞めることをおすすめします。
そのためにも解約違約金など前述した契約内容の確認も大事になるので、しっかりとチェックしましょう。
お金はもったないですが、悪徳業者に騙されないためにも必要な自衛手段を取るのは必要です。
選び方⑭:成功率に惑わされない
相談員から契約内容を聞いている際によく成功率100%などをうたっている業者が居ますが、成功率が異様に高いのも注意が必要です。
実態として、数年に数軒の依頼しかこなしていなかったりする業者もあります。
それで契約成功率100%は当然の結果ともいえるかもしれませんが、自分が頼んだ案件で失敗される可能性もあります。
ただ、引き受けている案件数が少なくても仕事が丁寧な場合もあるので、そこは相談員の対応や細かな経過報告などをしてくれるかなど前述したポイントと合わせて判断しましょう。
ただ、取り扱っている案件数が少ないということは別れさせ屋の業務に慣れていないということです。
慣れないプロの業者よりも、やはり慣れているプロの業者を選ぶことをおすすめします。
選び方⑮:アフターフォローが充実しているかどうか
アフターフォローの充実さも良い別れさせ屋を選ぶ際の重要なポイントです。
別れさせに成功しても男女の仲は分からないもので、別れさせ工作が成功したからと言ってすぐに工作員が手を引いてしまうと復縁してしまったりする結果につながることも。
そのため、完璧に復縁の可能性が無くなるまで工作員を撤退させないアフターケアもあります。
また、夫と不倫相手を別れさせても依頼者が変わらなければ夫のとの関係も変わりません。
そんな方のために中身から変わることができる恋愛カウンセリングなどのアフターケアもあります。
別れさせ工作が成功した後のアフターケアまできちんとしている業者で依頼を確実なものしましょう。
別れさせ屋に依頼するのは違法行為?
別れさせ屋自体は違法行為ではありません。
しかし、別れさせ工作が違法となる可能性のケースもあります。
例えば、夫婦関係にある二人を別れさせようとした場合、別れさせ工作をしようとて肉体関係を持つと公序良俗違反に当たり、違法行為です。
夫婦関係にある場合、配偶者以外の人と肉体関係を持つのは簡単に言うと違法行為となります。
また、他にも別れさせ工作を仕掛けるターゲットに対しての調査段階で情報を集めるために相手の家に不法侵入をしたり、盗聴器を仕掛けたりする工作は犯罪です。
もし、それが検挙された場合に依頼者も共犯として警察に捕まることも。
別れさせ屋自体は違反ではありませんが、工作の中に違法行為が潜んでいる場合があるので、契約前の相談や契約中の経過報告などで細かにチェックするようにしましょう。
別れさせ屋に支払う料金が安くなるケース・料金が高くなるケース
それでは、別れさせ屋の料金がそれぞれ安くなるケースと高くなるケースをご紹介いたします。
料金が安くなるケース
ケース①:別れさせたい相手の情報を持っていく
別れさせたいと考えている相手の情報をわかる範囲で良いので別れさせ屋を行っている業者に対して提供しましょう。
そうすることで最初のターゲット調査が確認作業などで終わるので何も情報が無い場合と比べて早く終了するからです。
何事も材料が無い状態で作り上げていくのには苦労しますが、その材料がそろっていると後はまとめるだけなので、調査時間に割く人件費用や交通費などを削ることができます。
ただ、料金を安くしたいからと言って依頼者が派手に調査をしたりすると別れてもらいたい相手に気付かれてしまうことも。
出来るだけあった方が良いですが、無理はしないようにしましょう。
ケース②:短期間で別れさせ工作が成功する
こちらは稀なケースとなりますが、別れ工作がとんとん拍子に進み、予定の期間よりも早く終わった場合に料金が安くなる場合があります。
別れ工作と言えど人間同士のことなので、派遣した工作員がターゲットと相性が良く、話がスムーズにいったりすることもあるからです。
ただ、このような場合は基本的に少ない事例ということは頭に入れておきましょう。
ケース③:単発プランを利用して成功する
別れさせ屋には単発プランというものが存在します。
これは、一日単発の料金となりますので、継続して一週間以上続けてしまうと普通の料金よりも割高になるので注意が必要です。
別れそうで別れない相手ときっぱりと縁を切りたい短期決戦を目指している方などにはおすすめですが、基本的に別れさせ工作は長期間に及びますので、そのことは頭に入れておきましょう。
ケース④:成功度の高さにあまりこだわらない
成功度の難易度によっても料金は変わってきます。
難易度というものは別れさせ屋の業者ごとに制定しているので、難易度の説明はその業者によって異なるので相談の際に詳しく聞いてみましょう。
別れさせ工作にかける工作員の数が増えると成功度は上がりますが、その分人件費用もかかるので金額もかかってきます。
しかも、工作員の数が増えたからといって必ずしも別れさせ工作が成功するとは限りません。
きちんと自分が納得して選んだ別れさせ屋であるならば、信用もできると思うので資金に余裕の無い方は無理にプランを上げる必要はないでしょう。
料金が高くなるケース
ケース①:ターゲットの性格などによって工作時間が長くなる
別れさせ工作を仕掛けるターゲットの性格によっては工作時間が長くなることも。
例えば、内向的な性格や人見知りの人であれば工作員がどんなに場数を踏んだプロの工作員でもターゲットが心を開いてくれなければ仲良くなることはできません。
そのため、ターゲットと仲良くなるのに時間がかかってしまっていると途中経過などで報告があった場合は料金が高くなるということを覚悟しておきましょう。
ケース②:別れさせたい相手の情報が全くない
ターゲットの情報が分からないということは、一から情報を集めるために時間とそれを調べる人が必要です。
例えば、元カレとヨリを戻したい女性が今カノと別れさせたい場合、元カレとの現在の状況は勿論のこと、元カレに現在彼女が居ることは分かってもその人のことが分からなかった場合はまず、元カレの身辺調査から入って今カノへと辿りつきます。
その後は今カノについて行動パターンや好みなどを徹底的に調べ上げます。
何も情報を持っていない場合は元カレの住んでいる場所からの確認から始まるので、調査時間が長くなる分だけ金額高くなることは覚悟しておきましょう。
ケース③:成功度の高さにこだわる
別れさせ工作の成功度にこだわる場合も料金が高くなる場合があります。
別れさせ工作を行う工作員は1人というわけではありません。
例えばターゲットが別れさせ工作を失敗した場合、人件費用などがかかるので金額の問題から失敗に終わります。
しかし、通常のプランよりお金を多く払うプランの場合は人件費用が潤沢にあるので、1人目の工作員で失敗しても2人目の工作員を送ることができるのです。
ただ、金額が高いからと言って必ず成功するわけではありません。
あくまで成功する可能性が高くなるだけだと頭に入れておきましょう。
ケース④:アフターケアを利用する
別れさせ屋にはアフターケアと言われるものがあります。
これは、別れさせ屋によって違いますが、有料のオプションとなることもあります。
例えば、別れさせ工作が完了後の別れ防止のためのアフターサポートがあるものや、別れさせ工作が成功して配偶者と別れたい場合に法的なサポートをしてくれるなどがあります。
そのため、別料金の場合はオプションを使用する場合料金が高くなるのを確認しましょう。
別れさせ屋の賢い選び方は自分のリサーチ力
別れさせ屋は現在、たくさんの会社がありますが、その中で自分に合った別れさせ屋を見つけることこそが、別れさせ屋に依頼して成功する鍵です。
依頼は全て人間関係を壊すという複雑なものであるからこそ、きちんとそこは成功させたいもの。
もしも別れさせ屋を利用しようと検討している方は、決して適当に選ばずにきちんと吟味した会社で最高の別れさせ工作をしてもらいましょう。
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メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。