Iラインを処理する方法|正しい自己処理手順&おすすめアイテム
最近では、Iラインのアンダーヘアを自分で処理したり、脱毛サロンやクリニックで脱毛している女性が増えています。 しかし、Iラインの自己処理の方法が分からない、どこまで処理すれば良いのか分からないということで悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、Iラインの処理方法や正しい自己処理手順、Iラインの処理におすすめのアイテムについて解説していきます。
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「Iライン」とは?
「Iライン」とは、女性器の周りに生えているアンダーヘアのことを指します。
ちなみに、肛門の周りに生えているアンダーヘアのことは「Oライン」、ビキニの水着や下着を着用しても覆われない部分のアンダーヘアを「Vライン」と呼びます。
最近では、Iラインのアンダーヘアを処理している女性も多いですが、Iラインは粘膜に近い部分で複雑な形状をしているのでVIOラインの中で一番自己処理が難しい部分です。
Iラインを処理した方がいい理由
では、Iラインを処理した方がいい理由をみていきましょう。
- デリケートゾーンがムレにくくなる
- 生理時の経血が毛に絡まりにくくなる
- 色素沈着を防ぐことができる
続いて、Iラインを処理した方がいい理由を、それぞれ詳しくみていきます。
理由① デリケートゾーンがムレにくくなる
デリケートゾーンは通気性が悪くムレやすい部位であり、アンダーヘアがたくさん生えていると余計にムレが激しくなってしまいます。
特にIラインは女性器に一番近い部分なのでVラインやOラインと比べて非常にムレやすいのです。
ムレが激しくなるとかゆみやかぶれ、あせもといった肌トラブル原因になってしまいます。
そのため、この部分を処理することによってムレを軽減することができますし、ムレが軽減されることでかゆみやかぶれ、あせもといった肌トラブルを引き起こしにくくなるのです。
理由② 生理時の経血が毛に絡まりにくくなる
女性には毎月生理がありますが、この部分を処理せずにいると生理時の経血が毛に絡まりやすくなってしまいます。
経血が毛に絡まったまま放置していると、雑菌が増えてしまい不衛生な状態になってしまいます。
そして、デリケートゾーンに雑菌が増えてしまうと悪臭の原因になってしまいます。
そのため、この部分を処理することによって生理時の経血が毛に絡まりにくくなるので、雑菌が増えてしまうのを防ぐことができ、デリケートゾーンを清潔な状態に保つことができるのです。
理由③ 色素沈着を防ぐことができる
この部分を処理しておくことで、色素沈着を防いでデリケートゾーンが黒ずんでしまうのを防ぐことができます。
アンダーヘアを処理せずにいると、デリケートゾーンがムレてかゆくなってしまい、そこを掻きむしってしまうことが多くなるので、肌が荒れて水分量が減り、色素沈着を引き起こしてしまう原因になります。
そのため、この部分を処理することによって、デリケートゾーンのかゆみを抑えて掻きむしらずに済むようになるので、色素沈着を防ぐことができるのです。
Iラインの処理方法
では、Iラインの処理方法をみていきましょう。
- 電気シェーバーで処理する
- ヒートカッターで処理する
- 家庭用脱毛器で処理する
- 脱毛サロンやクリニックで処理してもらう
続いて、Iラインの処理方法を、それぞれ詳しくみていきます。
処理方法① 電気シェーバーで処理する
Iラインは、Iライン用の電気シェーバーを使って処理をするのが一番おすすめです。
Iラインは皮膚が薄いので、自己処理をすると肌が傷ついてしまう恐れがあります。
しかし、Iライン用の電気シェーバーであれば、肌への負担が非常に小さいので、Iラインの薄い皮膚でも問題なく処理することができます。
ただ、電気シェーバーの場合は根本から処理することはできないので、処理して2日~3日経過するとすぐに毛が生えてきてしまいます。
そのため、ムダ毛のない綺麗なIラインを保ちたいのであれば、こまめなお手入れを心掛けなくてはなりません。
処理方法② ヒートカッターで処理する
ヒートカッターとは、熱によってアンダーヘアを焼き切ることでムダ毛を処理することができる器具です。
ヒートカッターで処理すると、電気シェーバーやカミソリとは違って毛先が丸くなるので、毛先が肌に当たってチクチクしないのが大きなメリットです。
また、肌を直接傷つけることがないので、肌に優しく処理できるという点も嬉しいポイントです。
ただ、ヒートカッターを直接肌に当てることはできないので、どうしても根本からアンダーヘアを処理できないというのがデメリットです。
処理方法③ 家庭用脱毛器で処理する
家庭用脱毛器とは、光やレーザーを当てることで毛が生えてくるスピードを遅くしてムダ毛処理の頻度を減らすことができる器具です。
家庭用脱毛器を使えば、他の人にアイラインを見せずに脱毛を行うことができ、脱毛サロンやクリニックに通うよりも安く抑えることができます。
しかし、光やレーザーの出力を上げすぎてしまうとIラインが火傷してしまう恐れがあるので注意が必要です。
また、脱毛器とありますが家庭用脱毛器には永久脱毛の効果はなく、あくまで一時的な抑毛でしかないので注意して下さい。
永久脱毛は医師の監督下でしか行えない医療行為なので、Iラインを永久脱毛したいのであれば、脱毛クリニックで医師に施術してもらうしか方法はありません。
処理方法④ 脱毛サロンやクリニックで処理してもらう
Iラインを自己処理するのは怖いというのであれば、脱毛サロンやクリニックで処理してもらうという手もあります。
脱毛サロンやクリニックで通えば、専門スタッフが施術するので仕上がりも安心ですし、自己処理の悩みから解放されるというメリットがあります。
一方で、数万円~十数万円と金銭的な負担が大きく、脱毛サロンやクリニックに通うのが面倒というデメリットもあります。
Iラインを処理するメリット・デメリット【自己処理】
メリット
メリット① 安価でIラインを処理することができる
自己処理でIラインを処理するメリットとしては、脱毛サロンやクリニックで処理してもらうよりも安価で処理することができるという点です。
脱毛サロンでの光脱毛の場合は1回3,000円~6,000円、クリニックでのレーザー脱毛の場合は5回で3万円~4万円が相場とされています。
それに比べて自己処理の場合は、最初に電気シェーバーやワセリン、ハサミ、鏡などの道具を用意するだけで、後は何度でもタダで処理することができます。
電気シェーバーの場合は有名なメーカーのものでも3,000円程度、ワセリンは500円程度、ハサミや鏡はそれぞれ100円ショップで購入することができるので、初期投資の費用を4,000円程度に抑えることができます。
メリット② 処理したい時にすぐに処理することができる
脱毛サロンやクリニックで脱毛する場合は、予約を入れた上で店舗に足を運んで施術を受けなければなりません。
また、毛が生えてこなくなるまでには相当な時間がかかるので、明日急に海やプールに行く予定が入ってIラインを処理したい時にすぐに処理をするということはできません。
それに対して自己処理の場合は、電気シェーバーなどのIラインを処理するのに必要な道具さえあれば、Iラインを処理したい時にすぐに処理することができます。
メリット③ 他人に見られずに処理することができる
脱毛サロンやクリニックで脱毛するとなると、いくら相手が女性だといっても他人にデリケートゾーンを見られるのは恥ずかしいということで、Iラインの脱毛を躊躇している女性も少なくないのです。
しかし、自己処理の場合であれば、他人に見られることなくIラインを処理することができるので、恥ずかしさを感じることはありません。
デメリット
デメリット① 色素沈着を起こしてデリケートゾーンが黒ずんでしまう恐れがある
Iラインの肌は非常に薄くてデリケートなので、頻繁に自己処理を行うと肌が外部からの刺激に反応してメラニン色素が増えてしまいます。
そうなると、色素沈着を起こしてデリケートゾーンが黒ずんでしまう恐れがあります。
デリケートゾーンは基本的に他人の目に触れることはありませんが、やはり黒ずんでいるデリケートゾーンよりも、黒ずんでいない綺麗なデリケートゾーンを保ちたいですよね。
もしも、デリケートゾーンの黒ずみが気になるけれど、脱毛サロンやクリニックで脱毛するのに躊躇してしまうのであれば、カミソリではなく肌への負担が小さい電気シェーバーやヒートカッターを使用するようにしましょう。
また、デリケートゾーンを洗う際にはゴシゴシ洗わないで優しく洗うようにしたり、タイトなボトムスの着用は避けるなど、デリケートゾーンに刺激を与えないように工夫することが大切です。
デメリット② 毛穴が炎症を起こしたり、毛が埋没してしまう恐れがある
Iラインの毛は、腕や脚に生えている毛などと比べて太くしっかりしています。
そのため、ピンセットで処理してしまうと、途中で毛が切れて埋没毛になってしまったり、毛穴にバイ菌が入って炎症を起こして毛嚢炎になってしまう恐れがあります。
特に、毛嚢炎は軽度のものであれば一週間程度で治ることが多いですが、重症化してしまうとおできのように膨らみが大きくなってしまい、かゆみや痛みを伴う場合もあります。
また、毛嚢炎が治ったとしても肌に傷が残ってしまう恐れがあります。
そのため、埋没毛や毛嚢炎を起こさないようにカミソリやピンセットを使うのは避け、なるべく肌への負担が少ない方法で自己処理することをおすすめします。
デメリット③ 女性器を傷つけて出血してしまう恐れがある
女性器は形状が複雑で目で確認しにくい部位ですので、カミソリで自己処理をしてしまうと誤って女性器を傷つけて出血してしまう恐れもあります。
出血した場合は傷口に清潔なガーゼを当てて押さえつけ、心臓よりも高く上げて止血するのが基本です。
しかし、Iラインは心臓よりも高い位置に上げることが難しいので止血までに時間がかかってしまうこともあります。
また、Iラインの肌は非常にデリケートなので、ばんそうこうで傷口を塞ぐことはできませんから、傷口が治るまでに時間がかかってしまうこともあります。
そのため、自己処理をする際はカミソリではなく、刃が直接当たらないように設計されている電気シェーバーや肌への負担が少ないヒートカッターを使用するようにして下さい。
Iラインを処理するメリット・デメリット【脱毛サロン】
メリット
脱毛サロンでIラインを処理するメリットとしては、肌に負担をかけることなく処理することができるという点です。
脱毛サロンで使用されている機器は、皮膚の中に埋まっている毛根だけに直接アプローチをかけていくため肌を直接傷つけることはありません。
また、毛の生えるスピードが遅くなっていくので、自己処理の頻度が減って肌に余計な負担がかかってしまうのを防ぐことができます。
そうなれば、外部からの刺激によって色素沈着を起こしてしまうのを防ぐことができますし、カミソリによって肌を傷つけてしまうリスクを減らすことができます。
デメリット
脱毛サロンでIラインを処理するデメリットとしては、自己処理と比べて金銭的な負担が大きいという点や脱毛サロンに通うのが面倒な点です。
脱毛サロンでの処理の場合、1回施術を受けただけでは効果を実感することはできません。
自己処理がいらないほどスベスベなIラインを手に入れるためには10回以上施術を受けなければなりません。
10回以上施術を受けるとなると費用が数万円~十数万円程度かかるので、自己処理と比べて金銭的な負担が大きいと言えます。
また、スベスベなIラインを手に入れるまでには2年~3年はかかると言われており、10回以上は脱毛サロンに通わなければならないので、面倒だと感じる方も多いでしょう。
Iラインを自己処理する前に!Iラインのデザイン
では、Iラインのデザインをみていきましょう。
- 前面部の毛を少しだけ残す
- 全体的に毛を薄くする
- IラインとVラインを全て処理してツルツルにする
続いて、Iラインのデザインを、それぞれ詳しくみていきます。
デザイン① 前面部の毛を少しだけ残す
一番おすすめなのが、Iラインの前面部の毛を少しだけ残すというデザインです。
Vラインの毛を残しておくのであれば、Iラインの毛を全て処理するのは避けた方が良いでしょう。
Iラインを全て処理してしまうと、残ったVラインの毛が不自然に目立ってしまいます。
そのため、VラインとIラインの境目に生えている毛は残しておいた方が自然な仕上がりになります。
デザイン② 全体的に毛を薄くする
Iラインの毛をツルツルにすることに対して抵抗があるのであれば、全体的に毛を薄くするデザインがおすすめです。
こうすることで、ツルツルになった違和感もありませんし、なおかつデリケートゾーンを清潔に保つことができます。
また、Vラインの毛に自然と繋がっていって違和感のない仕上がりになります。
デザイン③ IラインとVラインを全て処理してツルツルにする
もしも、Iラインの毛を全て処理するのであれば、Vラインの毛も全て処理してツルツルすることをおすすめします。
アンダーヘアが全くない状態のことをハイジニーナと呼びますが、ハイジニーナは可愛い水着やTバックなどのセクシーな下着を楽しみたいという女性におすすめのデザインです。
Iラインの正しい自己処理の手順
用意するもの
Iラインを自己処理する際には以下の物を用意して下さい。
・Iライン専用の電気シェーバー(刃が直接肌に当たらないもの)
・ワセリン
・ハサミ
・自立する鏡
・太めの水性ペン
手順① デリケートゾーンを清潔にする
Iラインを処理する前には、まずお風呂に入ってデリケートゾーンを洗うか、赤ちゃん用のお尻拭きやウェットティッシュを使ってデリケートゾーンを拭いて清潔にして下さい。
手順② どの部分まで処理をするのか決める
デリケートゾーンを清潔にしたら、次はどの部分まで処理をするのか決めましょう。
水着や下着を着用するためにIラインを処理するのであれば、その水着や下着を着用してから太めの水性ペンを使って、どの部分まで処理をするのか印をつけておくことで処理しやすくなります。
なお、小陰唇に生えている毛を自己処理するのは危険なので控えて下さい。
手順③ ハサミで3mm~5mm程度にカットする
アンダーヘアが長すぎると電気シェーバーで剃りにくくなってしまいます。
そのため、電気シェーバーで処理する前にハサミを使って3mm~5mm程度にアンダーヘアをカットしておきましょう。
手順④ 処理する部分を蒸しタオルで温める
毛や皮膚の表面は、「ケラチン」というアミノ酸が結合したタンパク質からできており、ケラチンは温めることで柔らかくなります。
毛や皮膚の表面を柔らかくしておくことで電気シェーバーが毛に引っ掛かりにくくなって肌への負担を抑えることができます。
そのため、電気シェーバーで処理する前に処理する部分を蒸しタオルで5分程度温めておいて下さい。
手順⑤ 電気シェーバーで処理していく
処理する部分を蒸しタオルで温めたら、次は電気シェーバーを使ってIラインを処理していきます。
電気シェーバーは肌にぴったりと当てて、必ず毛の流れに沿って動かすようにして下さい。
毛の流れに逆らってしまうと皮膚の表面も一緒に削り取ってしまう恐れがあります。
手順⑥ ワセリンを塗って保湿する
電気シェーバーで処理し終わった後の肌は、摩擦によって乾燥しやすくなっています。
そのため、処理し終わったら必ずワセリンなどを塗って、処理した部分を保湿するようにして下さい。
肌が乾燥してしまうと肌トラブルを引き起こす可能性が高くなります。
また、乾燥して肌が硬くなってしまうと埋没毛になってしまう可能性も高くなるので、埋没毛を予防するためにもデリケートゾーンの保湿を心掛けて下さい。
Iラインを自己処理する時におすすめのアイテム
おすすめ① ラブコスメ Iラインシェーバー
「ラブコスメ Iラインシェーバー」は、シェーバーの部分の幅が広く、短時間で一気に剃ることができ、剃った後のIラインがツルツルに仕上がるおすすめの電気シェーバーです。
音や振動が控えめで処理する時の恐怖感も軽減されるので、初心者の女性にもおすすめです。
また、充電式タイプで充電すれば何回でも繰り返し使えるのでコスパも抜群です。
おすすめ② ラヴィア Iライン シェーバー
「ラヴィア Iライン シェーバー」は、Iラインを短時間で処理したいという女性におすすめの電気シェーバーです。
デリケートゾーン用の専用刃を使用しており、切れ味やパワーも抜群なので、Iラインの太い毛もしっかりと処理することができます。
また、小さなヘッドとカーブしたグリップによって、足の付け根に生えた処理しにくい毛も簡単に処理できるようにデザインされています。
おすすめ③ 健栄製薬 ベビーワセリン
「健栄製薬 ベビーワセリン」は、酸処理を伴わない精製方法を採用しているため、従来のワセリンよりも不純物が少ないのが特徴のワセリンです。
無添加、低刺激処方で赤ちゃんの肌にも使えるベビーワセリンなので、非常にデリケートなIラインにも安心して使用することができます。
また、チューブタイプなので使いたい分の量を押し出して使えるのも衛生的で非常に便利です。
Iラインの正しい処理方法を知って綺麗なIラインを手に入れて下さい!
非常にデリケートなIラインも、電気シェーバーやヒートカッターなどを使えば自宅で簡単に処理することができます。
ただ、Iラインは形状が複雑で肌も敏感なので、肌を傷つけないように丁寧に処理を行うようにし、処理後は必ず保湿ケアを心掛けるようにして下さい。
また、Iラインの自己処理は不安だという方は、脱毛サロンやクリニックに通って処理をしてもらうのもひとつの手です。
Iラインを処理することで、ムレによるかゆみやかぶれ、あせもなどの肌トラブルや不快な臭いを抑えることができます。
また、可愛い水着や下着を着こなすことができるので、これを機にIラインを処理して綺麗なIラインを手に入れてみて下さいね。
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