【クレンジング】基本&種類別の正しいやり方とおすすめクレンジング
メイクをすると欠かすことの出来ないクレンジング。 あなたはクレンジングが正しく出来ていると自信がありますか? 実は多くの女性がクレンジングを正しく行えていないかもしれません。 間違ったクレンジング法は肌を汚肌にする原因になります。 今回は正しいクレンジングのやり方やおすすめのクレンジングを紹介していきます。
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クレンジングにかける平均時間
あなたのクレンジングのやり方は、どのくらい時間を使っていますか?
クレンジングのやり方は人それぞれ異なるので、時間も違ってきます。
ネットリサーチ・ディムスドライブの約2300人に行った調査で、メイクを落とす時間30秒未満16.4%、30秒から1分未満が最も多い42.4%となったそうです。
さらに1分から3分未満が31.6%と次に多い結果となっています。
この調査で、およそ半数近くの人のクレンジングのやり方で、1分近くはかけているということが分かりました。
クレンジングにかける時間は正しいかは別として、クレンジングは手早く済ませている人が多いようです。
クレンジングが必要な理由
メイクをすると必ずするクレンジングを、なぜしなければいけないのか考えたことはありますか?
メイクを長時間、肌にのせたままだと様々な肌トラブルを招きかねないからです。
一日メイクをした肌はメイク汚れだけではなく、目に見えないほこりや排気ガスなどで汚れているのです。
汚れをきちんと洗い流さないと、ニキビや肌荒れ、くすみやしみ・しわの原因となってしまいます。
また、正しいやり方で汚れをきちんと洗い流すことでその後に行う、スキンケアの効果も格段に変わってきます。
クレンジングは正しいやり方で行いましょう。
【基本】正しいクレンジング方法
クレンジングは正しいやり方で行わないと肌に負担がかかることがあります。
正しいクレンジングのやり方をおさらいしましょう。
方法①:手を清潔にする
クレンジングを行う前に手を清潔に洗いましょう。
これは実は忘れている人が多いのではないでしょうか。
クレンジング料を手に取る前に手を清潔にしておかなければ、手についた雑菌とクレンジング料が混ざってしまいます。
その雑菌を肌に塗り広げてしまうと後々、肌トラブルになりかねません。
手洗いは忘れずに行ってください。
方法②:濃いポイントメイクはポイントメイクリムーバーでオフしておく
もし濃い目のアイメイクや口紅を塗っている場合、クレンジングする前にポイントメイクリムーバーなどで落としておきましょう。
クレンジング料によってはポイントメイクは落としにくいものがあります。
落としにくいにもかかわらず、無理に落とそうと頑張っては肌への負担にしかならないのです。
前もってポイントメイクリムーバーで落としておくことで、クレンジング時間の短縮にも繋がります。
ポイントメイクリムーバーは洗浄力が強すぎるので、ポイントメイクを落とすときにだけ使いましょう。
方法③:クレンジング料を規定量、乾いた手のひらに出す
クレンジング料を乾いた手のひらに出していきます。
使用する量は本体などに記載されている、規定量を必ず守ってください。
自分のメイクは薄いから少なくて充分と使うやり方の人がいるようですが、規定量より少なく使うやり方はメイクがしっかり落ちなかったり、肌に摩擦が生じる原因となります。
また、ポイントメイクが落ちないからと多く使用するやり方ではなく、ポイントメイクリムバーを使用するやり方で上手にメイクオフしてください。
クレンジングはベースメイクの濃さに合わせて選ぶのが基本です。
方法④:手のひらでしっかりと温めながら伸ばす
手のひらにクレンジング料を出したら、温めながら伸ばしましょう。
特にジェルタイプのクレンジングはしっかりと伸ばさないと、メイク馴染みが良くなりません。
寒い冬場などはクレンジング料によっては硬く感じてしまうものもあります。
その場合は、手のひらを合わせ30秒ほど温めてみてください。
このやり方で、やわらかく伸びるはずです。
方法⑤:額から円を描くようにメイクと馴染ませる
手のひらで伸ばしたクレンジング料を顔に伸ばしていきます。
そのとき注意すべきポイントは、いきなり顔全体に塗るやり方はしないことです。
クレンジングは肌にのせているだけでも負担になります。
出来るだけ負担をかけないやり方は皮膚の厚い額から頬、顎と鼻、最後に皮膚の薄い目元と口元に円を書くように馴染ませましょう。
力を入れないように、クルクルしてください。
方法⑥:メイクと馴染ませたら乳化させる
クレンジング料がメイクに馴染んだことが確認できたら乳化をしていきましょう。
乳化とは、クレンジング料に少量の水分を含ませることで、白く濁った状態になることを言います。
やり方は、手のひらに軽くぬるま湯や水を付け、手のひらで馴染ませます。
乳化できたことを確認できたら、顔全体にメイクを落とすときと同様に馴染ませましょう。
この作業を2~3回繰り返してください。
ただし、クレンジング料によっては水分を含ませても乳化が分かりにくいアイテムもあります。
方法⑦:しっかりとすすぐ
乳化が完了したら、ぬるま湯ですすいでいきましょう。
しっかり乳化させていれば、かなりすすぎは楽になっています。
すすぎはクレンジングによって回数が変わってきますが、少なくとも20回は行うのが良いでしょう。
クレンジング料のすすぎ残しが肌に付着していると、肌トラブルを招いてしまいます。
特に、髪の生え際や小鼻の横は見落としがちなので、気をつけましょう。
種類別!クレンジングの正しいやり方
種類①:オイル
特徴
オイルクレンジングは主成分のほとんどは油性で出来ています。
そのため、油性であるメイクとの馴染みがよく、しっかりメイク派も納得のメイク落ちを誇ります。
一昔前は洗浄力が高く、肌が突っ張りやすいと言われていました。
ですが、最近では美容成分や保湿成分が配合された保湿効果が高いアイテムも数多く扱われています。
やり方
オイルクレンジングでメイクオフのやり方は、乳化が重要なポイントとなります。
メイクと馴染ませた後に乳化させることで、メイク汚れがしっかりと浮くのでクレンジング効果が高まります。
たまにオイルクレンジングは滑りが良いからと、マッサージを行うやり方の人もいますが肌の負担にしかならないので、やめたほうが良いでしょう。
種類②:リキッド
特徴
リキッドクレンジングの主成分にはオイルが含まれておらず、水分がベースとなっています。
オイルの力でメイクを落とさないかわりに、界面活性剤の力でメイクを落とします。
オイルと違い、ヌルつきがなく洗い上がりがさっぱりするので、オイルの洗い上がりが苦手な人におすすめです。
また、オイルフリーなのでマツエクしているひとも安心して使うことが出来ます。
やり方
リキッドでのやり方は、額から馴染ませていきましょう。
メイクを馴染ませたら乳化を行いますが、リキッドは乳化させても分かりにくいです。
水分を馴染ませ、感覚が変わったら乳化している証拠ですから、しっかりとすすぎましょう。
洗顔必須のアイテムなら、ここで洗顔を行ってください。
ダブル洗顔不要ならやらなくて大丈夫です。
また、ふき取りリキッドのやり方は、コットンに規定量染み込ませ、やさしくタップするようにメイクをふき取りましょう。
ゴシゴシするやり方では肌に見えない傷がついて、肌トラブルになりかねないのでやさしくを心がけましょう。
種類③:ジェル
特徴
ジェルクレンジングはオイルやリキッドとは違い、弾力がある柔らかなテクスチャーが最大の特徴です。
このテクスチャーがクレンジングするとき気になる、肌への摩擦を軽減するのです。
洗いあがりもさっぱりしたものが多く、保湿効果や美容成分が配合されたアイテムが多数売られています。
また、主成分であるグリセリンの化学反応を利用した、ホットクレンジングも高い人気があるようです。
ただし、グリセリンはニキビの原因菌であるアクネ菌の餌になってしまうので、ニキビがある場合は使用を避けたほうが良いでしょう。
やり方
ジェルでクレンジングするやり方は、使用する量は規定量を使用しましょう。
アイテム本体に規定量が記載されていない場合は、肌の上をスムーズに動くくらいを参考にしてください。
量が少なすぎてしまうやり方ではメイク落ちが悪くなったり、肌への摩擦が大きくなるので気をつけましょう。
メイクに馴染ませたら乳化を行います。
ジェルは粘着性があるので乳化を行わないとすすぎづらく感じます。
乳化するやり方をしない人も多いですが、すすぎ残しをしないために、手間はかけましょう。
種類④:バーム
特徴
バームクレンジングはクリームとオイルの中間といったタイプのクレンジングです。
見た目は固形なのに、手のひらにのせると瞬く間にとろけてしまいます。
ミルクやクリームよりもメイク落ちが良いのに、オイルやリキッドほど負担が少なく、両方のいいところを持っています。
敏感肌・乾燥肌でそこそこしっかりメイクだけどミルクやクリームじゃメイクが落ちきれない人は、バームタイプを試してみましょう。
滑らかな使い心地にハマるかもしれません。
やり方
バームタイプでのクレンジングのやり方は、アイテムに付属され
ているスパチュラで規定量を乾いた手のひらに取り出します。
取り出したバームを手のひらで溶かしていきましょう。
バームが溶けきったら、額から徐々にメイクと馴染ませます。
その次に乳化を行いましょう。
バームタイプの乳化は分かりやすいはずです。
乳化の次はすすぎで終了となります。
必要に応じて、洗顔はおこなってください。
種類⑤:クリーム
特徴
クリームクレンジングは文字通り、クリームのようなテクスチャーが特徴的です。
このクリームテクスチャーが手と顔の肌の間でクッションの役割を果たし、肌にかかる摩擦を抑えます。
オイルやリキッドから比べると、洗浄力が弱めですので肌への負担は軽減されています。
油分が配合されているので、洗い上がりも突っ張らず、モチッとした手触りになります。
肌の乾燥が気になる人にぴったりなクレンジングではないでしょうか。
最近では、クリームクレンジングでもマッサージにも使用できるアイテムも人気があるようです。
やり方
クリークタイプでのクレンジングのやり方は、洗浄力があまり強くないため、濃いポイントメイクの人はあらかじめポイントメークリムーバーなどでポイントメイクを落としておいてください。
規定量を乾いた手のひらで伸ばしてからメイクに馴染ませていきます。
規定量が記載されていない場合は、約500円玉くらいの量を使うと良いでしょう。
クレンジング料とメイクが馴染んだら、乳化しましょう。
水分を軽く付けるだけで、真っ白に乳化するはずです。
乳化させ、再び馴染ませたら、すすぎを行ってください。
すすいだ後は必要であれば、洗顔料で顔を洗いましょう。
マッサージも出来るクリームクレンジングでマッサージをするやり方は、必ずメイクを落としてから行うようにしてください。
たまにメイクを落とすついでにマッサージをするやり方の人がいるようですが、メイク汚れを含んだクリームでマッサージするのは、肌の上で汚れを循環させているだけです。
肌のくすみの原因となるので、絶対やめましょう。
また、マッサージできてもクレンジングを長時間、肌にのせるのは肌負担になります。
出来るだけ短時間でマッサージを終え、洗い流すやり方で行ってください。
種類⑥:ミルク
特徴
ミルククレンジングはクリームタイプよりもサラサラしたテクスチャーが特徴です。
クレンジングの中では洗浄力が一番低くもあります。
お湯で落とせるコスメなら問題なく落とすことが出来ますが、しっかりメイクの場合は別に落としたほうが良いでしょう。
洗浄力が弱いため、肌が乾燥しにくいです。
そのため、肌に負担が少ないので敏感肌や乾燥肌の人に好まれています。
やり方
ミルクタイプでのクレンジングのやり方は、濃いポイントメイクの場合は先にポイントメイクリムーバーで、ポイントメイクを落とします。
乾いた手の平に規定量のクレンジング料を出しましょう。
規定量が記載されていない場合、500円玉くらいの量を使ってください。
取り出したら、手に平で軽く伸ばしメイクに馴染ませていきます。
メイクに馴染ませたら続けて乳化させ、さらに馴染ませましょう。
最後にすすぎをしっかり行い、必要に応じて洗顔料などで洗顔してください。
ミルクタイプのクレンジングでは、リキッドファンデやウォータプルーフタイプのファンデは確実には落とせません。
ミルククレンジングを使いたい人は、ベースメイクの種類を変える必要があるので、注意しましょう。
おすすめのクレンジング5選
おすすめ①:マナラ ホットクレンジングゲル
累計販売数1000万本突破した、マナラホットクレンジングゲルはクレンジングと同時に、毛穴ケアが出来る優れたアイテムです。
毛穴汚れや毛穴開き、毛穴のたるみが気になる人におすすめです。
配合されている「ケアナリア」が毛穴にアプローチし、「アーチチョーク葉エキス」が開き気味の毛穴を閉じてくれます。
また、ホットクレンジングなので肌を温め毛穴を開きやすくしてくれるので頑固な毛穴汚れも取れやすいのです。
毎日使っていくやり方で、気づいたら毛穴レス肌になるかもしれません。
ダブル洗顔不要も要チェックです。
おすすめ②:アテニア スキンクリアクレンズオイル
大人のクレンジングで人気のあるアテニアスキンクリアクレンズオイルは、今までのオイルクレンジングからは考えられないほど美容成分が配合されています。
ノンコメド処方で、ニキビを出来にくくしてくれるので、ニキビができやすい体質の人におすすめです。
濡れた手でも使うことが出来るので、お風呂場でクレンジングするやり方でも問題なく使えるのが良いでしょう。
また、オイルクレンジングなのにマツエクにも使うことができます。
マツエクに使うやり方は、エクステの流れに沿って軽く馴染ませてください。
おすすめ③:DUO ザ クレンジングバーム
しっかりメイクなのに肌の乾燥が気になっている人はDUO ザ クレンジングバームを使ったクレンジングのやり方を試してみましょう。
クレンジングバームはクリームとオイルの良いところが集合したクレンジングです。
クリームタイプよりもメイクがしっかり落とせますが、オイルほど洗浄力は強くはありません。
手のひらでバームを溶かすやり方も感覚が楽しくて、クセになります。
洗いあがりも比較的、しっとりしているので乾燥も気にならないはずです。
おすすめ④: ちふれ ウォッシャブルコールドクリーム
大人気アイテムのちふれコールドクリームはコスパ最強のクレンジングです。
人気が高まりすぎて、店頭では詰め替え用が売っていても、本体は入荷待ちというところもいまだにあるようです。
クリームクレンジングなので洗浄力は弱めですが、ナチュラルメイクを落とすやり方だけなら充分な洗浄力といえます。
クリームの使い心地もよく、マッサージクリームとしても使えちゃう注目クレンジングではないでしょうか。
クレンジングのやり方もマッサージのやり方も、ほとんど変わらないのでメイクを落としたら、マッサージも楽しんでください。
おすすめ⑤:カバーマーク クレンジングミルク
敏感肌や乾燥肌でミルククレンジングを探している人はカバーマークのクレンジングミルクがおすすめです。
カバーマークのクレンジングミルクを使ったやり方を試した人たちから、他のクレンジングミルクのアイテムを使ったやり方よりも、メイク落ちが良かったと高い評価を得ています。
評判のいいミルククレンジングなのでリピータの人も多くいるようです。
他のミルククレンジングじゃ満足できなかった人も、一度は試してみる価値があるのではないでしょうか。
美肌のためにクレンジング以外で気を付けるべきこと
クレンジングは美肌になるために必要不可欠ですが、クレンジング以外にも気をつける点はあります。
美肌になるための注意点を見ていきましょう。
- 夜更かししない
- 偏った食事を改善
- スキンケアを怠らない
- ストレスを溜めない
気を付けること①:夜更かししない
美肌のためには睡眠時間をしっかりと確保するのが大切です。
夜更かしはできるだけ控えたほうが良いでしょう。
充分な睡眠が取れていないと、目の下のくまやむくみなどが出来やすくなってしまいます。
また、睡眠不足は肌のターンオーバーの周期を乱してしまう原因ともなります。
毎日、同じ時間に就寝・起床をするように習慣付けるのが良いでしょう。
気を付けること②:偏った食事を改善
肌は表面もケアするやり方はもちろん、体内からケアするやり方もしていきましょう。
美肌は体内から形成されるのです。
日々の食事が外食やお惣菜など偏っていては肌にプラスの影響は与えません。
体内から肌をケアするやり方は、ポリフェノールなどの強い抗酸化作用を持つ食材を食べるようにすると、肌の老化を防いでくれます。
またビタミンや食物繊維も美肌には欠かせません。
意識的にバランスよく食事を取るように心がけましょう。
気を付けること③:スキンケアを怠らない
クレンジングを行った後は、スキンケアを忘れずに行いましょう。
最近のクレンジングは保湿効果や美容成分が高いものが多く、肌の乾燥が気にならないアイテムもあります。
しかしそれは乾燥を防いでいるだけで、保湿されているわけではないのです。
そのままにしていてはどんどん肌は乾燥するので素早くケアしましょう。
スキンケアのやり方のポイントは、指で肌を動かさないようにすことです。
肌が動くくらいのやり方では力が入りすぎているので、摩擦が起きしわやたるみの原因となるので気をつけてください。
気を付けること④: ストレスを溜めない
よくストレスは肌に良くないといいますが、そのとおりです。
ストレスを溜めることは美肌を遠ざけることなのです。
人はストレスを感じると「コルチゾール」ホルモンを分泌しますが、その過程で「活性酸素」という肌の老化を促進する物質も作ってしまいます。
ストレス発散のやり方は人それぞれ違いますが、できるだけすぐに発散するようにしましょう。
クレンジングは正しいやり方で美肌になる
クレンジングはメイクしている人にとって必要不可欠です。
メイクはただ落とせば良いわけではなく、正しいクレンジングのやり方で落とす必要があります。
正しいクレンジングのやり方ですれば、スキンケアの浸透率や毛穴ケアなどの相乗効果も期待できるのです。
正しいやり方を今までしていなかった、知らなかったという人は今日からクレンジングのやり方を改めてみてください。
きっと憧れの美肌になれるやり方となるでしょう。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
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