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同棲初期費用にまつわるカップル事情

インドアデートで愛を深めるカップル

女性は同棲初期費用をいくら支払うことになるのでしょうか。

そもそも同棲初期費用の平均額は?

同棲の初期費用は、家賃の5~6ヶ月分と言われます。同棲で選ばれる間取りは1LDKが多く、都内の場合、1ヵ月の家賃は100,000円以上のケースがほとんどです。そのため、都内の同棲初期費用は平均500,000円~と考えるのが良いでしょう。

この費用には、家具家電をそろえる費用は含まれていません。同棲初期費用の内訳は、敷金、礼金、仲介手数料、鍵交換費、火災保険、そして1ヶ月分家賃の先払いだけです。

もちろん、築年数や駅からの距離にこだわらずに物件を選ぶことで、コストを抑えることはできます。ちなみに、コストが低いのに駅から徒歩5分という好都合な物件情報には要注意です。

実際には駅から物件まで倍以上の時間がかかる場合や、日光が全く当たらず1日中暗いお部屋の場合もあります。とにかく面倒でも、見学に行くことをおすすめします。

同棲初期費用で女性が負担する金額は折半が1番良い?

初期費用の支払いに関して、男女負担額の実情が分かるアンケートや情報はないですが、筆者の同棲経験上、初期費用は折半にすることをおすすめします。

初期費用を折半にしない場合、負担額が少ない側に遠慮が生まれてしまうことも。新しい家具や家電、そして部屋のインテリアに意見が言えなくなってしまう可能性もあるでしょう。

これが原因で、遠慮をする側のストレスに繋がることや、2人の間に距離感が生まれてしまうので慎重に初期費用の負担額については決めていきましょう。

また、もしも別れることになってしまった場合、どちらかの負担額が高いと清算が面倒になるリスクも。考えたくないことかもしれませんが、夫婦でない限り別れるリスクも念頭に入れていた方が良いでしょう。

2人の将来につながる大事な1歩となる同棲だからこそ、2人で対等にお金を貯めて、同棲を初めるのはいかがでしょうか。

同棲前に費用を計算し直す必要があるかも

うさぎメイクの手順

自分磨きを我慢することも考えて

彼のために自分磨きをして、彼のために美しい女性でいたい!理想の彼女を目指して、努力を続けるノエル読者の方も多いのではないでしょうか?

努力の方法は様々ですが、費用がかかる自分磨きも少なくはありません。同棲前のデメリットとして、初期費用が高いという点があげられます。1人暮らしよりも広い部屋を選ぶので、初期費用も高くなることがほとんど。

同棲を決意する際には、自分磨きにあてる費用はおさえて、貯金に回すことも考えなくてはいけない場合もあります。

では自分磨きについてどのように考えるべきなのでしょうか。

1、自分が行っている自分磨きを見つめ直す
2、自分磨きのお金がいくら必要か計算する

続いて具体的にその方法を詳しく見ていきます。

1、自分が行っている自分磨きを見つめ直す方法

自分磨きとは自らの魅力を高めるために努力することです。自分磨きには、どのような項目があるのでしょうか?以下、例としていくつかあげてみました。
・コスメ
・スキンケア
・ジム
・ネイル
・美容院
・エステ
・セミナー
・習い事
・資格
自分の外見をよくするためのもの、知識を増やすためのもの、人間としての器をひろげるためのもの等、自分磨きの切り口は多様にあります。

自分磨きの項目が思いつかない場合は、自分のために使っていることを考えてみるのも良いでしょう。バッグや小物、洋服を購入する費用も自分磨きに含まれます。自分磨きの項目は人によってそれぞれなので、じっくりと日々の出費に向き合ってみてください。

2、自分磨きのお金がいくら必要か計算する方法

まずは、自分磨きにかかる費用を項目ごとに書きだすことをオススメします。同棲初期費用を貯めるために、我慢しなくてはいけないものは何か?自分磨きの費用をいくら貯金に回せるか?具体的に把握することができます。

把握をすることで、ストレスを感じない貯金額を定めることが目的。じっくりと自分の気持ちと向き合って同棲の費用を計画的に貯めていくことは、自分の心の負担を減らすためにも大切なのではないかと思います。

同棲初期費用の分担金額を揉めずに決める方法

話し合い中の二人

とはいえ同棲初期費用の折半が、困難なこともあるでしょう。そんなときに、彼と揉めずに負担額を決める方法はこちらです。

1、支払えない理由を明確にする
2、現在の収入支出状況を見てもらう
3、計画的に分割返済をする
それでは具体的に見ていきましょう。

1支払えない理由を明確にする

同棲初期費用はまとまった金額が必要になりますので、すぐに用意が出来ないこともあるでしょう。その場合は、しっかりと彼に初期費用が支払えない理由を説明して納得してもらうことが大切です。

器が狭い男だと思われたくないという気持ちから、彼が支払えない理由を追及してこないかもしれません。それでも、心のどこかで納得できない気持ちをもやもやと抱えている可能性もあるでしょう。

自分から話すことで、お互いの心のわだかまりはなくしておきましょう。

2、現在の収入支出状況を見てもらう

たまたま旅行に行く機会が重なり、同棲初期費用の用意が出来なかったということもあるのでしょう。彼に安心をしてもらうためにも、通常の収入額と支出額を公開しておくと良いでしょう。おおまかにでも構いません。

こちらが話しておけば、彼もお財布事情を公開してくれることも期待できます。今後、お互いが納得する家賃の負担額を決めやすくなるというメリットもありますので、同棲前に話しておくことをオススメします。

3、計画的に分割返済をする

今すぐに初期費用を準備できない場合、2つの方法があると思います。
1つめは、同棲初期費用を準備できるまで、彼に待ってもらう方法。そして2つめは、彼に同棲初期費用を最初に負担してもらい、彼に対して費用額を分割返済していく方法です。

すぐに同棲を始めたい場合は、彼に分割返済の提案をしてみるもの良いのではないでしょうか。この提案の場合、毎月の支払い責任が生まれます。しっかり守って、彼の信頼を損なわないようにしましょう。

毎月の支払いを忘れないための手段はこの2つ。
支払日を日にちで明確に決める
日にちで明確に決めることで、彼からもリマインドをしてもらいやすくなります。

週単位で支払いのタイミングを決めると、いつ支払うのかがアバウトになってしまう上に、自分自身も忘れがちに。

スケジュール共有アプリ『time tree』を利用する
『time tree』は無料で利用できるスケジュール共有アプリです。Googleカレンダーやout lookと同じ機能を持っているので、彼とスケジュールの共有をすることができます。

Time treeを使って、彼と支払日の共有をしましょう。自分が忘れてしまった場合も、彼が伝えやすくなります。こうしておくことで、彼に対してもストレスを与えにくくなります。

Timu treeには、ポップアップでリマインド表示をしてくれる機能もあるので便利です。

同棲を始める女性が最初におちいるお金のストレスに覚悟する

お金の計算をする一生独身の女性

ここからは、同棲が始まってから感じるストレスについて考えてみました。筆者の同棲体験談からお伝えします。
1、1人暮らしより、仕事量も出費も増加
2、出費のコントロールが困難
3、彼の方が多く食べるのに食費も折半
4、彼との金銭感覚の違い
具体的それぞれのシチュエーションを見てみましょう。

1、1人暮らしより仕事量も出費も増えてストレスに

同棲を初めて最初に感じたことは、女性は仕事探しが得意なのではないか?ということ。仕事探しが得意だと感じた理由はたくさんありますが、その例を絞ってみました。
・彼より先に、水回りのピンク汚れ(赤カビ)に気づく
・彼より先に、床に落ちた無数の髪の毛を見つけて、掃除機をかけたくなる
・布団の臭いが気になって、すぐ干したくなる
・彼より料理を作る割合が多い

どうしても、彼より先に対処することがほとんどです。もちろん全てのカップルに当てはまることではないのですが、周りの同棲中の女性の知り合いに聞いてみても、自分の方が家事をしていると感じている人が多かったです。

彼氏よりも家事を頑張っていると感じているのにも関わらず、出費が増えてしまう理由は次の項目で詳しく説明します。

2、出費のコントロールが困難でストレスに

大好きな彼に、幸せな瞬間を少しでも提供したい!筆者はこのように日々意気込むことで、生活費の出費も増えました。なぜなら、彼に喜んでもらうために、少し高値なこだわりの食材や小物、生活用品を購入するようになったからです。

しかし、彼に喜んでもらえて嬉しい反面、自分のお財布に余裕がなくなることで、心に焦りが生まれます。そのせいで「1人暮らしの方がお金をかけずに済んだのに!」という気持ちが芽生えることもありました。

そもそも筆者の場合、実家からの同棲のためか環境変化が大きく疲れが溜まりがちでした。心にゆとりが持てず、お財布に余裕がないことはさらに、いら立ちを加速させることに・・・。

さらに盲点だったのは、同棲をはじめた初月は生活費や電気代、ガス代の想定も出来ないこともあり、月末まで出費金額を定めることが出来ないということです。

そのため、出費の管理や調整が難しくなります。この経験から、同棲をはじめて最初の月は、衝動買いを控え、いつも以上に慎重に計画的な買い物をするべきだと思います。

3、彼の方が多く食べるのに食費も折半することにストレスに

共働き2人暮らしの食費の平均額を見てみましょう。
・自炊が多い場合:30,000円~40,000円
・外食が多い場合:60,000円~70,000円
筆者の経験上、同棲を始めた直後は料理器具が整っていないこともあり外食が増えがちに。

ちなみに女性の1人暮らしの食費の平均額は20代、30代ともに20,000円~30,000円とのこと。2人暮らしで外食が多い場合の出費を参考にすると、折半をした場合は30,000円~35,000円が1人あたりの出費となります。

以上のことから、1人暮らしの場合より2人暮らしの食費の方が、割高になる可能性もあるのです。

筆者の場合、彼の方が多く食べることもあり、納得できない支払額だと思いました。ちなみに、このストレスは彼に相談することで解決。

解決方法は、自炊を増やすようお互い心がけるということ。ストレスも彼と一緒に話し合いながら解決してもらうことで、気持ちが軽くなります。

1人でストレスを抱え込まずに彼と相談して解決していくことが、同棲を楽しむためには必須なのかもしれません。

4、彼との金銭感覚の違いがストレスに

筆者は、海外旅行ツアーに彼と参加したいと感じ、彼に貯金を提案しました。彼は了承してくれたものの、なかなか貯金をする素振りを見せません。それどころか自分の趣味に、高額を費やしていました。

このとき、彼に対してやきもきした気持ちを抱きましたが、どうしてこおうなってしまうのかをじっくり考えてみました。

考えた末、彼のライフスタイルの1つである趣味を尊重することが、同棲には必要だと思いました。彼の趣味に制限を与えることはストレスの原因になることが明らかだからです。

彼が趣味に使う費用を認めたうえで、彼もいっしょに叶えたいと思ってもらえるような目標を、海外旅行ツアーの中から見つけ出してもらうために、彼と会話を重ねることがポイントなのだと思います。

ノエル読者の皆さんにも、彼との金銭感覚の違いにストレスを感じる場合は、一度じっくり話し合ってみることをオススメします。

同棲をスムーズにするにはきちんと考えて、話し合うこと

同棲を考えたとき、女性が覚悟をしなくてはいけないことは、大きく2つです。自分が納得できない、彼のお金の使い道を時には認めること。そして、彼と根気強く話し合い、ストレスのない環境を作り上げること。

自分だけでストレスを抱え込まずに、彼とも気持ちを共有して一緒に解決していく…甘える覚悟も必要です。
楽しい同棲生活を実現していくために、上手に心のわだかまりを解消する方法を見つけながら、同棲準備をスムーズに進めていけることを願っています。

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ライター
noel編集部

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