【美容のプロ監修】乾燥肌対策|乾燥する6つの原因と肌のタイプ別の改善方法
冬の季節、顔や肌の乾燥に悩まされますよね。 何をやっても治らないと諦める前に、乾燥する原因と自分の肌のタイプを把握した上でもう一度乾燥肌対策にチャレンジしてみましょう。 今回、美容のプロRanさんに乾燥肌の人におすすめのスキンケア方法や普段の生活で気を付けることなどをお聞きしました! ぜひ参考にしてください。
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対策前に!乾燥肌の症状で肌タイプを診断
乾燥肌には実はいくつかのタイプがあります。
それぞれのタイプで症状が違い、対策も変わってくることを知っていますか?
まずは乾燥肌の症状から、あなたの肌タイプを診断しましょう。
- 空気が乾燥する冬にだけ乾燥してしまう
- 夏も冬も同じスキンケアをしている
- 皮がむけるほどの症状ではない
- 肌の一部分のテカリが気になる
- 1日に3回以上洗顔したくなる
- 肌の乾燥に加えてピリピリする痛みがある
- 今までの化粧品が合わなくなった
1〜3が当てはまる人
一般的な乾燥肌です。
春から夏にかけては乾燥肌とは無縁なのに、冬になるとカサカサヒリヒリしてしまう、こんな症状に悩んでいる人は一般的な乾燥肌。
冬の季節は空気が乾燥することに加えて、エアコンやその他の暖房を使ったことによる乾燥で、お肌の水分量が低下してしまったり、また年齢を重ねるにつれて肌の保湿力が落ちてしまうのが原因で起こります。
誰にでも起こりうる乾燥肌タイプだからこそ、毎日の対策が大切です。
スキンケアの方法を変えることも大切な対策ですが、この記事のうちのメイク編生活編を参考にして乾燥肌の対策をしてみてください。
4〜5が当てはまるあなたは、、、
インナードライ肌です。
表面上は顔が油っぽく感じるので1日に何度も顔を洗ってしまったり、刺激が強い洗顔料やクレジングを使っていたり、化粧水だけで保湿をすませてしまっていないでしょうか。
その結果として、お肌は乾燥を改善しようとしてますます油分を出してきますが、内側の肌は実はしっかり乾燥しているのです。
インナードライ肌は、睡眠不足や不規則な生活なども大きな原因の1つです。
この記事のうち、食事編生活編を重点的に読んで、対策をしてみましょう。
4〜7が当てはまる人
乾燥性敏感肌です。
乾燥肌対策を十分にせずにいると、乾燥が進んでしまい、ほんの少しの刺激なのに、顔の皮膚などの薄い部分を中心にとても敏感に反応してしまいます。
この状態の肌を乾燥性敏感肌といいます。
ヒリヒリしたり皮がむけたり、肌がかたくなってしまうなど、辛い症状が続くこともあります。
顔の皮膚の薄い部分を中心に症状がひどくなることが多いので、
この記事の中のスキンケア編メイク編をしっかり読んで対策し、治らない時は皮膚科での相談が必要です。
正しい対策のために…乾燥肌の原因を知る
では、あなたの肌タイプが分かったところで、次にどうして乾燥肌になってしまうのかその原因をしっかり理解しましょう。
乾燥肌の原因を学ぶことによって、より具体的な乾燥肌対策をすることができます。
- 季節やエアコンによる空気の乾燥
- 間違ったスキンケア
- ストレスや過労
- 生活習慣の乱れ
- 加齢による肌の老化
- 食事
原因①:季節やエアコンによる空気の乾燥
私たちのお肌は、皮脂が水分の蒸発を防ぎ、セラミドが肌の中の水分をキープすることで、潤おいが保たれ、皮膚が保護されています。
冬の季節に気温が下がり、それに伴って湿度が下がってくると、この皮脂とセラミドの量も減ってきてしまいます。
さらに室内はエアコンにより外よりも乾燥していることも多いので、お肌の保護成分はどんどん減少、乾燥肌の原因となってしまいます。
原因②:間違ったスキンケア
どんなに保湿成分のある化粧水を使っても乾燥肌に全然治らない、そんな人は、間違ったスキンケアをしていないかチェックする必要があります。
特に注意したいのが洗顔や体を洗う時に肌をこすりすぎること。
顔を洗う時にスクラブの入った洗顔料を使ったり、ゴシゴシと強く洗うのは肌を痛める原因です。
乾燥性敏感肌の人は顔のピーリングや刺激の強い顔パックも弱った肌を傷つけてしまいます。
回数を減らすなど冬の時期は特に気をつけましょう。
顔だけでなく、体を洗うときにもナイロン製のタオルや硬いブラシなどで強くこすって洗うのをやめましょう。
冬はどうしても長湯をしたくなりますが、皮膚の水分を蒸発させるので乾燥肌には逆効果となります。
原因③:ストレスや過労
毎日の仕事や家事、子育て、現代はストレス社会と言われています。
誰しもが感じているストレスも乾燥肌の大きな原因の1つです。
エストロゲンをいう女性の美容に不可欠なホルモンは、女性らしい体型やキメの整った肌、お肌の潤いを保つ働きをしています。
ストレスを感じすぎてしまうと、エストロゲンが減少し、代謝機能が落ち、さらにはお肌のターンオーバーも乱れてしまうた
め、お肌はどんどん乾燥してしまいます。
原因④:生活習慣
スキンケアなどで乾燥肌対策をしてもなかなか改善しない時は、睡眠不足や運動不足が原因がもしれません。
睡眠不足は美容の敵!というのは有名な話ですね。
睡眠中に、肌は古い角質を自然に落として新しい細胞を作ります。
セラミドは表皮の底の基底層で生まれてターンオーバーとともに角層へ押し上げられ水分を保ちます。
十分な時間と質の良い睡眠がとれていないと新しい細胞が生まれず、いくら保湿をしてもセラミドが不足してしまっているため乾燥肌は改善されません。
夜の10時〜夜中の2時がお肌のターンオーバーのタイミングと言われています。
まずはしっかりと十分な睡眠時間と良質な睡眠をとることが大切です。
そして適度に運動して汗をかくことも、肌のターンオーバーに欠かせない要素です。
冬は寒いので中々外で運動できない!という時には、家の中で、ヨガやストレッチをするだけでも代謝が上がりターンオーバーを助けてくれます。
原因⑤:加齢による肌の老化
肌に潤いを与えてくれる皮脂は20代をピークに後は減少していくので、加齢によって乾燥肌はどんどん悪化するのが普通です。
また、年齢を重ねていくと代謝機能が低下していくことも乾燥肌を加速させます。
去年までは平気だったのにどうして急にこんなに乾燥するのだろう?と思っている方は、年齢によるものがあるかもしれません。
原因⑥:食生活
偏りのある食生活や、やり過ぎのダイエットは栄養バランスをくずしてしまうので、結果として肌の乾燥を招いてしまいます。
ビタミンCやヒアルロン酸、コラーゲンといった成分が不足してしまうと乾燥肌になりやすくなってしまうのです。
毎日毎日、ファーストフードやコンビニ弁当を食べていたり、ダイエットが目的だからといって脂質を減らしすぎるのも良くありません。
Q. 肌の乾燥でまず疑うべき原因は?
A. 保湿力が足りない乳液を使ってるかも
乾燥肌の改善・対策【スキンケア編】
乾燥肌の改善・対策は、スキンケアの見直しから始めましょう。
具体的な乾燥肌対策のスキンケアについて紹介していきましょう。
- 朝洗顔を見直してみる
- クレンジング、洗顔は優しく
- 保湿は素早く
- オイルマッサージを取り入れる
①:朝洗顔を見直してみる
乾燥した肌を強い洗顔料で洗うことが、朝にいつものアイテムで肌をケアをしても、午後には顔が乾燥してしまう原因になっていることがあります。
肌タイプ別の乾燥性敏感肌で全体的に顔の油分が少ない人は、朝に洗顔フォームを使用することをやめて、朝だけはぬるま湯洗顔に変えてみる対策もオススメです。
春夏の皮脂が多い時には、朝も洗顔フォームを使い、秋冬の乾燥している時期はぬるま湯洗顔にするのも良いですね。
その日の肌の状態と相談しながら、自分の肌のタイプにあった洗顔方法で乾燥肌対策をしましょう。
②:クレンジング、洗顔は優しく
オイルタイプのクレンジングは洗浄力が強すぎるので、肌に必要な潤い成分まで奪ってしまったり、弱った肌には刺激が強すぎることがあります。
クレンジングはミルクやジェルのタイプを使い、ブラシなどは使わずに手で顔を優しく洗うようにしましょう。
シートタイプのクレンジング用品は、顔をゴシゴシこすって拭き取ることになるので、肌に負担がかかっています。
乾燥性敏感肌の人は肌がとても弱っている状態なので、洗顔料はネットなどを使って泡だて、泡で手が肌に触れない程度に優しく優しく洗いましょう。
インナードライ肌タイプの肌の人は、部分的な顔の脂っぽさが気になるかもしれませんが、洗いすぎると逆に乾燥やニキビなどの肌トラブルを引き起こしてしまいます。
一般的な乾燥肌タイプの方は、季節やその日の肌の具合によってクレンジングの方法を変えてみるのが良い対策です。
③:保湿は素早く
一般的な乾燥肌の人が忘れがちなのが、化粧水などの保湿剤を使用するタイミングが重要だということ。
顔を洗った後、肌は一番乾燥しやす状態になっています。
そのため、特に冬の乾燥した季節には、お風呂から上がって15分以内の肌がしっとりしている時に保湿剤を顔に塗るのが効果的な対策です。
洗顔後、タオルで顔を優しく押さえた後は、すぐに化粧水を塗り、その後乳液やクリームで肌に蓋をして、顔から水分が蒸発するのを防ぐ、この対策を忘れないようにしましょう。
④:オイルマッサージを取り入れる
化粧水や乳液だけでは、乾燥肌対策としては冬の季節は十分でないこともあります。
特に乾燥性敏感肌一般的な乾燥肌タイプの人は、オイルマッサージをスキンケアに取り入れてみる対策もオススメです。
肌になじみがよいオイルは、肌の水分をキープしてくれるので、オイルをプラスするだけで肌の潤い成分がぐんと多くなります。
クレンジングと洗顔をした後に、顔用のオイルを2滴、顔全体に伸ばすようにしてなじませます。
その後に化粧水、美容液、クリームを顔にしっかりマッサージしながら塗り込む対策が、乾燥肌対策に取り入れたい方法です。
冬に夏と同じスキンケアをおこなっている一般的な乾燥肌タイプの人は、肌の潤いが足りていない状態なので、冬の時期にだけ、顔用のオイルや保湿クリームを追加して使うなどの対策が必要となります。
Q. 美容のプロが毎日しているスキンケアルーティンを教えて!
A. ブースターオイル→化粧水コットンパック→ナイトクリーム
乾燥した手のひらに吸い取られがちな化粧水はコットンにたっぷり含ませ、コットンパックで化粧水をしっかり浸透させることがオススメ!
保湿効果だけでなく、エイジングケア成分や細胞賦活効果、ターンオーバーを促進しサポートするナイトクリームは必須です!
乾燥肌の改善・対策【メイク編】
カサカサ、ヒリヒリ、粉ふき。
冬の季節は乾燥肌のせいでメイクが決まらなくて、鏡で自分の顔も見るのも嫌なことってありますよね。
あきらめる前に、メイクをする時の乾燥肌対策について、ちょっとした秘訣を教えます。
- 冬用のクレンジングと日焼け止めを使う
- 美容オイルをプラスする
- ファンデーションに乳液をプラス
- ファンデーションの選び方
- リップクリームを正しく使う
①:冬用のクレンジングと日焼け止めを使う
見落としがちなのが、夏と同じクレンジングや日焼け止めを使い続けていること。
特に敏感性乾燥肌タイプの人には、夏用の強いクレンジングや日焼け止めは弱った顔の皮膚に負担をかけすぎてしまうのです。
冬は紫外線も弱まるため、ウォータープルーフの強い日焼け止めを使用するのを避けることで、洗顔の際のクレンジングも刺激が弱いものに変えることができますね。
②:美容オイルをプラスする
目の周りや口の周り、鼻の付け根など、顔の中でも皮膚が薄くて乾燥しやすい場所は、化粧水と乳液などのいつものスキンケアだけでは潤いが足りません。
そんな時、いつものスキンケアの後に、美容オイルを乾燥が気になる場所に塗ってみてください。
ほんの1滴で両目の周りをカバーするくらいの少量を顔全体に使うことで、ちょうど良い保湿効果が期待できます。
インナードライ肌の人は部分的に乾燥することが多いので、オススメの対策です。
③:ファンデーションに乳液をプラス
今使っているファンデーションがしっくりこない、塗ってすぐはしっとりしているのに午後になると顔から粉をふいてしまう。
そんな時には、ファンデーションに乳液を混ぜて使ってみる対策がオススメです。
リキッドファンデーションに乳液を混ぜることで、肌にのせた時にすっと自然にファンデーションがのびていき、さらに保湿力もアップします。
ただし色ムラには注意が必要ですので、混ぜる量には注意して使ってくださいね。
④:ファンデーションの選び方
乾燥性敏感肌タイプの人にオススメしたいのが、油性ファンデーション。
油性ファンデーションは、油分が多く保湿力が高いため、乾燥肌対策には効果的です。
カバー力が強くマットな質感になりますが、冬の時期は水分が肌から出ていくのを止めてくれます。
インナードライ肌タイプの人で、テカリが気になるのであればパウダーファンデーションが良いでしょう。
その時、セラミド、コラーゲン、ヒラルロン酸が配合されているものを選ぶと内側の乾燥対策になりますよ。
そして、全ての乾燥肌タイプの人にオススメしたいのは、リキッドファンデーション。
高いカバー力を保ちながら、保湿効果もあり、薄づきなので顔の素肌感も失いません。
時間が経っても崩れにくいのもメリットなので、他の種類のファンデーションを使用している人は乾燥肌対策としてリキッドファンデーションに変えてみてください。
\クッションファンデやクリームファンデを選んでみて!/
粉吹きを恐れて薄付きしたくなりますが、肌が乾燥しないようにしっかりとカバーしてあげることが重要です。
⑤:リップクリームを正しく使う
男性が女性の顔の中でも意外とチェックしているのが、唇の乾燥です。
唇や唇の周りの皮膚の乾燥はとても目立ってしまうので、きちんと対策していきましょう。
塗り方の正解は、縦に入っている唇のシワに沿ってリップクリームを塗るやり方です。
乾燥を防ごうとして、1日に何度も重ね塗りをしていると肌のターンオーバーを邪魔してしまうので、1日3回〜5回を目安にしましょう。
リップクリームには、医薬品・薬用・化粧品扱いの3種類があるので、いつもは化粧品扱いのリップクリームを使っている人も、冬の季節だけは薬用や医薬品のリップクリームを使用するのも効果的な乾燥肌対策です。
乾燥肌の改善・対策【食事編】
乾燥肌の改善・対策には、内側からの対策も大切です。
まずは毎日の食事で以下のことに気をつけてみてください。
- たんぱく質をしっかりとる
- 甘いものを控える
- サプリメントで栄養補給
- 水分をこまめにとる
①:たんぱく質をしっかりとる
ダイエットのためにお肉を食べないでいると、たんぱく質が不足したことが原因で、乾燥肌が改善しないことがあります。
お肌の潤いを保つには新陳代謝が重要です。
そのために欠かせない栄養素が、皮膚や髪を作っているたんぱく質なのです。
1日に必要なたんぱく質は、成人女性で約50g程度。
乾燥肌改善の対策として毎日しっかりとりましょう。
さらに嬉しいことにたんぱく質の源となっている食材には、コラーゲンやヒラルロン酸、イソフラボンなど、乾燥肌対策にばっちりな成分が入っているのです。
お肉、魚、大豆、卵に代表されるたんぱく質食材、どれか1つだけを食べるのではなく、毎日3食違う種類のたんぱく質を食べるようにして、必要な栄養素を体に取り込み肌の内側から乾燥肌対策を行いましょう。
②:甘いものを控える
一般的なお菓子の中には糖分・脂肪がたっぷり入っています。
疲れた時やストレスがたまっているとついつい食べてしまいますよね。
でも甘いものにはマーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸が入っており、毎日のように甘いものを食べているとお肌の老化が進んでしまい、乾燥肌を招く要素になってしまいます。
特にインナードライ肌タイプの人は、甘いものを食べる習慣をやめてみたり、アーモンドなどのナッツ類に変えてみるのが乾燥肌改善におすすめの対策です。
③:サプリメントで栄養補給
忙しい毎日、乾燥肌対策をしたくてもなかなか食事まで気が回らない。
そんな時は、サプリメントの力も借りましょう。
代表的なビタミン類のサプリはもちろんですが、亜鉛、オメガ3系脂肪酸、プロテインなどのサプリも乾燥肌対策にオススメです。
亜鉛は、髪や爪などを美しく健康に保つために必要な成分の1つで、肌の潤いや保護にも重要な役割を果たします。
また乾燥肌や敏感肌の方に効果が高いといわれるセラミドも最近では気軽に薬局などで購入できるサプリがあります。
即効性には欠けますが、継続すると肌の乾燥やかゆみが和らぐので、乾燥肌対策として続けてみるものいいですね。
④:水分をこまめにとる
水分摂取を心がけることも乾燥肌対策としてはとても大切です。
1日に必要な水分補給量は、最低でも2リットル。
体内に必要な水分がなくなってしまうと、皮膚に栄養も届かなくなってしまいます。
コーヒーや紅茶、お茶などではなく、老廃物が排泄できるようにたっぷりの水や白湯を飲むように心がけましょう。
乾燥肌の改善・対策【生活編】
内側からの乾燥肌の改善・対策で一番大切なのは毎日のちょっとした生活スタイルを変えること。
下記に乾燥肌を改善するためにできる生活の上での対策を教えます。
- 入浴の仕方に注意する
- 暖房の温度設定と湿度に注意する
- 遅くとも夜12時前には寝る
- 適度な運動を取り入れる
①:入浴の仕方に注意する
毎日の入浴の仕方を変えることでも乾燥肌の対策ができます。
熱いお湯の長風呂は顔だけではなく、全身の肌の乾燥を悪化させる原因となってしまいます。
長湯によって肌の表面にある皮脂が溶けてしまい、肌の水分量が一時的に減るため、入浴後肌が乾燥し一般的な乾燥肌の原因となってしまいます。
長湯はせずに、髪を先に洗って、その次に体、そして乾燥しやすい顔は最後に洗うという順番も大切です。
お湯の温度は38~39度程度のぬるま湯が乾燥肌を悪化させないためには一番良いと言われています。
\38度のお湯で半身浴がgood♡/
38度くらいのお湯で半身浴で汗をかくことで、皮脂膜を維持することが重要です。
乾燥性敏感肌タイプの人は、保湿効果のある入浴剤を使用してみたり、入浴後に体を拭く時には柔らかいタオルで肌をこすらず押さえるようにふくようにしてください。
②:暖房の温度設定と湿度に注意する
冬の季節には欠かせない暖房器具ですが、乾燥した冬の空気をさらに乾燥させてしまうので、要注意です。
肌にとって適した湿度は60~65%。
エアコンやファンヒーターなどの暖房器具を使用する時には、
室内温度を低めに設定することで湿度が下がらないようできます。
それでもどうしても乾燥してしまう時は、加湿器を使用したり、洗濯物を干したりするなどして湿度を確保するのも大切です。
③:遅くとも夜12時前には寝る
肌のターンオーバーは夜のPM10時〜AM2時が最も活発になると言われています。
遅くても12時までに寝るようにしないと、正常なターンオーバーが期待できないということですね。
そして睡眠の質もとても大切です。
眠りが浅かったり何度も起きてしまうとターンオーバーが正常に機能しないからです。
就寝前はパソコンや携帯の画面を見るのをやめて、外部からの刺激を減らし、音楽を聴くなどしてできるだけリラックスして眠れるようにしましょう。
軽いストレッチや早めの入浴、アロマを炊くのもオススメの対策です。
④:適度な運動を取り入れる
毎日の生活に適度な運動を取り入れて、汗をかくようにしましょう。
汗をかくと肌に適度に水分が補われるのはもちろんですが、血行や新陳代謝も良くなるので、せっかくとった肌のための栄養分がきちんと身体中に届くので、内側からの乾燥肌対策になります。
寒い冬どうしても外に出たくないときには、室内でヨガやストレッチをするだけでも新陳代謝が良くなるのでチャレンジしてみてください。
シーン別にみる乾燥肌の改善・対策
家の中でばっちり乾燥肌対策をしているのに、なかなか改善しない人は、外出時の対策を見直してみましょう。
外出時にも簡単にできる乾燥肌対策をまとめました。
オフィス
もうやっている人もいるかもしれませんが、会社の自分のデスクに置きたいのがミニ加湿器。
会社のエアコンの温度設定や湿度設定は勝手に変えられませんが、せめて自分の周りだけはしっかり加湿しちゃいましょう。
もし加湿器を置きにくい雰囲気の職場であれば、小さいマグカップにお湯を入れてデスクに置いておくだけでも加湿効果があります。
もしくは濡らしたハンカチやタオルを自分の近くにかけておくのも良いですね。
屋外
外出時、気をつけたいのが紫外線対策です。
冬でも紫外線はしっかり存在しています。
乾燥肌の天敵の紫外線からお肌を守るために、SPF25~30程度の日焼け止めを顔や手にしっかり塗って出かけましょう。
また強い風が直接顔や肌に当たるのも良くありません。
マフラーやマスクをつけて、乾燥肌対策をして歩くようにしましょう。
顔の乾燥肌対策におすすめのアイテム
乾燥肌の人におすすめしたい商品を紹介していきます。
①:キュレル 化粧水 III
顔の乾燥肌対策に初めて向き合った方におすすめなアイテムを一番にご紹介します。
乾燥性敏感肌の人には、弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリーなのも安心です。
乾燥肌対策に欠かせないセラミドをたっぷり含んでいて、シリーズで使うと効果がアップします。
②:ソフィーナ ジェンヌ 混合肌のための高保湿化粧水
顔の乾燥肌に悩む20代におすすめなのはこちらの化粧水。
鼻の上やおでこはテカっているのに、口の周りは乾燥してしまうなどの混合肌の人にも良いアイテムです。
しっかり保湿するのにべたつきが少なく、ニキビになりにくい成分も入っているのも良いですね。
③:SKIN AUTHORITY ハトムギ化粧水
顔の乾燥肌の改善には、たっぷりの化粧水が不可欠。
毎日使うものだから、大容量で安いほうがいいに決まっていますよね。
こちらの商品は大容量で低価格なのに保湿効果が高いので、朝も夜も思う存分たっぷり乾燥肌対策に使えます。
④:オルナ オーガニック 化粧水
対策はしたいけど、顔に使うなら安心の日本製にこだわりたいのならオルナの商品を使用してみたらどうでしょうか。
乾燥性敏感肌の人をターゲットにしていて、無添加、シリコンフリー、合成香料もフリーです。
コラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸もしっかり配合、すうっとするハーブの匂いも人気の商品です。
⑤:ヘパソフト 薬用 顔ローション
乾燥肌で、顔がヒリヒリして痛い、そんな深刻な症状にはこの薬用ローション。
ワセリンをベースに抗炎症成分や保水成分も配合しているのでとってもしっとりした仕上がりです。
顔の中でも口の周りや口元など、乾燥によってできる小じわの対策にも推奨されています。
⑥:チューンメーカーズ 原液保湿クリーム
顔の乾燥肌対策としておすすめのこちらのアイテムは、たっぷりのセラミド含有量にも関わらず、美容液としてはチャレンジしやすい価格も人気です。
使用感がさらっとしているので、しっかり保湿したいけどベタベタしたのは苦手!という人にもオススメです。
⑦:アトレージュ 薬用フェイスモイスト
何年もずっと顔の乾燥肌に悩まされているのであれば、迷わずスキンケアのラインを薬用に変えてみましょう。
こちらの薬用保湿乳液は、薬用なのにそこまで高くないので初めて薬用を試したい人にオススメします。
⑧:KOSE コーセー グレイスワン 濃潤液
こちらのKOSEのシリーズは、どれもお値段が控えめなのに効果が期待できます。
ポンプ式なので顔全体に楽にたっぷり使えるのも良いですね。
化粧水、乳液の他にもう一つプラスしたい時におすすめです。
⑨:オリーブスクワラン100% 岡田美容オイル
顔の乾燥肌が進行してしまうと、ヒリヒリしたり皮がむけたり、とっても敏感になってしまいます。
そんな時は迷わず無添加のものを試してみましょう。
こちらはオリーブオイル原料100パーセントで完全無添加。
何を試してもダメだった人もこれなら大丈夫かもしれません。
⑩:ピギーバックス クリームセラム
乾燥肌対策をしたくても忙しくて時間がない!
そんなあなたにはこちらがおすすめです。
化粧水、美容液、乳液、クリームのオールインワンなので、夜遅くに帰宅した日はこれだけで顔の乾燥肌対策を乗り切ることができます。
無着色、無香料、ノンアルコール、パラペンフリーなのも嬉しいポイントです。
Q. 乾燥肌の人におすすめなスキンケアアイテムは?
A. ナイトパック
夜寝る前に塗るだけなのでとても簡単ですよ。
まくらに肌がくっつかないようにしっかりと馴染ませてあげることが重要です。
体の乾燥肌対策におすすめのアイテム
①:Amazon.co.jp限定】Aveeno(アビーノ) スキンリリーフ 保湿ローション
顔から体まで全身に使える保湿ローションを探しているならこちらがおすすめです。
乾燥肌が悪化して粉をふいたり、ヒリヒリしたりしていても使えます。
天然由来成分であるオーツ麦を使用しており、低刺激にもかかわらず十分に保湿してくれます。
②:Neutrogena(ニュートロジーナ) ノルウェーフォーミュラ ディープモイスチャー ボディミルク 乾燥肌用 無香料
化粧品の分類なのに、医療用に匹敵するほどの高純度グリセリンを含んでいるのがこちらのアイテムです。
そのグリセリンが肌をしっかりバリアして、乾燥などの肌トラプルから守ってくれます。
無香料なので、香水の邪魔にならず、男性にもオススメできます。
③:フィス ホワイト 保湿 ボディクリーム
乾燥肌対策、無添加にこだわりたいけど良い香りに包まれたい!そんなあなたにおすすめなのはこちらのアイテムです。
12種類の植物油を配合していて、保湿力は抜群。
更に嬉しいのは、体はもちろん顔まで使えること。忙しい毎日の中、全身をこの1つの商品で乾燥肌対策することができます。
④:キュレル 潤浸保湿ボディケア モイスチャーバーム
乾燥性敏感肌の人にはおなじみのキュレルから、顔にも体にも使えるクリームが発売されています。
乾燥性敏感肌の弱った肌に最適な、弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリー。
乾燥で弱った肌にも使えるのに、保湿力は高くセラミドもしっかり配合しています。
⑤:NALC ナルク 薬用ヘパリン ミルクローション (顔&全身用)
顔だけでなくボディもしっかり保湿したい!というあなたにはこちらのアイテムをおすすめします。
肌のバリアを整え、肌自ら潤いを保てるようにしてくれるヘパリン類似物質を配合しています。
のびが良く、ポンプ式なので顔にも全身にも簡単に使えます。
⑥:オルナ オーガニック ボディクリーム
寝る前につけるボディクリームは良い香りのものを選びたい、そんな人にはこちらのアイテムをおすすめします。
香料を使わず精油だけから生まれたボタニカルな香りです。
保湿に関しても、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドも成分に含まれており、高い保湿力を誇っています。
⑦:ヴァセリン 乾燥肌集中ケアボディローション
140年もの歴史を持つヴァセリンジェリー。
乾燥肌対策でなくても使ったことがある人も多いのではないでしょうか。
そのヴァセリンの中でも集中ケアシリーズという、保湿にこだわっているシリーズです。
アロエ抽出成分配合でしっかり保湿し、ベタつきも少ないので乾燥肌対策の初心者の方や男性にも女性にもおすすめです。
⑧:WELEDA(ヴェレダ) スキンフード
乾燥が悪化し、手や肘、かかとなどがガサガサ。
そんな時はこちらのアイテムを乾燥肌対策として使ってみてください。
ハーブエキスがたっぷりで香りにも癒されますよ。
⑨:エリザベスアーデン グリーンティー ハニードロップス ボディクリーム
お風呂上がりにゆったりとした気分で全身を保湿したいなら、こちらのアイテムがおすすめです。
ハチミツの保湿成分であるオレンジ色の粒がリッチな気分にさせてくれるので、楽しみながら乾燥肌対策ができますよ。
⑩:ロート製薬 ケアセラ APフェイス&ボディクリーム
顔の乾燥肌対策も必要だから、ボディ用はコスパが大切!というならこちらのアイテムを。
セラミドがたっぷり含まれているのに1000円以内のコスパに驚かされます。
まとめ
ひとくちに乾燥肌といっても、原因も症状も人それぞれ。
まずは、自分の乾燥肌の原因にしっかりと向き合ってから対策をしていくことで、乾燥に負けない肌を手に入れることができます。
なかなか治らないからといってあきらめないで、内側からも外側からもじっくり乾燥肌対策をしていきましょう。
出典:Beauty navi
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。
日本は四季がはっきりとしているので、季節に合わせて湿度や気温を基準に自分に合ったスキンケアを探すことが大切。
肌の状態に合わせたスキンケアの使用がアイテムの効果も引き出してくれます。
今の時期にはブースターや美容液、クリームの見直しが重要です。