サドとマゾとは?サド・マゾ的人間の4つの特徴と正しい見分け方
誰かを見て、「あの人本当にサドだな~」「うわっ、マゾだ!」という風に思うことはありますか? しかし、そのサド・マゾという使い方、本当に合っている自信はありますか? サド・マゾ的人間の4つの特徴と正しい見分け方をご紹介します!
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「サド」と「マゾ」って何?
サドとは
サドとは、サディスト・サディズムの略称として使われている言葉です。
ローマ字では頭文字を取って「S」とも呼ばれています。
そのため、非常にサディズムのある人間は「ドS」と呼ばれます。
相手の弱みを見つけるとそこを攻撃したくなるというような性質を言います。
相手に精神的あるいは肉体的に痛みを与えることで満足や快楽を得ます。
実際に痛みを与えずとも、相手の苦悶の表情を想像するだけでも興奮を得られる性的嗜好です。
加虐的になる性質と言えばより分かりやすいかもしれません。
マゾとは
マゾとは、マゾヒスト・マゾヒズムの略称として使われている言葉です。
ローマ字では頭文字を取って「M」とも呼ばれています。
そのため、非常にマゾヒズムのある人間は「ドM」と呼ばれます。
ドSとは逆で、自分の弱みを攻撃されたいというような性質を言います。
相手から精神的あるいは肉体的に痛みを与えられることで満足や快楽を得ます。
羞恥心や屈辱感を与えられていると想像するだけでも興奮を得られる性的嗜好です。
こちらは被虐的になる性質と言えるでしょう。
「サド」と「マゾ」の由来
サドの名前の由来はフランス貴族の小説家、マルキ・ド・サドから来ています。
彼の作品は暴力的なポルノを含んだ作品が多く、当時、幾度も発売禁止処分を受けるなどしていました。
オーストリアの精神医学者リヒャルト・フォン・クラフト=エビングは、その彼にちなんで「サディズム」と名付けています。
マゾの名前の由来はオーストリアの作家、ザッヘル=マゾッホから来ています。
身体的あるいは精神的苦痛を性的快楽とする内容の作品を書きました。
マゾヒズムの概念を提唱したのは、サドと同様にクラフト=エビングです。
どちらも性的嗜好に基づく作品を書いた著者の名前からとられています。
サドとマゾを見分ける方法とは?
サドとマゾを見分ける方法として、加虐的であるか被虐的であるかどうかがあります。
相手をいじめることで満足を得るか、いじめられることで満足を得るかということです。
相手を支配し、優越感を感じていたいタイプだと言えます。
そのため、相手にリードされることを嫌います。
リードしたいゆえにサドはリーダーシップのある人が多いようです。
頭の回転も速く、賢い人が多いののそのためです。
リーダーシップを取りたがる人、優越感を感じて喜ぶ人、そういう人にはサドの可能性が高いです。
マゾは相手にいじめられたい=奉仕されたいと考えています。
相手に対して、要求をしたいタイプなのです。
その代わり、相手からの攻撃を喜んで受け身で受け容れます。
そのためマゾは打たれ上手で痛みにも非常に強いです。
攻撃しても上手に交わしたり、たくさんの要求をしてくるようであればマゾの可能性が高いです。
サド要素を持つ人の特徴
では、サド要素を持つ人にはどのような特徴があるのでしょう。
サド要素を持つ人には、以下の特徴があります。
- プライドが高い
- 几帳面
- 打たれ弱い
- 弱みを見せない
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
特徴①:プライドが高い
一番分かりやすいのはプライドが高いという点です。
プライドが高いというのは自尊心が強いと言い換えられます。
プライドの高い人間は自分のしていることは絶対であり、他者の干渉を受け付けません。
受け付けない、というよりは受け付けられない方が強いです。
また、比較する時は過去の自分と今の自分を比較をしません。
今の自分と他者とで比較をするという訳です。
他者を比較する割には他者の干渉を受け付けられない、
サド要素の持つ人に多く見られる特徴です。
特徴②:几帳面
作業が丁寧であったり、細かい点まで見ている、几帳面な人はいますか?
もしそんな人がいたらサド要素を持つ人である可能性大です。
几帳面なのは綺麗好きというよりは完璧でないと許せないからなのです。
少しでもものがずれている、汚い部分を放置できないゆえの特徴です。
大雑把な作業をすることはなく、何事もしっかりと行います。
そこに不備があってはならない、要は完璧主義者です。
何か一つでも問題があればサドの人たちは対処しようとするでしょう。
一見、丁寧に仕事をするような人が実はサド要素の強い人なのです。
特徴③:打たれ弱い
サドと呼ばれる人たちは非常に打たれ弱いです。
むしろ自分たちが加虐的だからこそ被虐的である側の気持ちが分からないのです。
相手を攻撃することで相手が嫌がったり、苦しむ顔は想像できます。
しかし、その苦しむという感情が何なのかは実際は知りません。
いざ自分にその攻撃が降りかかると対処のしようが出来ないのです。
特に予期していないことに対しての対処が出来ません。
先ほどプライドが高いというお話をしました。
それがこの打たれ弱さを隠している一端なのです。
特徴④:弱みを見せない
人間には必ず弱点というものが存在します。
食べ物然り、コンプレックス然り……。
しかし、サド要素の強い人はその弱点を隠します。
むやみに出すものではないかもしれませんが、それ以上に隠し通します。
自身の弱みからつけこまれることに恐怖を覚えるのです。
その恐怖に対してあらゆる対策を施しているほどです。
たとえ弱みであっても弱みでないように振る舞います。
もしそれを見つけて指摘した時に隠そうとしたらまさにビンゴです。
サドとは真逆?マゾ要素を持つ人の特徴
では、マゾ要素を持つ人にはどのような特徴があるのでしょう。
マゾ要素を持つ人には、以下の特徴があります。
- 依存しやすい
- 消極的
- わがまま
- 自己犠牲型
続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
特徴①:依存しやすい
マゾ要素を持つ人の要求は複雑なことが多いです。
というのはそもそも性的嗜好というものは人それぞれ複雑であるためです。
その要求を受け容れ、さらに見事に再現した相手がいたとしましょう。
そんな相手に会えるのは非常に少ない確率なのです。
一度見つけた相手を離すまいと相手に依存し始めます。
何度も連絡をとったり、何度も気持ちを確認をしないと不安なのです。
さらに依存している側はそれに気づいていません。
マゾ要素のある人は依存傾向があっても気づいていない場合が多いです。
特徴②:消極的
自分から物事を進めていく、あるいは肯定的。
それが積極的と言えることですが消極的は真逆です。
自分から何かをするのは怖いし、否定的なのです。
ネガティブ思考と言ってもいいでしょう。
姿勢が悪くなったり、俗に言う根暗だと言われることもあります。
その暗さから人から誘われることが少なくなり、友達がいなくなります。
しかし、消極的であれば自然と受け身をとることになります。
マゾ要素に必要な受け身が、消極的な人には備わっているのです。
特徴③:わがまま
自身の要求を満たすために、相手にあらゆることを求めます。
特に、ただ自分の快楽を満たしてほしいというタイプです。
しかし、実は自分のわがままをはっきりと言うことはありません。
そのため相手は何をして欲しいのかさっぱり分かりません。
相手がしてくれたことに対してあれも違う、これも違うとなるのです。
自身の要求を何も言わずに理解してこなすというのは酷く難しいことです。
全く理解されることがないことを嘆いてお互いに辟易するでしょう。
何も言わずに何かして欲しいと言うようなわがままなマゾもいるのです。
特徴④:自己犠牲型
自己犠牲の強いタイプの人間はマゾ要素がありますが要注意です。
「自分がここまでやってあげている」という気持ちがあるからです。
その気持ちは自覚しているか、あるいは無意識の場合があります。
「自分を犠牲にしてまでここまでしているのに相手は何もしてくれない!」
自己犠牲型のタイプは自分の思っているような結果が来ないと憤怒するのです。
つまり、先ほど書いた「何も言わないわがまま」と同じです。
これは先に自分が自己犠牲になっていることから報酬を待っている状態なのです。
何かをしてくれる、その思考がマゾ要素の強い人の特徴と言えるのです。
サドとマゾの相性はいいの?
サドとマゾの相性ははたしていいのかどうか。
与えたい側と与えられた側ならば持ちつ持たれつで相性は抜群と言えます。
しかし、保っていた均衡が崩れれば一気に悪くになります。
サドとマゾはお互いの要求や弱点を補填しあっている関係だからです。
どちらかがそれを怠ってしまえば一気に関係は最悪になります。
サドとマゾであるならば均衡を保つことは忘れることの出来ないポイントです。
マゾは打たれ強いので、サドのコントロールを多少我慢しなければいけません。
サドは逆にマゾの要求をしっかりと理解する必要があります。
サドとマゾの特徴をしっかりと理解しておきましょう!
サド、あるいはマゾと上手くやっていくのはどうすればいいか。
それはサドとマゾの特徴をしっかりと理解しておくことです。
サドかマゾ、それぞれ対処の仕方も変わってきます。
あらかじめ特徴を知っておけばどちらかの見当もつきやすいです。
もしかしたら自分サドに当てはまるかも?
マゾの人を探して見れば意外と近くにいるかもしれません。
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