目をそらす男性の6つの心理とそらす方向に隠された意味とは

目をそらす男性心理

では、目をそらす男性の心理をみていきましょう。
目をそらす男性には、以下の心理が考えられるでしょう。

1. 好意があって見つめていたのを隠すため
2. 照れ隠しのため
3. 緊張して人の目を見ることができないため
4. 嘘をついているなどやましいことがあるため
5. 相手を嫌っているため
6. 好意があると勘違いされないようにするため

続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。

心理①：好意があって見つめていたのを隠すため

女性もそうかもしれませんが、男性は想いを寄せる相手のことは、つい見つめてしまう傾向があるようです。
つい目で追ってしまう、好きな人の表情を見ていたいという心理からくる行動かもしれませんね。

とはいえ、見つめていることが相手に気付かれてしまうと「好きな気持ちがバレてしまうのでは」と感じるようです。
そのため、見つめていたことがバレてしまわないよう、目をそらすことがあります。

好意は抱いているものの、自分から話しかけることができず、つい目で追ってばかりというシャイな性格の人に多い行動かもしれません。

心理②： 照れ隠しのため

好意を抱いている人に見つめられて、つい照れてしまう男性もいるようです。
見つめられたり、目が合ったりすること自体は嬉しいようですが、それを上手に表現できないのかもしれません。

顔が赤くなっていたり、まんざらでもなさそうな態度であったりすれば、照れ隠しだと判断できるでしょう。

心理③：緊張して人の目を見ることができないため

人に見られるのを苦手に感じていたり、人見知りな性格であったりすることが原因で、目をそらすこともあるようです。
特別、相手を嫌っているわけではないのですが、どうしても目を見て話せないという人もいます。

特に、出会ったばかりでそれほど話したことがなかったり、自分よりも目上の立場の相手だったりすると、緊張してしまうことがあるようです。

このパターンの場合、会話する時間を増やして、少しずつお互いのことを知っていくうちに段々と目を見てくれるようになるかもしれません。

心理④：嘘をついているなどやましいことがあるため

嘘をついていたり、隠し事をしていたりする場合も、目をそらすことがあるようです。
後ろめたいことがあるため、人の目を見て話をすることを拒んでいるサインなのかもしれません。

また、嘘をついた時に思わず目が泳いでしまうという人もいるでしょう。目をそらすことで、目が泳ぐのをバレるのを防いでいるということも考えられます。

目をそらすだけでなく、口調が焦っているようであったり、冷や汗をかいたりしているようであれば、何かやましいことがあるのかもしれませんね。

心理⑤：相手を嫌っているため

相手を嫌っている場合も、思わず目をそらすことがあるようです。
嫌いな相手のことは、眼中にすら入れたくないという心理からきているのでしょう。

この場合、もし何か心当たりがあるようであれば素直に謝るといいでしょう。
相手の態度が軟化して、目を合わせてくれるようになるかもしれません。

また、あえて目線を合わせるといったことはしない方がよさそうです。
余計に相手から嫌がられてしまうおそれがあります。

相手を嫌っている場合、目をそらすほかに話しかけてもそっけない対応であったり、話を早く切り上げたりといった傾向があるようです。

心理⑥：好意があると勘違いされないようにするため

自分のことを見つめていたと分かると、もしかして好意があるのかもと感じる人もいるのではないでしょうか。
わざとではなかったとしても、ちょっとドキッとしてしまいますよね。

そんな誤解を解くために、あえて目をそらす人もいるようです。
その気はないということをアピールしたいのでしょう。

嫌っているというわけではないようなので、この場合、目をそらしていても、普段通り接してくれるはずです。

目をそらす方向で気持ちを読み解く！

では、目をそらす方向によって、男性がどのような気持ちを抱いているのかを見ていきましょう。

上にそらす

目線を真上にそらす男性は、自信や野心にあふれている傾向があるようです。
また、無意識のうちに相手よりも自分の方が上だと感じている可能性もあるでしょう。

さらに、将来のことやこれから起こることを予想したり、話している人との明るい未来をイメージしたりといった心理も考えられます。
女性と話している時に、デートに誘ってみたい、お付き合いしたいなどと感じている場合は、自然と目線が上向きになるかもしれません。

左上にそらす

左上に目をそらす人は、過去の経験を映像として思い出そうとしている可能性があります。

左上を見つめる、目をそらしている時、自然と左半身を司っている右脳が働いているのです。

右脳は映像を思い起こす力や想像力など、感覚的な役割を担っています。
話の流れで、以前訪れた場所や体験したことをイメージしているのかもしれませんね。

右上にそらす

右上に目をそらす場合、嘘や言い訳を考えている心理が挙げられます。
自分にとって都合の悪い出来事が起こり、その出来事をどう切り抜けるかを考えている可能性があります。

男性の様子がなんだか怪しいと思った時に、もし何度もまばたきをしたり、目が泳いだりしている時は、嘘をついている可能性があるでしょう。

下にそらす

目線を真下にそらす場合は、自分に自信がないと感じているようです。
何か悩んでいることがあったり、失敗して自信をなくしたりしている時などは、ついうつむきがちになるでしょう。

また、性格的に優柔不断であったり、自分の意見を他人にうまく歌えられなかったり、いつもオドオドしていたりといったことが挙げられます。

自分に自信がないためにその人と接するのに尻込みしていたり、自身のなさから相手に恐怖を感じていたりするかもしれません。

恋愛においては、その女性に見合う男性ではないと感じて、つい下に目をそらすことがあるようです。
好意があるものの、アピールするだけの自信がなく、つい目線が下にいってしまうのかもしれません。

左下にそらす

左下に目をそらす仕草をする場合、何かに悩んでいるといった心理が挙げられるでしょう。
決断できずに迷っている場合や、優柔不断な状態になっている時は、つい右下に目をそらす傾向があるようです。

また、自分にとって都合の悪い質問をされたり、気まずさを感じていて、何か打開策を考えようとしていたりすることもあるでしょう。
こうした場合、相手の次の行動をじっくり待つように心がけるといいヵもしれません。

万が一急かしてしまうと、余計に相手が焦ってうつむいてしまい、物事が進まなくなる可能性があります。

右下にそらす

右下に目をそらす行動には、嫌な思い出やトラウマを思い出しているといった心理が挙げられます。
昔体験した苦い思い出や、できれば思い出したくなかった出来事、今もトラウマになっていることなどが忘れられないでいるのでしょう。

もし会話中に、右下に目をそらされた場合は、それ以上話を掘り下げない方がいいでしょう。
相手の抱えているトラウマを刺激してしまい、さらに心を閉ざしてしまう可能性があります。

左にそらす

左側に目をそらすのは、相手に興味がないという気持ちの表れのようです。
話している途中に、まっすぐ左に目をそらす男性は、脈ありと判断してもいいかもしれません。

話を早く切り上げたい、または楽しいことをイメージするのに夢中で相手の話をあまり聞いていないという気持ちの表れのようです。

右にそらす

目線をまっすぐ右に目をそらす場合も、左に目をそらすのと同じように相手に興味がないという心理の表れです。
むしろ、左に目をそらすよりも相手に対してよく思っていなかったり、嫌っていたりする可能性があるでしょう。

もし目線を左右どちらかにそられる場合は、むやみに顔をこちらに向かせることはせず、相手の気持ちを汲み取ってしつこくしないことをおすすめします。

目をそらす男性への接し方！

では、目をそらす男性への接し方をみていきましょう。
目をそらす男性への接し方には、以下のものがあります。

1. 耳や鼻など目ではない部分を見ながら接する
2. できるだけ笑顔で接する
3. 直接話すのではなくメールやLINEでやりとりする

続いて、目をそらす男性への接し方を、それぞれ詳しくみていきます。

接し方①：耳や鼻など目ではない部分を見ながら接する

目をそらす男性には、目をあまりじっと見ないようにするといいでしょう。
たとえば、鼻や耳といった、目以外の顔のパーツや顔に近い部分を見つめるのがおすすめです。

相手の顔すら見ないというのは、相手に対して興味がない、または話をちゃんと聞いていないといった印象を与えてしまう可能性があります。
目に近いけれど、目ではない部分を見るようにすることで、相手もじっと見つめられていないことに安心して緊張がほぐれ、目をそらす回数が少なくなるかもしれません。

接し方②：できるだけ笑顔で接する

相手が目をそらす行為をしてきても、笑顔で接することを心がけることで、相手の警戒心を解くことができるでしょう。
あなたの笑顔に男性も感化されて、笑顔で接してくれるようになるかもしれません。

笑顔で接することで相手に好印象を与えることができるでしょう。
また、目をそらす男性の中には、目をそらすのが癖になっている人もいます。

癖とはいっても、目をそらす好意は相手に対して不快感を与えてしまうということを自覚している男性は少なくないようです。
そのため、無意識とはいえ目をそらすことに対して罪悪感のある男性もいるでしょう。

そんな中、目をそらしても笑顔で接してくれる女性は、そんな自分の悪い癖も優しく受け止めてくれそうだと感じるのかもしれません。
また、つい目をそらしてしまい、内心気まずいと思っても、笑顔でいてくれることで安心感を覚えるようです。

接し方③：直接話すのではなくメールやLINEでやりとりする

直接顔を合わせると目をそらす男性には、会って話すよりもまずメールやLINEで仲を深めてみるといいかもしれません。
メールになると、直接話すよりも饒舌に話してくれるかもしれませんよ。

メールやLINEでやりとりをする場合、返信ペースは相手に合わせるようにするといいでしょう。
文章でやりとりをするうちに、少しずつ打ち解けた雰囲気になり、直接会った時も目をそらすことなく話してくれるようになるでしょう。

関係を深めたいからといって、焦ってたくさん話しかけてしまうと、かえって男性を警戒させてしまう可能性も。
時間をかけてじっくりと中を深めることを意識してみるといいでしょう。

目をそらす男性には、上記のような接し方をすることで、関係を深めていけるかもしれません。
ぜひ試してみてくださいね。

女性のお悩み解決！目をそらす癖を直したい！

では、目をそらす癖を直す方法をみていきましょう。
目をそらす癖を直す方法には、以下のものがあります。

1. 目ではなく鼻に焦点を当てて見るようにする
2. 相づちを打つ・打たれる瞬間に相手の目を見つめる
3. 自分に自信をつける

続いて、目をそらす癖を直す方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法①：目ではなく鼻に焦点を当てて見るようにする

つい目をそらす癖がある人が理解しておきたいのが、必ずしも人の目をじっと見つめなければならないというわけではないということです。
人によっては、じっと見つめられることに緊張を感じたり、不快な思いをしたり、居心地が悪いと感じたりすることもあるようです。

そのため、あまりじっと見つめるというのは、仲を深めるどころか逆効果になる可能性もあります。
そこで、目ではなく鼻や耳、首もとなど、あえて目ではない部分を見つめるよう意識してみるといいでしょう。

直接目を見ているわけではないので、相手からの視線を感じにくく、目をそらす行為が段々減ってくるかもしれません。

方法②：相づちを打つ・打たれる瞬間に相手の目を見つめる

相手との会話中、自分が相づちを打つ、または打たれた瞬間だけ目を見つめるようにするのも効果的です。
もし目をそらす癖があったとしても、相手の話の途中など、大事なポイントできちんと相手を見つめることができていれば、相手に「あなたの話をきちんと聞いています」とアピールすることができます。

目をそらされる側としては、目をそらされることで自分の話に興味がないのかな、嫌われているのかなと感じてしまうことがあるため、そうした不安を払拭してあげることが大切です。
話の合間に少しずつ目を見るようにすることで、自然と目をそらす回数が減っていくかもしれません。

方法③：自分に自信をつける

自分に自信がなく「こんな私なんて」と常日頃から自分を責めてしまっている女性は、人と話をしているときや、人に見られていると感じると、つい目線を外してしまう傾向があります。

見られることで、自分のダメな部分まで見透かされてしまう、また外見に自信がない場合、単純に「顔を見られたくない」と感じてしまうようです。
こうした場合、自分自身の内面から考え方を変えていく必要があります。

最も効果的なのは自分に自信をつけることです。
今の自分を好きになり、ありのままの私で大丈夫と思えるようになった時、自然と人と目を合わせることができるようになるかもしれません。

あなたの身近な男性が目をそらす心理はどれに当てはまる？

目をそらすという行動ひとつとっても、このようにさまざまな心理があります。
好意を抱かれていることもあれば、嫌われてしまっている可能性も考えられるので、男性が目をそらす方向を確かめたり、効果的な接し方をしてみたりするといいでしょう。

目をそらす仕草が段々と少なくなり、あなたの目を見てくれるようになるかもしれませんよ。