【プロ監修】赤リップが似合わない人の特徴・原因！似合う赤リップの選び方のポイント

赤リップが似合わない人の特徴や原因

では、赤リップが「似合わない人の特徴」や「似合わない原因」をみていきましょう。

1. 唇が薄いから
2. メイクのバランスが悪いから
3. 肌の色に合っていないから

続いて、「似合わない人の特徴」や「似合わない原因」を、それぞれ詳しくみていきます。

① 唇が薄いから

1つ目の似合わない原因としては、唇が薄いのが原因なのかもしれません。
赤リップを塗ると唇の形がくっきりと出てしまいます。

唇の厚い女性が塗ると、立体感のあるボリューミーな唇に仕上げることができるので唇がキレイに映えます。
しかし、唇の薄い女性が塗ってしまうと、逆に唇の薄さが悪目立ちしてしまうことも。

そのため、唇の薄い女性が普段のメイクに取り入れるのであれば、ツヤ感のある「グロッシータイプ」のものを選ぶようにしましょう。
グロッシータイプのものであれば、唇の形を上手にぼかすことができるので悪目立ちせずに済みます。

② メイクのバランスが悪いから

2つ目の似合わない原因としては、他のパーツのメイクとのバランスが悪いのが原因かもしれません。
赤は目立ちやすいので、間違った使い方としてしまうと、逆に垢抜けない印象を与えてしまうことになります。

また、アイラインやアイシャドウ、チークをしっかりと塗った顔に塗ってしまうと派手になりすぎてしまいます。
そのため、普段のメイクに取り入れるのであれば、リップ以外のメイクを薄くするようにしましょう。

リプはアイメイクやベースメイクが終わった後に塗る人が多いですが、リップを塗ってから物足りない部分をつけ足していくようにメイクをすると、バランスの良いメイクに仕上げやすくなります。

Q.赤リップと他のパーツのメイクのバランスを取るコツは？

A.赤リップをポイントに置いたメイクを心がけて

③ 肌の色に合っていないから

赤リップが似合わない最後の原因としては、肌の色に合っていないのが原因かもしれません。
赤と一言で言っても、朱色のような赤や青みの強い赤、黒に近い赤など、色味の異なるものがたくさんあります。

そのため、自分の肌のパーソナルカラーに合った色味のものを選ばないと肌になじみません。
例えばイエローベース肌の女性は、青みの強いものは似合わないので、朱色のような黄味の強いものを選ぶようにしましょう。

赤リップが似合わない…思い込みかも！？

「自分には赤リップが似合わない」と思っている女性も多いかもしれませんが、それは赤リップの選び方や使い方が間違っているだけで思い込みに過ぎないのかもしれません。
赤リップは他の色味のリップと比べて、選び方や使い方を間違えてしまうと、逆にリップが悪目立ちしておばさんのような印象を与えてしまい、それが似合わない原因になってしまうのです。

そのため、きちんと自分に合った色味のものを選び、正しい塗り方を身に付けるようにしましょう。

似合わない自分を卒業！赤リップの選び方

では、自分に合う赤リップの選び方をみていきましょう。

1. 肌の色で選ぶ
2. 質感で選ぶ

続いて、自分に合う赤リップの選び方を、それぞれ詳しくみていきます。

選び方① 肌の色で選ぶ

赤リップの似合わない女性の自分に合う赤リップの選び方として、肌の色で選ぶ方法があります。
肌の色は人それぞれ異なりますが、肌の色は主にブルーベースとイエローベースの2種類に分類することができます。

ブルーベースとは青みが強い肌の色で、イエローベースは黄味の強い肌の色となっています。
なお、自分の肌色がどちらなのか調べるためには、ブルーベース系のピンクオークルやピンクライト、イエローベース系のライトベージュやライトイエローのファンデーションを手首に塗ります。

イエローベース系のファンデーションの方が肌なじみが良いのであればイエローベース、ブルーベース系のファンデーションの方が肌なじみが良いのであればブルーベース、ということになります。

イエベさん

自分の肌色がイエローベースだった場合は、青みの強いものは似合わないので、オレンジのような黄みの強いものを選びましょう。

＼ブラウンレッドはイエベ向きカラー！／

ブルべさん

自分の肌色がブルーベースだった場合は、深みのあるカラーがおすすめです。
パキっとしたカラーも得意なので、リップを主役としたメイクもしっかり映えるでしょう。

＼ボルドーやワインレッドがおすすめ！／

選び方② 質感で選ぶ

赤リップの似合わない女性が自分に合う赤リップを選ぶ時には、リップの色味だけではなく質感にも着目して選ぶようにしましょう。
リップの質感には、「マット」、「グロッシー」、「シアー」、「メタリック」などの種類に分けることができます。

マットはツヤ感がない、もしくはツヤ感が抑えられたものを指し、色味がしっかりと出るのが特徴となっています。
次に、グロッシーはツヤ感のあるものを指し、透明感のある色味が出て、ツヤのあるふっくらとした唇に仕上げられるのが特徴となっています。

シアーは透け感のあるものをさし、素の唇をいかしてほんのり色づけるようなリップです。
主張しすぎない質感なので、他のリップに比べて自然になじんでくれるはず。

最後に、ラメはその名の通りラメ感のあるものを指し、光を反射することで白っぽく見える唇に仕上げられるのが特徴となっています。
なお、どのようなリップに仕上げたいか、自分がどのような顔立ちをしているかによって、質感の違うものを使い分けると、自分のメイクに合ったリップに仕上げることができます。

もしも、大人っぽい色っぽさを出したい場合や大人っぽい顔つきの女性であればマットタイプのもの、可愛らしいメイクをしたい場合や童顔の女性であればグロッシータイプのものがおすすめです。
また、華やかなメイクをしたい場合や結婚式などのフォーマルな場所に出かけるのであればラメタイプのものを使うのがおすすめです。

Q.初心者さんにおすすめの赤リップの質感は？

A.シアー

似合わない自分を卒業！赤リップの塗り方

では、垢抜けする赤リップの塗り方をみていきましょう。

1. コンシーラーで唇の色味を消す
2. 指で赤リップをポンポンと乗せる
3. 赤リップを塗った後にグロスを乗せる

続いて、垢抜けする赤リップの塗り方を、それぞれ詳しくみていきます。

塗り方① コンシーラーで唇の色味を消す

思った通りの赤色にならない、野暮ったくて似合わないというのであれば、赤リップを塗る前にコンシーラーで唇の色味を消してみましょう。
くすんだ色の唇の上からリップを塗れば仕上がりが良くないのは当然のことなので、唇の色味を消すことによって色味がはっきりと出やすくなり、似合わない女性を卒業することができます。

塗り方② 指で赤リップをポンポンと乗せる

唇の輪郭を消した後は、赤リップを唇の内側に塗り、指で唇の外側にポンポンと乗せることによって、今話題のオルチャン風のリップに仕上げることができます。
赤リップは塗り方を間違えると、おばさんっぽい印象を与えてしまいがちです。

しかし、このように塗ればカジュアルスタイルで赤リップを塗っても違和感が残りにくいですし、似合わない女性を卒業することができます。
また、厚塗り感を無くして色味を長持ちさせるためにも、赤リップを塗った後はティッシュオフを忘れずに行いましょう。

塗り方③ 赤リップを塗った後にグロスを乗せる

立体感のあるボリューミーなリップに仕上げるのであれば、赤リップを塗った後にグロスを乗せてみるようにしましょう。
まずは赤リップを使ってオーバー気味に唇の形に添ってリップを描いていきます。

そして、唇の内側に赤のグロスを乗せていくことで、セクシーな印象を与えるふっくらとしたリップに仕上げることができ、似合わない女性を卒業することができます。

Q.抜け感のある赤リップの塗り方は？

A.ブラウンの混ざった赤リップでこなれ感を演出！

おすすめの赤リップを紹介

コスメコンシェルジュおすすめ

①イヴ・サンローラン　ルージュヴォリュプテシャイン　No.80

＼抜け感を演出できる！／

②シャネル　ルージュアリュール　リクィッドパウダー　956

＼ストレスフリーなつけ心地！／

noel編集おすすめ

① クラランス コンフォート リップオイル

「クラランス コンフォート リップオイル」は、ひと塗りで光沢感のある薄付きの赤リップに仕上げることができます。
ホホバ種子油やヘーゼルナッツ種子油、ヒマワリ種子油などの保湿成分が配合されているので、ひと塗りでもしっかりと唇を保護することができます。発色が柔らかいので、可愛らしい童顔に仕上げたり、大人っぽくセクシーな唇に仕上げたいという女性のおすすめの赤リップです。

また、唇の血色を良く見せる効果もあるため、健康的な肌色になれるのも魅力的です。

② リトルレディ リュクス オールインワンルージュ

「リトルレディ リュクス オールインワンルージュ」は、ティント、グロス、リップカラー、リップバーム、美容オイル、紫外線カット効果の6機能を1本にまとめたオールインワンティントルージュです。
アルガンオイルやグレープシードオイル、ココナッツオイルなどの全部で10種類の美容オイル成分が配合されているため、唇をうるおいで包み込み、ツヤのある美しい唇へ導くことができます。

また、ティント効果により塗ってからしばらくすると、唇の水分と合わさって発色が強まり、色を長持ちさせることができます。

③ レブロン バームステイン

「レブロン バームステイン」は、スムースジェル処方で軽い付け心地となっており、唇の形に沿ってさらさらと簡単に塗ることができるクレヨンタイプの赤リップです。
1,000円ちょっとのプチプラコスメでありながら、高級ブランドコスメに負けないほどの実力があり、見たままの発色で塗った後も色を長持ちしてくれるのが特徴となっています。

また、星屑のような繊細なラメが入っており、唇のpH値によって色が変わるので、自分だけの赤リップに仕上げることができるのが魅力でもあります。

④ シャネル ルージュココシャイン

「シャネル ルージュココシャイン」は、唇に乗せた瞬間にとろけるようになじんでいくのが特徴の赤リップです。
きちんとした発色をしてくれるのと同時に、唇にツヤやうるおいも与えてくれるので、濡れたようにみずみずしく、自然な輝きをしてくれる唇へと仕上げることができます。

アイラインもチークもしっかり目のメイクをするという赤リップが似合わない女性でも違和感なく使えます。

⑤ ロレアルパリ ユイルカレス

「ロレアルパリ ユイルカレス」は、透け感カラーとオイルのなめらかな質感が特徴の赤リップです。
オイルが約90%配合されているため、うるおいのあるみずみずしい発色の唇に仕上げることができます。

また、唇にベタつきにくく、軽やかでサラっとした付け心地で、塗った瞬間からリップがなじんでいくので、付けていて嫌な心地がせず、塗りやすさに定評があります。

赤リップに似合うメイク術

アイメイク

赤リップが似合わない女性向けのアイメイク術についてですが、アイメイクに使うアイシャドウは、ブラウンか薄めのピンク色で、ラメ感やパール感のあるものを選ぶようにしましょう。
控えめな色味のアイシャドウを選ばないと、赤リップの色とアイシャドウの色が喧嘩してしまうので、赤リップを引き立たせることができなくなります。

次に、アイシャドウの乗せ方ですが、まずアイホール全体に薄めのブラウンカラーを乗せていき、その後は濃いめのブラウンをアイライン上に載せていきます。
そして、チップの広い面を使ってぼかしを入れてグラデーションを作れば終了です。

アイシャドウを乗せ終わったら、今度は黒のリキッドライナーを使って、つややかで凛としたアイラインを描いていきましょう。
目尻側を少し長めに描くことで、引き締まった目元に仕上げることができ、赤リップも似合いやすくなります。

チーク

赤リップが似合わない女性向けのチークの入れ方についてですが、まず、チークは明るめの色味のものよりも暗めの色味のものを選ぶようにしましょう。
明るめの色味のものを選ぶと赤リップと喧嘩し合ってしまい、ケバい印象を与えてしまうので、暗めの色味のものであれば、赤リップを引き立たせることができ、上品な印象を与えることができます。

次に、チークの入れ方ですが、シャープにならないように丸く大きく入れるのがコツです。
なお、チークを濃いめに入れてしまうと赤リップの魅力を引き立たせることができないので、チークが目立たないように薄めに入れることを心掛けましょう。

赤リップに似合うファッション

では、赤リップに似合うファッションにはどのようなものがあるのでしょうか。

1. 赤色のアイテムを取り入れたファッション
2. ネイビーのアイテムを取り入れたファッション
3. 白のトップスに黒のジャケットを合わせたファッション

続いて、赤リップに似合うファッションを、それぞれご紹介します。

ファッション① 赤色のアイテムを取り入れたファッション

赤リップが似合わない女性が赤リップを取り入れるのであれば、赤色のアイテムを取り入れたファッションがおすすめです。
リップの色に合わせたトップスやボトムスを着てみたり、バッグや靴下を取り入れてみたりすることで、他の色のアイテムがアクセントとなって、赤リップや赤色のアイテムがキレイに映えるようになります。

ファッション② ネイビーのアイテムを取り入れたファッション

赤リップに似合うファッションとして、ネイビーのアイテムを取り入れたファッションがあります。
ネイビーのアイテムで大人っぽさや上品さを演出しつつも、赤リップで可愛らしさを演出することができます。

また、ネイビーと赤の組み合わせといえば、マリン風のコーディネートに欠かせない組み合わせであるとされているので、春夏に限らず、秋冬も赤リップとネイビーのアイテムを組み合わせることで、上品なマリンスタイルを楽しむことができます。

ファッション③ 黒のトップスを合わせたファッション

赤リップが最も映えるファッションといえば黒。
服の色味を極限まで抑えることによって、唇のカラーが引き立つのです。

赤リップを主役にしたい方はもちろん、赤リップが好きだけど派手すぎる雰囲気になるのは嫌だ、とお悩みの女性も、ぜひ挑戦してみてくださいね。

赤リップに似合う髪型

では、赤リップに似合う髪型にはどのようなものがあるのでしょうか。

1. マッシュショート
2. 巻き髪ロングヘア
3. お団子ヘア

赤リップに似合う髪型を、それぞれ詳しくみていきましょう。

髪型① マッシュショート

赤リップが似合わないのであれば、丸みのあるシルエットが特徴のマッシュショートがおすすめです。
マッシュショートはボーイッシュに見られがちですが、赤リップで女性らしさをプラスすることで、可愛らしさを残しつつもかっこいい女性に変身することができます。

髪型② 巻き髪ロングヘア

巻き髪ロングヘアの女性は、深みのある赤リップを使うことで自然になじみます。
ヌーディーで大人っぽい雰囲気を演出することができますが、上手に引き算しながらメイクをしないと、性格がキツそうに見えたり、全体的にメイクがケバくなって華やかすぎる印象になってしまうので注意が必要です。

髪型③ お団子ヘア

赤リップが似合わない女性が赤リップを取り入れるのであれば、お団子ヘアにしてみると赤リップが似合うようになります。
お団子ヘアにすればカジュアルなのに抜け感があっておしゃれに見えます。

特に、低めの位置でお団子にしたラフなヘアにすれば、よりおしゃれな女性に見えて、アクセサリーが控えめでも華やかな印象を与えることができます。

似合わない赤リップはさようなら、自分に合う赤リップでキレイに！

赤リップが似合わないのは、髪の色や肌の色が合っていない、メイクのバランスが悪い、童顔だから、唇が薄いからといった様々な理由があります。
そのため、なぜ自分は赤リップが似合わないのか原因を探し出す必要があります。

また、自分には似合わない赤リップを選んでしまうと、仕上がりが不自然になってしまいます。
もしも、普段のメイクに赤リップを取り入れたいというのであれば、自分の肌の色やどのようなリップに仕上げたいのかで、自分に合った赤リップを探し出し、正しい赤リップの塗り方を身に着けるようにしましょう。

そうすれば、赤リップが似合わない女性を卒業し、上品でセクシーなお洒落女子へと変身することができます。

出典：Beauty navi