そばかすの原因とは？そばかすを改善/予防する方法＆隠すメイク術

そばかすができる・目立つ原因

では、そばかすができたり、目立つ原因とはなんでしょうか？
これからそばかすができたり目立つ原因を紹介します。

そばかすができる原因

そばかすの原因は、遺伝的なものです。
3歳ぐらいから目立ち始めて、思春期に濃くなりその後年を重ねていくと薄くなったり、消えたりします。

遺伝的に紫外線に対して、黒髪の人は褐色や黒色の色素であるユーメラニン含有率が高いため、紫外線の刺激に強い傾向です。
黄色や赤色の色素であるフェオメラニンが多い赤みがかった髪で、色白な肌の人は紫外線の刺激に弱いといわれます。

このフェオメラニンの色素を遺伝的に持っていることが原因で、そばかすができやすいのです。
日本人は黒髪の人が多いので、そばかすができにくいと言われますが、色白な人や髪の色が薄い人にはそばかすができることもありますよ。

そばかすが目立つ原因

遺伝が原因のそばかすは、大人になると薄くなっていくことが多いです。
大人になってから子供頃より濃くなり目立ってきたなら、紫外線によるものやスキンケアの問題が原因かもしれません。

紫外線を浴びてきて、ダメージの蓄積が原因でしみも出てくる上にそばかすも濃くなります。
スキンケアが原因の場合は、肌に合っていない基礎化粧品や、スキンケアの時に肌を叩いたり擦ったりと刺激を与えていたりする、ダメージによるものです。

特に20代の肌が綺麗な年頃に、過度なケアや日焼け止めを塗っていなかったことで、後からそばかすやシミが目立ってきてしまうでしょう。

そばかすを改善する方法

では、そばかすを改善する方法とはどのようなものでしょうか？
これからそばかすを改善する方法を紹介します。

1. 紫外線から肌を守る
2. 保湿をきちんと
3. 美白化粧品を使う
4. 肌に刺激を与えない

方法①紫外線から肌を守る

そばかすは紫外線のダメージが原因で濃くなるので、現状よりひどくならないために、しっかりと紫外線から肌を守ることが大切です。
紫外線に刺激される、しみやそばかすの原因のメラニン色素が生成されるの防ぐためには、肌から紫外線をガードするのが基本でしょう。

日差しの強いときは、日傘やツバのある帽子をかぶり、露出している肌には日焼け止めクリームで紫外線対策をしましょう。
薄手のカーディガンやストールも、UVカットしてくれるアイテムもあるので、外出するときにはUVカット効果のある薄手の羽織ものを持っていると安心ですね。

方法②保湿をきちんと

そばかすを改善するには、肌を適切に保湿して健康な状態を保つことも重要です。
保湿は、肌を守るバリアの役割を持ちます。

乾燥が原因で、紫外線などの外的ダメージを直に肌に与えることになり、刺激を受けやすい状態となってしまうでしょう。
適度に肌が潤い、保湿されていれば新しいダメージを受けにくいのです。

強い日差しの中で日焼けしてしまった場合も、肌を冷やして保湿をすることがダメージを軽減する対策になりますよ。

方法③美白化粧品を使う

そばかすが気になってきたら、美白化粧品を使うことをおすすめします。
美白化粧品の有効成分には、そばかすやしみを予防するビタミンC誘導体やアルブチンやトラネキサム酸などがありますよ。

そばかすやしみを薄くするのは、ビタミンC誘導体や4MSKやプラセンタエキスなどです。
どの成分が自分に合うかわからない場合、敏感肌向けや乾燥肌向けなど肌質に合わせた化粧品を選ぶとトラブルは少ないでしょう。

医薬部外品や薬用などの記載があるものは、有効成分がきちんと入っている目安となるので、ぜひチェックしてみてください。

方法④肌に刺激を与えない

肌に刺激を与えることも、さらなるそばかすやしみの原因となります。
スキンケア時やメイクの際は、擦ったり叩いたりとなにかと刺激しやすいので注意しましょう。

擦ったりすると摩擦により、目に見えない傷を負うことが原因で色素沈着し、そばかすやしみに見えることもあります。
クレンジングは泡やクリーム越しに触れるくらいの意識で、肌を直接ゴシゴシしないようにしましょう。

汚れが落ちるか不安なら、入浴や温かいタオルで温めてからクレンジングすると、優しく洗っても問題なく落とせますよ。

「そばかす」と「しみ」の違いって？

そばかすとしみの違いは、そばかすは大きさ4㎜以下の大きさの遺伝が原因のもので、しみは大きさは様々あり紫外線のダメージが蓄積することなどでできる後天的な原因です。
また、そばかすもしみの一種であり、しみといってもたくさんの種類がありますよ。

ホルモンの影響で起こりやすい肝斑や、ニキビあとや傷あとが残った炎症後色素沈着、紫外線を浴びたことでできる老人性色素斑がしみの種類です。
老人性色素斑は、40代後半で出やすいですが、若い頃に浴びた紫外線の量によって出かたは変わります。

そばかすにも紫外線の影響は大きいので、しみにもそばかすにも早めの対策が必要です。

そばかすやしみを隠すメイク術♡

では、そばかすやしみを隠すメイク術とはどのようなものでしょうか？
これからそばかすやしみを隠すメイク術を紹介します。

①コンシーラー

そばかすやしみを隠すの代表的なアイテムは、コンシーラー です。
濃くなったそばかすを隠すには、ペンシルやスティックの固形コンシーラー の高いカバー力のものをおすすめします。

固形コンシーラー は、ピンポイントに隠すのに優れているので濃いそばかすだけを隠し、全体的に厚塗りにならずに済むでしょう。
薄く広範囲なそばかすなら、伸びのいいクリームやリキッドタイプが自然に見えます。

どちらのタイプのコンシーラー も、自分の肌になじむ色を使うのがポイントです。
色が違うと厚塗りや不自然に見えるので注意して下さいね。

②コントロールカラー

メイク下地に、コントロールカラーを使うことでそばかすを隠すことができます。
コントロールカラーは、肌の色を統一して色ムラをなくすことで、肌を綺麗に見せることができますよ。

色を選べば、そばかすも目立たなくできるでしょう。
そばかすやしみの茶色を補正するのは、オレンジやアプリコットのコントロールカラー。

オレンジ系の色が肌とそばかすやしみとの境目をぼかし、薄く見せます。
上にファンデーションをのせれば、薄いそばかすなら隠れ、濃くても目立ちにくくなりますよ。

色白の人は顔全体に塗ると暗くなってしまうので、そばかすが気になる頬の周りだけにコントロールカラーを、あとは通常の下地を使うと自然な仕上がりです。

③BBクリーム

気になるそばかすには、下地にBBクリームを使うのもおすすめです。
美容クリーム、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、日焼け止めと全部入りも多く、BBクリーム一本でベースメイクが完成する万能アイテムですよ。

ファンデーションやコンシーラー の機能があるため、普通の化粧下地よりもカバー力が優れています。
BBクリームを下地に、上からファンデーションを重ねることで広範囲のそばかすも隠せるでしょう。

厚塗りが心配なら、そばかす部分にだけBBクリームを使うのがいいですね。

④ファンデーション

そばかすは、カバー力のあるファンデーションでも隠せます。
ファンデーションの種類でカバー力が高い順番は、1番は硬めのテクスチャーのクリーム、2番目に伸びて密着度の高いリキッド、3番目はお直しにも使えるパウダーの順です。

濃いそばかすならクリームファンデーション、薄いそばかすならリキッドタイプ、重ねて使いたいならパウダーと、自分に合ったファンデーションを使うといいでしょう。
また、今はリキッドタイプのファンデーションがあらかじめスポンジに染み込ませてある、クッションタイプも人気です。

ポンポンとのせていくので、隠したいそばかすにポイント使いもできますよ。

⑤チーク

チークはそばかすを完全に隠すわけではないですが、肌に馴染ませて目立たなくする効果があります。
肌とそばかすが馴染みやすいのは、コーラルやアプリコットなどのオレンジ系のカラー。

オレンジ系チークには、茶色を目立たなくさせる効果があるので、頬のそばかすにぴったりです。
オレンジチークから透けるそばかすは、元気で素朴なかわいらしさがあります。

そばかすを隠すのではなく、オレンジチークで生かせば、気になるそばかすもチャームポイントになりますよ。

そばかすやしみを予防する方法

では、そばかすやしみを予防する方法とはどのようなものでしょうか？
これからそばかすやしみを予防する方法を紹介します

1. 一年中UVケアを
2. バランスのいい食事
3. 充分な睡眠とストレスのない生活

予防①一年中UVケアを

そばかすを濃くする原因である、紫外線を肌に当てないためには一年中UVケアをすることが予防になります。
紫外線が強い夏以外は、ついつい日焼け止めを塗らずに外出することもあるでしょう。

季節によって紫外線が降り注ぐ量の違いはありますが、紫外線は一年中出ています。
日焼け止めは、どんな季節であっても忘れずに塗ることが大切ですよ。

また、日焼け止めも時間が経ってきたなら塗り直しが必要です。
日焼け止めは塗り直す習慣をつけ、紫外線から肌を守りましょう。

予防②バランスのいい食事

そばかすを予防するには、バランスのいい食事でダメージに強い肌を作る事も重要です。
紫外線などのしみそばかすの原因も、肌が健康で若々しければ、ダメージを軽減することができます。

健康な肌を作るには、日々のバランスのいい食事ですよ。
特にメラニン生成を抑えるビタミンC、血流をよくするビタミンEなど、ビタミン類にはしみそばかすに効果があるものが沢山あります。

ビタミン類をとったり、バランスのいい食事による内側からのアプローチで、そばかすの原因を減らしていきましょう。

予防③充分な睡眠とストレスのない生活

そばかすを予防するためには、充分な睡眠をとってストレスのない生活をおくることも大切ですよ。
睡眠不足やストレスは、ホルモンバランスの崩れの原因となります。

ホルモンバランスが崩れると、肌のターンオーバーが乱れ、肌再生に支障をきたし肌荒れや、ダメージから肌を守るバリア機能が低下して、そばかすの原因となるのです。
バランスのいい食事や、適度な運動をしたり、リラックスする時間を設けてストレスフリーな生活を送りましょう。

肌は深い眠りの時間に再生するため、しっかりと眠れるように、寝る直前のテレビやスマホは控えめがいいですね。

そばかすやしみ予防に効果的な化粧品5選

では、そばかすやしみ予防に効果的な化粧品とはどのようなものがあるでしょうか？
これからそばかすやしみ予防に効果的な化粧品を紹介します。

基礎化粧品

①メンソレータム メラノCC 薬用しみ集中対策美容液

しみやニキビに効果があり、そばかすの予防改善に効果が期待できる薬用美白美容液です。
美白有効成分と、血行促進成分がWで配合されているので、今あるそばかすにも、これからできる原因にもどちらにも効いてくれそうですね。

ロート製薬が薬用として販売しているので、しっかりと有効成分が含まれている安心感もあります。
使用感は、ベタつかないさらっとしたオイルのようなテクスチャーなので、いつものスキンケアに足しても重くなりません。

伸びがよく、ベタつかないのに保湿力もあり、バリア機能も備えていますよ。

②小林製薬 薬用 ソバナCクリーム そばかす対策クリーム

こちらは、そばかす対策のための使いやすい薬用クリームです。
しみに特化した化粧品は多いですが、そばかすのためのクリームは少ないので、このクリームは嬉しいですね。

鼻の周りや頬など、そばかすができやすい広い部位に塗りやすく、伸びがいいクリームになっています。
そばかすの原因である、メラニンの生成を抑えるためしみにも効果があるでしょう。

肌を整えて、清浄に保ち、保湿もしてくれます。
そばかすのために考えて作られたクリームなので、高い効果が期待できるでしょう。

③ソンバーユ 無香料

そばかすに効果的な化粧品は、シンプルながら高機能な馬油です。
古くから皮膚の民間療法薬として使われていた馬油には、そばかす以外にもしみやニキビや肌荒れに効果があるすごい化粧品ですよ。

馬油は人と近い成分を持つので、とても浸透力がよく、油なのに皮膚につくとサラッと溶け出します。
血行促進効果が高く、代謝がアップするので肌再生が活発になり、しみやそばかすの原因を作らせず、濃くなったそばかすも肌再生により薄くしてくれるのです。

熱や抗炎症作用で、日焼けの後にもニキビにも効果があります。
そばかす以外にも肌荒れなどが見られたら、馬油がおすすめですよ。

コスメ

①ダイレクトホワイトdeW 美白ファンデーション

こちらは、そばかすのカバーも予防改善もUVケアもできるリキッドファンデーションです。
ファンデーションでありながら、洗顔後の肌に直に塗っても大丈夫という、忙しい人にぴったりのアイテムですよ。

スキンケアからベースメイクまで一本で出来て、しみやそばかすもカバーと改善が期待できます。
UVカットは、SPF50+・PA+++とそばかすを濃くする原因である紫外線からも、しっかり守ってくれるでしょう。

メイクしながらケアもできる手軽さで、無理なくそばかす対策ができますね。

②トランシーノ 薬用ホワイトニングUVコンシーラー

そばかすやしみを隠しながら、改善と紫外線から守ってくれるコンシーラー です。
薬用なので、そばかすやしみの原因となるメラニンをしっかり抑えてくれるでしょう。

そばかすが目立ったらりあえず隠したいけど、根本的な原因を排除して改善したいのが本当のところ。
このコンシーラー ならピンポイントで隠し、さらに改善が期待できます。

そして、今あるそばかすを酷くしないUVカットもSPF50+　PA++++と強力ですよ。
色はマルチベージュで、幅広い人に合う色味なのでコンシーラー としても優秀です。

【おまけ】かわいいと好印象！？そばかすに対する男性の本音とは

そばかすは本人にとっては悩みのタネですが、実はそばかすのある女性に、男性は好印象を抱いていたりするのです。
しみと違ってそばかすは、あどけない少女のようなかわいらしさを感じるようですよ。

赤毛のアンなど、外国の女の子みたいな印象もあります。
そんなかわいらしさがあることで、素朴で性格がよさそうに見えるそう。

それに、そばかすがある女性は髪の色素が薄かったり、色白で透明感を感じる人も多いです。
本人が気にするよりも、そばかすにはいいイメージを持っている人が多いのでしょう。

メイクで隠しすぎて厚塗りにするよりも、そばかすを生かしたメイクが良い印象かもしれません。

そばかすの原因を減らして理想の肌に近づけましょう

そばかすはかわいらしい印象もありますが、濃くなる原因を減らさないと濃くなるばかりか、老化して見える、しみも出来てしまいます。
そばかすを濃くしないために、しみを作らないためにも改善と予防を日常に取り入れたいですね。

しみそばかす対策をしっかりして、理想の肌に近づけていきましょう！