日焼け止めの塗り直ししてる?顔や体の塗り直し方法&便利アイテム13選
紫外線が強くなっていると言われる近年、日焼け止めは一年を通して使うのが常識になりつつあります。 しかし、日焼け止めを朝に塗ったきり、一日を過ごす人もいます。 日焼け止めを毎日使っていても、使い方を間違っていると効果が期待できません。 そこで今回は、日焼け止めの塗り方、選び方、塗り直し方などを紹介します。 日焼け止めの使い方を見直してみませんか?
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日焼け止めは塗り直し必須!効果の持続時間って?
日焼け止めを購入する時に、必ず目にするのが「SPF」と「PA」という表示です。
この数値が高ければ、日焼けしないと単純に考えて選んでいませんか?
確かに、数値が高ければ、日焼けしにくくなります。
そして、日焼け止めにどのくらいの持続力があるかも、この数値でわかります。
例えば「SPF 20+」とあれば、日焼け止めなしで日光にあたった際に、日焼けするまでの時間を20倍に伸ばせるという意味です。
わかりやすく説明すると、例えば日焼けしにくい人が、日焼けするまでに20分かかるとします。
20分×20倍で400分。
400分ということは、約7時間持続するということです。
そうなると、朝に一回塗れば充分だと思われますが、人は汗をかいたり、手で触れて日焼け止めが剥がれたり、塗り方によって持続時間は短くなります。
「PA」は、PA + 1は効果がある、PA++ はかなり効果がある、PA+++は 非常に効果がある、PA++++ は極めて高い効果があるという表示です。
メイクの上からできる◎顔の日焼け止めの塗り直し方
外出時に、メイクと日焼け止めの塗り直しを簡単にする方法を紹介します。
①リップを塗る
日焼け止めの塗り直しで忘れやすいのが唇です。
唇の皮は皮膚より薄く、紫外線のダメージを受けやすい部分。
まずは、UVカットが入ったリップで唇を塗りましょう。
通常のメイク直しと同じく、口紅を塗り直します。
その上から、UVカットの入ったリップを重ねづけすればOKです。
②ベースを塗り直し
日焼け止めタイプのプライマリーを手の甲に取ります。
適量取ったら、パフで軽く伸ばします。
メイクのヨレた部分から、パフで拭きとるようにしていきましょう。
その後、Tゾーンを中心に、目の周りはホの字を描くように伸ばしていきます。
目の下はマスカラやアイシャドウが残りやすいので、特に綺麗にしていきます。
ベースは、パウダーインのものが使いやすくおすすめです。
③メイク直し
日焼け止め用のプライマリーでベースを塗り直ししたら、ファンデーションの塗り直しをします。
この時、使いやすいがクリームファンデです。
ベースと相性が良く、メイク直しも短時間で完了します。
メイク直しする時には、目の周り、鼻の周り、顔の中心が特に崩れやすいので、重点的に。
その時、パフを折り曲げるように使うと細かい部分まで簡単に塗り直しがしやすいでしょう。
この手順で行えば、5分以内にメイク直しと日焼け止めの塗り直しができます。
塗り忘れ注意!体の日焼け止めの塗り直し方
顔だけではなくボディも日焼け止めの塗り直しが必要です。
正しい塗り直し方法を見ていきます。
クリームタイプの日焼け止めの塗り方
スプレータイプの日焼け止めの塗り方
①日焼け止めを正しく塗る
身体に日焼け止めを塗る時には、まずは正しく塗ることが大切です。
初めに手のひらに日焼け止めを取ります。
この時、一円玉位の大きさが適量。
両手でしっかり馴染ませて、肌全体に塗り込んでいきます。
円を描くようにムラなく塗り込みましょう。
日焼け止めの塗り忘れの多い個所は、耳、足の甲、身体の側面、ひじやひざの裏側です。
忘れずに、それらの場所も塗り込んでおきましょう。
②水分をふき取り塗り直す
汗をかいたり、水に入ったりした場合は、タオルできちんと拭き取ります。
塗り直しは皮膚が見えている部分に行います。
最初に日焼け止めを塗った時と同じ量を手にとって、塗り込んでいきましょう。
例えば、腕なら、肘から手首まで3箇所、日焼け止めをつけます。
そして、手のひらで円を描くように伸びしていきます。
足も同じようにムラなく塗り込んでいきましょう。
塗り直しは、初めに日焼け止めを塗る時と基本的に同じ方法です。
③塗り直し方法
塗り直し方法は、基本的には最初に塗った方法ですが、背中など一人で塗りにくい時には、スプレータイプの日焼け止めがおすすめです。
スプレータイプは、上下に5回程振ります。
肌から15~20cm程離し、円を描くようにムラなくスプレーしましょう。
スプレーを逆さにしても使えるものが便利です。
忘れがち…頭皮や髪の毛も日焼け止めの塗り直しが必要
髪は、肌よりも2~5倍日焼けする部分と言われています。
紫外線を吸収すると活性酸素が発生し、肌の酸化を招き、髪の毛の場合は地肌を痛めてしまいます。
それらを防止するには、髪のUVケアです。
髪のUVケアグッズは、スーパーやドラッグストアで簡単に手に入ります。
日頃のお手入れとしては、オイルトリートメントがおすすめ。
出掛ける前に髪に馴染ませても、お風呂上りにつけてもOK。
髪のケアとUVケアが両方できます。
その他、スプレーやクリームなど使い勝手の良いものを選びましょう。
また、髪の長い方は、髪をまとめることによって紫外線の当たる面積を小さくし、ダメージを低くする方法もあります。
一番手軽な方法としては、帽子や日傘です。
【シーン別】日焼け止めを塗り直しするタイミングと頻度
日焼け止めの効果は、日焼け止めの種類や使用するシーンによって違います。
具体的に、いつ塗り直せばよいのかを見ていきましょう。
オフィスワークの場合
SPFが高い日焼け止めは、持続時間が高く塗り直しが必要ないと思われますが、SPF値が高すぎるものは日常生活に使用するのには向いていません。
SPF10~20は日常生活で、30~40は軽いレジャー、アウトドア時に、50は炎天下でのレジャーやマリンスポーツなどに適しています。
オフィスは、室内ですが窓から紫外線が入り、通勤時にも日光に当たります。
そのため、朝にメイクをしても、遅くとも14時くらいまでに一度塗り直しすることをおすすめします。
営業など外勤務の場合
外回りの場合は、2時間に一度くらいは塗り直しが必要です。
外では直射日光はもちろん、アスファルトの照り返し、汗や皮脂による崩れなど、様々な要因によって日焼け止めが落ちてしまいます。
特に、外出時には、汗をかいてハンカチで首元や額を拭くこともあるでしょう。
早めに日焼け止めを塗り直しておけば安心です。
塗り直しを最小限に♡日焼け止めを選ぶときのポイント
塗り直しするのは面倒という方に、おすすめの日焼け止めの選び方を紹介します。
- SPF値、PA値で選ぶ
- テクスチャーで選ぶ
- 化粧品と併用できるものを選ぶ
具体的に選び方を見ていきましょう。
①SPF値、PA値で選ぶ
日焼け止めをチョイスする時の基本は、SPF値、PA値です。
日常的に使う日焼け止めなら、SPF15~30、PA++程度で充分です。
野外でのレジャーや夏のバカンスでは、SPF30~50、PA++++の高いプロテクトの日焼け止めを選びます。
仕事で外まわりが多い、汗をかきやすい体質の方は、ウォータープルーフタイプがおすすめです。
②テクスチャーで選ぶ
使い心地で選びましょう。
日焼け止めには、サラッとした液状タイプのものや、ドロッとしたトロミのあるタイプなど様々です。
使い心地が良くないと、日焼け止めを塗っても塗りムラができてしまい、日焼け止めの効果を存分に発揮できません。
軽く伸びるタイプなら、忙しくて日焼け止めを塗る時間を取りたくないと思う方でも、簡単に短時間で塗ることができます。
③化粧品と併用できるものを選ぶ
女性は化粧品と一緒に使用することが多いので、化粧品との相性で選びましょう。
塗り直しする時間があまり取れない方は、化粧品を紫外線カット配合のものに、メイクオフを簡単に行いたい方は、日焼け止めも石鹸だけで落とせるものにしましょう。
また、小さな子供がいる方は、肌が触れても刺激が少ないものがおすすめです。
メイクの上からでも簡単◎塗り直しに便利な日焼け止め&おすすめコスメ13選
メイクをしていても、アフターケアが楽ちんな日焼け止めを紹介します。
日焼け止めスプレー
①ラロッシュポゼ UVイデア XL プロテクションミスト SPF50/PA++++ 50g
外出先で日焼け止めを塗り直すのは一苦労。
しかし、スプレータイプの日焼け止めなら塗り直しが簡単です。
洗面所などでスプレーを出して、顔にひと吹きするだけです。
スプレーする前に、皮脂やメイクを軽くティッシュでオフするだけでOK。
いつものメイク直しのついでに塗り直しも完了します。
手も汚れないところが嬉しいですね。
②アネッサ パーフェクトUVスプレー SPF50+/PA++++
スプレー式の日焼け止めのメリットは、360度ムラなく肌に塗れることです。
それによって、塗り直しの手間も省けるでしょう。
アクアブースター技術により、汗や水に触れることでUVブロックの膜が均一になります。
また、石鹸で簡単に落とせるのも嬉しいメリットです。
③紫外線予報 メイクを守るUVスプレー60g
メイクをした後にスプレーするだけで、メイク崩れを防ぎ紫外線もカット。
べたつきがなく、つけ心地もばっちりです。
また、汗や水、皮脂に強いウォータープルーフタイプで、夏の暑い日にも安心。
メイク崩れを防止してくれるので、メイク直しや日焼け止めの塗り直しの頻度も少なくなります。
④スキンアクア日焼け止め トーンアップUVスプレー
ウォータープルーフタイプの日焼け止めです。
汗をかいても水に強いので、塗り直しする手間も省けます。
また、保湿成分が配合されており、肌の潤いを保ちながら紫外線もカット。
香りはサボンの香りで、使うたびに癒されるでしょう。
顔だけではなく身体にも使えて便利です。
⑤ラフラ エッセンス UVミスト 200g SPF50+ PA++++
スプレーを逆さまにしても使えるので、見えにくい背中や髪にも届きやすくなっています。
スプレーしても白くなりにくく、見た目的にもばっちりです。
石鹸で簡単に落ちるので子供にも使えます。
紫外線をカットする成分だけではなく、美容成分も配合されている所もおすすめポイントです。
日焼け止めパウダー
①ドクターシーラボ エンリッチリフト UVパウダー EX50+
普段のメイクの上から、サッと塗るパウダータイプの日焼け止めです。
パウダータイプなので、塗り直しする時も化粧直しの要領で行えばOKです。
紫外線はもちろん、ブルーライトもカット。
肌に美容効果があるコラーゲンやベビーコラーゲン、フィルムを配合し、ハリのある肌に。
②ミネラルサンスクリーン/シマー日焼け止めパウダー
メイクの上からパウダーをつけるだけで、手を汚さず日焼け止めの塗り直しが可能です。
手が汚れないのもメリット。
セラミドやヒアルロン酸が贅沢に配合されていることで、美肌効果も期待できます。
パウダータイプは乾燥しやすいと言われていますが、その課題も解消。
ミネラル粒子で肌に触れる部分を、セラミドなどでコーティングすることで乾燥しにくくなっています。
③プライバシー UVフェイスパウダー50 フォープラス 3.5g
透明パウダーにより、白浮きしません。
通常、日焼け止めは2~3時間おきに塗り直しした方がよいと言われていますが、このパウダーなら何度塗り直しても透き通る肌を実現します。
付属しているパフは優しい肌触りで、何度も洗って使用でき経済的。
④オルビスサンスクリーン(R) パウダー リフィル(パフ付)
ウォータープルーフ仕様で、レジャーにも使えるパウダータイプの日焼け止めです。
UVカット力が強く、塗り直しする頻度を減らすこともできます。
このパウダーは皮脂を吸う事で明るくなる性質があり、塗り直しするたびに明るい肌に。
また、塗り直ししても厚塗りにならない点もメリットです。
⑤ミネラルファンデ エステパウダー サンブロック 15g
無添加の日焼け止め用パウダーです。
そのため、合成界面活性剤や防腐剤は入っていません。
メイクオフの時にも石鹸で落とせます。
万が一、つけたまま寝てしまっても安心です。
天然の紫外線防御剤の酸化チタンにより、紫外線からお肌を守り、天然由来の保湿成分も配合。
塗り直しても自然な肌が続きます。
日焼け止めリップ
①ブリサ マリーナ 日焼け止めUVリップ(クリア)
SPF32でPA++++と唇をしっかり守ってくれます。
肌は日焼け止めを塗っても、唇は見落としがち。
このリップは保湿成分を配合し、ウォータープルーフ処方でレジャーにも対応。
日焼けでかさつく唇に一塗りするだけ。
手軽に唇を日焼けから守ってくれます。
②スキンアクア リップケア UV
べたつきがなく、唇にスッと馴染む、なめからな使用感のリップクリームです。
4つの潤い成分配合で、乾燥しがちな唇に潤いを与えてくれます。
日常使いからレジャーまで手軽にUVケアができます。
コンパクトで化粧ポーチにもすっきり収納でき、塗り直しも楽々です。
③カントリー&ストリーム UVリップクリームHM
紫外線を防止し、乾燥からも唇を守るUVと保湿のダブル効果を発揮する日焼け止め用リップです。
はちみつなど7種類の保湿成分配合。
リップを塗ることによって、口紅のノリをよくし、発色も促します。
日焼け止めはこまめな塗り直しがポイント
日焼け止めは塗ることも大切ですが、塗り直しも大きなポイントです。
しっかり塗っても、その後放置していると、効果も薄れてしまいます。
こまめにアフターフォローすれば、日焼け止めの効果も最大限に引き出すことができます。
日焼け止めを正しく塗って、きちんと塗り直しをして、シミのない美肌を目指しましょう。
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