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長男の性格の傾向

長男とリーダーシップ

では、長男の性格にはどのような特徴があるのでしょう。

  1. 責任感が強く、面倒見がいい
  2. 自尊心が高く、人に任せられない
  3. ボーっとしていて、人の気持ちに鈍感
  4. 偉そうに振舞う
  5. やるべきことをやる
  6. デリカシーがない
  7. 自分で考えてから決断する
  8. ピンチにもろい
  9. チャンスに気がつかない
  10. 組織全体のことを考える
  11. 成長を求める
  12. 注意されたら、素直に謝れる
  13. 褒められたら謙遜する
  14. 説教する
  15. 頼ってもらいたい

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

特徴①:責任感が強く、面倒見がいい

幼い頃から「お兄ちゃんなんだから、下の子の面倒を見てね」と言い続けられ、その言いつけをしっかりと守ってきた長男。
弟妹の面倒を見てきたため、大人になっても他人の面倒を見たり、その場を仕切るリーダー役になったりすることが自然にできます。

相手が誰であれ、放っておくことができないのですが、それがかえって「出しゃばり」と捉えられてしまうこともあります。

特徴②:自尊心が高く、人に任せられない

親に一番愛されているのは、自分であるという自負を持っています。
実際に一人目の子どもですから、親も子育ての理想に燃え、エネルギーにも満ち溢れていますし、多くの親が「一番目の子どもがやっぱりいちばん可愛い」と告白しています。

このような背景から長男は、自己肯定感が高く、さらに真面目で努力家で決断力もあります。
しかし「自分が何とかしなければ」という気持ちが強く、人に任せてしまうのが苦手です。

特徴③:ボーっとしていて、人の気持ちに鈍感

家庭では、常に「一番」として扱われてきたので、周囲の顔色をうかがってきた経験が少なく、大人になってからも、おおむね鷹揚でボーっとしています。
いざとなったら、決断力はあり、面倒見もいいのですが、自分では気づかないうちに横柄な態度で人に接していたり、支配してコントロールしようとしたりする傾向があります。

特徴④:偉そうに振舞う

初めての子どもとして生を受け、その後、弟や妹を統べるリーダーとしての責任も身につけた長男は、頼りになる存在です。
しかし、その一方で傲慢さと紙一重のところがあります。

大人になってからは周囲の人間に対しても、偉そうに振舞う傾向があります。
親切で面倒見はいいけれど、なにかというと正義や大義を振りかざして介入してくる面倒くさい人と見られかねません。

特徴⑤:やるべきことをやる

親からの期待と愛、そしてプレッシャーをがっちりと受けて育った長男は、常に「お兄ちゃんなんだから、しっかりしなさい」と言われてきました。
そんな長男は「やるべきこと」に対しては積極的です。

家庭では弟や妹のお手本、社会に出てからは後輩や部下の模範となるような存在を目指そうとします。
そのため、責任感が強く、自分に厳しいため、個人の感情よりもルールや大義を優先する傾向が強いようです。

特徴⑥:デリカシーがない

弟や妹が長男の言動を注視してきたのに対し、長男はそんな弟妹の気持ちには無頓着なところがあります。
庇護する対象としてみていても、ひとりの人格としてみていないのではないかとも思われます。

家庭内では、親以外の家族は自分の家来くらいにしか思ってこなかった長男は、社会に出てからも他人に対して遠慮なく干渉して、デリカシーのなさを露呈することがあります。

特徴⑦:自分で考えてから決断する

もともと長男は、子どもの頃から決めることに慣れています。
親からは「お兄ちゃんの好きなようにしなさい」と言われたら、弟妹は相談できる相手ではありませんから、自然と自分で決めるクセがついているのです。

職場でも友人関係でも、なかなか物事が決まらないときになると、いてもたってもいられなくなって、ついその場を仕切り始めてしまうのが長男です。
なんでもテキパキ決めて、グズグズしている同僚の分まで決めてしまうこともあります。

特徴⑧:ピンチにもろい

普段は卓越したリーダーシップを発揮する長男です。
長男は、親に大事にされ、弟妹を従えて、たいていのことは自分がコントロールできるという手ごたえを感じながら成長しています。

ところが、そんな全能感を抱えている長男の目の前に、自分ではどうしようもないピンチに直面したときのショックはとても大きいものです。
もうダメだと頭を抱えて、現実から目を背けてしまう傾向があります。

特徴⑨:チャンスに気がつかない

長男は、チャンスを目の前にしても、のんびりし過ぎてチャンスを逃すことが多い傾向にあるようです。
基本的にボーっとしているので対応ものんびりしており、むしろ自分から積極的に動くのは格好が悪いとすら思っています。

チャンスが到来して内心では気になっていても、プライドやモラルが邪魔をしてチャンスをつかみそこなってしまいます。

特徴⑩:組織全体のことを考える

長男は、慎重な性格の人が多く、組織全体を考える傾向が強いようです。
例えば、スポーツにおいて自分がスポットライトを浴びることよりも、チームの勝利が最重要と考えるのが長男です。

たとえチャンスが来ても浮足立つことなく、冷静な判断で全体の利益を考えられるのは、長男の長所です。

特徴⑪:成長を求める

長男が自らの仕事やキャリアに求めるキーワードは「成長」です。
真面目で意識の高い長男は、昨日よりも今日、今日よりも明日と、何かひとつでも成長するのが大好きです。

そのため「スキルアップ」「自分への投資」といった煽り文句に弱い面もあります。
仕事は、最後までやり通すべきという強い責任感があるので、ブラック企業でも限界を超えて耐え忍んでしまうのが長男です。

特徴⑫:注意されたら、素直に謝れる

職場の上司や先輩に注意されたり、叱責を受けたりしたとき「申し訳ございませんでした」とまるで反省の見本のようなリアクションができるのが長男です。

子どものときから、兄弟のまとめ役として真面目にその任務をこなして、親からの信頼を勝ち取ってきた長男は、社会に出てからも責任を持って仕事に当たります。
そのため、もし自分が間違っていたり非があることが納得できていたりすれば、きちんと反省して、素直に謝ることができます。

特徴⑬:褒められたら謙遜する

大人になって、上司から仕事のことなどで褒められたとき、長男は「私なんてまだまだですよ」と謙遜します。
ただし、この謙遜には二種類の感情が隠されています。

ひとつは「褒められたら、謙遜すべきである」というルールや社会通念に縛られているという点です。
長男は、浮かれてしまうのは、軽率でかっこ悪いと思っています。

もうひとつは、「褒めてくれるのはうれしいけれど、自分はもっとできるはずだと思っていますよ」といった、謙譲を飛び越えた不遜と言えるくらいの自信を持っているという点です。

特徴⑭:説教する

子どもの頃からつちかわれてきたキャラクターは、大人になると、一般常識に隠されてしまうものです。
しかし、実は大人の飲み会では、そうしたキャラクターがダダ漏れしているケースが多く見みられます。

その中で、アルコールが入ると誰彼かまわず、しきりに説教したがるのが長男です。
もともと、おせっかいでボス風を吹かせたい長男ですから「だいたいお前は、さあ」から始まって、延々と説教が始まります。

古き良き日本の夜もコミュニケーション「飲みニュケーション」をそのまま地で行くのが長男です。

特徴⑮:頼ってもらいたい

友達付き合いの上でも、子どもの頃からリーダー役が身についている長男は、とにかく頼られるのが大好きです。
「こんなこと頼んだら迷惑かな」という遠慮は禁物です。

むしろ、長男抜きで話を進めてしまうと「なんで相談してくれなかったんだ」と自分がないがしろにされたと思って、怒り出しかねません。

長男の恋愛傾向

長男と恋人

では、長男の恋愛傾向にはどのような特徴があるのでしょう。

  1. 意外と甘えん坊
  2. 鈍感
  3. 浮気はしない
  4. 束縛されることが嫌い
  5. マザコンの気がある

続いて、それぞれの恋愛傾向を詳しくみていきます。

恋愛傾向①:意外と甘えん坊

家の中ではいつもえらそうにしているし、職場でも優等生なのに、恋人といるときには、まるで別人のように甘えるのが長男です。
人前では「きちんとした人」として振舞いたいという思いが強い長男ですが、たまには人に甘えたいというのが人間です。

とくに恋人からは全肯定されたいものです。
しかし、小さい頃から甘えることに慣れていない長男は、どこまで甘えていいのか、そして甘え方がわかりません。

甘えベタの長男は、過剰に甘えてしまうので、甘えん坊に見えてしまうのかもしれません。

恋愛傾向②:鈍感

いい意味で鷹揚なところがある長男は、恋愛に関してかなり鈍感な面があります。
せっかくこちらからアプローチしているのに、なかなか気づいてくれず、友人から話を聞いて「え!?そうだったの」ということもたびたび。

付き合っても、女性の気持ちに鈍感なところがあるので、なんで彼女の機嫌が悪いのかわからないというのも長男の特徴です。

恋愛傾向③:浮気はしない

長男ですから、しっかり者、責任感のある人間として、親に育てられています。
そのため、悪ふざけをしたり、チャラチャラしたりしたところがないのが特徴です。

長男の気質の基本は、一途で真面目なところですから、中途半端な浮気心で他の女性と付き合ったり、二股をかけたりすることはありません。
どちらかというと硬派なタイプなので、女性と付き合うにしても真剣に考えており、浮気する心配は非常に低いでしょう。

恋愛傾向④:束縛されることが嫌い

長男は、幼いころからいろいろなことを自分で決めてきて、それに弟妹が従ってきたという構図ができあがっています。
自分自身のコントロールは、十分できているという自負があるのです。

そのため、恋人であろうが自分のペースに対して干渉されるのを嫌います。
とくに、いつもベッタリで、束縛してくる女性に対しては、うんざりする傾向が強いようです。

お互いに自分自身の時間を大切にしあって、充実した関係を保ちたいと考えています。

恋愛傾向⑤:マザコンの気がある

長男は、最初の子供ですから親の愛情を100%受けて育っています。
とくに、母親の愛情は強いものでしょう。

そのため、父親に対してよりも母親に対する親密感が強く、少々マザコンの気があるかもしれません。
とはいっても、男性のほとんどはマザコンだと思っていいでしょう。

とくに長男は、母親のような包容力を持った女性を好む傾向があります。
女性を守ってあげたいという強い気持ちと、逆に自分のことを受け止めてもらいたいという気持ちを同時に持っています。

長男と相性がいいカップルになるタイプ

長男の好きなタイプ

では、長男と相性が良いタイプをみていきましょう。

①一般常識がある人

自分が長男として、しっかりしているので、適当な考えや常識はずれな行動をとる人に対して、異常なまでの違和感を持ちます。
とくに恋愛関係に発展していくなかで、相手の女性の行動が常識はずれだと不安に感じてしまいます。

安心感や信頼関係を大切にする長男は、最低限のマナーを身につけている女性、一般常識に外れた行いをしない女性を好む傾向にあります。

②礼儀正しい人

相手に対して、必要最低限のマナーを持って接する人というのが長男の恋愛対象に対する条件です。
礼儀正しく挨拶ができる、誰に見られても恥ずかしくない行動がとれる、ルールを守れるということがポイントになります。

礼儀正しい女性は、自分の親にとっても好印象を与えるものです。
親を大切にしてもらいたい長男としては、礼儀をわきまえない女性と付き合うのは、将来苦労すると考えてしまいます。

③癒される人

常に責任感があり、まわりのリーダーシップをとってきた長男にとって、ホッとしたいとき、癒されたいときが必ずあります。
自分のことばかり喋る女性ではなく、ときには男性の話をじっくり聞いてくれる女性に長男は癒しを感じるでしょう。

また、自分のことを理解しようと一生懸命努力してくれる女性、自分を大切にしてくれる女性に対しては、全力で応えようとするのも長男の特徴です。

④価値観が合う人

恋人時代は、楽しければいいと考えてお付き合いしますが、いざ結婚を意識した場合、長男は「この女性と価値観があるかどうか」を最優先に考えます。
ここでの価値観には、金銭感覚、仕事観、どのような子育てをするのか、お互いの親とのスタンスなど、すべてが含まれます。

結婚を真面目にとらえる長男は、パートナーとなる女性に「価値観が同じであること」を求め、世間からもきちんと認められる家庭を築きたいと考えています。

長男との付き合い方のポイントは「親しき仲にも礼儀あり」

長男の好む礼儀正しい女性

両親の期待を一身に背負い、弟妹を導くリーダーとして振舞ってきた長男は、責任感も人一倍あり、どんなことに対しても「きちんとしたい」という気持ちが染みついているのです。
そして、同時に相手に対しても、この「きちんと感」を求める気持ちが強いようです。

気になる男性が長男だった場合、まず「きちんと感」を前面に出しましょう。
たとえ恋人同士になったとしても、相手のテリトリーにズカズカ入り込むといったことがないように、常に「親しき仲にも礼儀あり」を意識しておくことです。

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ライター
noel編集部

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