反省しない人の特徴・心理!反省しない人への上手な接し方とは
ミスをしても同じことを繰り返したり、注意を受けても平気な顔をしてへらへらしている反省しない人もいます。 どれだけこちらが真剣に話をしていても、相手に響くことはなく、こちらばかりがイライラして疲れてしまうこともあるでしょう。 ここでは、反省しない人の特徴や心理を調べ、上手な接し方とはどのようなものがあるのかを紹介していきます。 職場やプライベートで反省しない人と接する機会があれば、是非活かしてみてください。
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反省しない人の特徴・心理
では、反省しない人の特徴・心理にはどんなものがあるでしょうか?
- 自分のことは甘く見る
- 前向きで考えが浅い
- 自信がなく落ち込みやすい
- 自己中心的に考える
- 自分をよく見せたい
- 許してもらえる
- 穿った見方をしている
- 誰かが何とかしてくれる
- なんてことない
- 意地悪されていると勘違いしている
- 小さいころから謝る経験をしてこなかった
- 勝ち負けで考えている
次に、反省しない人の特徴・心理を詳しく見ていきましょう。
①:自分のことは甘く見る
自分に限っては問題ないと勝手に判断を下してしまうでしょう。
指摘を受けるまで誰かのせいにしています。
人がしたことは強く攻め立てることがあっても、自分のことは棚に上げて多めに見てもらおうとするところがあるんだとか。
②:前向きで考えが浅い
ポジティブで自信過剰なうえ、楽天的。
本来は、問題に向き合って、何がダメだったのかを考えていかなくてはいけません。
「次こそはうまくいく」「今回はたまたま運が悪かっただけ」と前向きにしかとらえることができません。
前向きな考えは決して悪いものではありませんが、根拠なく運だよりになっていたり、楽天的に考え続けていては、成長することはありません。
周りが試行錯誤していても、いつものらりくらりと楽をしているばかりです。
③:自信がなく落ち込みやすい
自信がないと、誰かに怒られることに常におびえています。
しかし、あまりにも自己評価が低いと、そのまま落ち込んでしまって立ち上がれません。
失敗を引きずって、投げ出してしまいたくなります。
そのため、誰かに注意されることを極度に嫌うようになってしまうのです。
人に注意されることは、傷つくこともありますが、それだけ問題と向き合う時間が生まれ、成長を促していくことができるはず。
おびえてばかりいては何も得ることはできないでしょう。
④:自己中心的に考える
何度も周りに迷惑をかけ続けることになんとも思わない身勝手で自己中心的な場合が多いです。
通常は誰かに迷惑をかけたり、悲しませることがあれば、罪悪感が働いていくことになるでしょう。
利益や快楽が優先です。
目の前で誰かがミスのために大変な目に合っていても何とも思うことがなく、へらへらとした態度が目立ちます。
思いやりがあれば、決して問題を放置するなんてことはありません。
⑤:自分をよく見せたい
プライドが高いと、他人の評価を気にして、最後まで認めることができないのです。
ありえない言い訳を並べ立て、誰かのせいにすることもあるかもしれません。
誰かの前で叱られたり、注意を受けるなんてことは、プライドが邪魔をして許すことができないのかも。
しかし、そうしてプライドばかり高くて言い訳している姿こそ、最もみっともないことに気づきません。
⑥:許してもらえる
その場では取りあえず謝ってみたり、悲し気な表情を浮かべています。
しかし、本心では、「これくらいしておけば許してくれるだろう」という下心で行っているのです。
そのため、心から悪びれず、どうすれば切り抜けるかが最優先になっています。
結局許してもらえたとしても、根本的に何が悪いのかはちっとも理解できていないので再び同じことを繰り返すのです。
毎回「どうせ許してもらえる」と思っているので、心から反省する人にはなることができません。
⑦:穿った見方をしている
素直に話を聞くことができません。
ひねくれたものの見方をしてしまい、反省できません。
結局、「間違っていない」と突っぱねて、謝る機会を逃してしまうのです。
素直な心を持つことこそ、愛され、より才能を開花させるためには欠かせないもののはず。
⑧:誰かが何とかしてくれる
「まぁいいか」「何とかなる」と軽い気持ちでとらえることもあります。
きっと誰かが何とかするだろうと責任転嫁してばかりです。
迷惑をかけても、今が楽しければいいやという無責任な考え方をしています。
いざ逃れられない責任を前にするとどうしていいのかわからなくなってしまうでしょう。
そんな時に助けてくれる人はきっと誰もいなくなってしまいます。
⑨:こんなミスなんてことない
小さなものなら見逃してもらえる、特に影響はないと、軽くとらえている場合があります。
しかし、どれだけ小さくてもミスはミスです。
のちに大きな問題を引き起こしてしまう可能性があります。
そうした想像力が欠如しており、ごまかすことを優先してしまいます。
⑩:意地悪されていると勘違いしている
厳しい目を向けられると、敵意があると思ってしまいます。
注意されることは何より嫌なことであり、拒否反応を起こしてしまうかも。
本当はこれ以上傷つかないようにと考えているのに、そうした真意に気づくことはできません。
表面上の言葉だけを見て、「意地悪かも」と疑問を抱くこともあるでしょう。
反発心を抱き始め、素直に受け取ることができなくなってしまうかも。
⑪:小さいころから謝る経験をしてこなかった
小さい子供でも。「ごめんね」「いいよ」と喧嘩のたびにやりとりを行て、反省をします。
母親に叱られたときにも、きちんと何がいけなかったのかを考え、次に活かすことができるでしょう。
こうした小さい頃の経験は非常に需要なもので、大人になってからも影響してきます。
小さいころに謝る経験をしてこなかったために、大人になってからもわかりません。
⑫:勝ち負けで考えている
反省は負けを認めたように感じられるのでしょう。
実際には勝ち負けなど全く関係ありません。
むしろ、過ちを素直に認め、次に活かすことができる人は器が大きく、立派な大人だといえるでしょう。
しかし、負けず嫌いの人は、どんなことでも人に負けることが許せないので、絶対に間違っていたとしても間違いを認めようとしません。
常にだれよりも優位に立ちたいと考えており、嘘をついたり、声を荒げるような場面もあるかもしれません。
向きになる姿は非常に子どもっぽく、周りをあきれさせてしまいます。
反省しない人がとりがちな行動
では、とりがちな行動にはどんなものがあるでしょうか?
- 認めることができない
- 話を素直に聞けない
- 黙ってごまかす
- 他人行儀
次に、とりがちな行動を詳しく見ていきましょう。
行動①:認めることができない
失敗を自分が起こしたものだと受け入れることができません。
常に誰かのせいにして責任転嫁します。
本人は当たり前のように説明しますが、周りで聞いている人はありえないと首をかしげることも多いはず。
失敗を認めることができないので、当然何度も同じ過ちを繰り返し、周りに何度も迷惑をかけることになります。
すると、大きな仕事を任せてもらえなくなってしまったり、距離を置かれて孤立してしまうことになるでしょう。
行動②:話を素直に聞けない
話を素直に聞くことができず、疑った目で見てしまいます。
「意地悪しようとしている」「私のことが嫌いだからこんなひどいことを言うんだ」という気持ちで話を聞くので、せっかくの注意も活かすことができません。
自分中心の考え方しかできないために、現実に目を向けることができないままです。
気づいたときには、周りの人たちは成長しているのに、本人は足踏みしている状態が続いているでしょう。
行動③:黙ってごまかす
気づいたとしても、報告することなく見て見ぬふりをすることがあります。
そのままにして誰かに迷惑をかけるよりも、発覚して誰かに怒られることのほうがはるかに嫌なことだと思っているからです。
通常、上司に相談し、これからの判断を仰ぐでしょう。
しかし、責任感が欠如しているので、報告するよりもごまかしてばかりいるのです。
のちに発覚し、会社全体を揺るがす大問題に発展することもあるかも。
行動④:他人行儀
とりあえず返事をして済ませようとしてばかりいます。
まるで、他の人がミスしたことを聞かされているような態度で、「へぇ
」「そうなんですね」など他人行儀な対応をして、相手をさらにいらだたせてしまうでしょう。
実際に、自分のこととしてとらえることがないため、全く注意が活かされません。
また、自分のプライドを保とうとする心理も働いています。
わざとらしい振る舞いは、周りにバレバレで、ますます評価を下げてしまっているでしょう。
反省しない人への対処法
では、反省しない人への対処法にはどんなものがあるでしょうか?
- 自分で仕事を選ばせる
- 具体的に短い言葉で説明する
- 今後の行動を考える時間を作る
- 全員の迷惑になると伝える
- 論理的に説明する
- メモを取る
- 第3者に協力してもらう
- 距離をとる
- 時間を置く
- ペナルティを与える
- チームを組んで仕事をする
- 本気で粘り強く叱る
次に、反省しない人への対処法を詳しく見ていきましょう。
対処法①:自分で仕事を選ばせる
まずは、反省しない人自身に責任感を持ってもらうように意識していきましょう。
やりたい仕事はどんなものなのかを考えさせ、選ばせてみるのもいいかもしれません。
すると、はるかにやりがいを感じ、責任感も芽生えてくるはず。
「自分で決めたことだから、最後まで責任を持ってください」と一言添えるだけで、さらに効果的。
対処法②:具体的に短い言葉で説明する
全員に伝わりやすいようにまとめて説明してしまうと、反省しない人は、都合のいいように解釈して、関係ないことだと思ってしまうかもしれません。
どんな時に、どのようなミスが起こったのかを具体的に説明していきましょう。
本人にも責任のあることであると伝わることがポイント。
しかし、あまりにも長々と話してしまっては、反省しない人のプライドを傷つけてしまい、反発して話を聞かなくなってしまうかもしれません。
手短に、何が悪かったのかを説明していくことも大切です。
対処法③:今後の行動を考える時間を作る
反省しない人に「こんなことがあったので気を付けてください」というような話し方をしたとき、通常なら各自でどのような行動をすればいいのか考えることができるでしょう。
しかし、反省しない人は、注意されてもそれっきり。
反省しない人に問題点を伝えたら、「これからどうすればいいと思う?」と今後どう行動すべきかを一緒に考える時間を作りましょう。
1人で考えさせるのではなく、一緒に考えることで彼らに嫌でも反省を促していくことができるはず。
出来れば口に出して今後の行動を説明してもらいましょう。
対処法④:全員の迷惑になると伝える
反省しない人は、「これくらいなんてことない」と失敗を軽視していることもあります。
自分に甘く、現実が見えていないために、罪悪感も生まれません。
まずは、一つのミスで、どれだけ迷惑につながるのかを説明してみましょう。
反省しない人だけでなく、職場仲間や会社、お客様などが、どのように迷惑がかかるかを説明していけば自覚が生まれるはずです。
対処法⑤:論理的に説明する
反省しない人は、注意されるとプライドの高さ故、激高してしまうことがあります。
怒鳴り声を上げたり、むきになって言い返してくることもあるでしょう。
反省しない人の態度に、イラっと来ることもるかもしれません。
しかし、一緒になって腹を立ててしまっては、反省させることはさらに難しくなってしまうでしょう。
あくまでも冷静に、論理的に説明していくことが大切です。
対処法⑥:メモを取る
反省しない人は、どうにか責任を他人に擦り付けることに必死になっているために、話が二転三転したり、悪気なく嘘をつくこともあります。
反省しない人に注意して、あれこれ言い訳をし始めたなら、メモを取っておきましょう。
後で面倒に巻き込まれないためにも、メモは非常に役に立つはずです。
また、反省しない人は話しているうちに内容がコロコロ変わるため、メモを取っておけば話を整理しながら進めることもできます。
対処法⑦:第3者に協力してもらう
反省しない人を、どうにも自分では納得させることができないと感じたときは、1人で頑張る必要はありません。
より信頼関係を築くことができていると感じている人を間に挟んだり、さらに上の立場の上司に相談してみるのもいいでしょう。
反省しない人と、ずっと1対1で話し合いを続けていても、話は平行線で進まなくなってしまいます。
第3者を間に入れることで、違った観点から説明してもらうこともでき、反省しない人の考えを改めるきっかけになるでしょう。
対処法⑧:距離をとる
反省しない人に何を言っても、何度話しても態度が変わらず、迷惑ばかりをかけてくるのであれば、一度距離を置いたり、極力関わらないようにするのもいいでしょう。
反省しない人に反省を促すための時間を、他のことに使ったほうが有意義な時間のはず。
反省しない人と対峙しているだけでストレスを抱えるのであれば、できるだけ接する機会を減らすほうが健康的です。
どうしても仕事上付き合いを続けなくてはいけないのであれば、必要な時だけ義務的に対応をしていくのがいいかも。
対処法⑨:時間を置く
反省しない人は、自分をよく見せようとする気持ちや、怒られたくないという気持ちが強いです。
そのため、いざ注意を受けるときにはどうにかしてこの場を切り抜けようと必死になっているでしょう。
必死な相手にいくら説明しても、冷静に注意を受け入れてもらうことは難しいです。
明らかに様子がおかしいなと思ったら、いったんその場は引いて、時間をおいてから冷静な状態で話し合っていましょう。
対処法⑩:ペナルティを与える
言葉だけではなく、目に見える形でペナルティを与えていく方法もあります。
ミスをしたら、何らかの罰をあたえていくというルールを作ることで、反省しない人はミスをするのがいけないことだと学ぶことができます。
ただつらいペナルティーでは、反省しない人は投げやりな気持ちになってしまったり、反発心を抱いてしまうことがあるんだとか。
出来れば、反省しない人の向上心を煽ってくことができるタイプの軽いペナルティを用意していきましょう。
対処法⑪:チームを組んで仕事をする
反省しない人には、1人で行うものではなく、周りと協力して行う仕事にチャレンジさせていきましょう。
自然と仕事が、周りにどのような影響を与えているのかを知ることができるはず。
また、反省しない人は近くで同僚や先輩の仕事っぷりを見て、比較していくこともできます。
さらに、部下がつけば自然と責任感が生まれ、今まで投げっぱなしにしていた問題も深く考えるようになるかも。
対処法⑫:本気で粘り強く叱る
相手のことを思うと、なかなか強い口調で叱ったり、何度も注意をするのは気が引けてしまいます。
しかし、反省しない人は、そうした甘さに付け込んで、「どうせ許される」と考えてしまっているのです。
ここでは心を鬼にして、反省しない人にはっきりと何がいけないのかを伝えていきましょう。
叱るほうも嫌な気持ちになるかもしれませんが、相手の成長を願えばこそ本気でぶつかっていくべきです。
反省しない人の特徴や心理を理解し、うまく付き合っていこう
反省しない人は、自分に甘く、常に誰かのせいにしたり、問題が起きてもきちんと現実と向き合うことができません。
注意してくれた人の真意を理解することができずに、自分をいじめているのではないかと反発することもあるでしょう。
しかし、それではせっかくの成長のチャンスを逃してしまい、いつまでも同じ失敗を繰り返すことになります。
反省しない人にきちんと反省してもらうためには、具体的に手短に何がいけないのかを伝えるように意識していきましょう。
そして、彼らのためを思うならば、ごまかしながら注意するのではなく、真剣に諭していくことが大切です。
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