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「人格者」の意味とは?

人格者の意味を調べている人

人格者とは、”優れた人格の持ち主”という意味があります。
とはいえ、具体的にどんな人のこと?と思うかもしれません。

世間的には「人徳のある人」「人間ができている」と言われることも多いですね。
しっかりと芯が通っていて、人から尊敬されるような、そんな人は「人格者」と呼ばれます。

男女200人に調査!人から尊敬される人格者の割合

あなたの周りには人格者がいますか?
人格者は誰からも尊敬される存在であり、そう多くはいないもの。

今回は、実際に周りに人格者と言える人がいるかどうかをアンケートしました。

Q.あなたの周りに人格者はいる?

グラフ_あなたの周りに人格者はいる?男性100人へのアンケート
グラフ_あなたの周りに人格者はいる?女性100人へのアンケート

なんと男性は8割近く、女性は6割近くの方が「いる」と回答!
他人を人格者だと認めている人は意外にも多いみたいです。

ではそんな人格者にはどんな特徴があるのかを見ていきましょう。

もっと恋愛アンケートをみたい方はこちら♡

男女200人に聞いた!人格者の特徴

人格者と言える相手は多いことがアンケートから分かりましたが、実際にどういった特徴がある人が人格者なのか気になりますよね。
そこで男女にお聞きした、人格者の特徴を見ていきます。

Q.人格者の性格や言動の特徴を教えて

男性のコメント

真面目で、周りの人をけなすのではなくよく褒めてる。(31歳)

相手に対して真摯に向き合い、悪口は決して言わない。(26歳)

感情のコントロールがうまいと思う。怒るとしても冷静だけど、嬉しい時は必要以上に喜ぶので、周りからの信頼が強い印象です。(36歳)

余り人前では自慢話はしないけれど、着実に仕事の成果を上げている人。(39歳)

周囲をよく観察しており、必要な時に力を貸してくれる。(38歳)

女性のコメント

ポジティブだが適度に肩の力が抜けている。人の悪口を言わずよく笑う。(34歳)

上の人にも下の人にも態度を変えることがなく、すべての人の話をしっかりと頷きながら聞いてくれる。(30歳)

間違っている事は間違っているとはっきり指摘できる人。(28歳)

相手の成長や良いところは良いときちんと褒め、評価してくれる人。また、自分の成長のための努力を惜しまない人。(31歳)

人格者の言動の特徴として、悪口を言うのではなく相手を褒めることがまずあげられます。
悪口を言ったところで誰が得するわけでもないので、それよりは褒めることを意識すると人格者に近付けますね。

また、誰に対しても平等に接する人も人格者と言えるでしょう。
人によって態度を変えるのはやはり信頼できませんよね。

さらに、よく笑ったり、嬉しいことは大げさ・マイナスなことは最低限を徹底する人なども人格者と言えるようです。

人格者の特徴【性格】

人格者の笑顔

では、「人格者」と呼ばれる人はどんな性格なのでしょうか?
具体的に特徴を見ていきましょう!

  1. 嘘をつかない
  2. 気配り上手
  3. 面倒見が良い
  4. 責任感がある
  5. 自慢しない

特徴①:嘘をつかない

人格者と呼ばれる人は、正義感が強く、自分を良く見せるために嘘をついたり、人を騙すなんてもっての他!と思っている人が多いです。
自分に不都合なことがあったり、ミスをしても、しっかりと謝ることができるんですね。

ですので、「あの人は信頼できる」と思われることが多いでしょう。

特徴②:気配り上手

人格者はとっても気配り上手。
輪に入れない人に優しく声をかけたり、困っている人に手を差し伸べたり、周りをよく見ています。

決してワンマンで突っ走ることはせず、足並みが遅れている人がいたら、きちんと待って寄り添ってあげることができるんですね。
かといって親切を押し付けたりはしないので、「なんてスマートな人なんだろう」と思われることも。

特徴③:面倒見が良い

人格者の人は、とにかく器が大きい人が多いです。
「なんでイライラしないの?」「そこまでしてあげる必要ないのに」と言われても、困っている人を放っておくことができません。

そんな性格ゆえ、時に面倒な人を押し付けられることもありますが、温かく見守ることができるので、面倒な人の性格すら良い方向に変えてしまうこともあります。

特徴④:責任感がある

人格者は、一度負った自分の責任を決して投げ出しません。
きちんと自分の問題と捉え、人のせいにしないんですね。

だからといって、むやみに自分のせいにするわけでもなく、「ここは私の責任ですが、これはあなたのミスですよね?」と正しい判断を下すことができます。
上司としても先輩としても、とても信頼できると思われていることが多いでしょう。

特徴⑤:自慢しない

人格者は勉強熱心で努力家な人が多いため、「あの人は本当になんでも知っているな」「すごいな」と思われることも多いです。
でも、人格者は自分の能力をひけらかしたりしません。

というのも、人格者は向上心があり、常に努力を続けることができるため、自分が「えらい人間だ」とか「すごい人間だ」とは全く思っていないんですね。

人格者の特徴【行動】

人格者がアドバイスしている場面

では、人格者の人はどんな行動をとるのでしょうか?
優れた人格はどんな行動に表れるのか?詳しく見ていきましょう!

  1. マナーがしっかりと身についている
  2. 規則を守る
  3. 的確な判断ができる
  4. 威張らない
  5. 弱い者を守る

特徴①:マナーがしっかりと身についている

親しくなってくると礼儀がなくなってしまったり、「自分より格下だ」と思うと、つい気が大きくなってしまう人もいますが、人格者は誰に対しても礼儀正しく、マナーをきちんと守れる人が多いです。
ですので、よく人格者は”常識人”と言われるんですね。

価値観を変えることは難しいですが、人格者は人の意見にきちんと耳を傾けられるため、しっかりとしたマナーを持っているのです。

特徴②:規則を守る

人格者はずるいことをしたり、サボったりなんてことは絶対にしません。
「この規則はおかしい!」と思った時は真っ向から反論しますが、正しい規則はきちんと守ります。

また、しっかりと計画を立てて行動するため、約束の時間に遅れるということはほとんどないでしょう。

特徴③:的確な判断ができる

人格者はいつも冷静に物事を見ています。
必要があれば自分や状況を客観的に見て、落ち着いて物事を判断することができるんですね。

冷静すぎるがゆえ、時に「なんであんなに落ち着いていられるの?感情がないの?」と思われることがありますが、正しい判断をするためには、感情を高ぶらせてはいけない、と自分をコントロールしています。

特徴④:威張らない

権力を持つと、理不尽な態度を取ったり、人を馬鹿にする人もいますが、人格者は決して自分におごらないため、権力を振りかざすことはしません。
むしろ、世の中にはいろんな人格の人がいて、個性や性格が認められるべきだと知っているので、誰にでも平等に接することができるんですね。

特徴⑤:弱い者を守る

人格者は責任感が強いため、誰かを盾にしたり、犠牲にしたりすることはありません。
弱い者は守り、自分の否は認める。

人格者は潔い行動を取ることができるので、周囲の人から「裏表のない人物」として信頼されるのです。

人格者の特徴【人との接し方】

友人に慕われる人格者

  1. 温厚で口調が優しい
  2. ちょうど良い距離感
  3. 決して否定しない

特徴①:温厚で口調が優しい

人格者は相手に威圧的な態度を取ったり、身分や地位で人を判断しません。
誰にも同じように人権があり、それが尊重されるべきだと確信しています。

ですので、人格者は物腰が柔らかいですし、誰にでも気さくに話しかけるんですね。
特定の年齢や性別の人から好かれるというよりは、人格者は老若男女から好かれると言っても過言ではないでしょう。

特徴②:ちょうど良い距離感

人格者は親切ですが、決しておせっかいではありませんし、自分の厚意を押し付けることはしません。
相手が悩んでいる時はそっと寄り添いますが、相手が悩みを打ち明けるかどうか迷っている時は、一歩下がって見守ります。

そして、相手が頼ってきたら全力で力になってあげる。
相手のペースを乱さないので、心地よい思いやりを周囲に向けることができるでしょう。

特徴③:決して否定しない

人格者は「この人は自分の意見とは合わない」と感じても、頭ごなしに否定することはしません。
たとえ自分と違う考えの持ち主でも、「そんな考えもあるんだな」と純粋に受け入れることができるんですね。

もちろん自分が正しいと思った意見は主張しますが、「まずは相手の話を聞く」というスタンスを大切にしているのです。

「人格者」を創りあげる要因

人格者の親子

人格者はどのように出来上がったのか?
何か人格者になるべくしてなった要因があるのでしょうか?

詳しく見てみましょう。

要因①:両親から良い教育を受けた

人の性格は遺伝もありますが、環境が与える要因が大きいとされています。
人格者はしっかりと常識を持った両親に育てられたことにより、正しいマナーや常識が身についたのでしょう。

また、幼い頃から愛情をたっぷりと受けた育ったため、他の人に愛情を与えられるような人格になったのだと考えられます。
ですので、人格者の両親は、ともに人格者であるといえるでしょう。

要因②:色んな経験を積んできた

もちろん育ってきた環境も人格形成に大きな影響を与えますが、人格者は色んな困難や壁を乗り越えたり、たくさんの経験を積んできた人が多いです。
経験は人を成長させ、豊かにします。

楽しい経験や成功体験もそうですが、辛い出来事を乗り越えてきたからこそ、人の痛みが理解できるのでしょう。

人格者と言われている人に対する周りからの評価

人格者の評価が気になるマーク

では、人格者は周りからどんな風に思われて、どんな評価を受けているのでしょうか?
具体的に見ていきましょう。

  1. 尊敬できる
  2. 憧れる
  3. 頼りになる
  4. 妬ましい
  5. ついて行きたい!

評価①:尊敬できる

人当たりが良い部分を持ちながらも、締めるところはきっちり締める。
そんな人格者は、リーダー的な役割を任されることが多いです。

人格者はしっかりと自分の信念を持って行動し、人と向き合うことができるため、「あの人は尊敬できる」と思われているでしょう。

評価②:憧れる

人望が厚く、仕事でもプライベートでも頼りになる人格者は「あんな風になりたい」と羨望の眼差しを向けられることが多いです。
本人は全くそのつもりがなくても、周囲から見れば”カリスマ”的な存在になっていることも。

「憧れです!」と言われても、決して自分を卑下するでもなく、鼻にかけるでもなく「ありがとう」と素直に受け止めることができるので、周囲はますます人格者に憧れを抱きます。

評価③:頼りになる

人格者は困っていると、さりげなくフォローしてくれたり、元気がない時にそっと労わってくれたり、細かい心遣いが得意。
だからといって単に仕事を引き受けるだけではなく、「こうしてみたらどう?」とか「ここまでは手を貸すね」と相手が成長できる距離感で手を貸してくれるので、「この人は頼りになる」「自分のことを考えてくれる」と思われることが多いでしょう。

評価④:妬ましい

誰にでも人望が厚い人格者は、ある一部の人から見れば「妬ましい」と思われることもあるでしょう。
単なる嫉妬ですが、「あの人ばかり注目されて面白くない」「足を引っ張ってやりたい」と黒い感情を持つ人も少なからず存在することは事実。

しかし、人格者は攻撃してもまともに応戦しないため、より「妬ましい」と反感を買うこともあるでしょう。

評価⑤:ついて行きたい!

人格者は尊敬や憧れなど、さまざまな目を向けられることが多いですが、その根底には「あの人なら信頼できる」という根強い信頼感があります。
裏表が無く、きちんと責任を持って行動できる人格者だからこそ、「ついて行きたい!」と思われることが多いんですね。

上司や先輩が人格者なら、仕事の効率も上がり、チームの団結力も上がるでしょう。

人格者が好まれる理由

人格者が好かれることを表すLIKEマーク

では、どうしてこんなにも人格者は好かれるのでしょうか?
その秘訣はなんなのか?詳しく見ていきましょう。

  1. 物知りで色んなことを教えてくれる
  2. すべての人の性格を尊重してくれる
  3. 安心して任せられる
  4. 場の雰囲気が柔らかくなる
  5. 人を高めてくれる

理由①:物知りで色んなことを教えてくれる

人格者は知識欲が強く、さまざまな分野に目を向け学ぶため、「あの人って本当になんでも知ってるよね!」と言われるような知識人が多いです。
ただ学ぶだけではなく、しっかりとその知識を仕事や生活に生かしたり、的確なアドバイスができるため、「あの人に聞けばなんでも分かる!」と思っている人もいるかもしれませんね。

理由②:すべての人の性格を尊重してくれる

人格者は、人が10人いれば10個の個性があり、そしてその個性が尊重されるべきであるということを知っています。
もちろん人格者でも「あの人ちょっと苦手」と感じる人はいるでしょう。

ですが、自分と合わないから「嫌い」という一言で片づけたりはしないんですね。
ですから、誰にでも平等な態度で接することができるんです。

それが周囲にとっては「嬉しい」と感じることも多いでしょう。

理由③:安心して任せられる

人格者は持ち前の真面目さと責任感から、仕事を投げ出すなんてことは絶対にしません。
また、自分が悪かったことはしっかりと謝り、学習し、経験を生かすことができるため、「あの人なら安心して任せられる」と思われることが多いでしょう。

人格者の誠実な性格はどんな仕事にも向いていますが、営業職などに就けば根強いファンが付くこともあるかもしれません。

理由④:場の雰囲気が柔らかくなる

人格者の人は、イライラした態度を見せたり、あからさまに落ち込んで見せるようなことはしません。
”いつも穏やかで温厚な人”と思われていることも多いでしょう。

誰にでも気さくで話しかけやすいオーラを放っているため、「あの人がいると場が和む」「場を楽しくしてくれる」と感じている人も。
輪に入るだけで、場がパッと明るくなるような、そんな存在だと思われ、重宝されているのかもしれませんね。

理由⑤:人を高めてくれる

人格者は人に何か教えたり、人を育てることが上手。
というのも、部下や後輩を一歩離れて見守ることができるからなんですね。

たとえば部下がミスした時、ただ手を貸すだけでなく、自分で考えさせることができます。
「ミスの原因は何なのか?」「どうすれば改善できるのか?」ということを考えさせ、「じゃあ、ここはフォローするから、ここは自分でやってね」というように、必要な部分だけ手を貸してあげるから、部下が成長するんですね。

その能力を買われ、上司には評価されますし、部下にも慕われるので、人望が厚いのです。

人格者が周りに与える影響

人格者が綿毛を吹いている

人格者は周囲にとってプラスな影響を与えることが多いです。
誰かが間違った道へ行こうとしたら、道を戻してあげたり。

困っている人がいたら、さりげなく寄り添ってあげたり。
向上心を持ち、周りを引っ張って行ったり。

とくに仕事の場では、人格者がいることによって、仕事の効率が上がり、周囲のモチベーションもグンとアップするでしょう。

男女200人がアドバイス!人格者になりたいならこうすべき

人格者って誰から見ても素敵ですよね。
では、そんな人格者になるにはどうしたらいいのでしょうか?

男女に聞いた、人格者になるためのアドバイスをご紹介していきます。

Q.人格者になるためにはどうしたらいい?

男性のコメント

相手を思いやる気持ち。まずは、ありがとうを一日に三回は言えるように。(31歳)

まずは相手の悪口を口に出さないこと。自分の中で留める。(26歳)

誰しもが持っている感情を、ポジティブなことは少し大げさに、ネガティブなことは最低限の表現で抑えることが大切です。(36歳)

他人の話は真摯に聞くようにし、常に先回りして物事を考えるようにしている。(32歳)

女性のコメント

常に感謝を大切にすること。毎日の当たり前はないことを考える事です。(26歳)

自分を良くするための努力や勉強を惜しまず、周りの人には思いやりを持って接する。(35歳)

常にどうしたらより良く、自分が動くことで周りがスムーズに動けるのかを考え、みんながやりたくないことでも自分ができる人。(31歳)

人は誰しも至らない所があることを理解し、相手の感情を逆撫でしない発言をすると良いと思います。(27歳)

人格者になるためには【感謝を大切に】【悪口を言わない】【先回り行動】【相手を理解しようとする】といった点が大切になってきます。
「ありがとう」や「ごめんね」は大人でも意外と言えない方がいますよね。

当たり前だけど大事なことを徹底する人こそ人格者になれるのです。
また、他人のことを常に考え、思いやりのある行動をすることも大切。

悪口は絶対に言わず、常に周りの環境を良くするために先回りした行動を心がけるといいでしょう。
そして、相手のことをちゃんと理解するようにしてみてください。

人格者になる方法

人格者になるための勉強

できることなら、人望も厚く、誰にでも慕われる人格者になりたい!
でも、どんなことをすれば、人格者と呼ばれるのでしょうか?

具体的な方法をチェックしていきましょう。

  1. 心を落ち着かせる
  2. 努力を惜しまない
  3. 見返りを求めない
  4. 自分の能力を鼻にかけない
  5. すべての人や出来事を受け入れる

方法①:心を落ち着かせる

人格者は常に客観的に落ち着いて物事を見ることができます。
もちろん、イラッとすることもありますが、カッとなった勢いで相手に言葉をぶつけてはいけないと分かっているので、「まずは落ち着こう」と一旦頭を冷やして、冷静さを保つことができるんですね。

カッとしてしまったら、一度深呼吸しましょう。
ゆっくりと6秒待つとイライラが収まり、落ち着くことができますよ。

方法②:努力を惜しまない

人格者は手を抜くということはしません。
たとえ小さな仕事や、身の丈以下の仕事でも丁寧に取り組み、自分のできるベストを尽くします。

今の自分に満足することなく、常に向上心を持って、色んなことに取り組んでみましょう。
昨日より今日、今日より明日の自分をブラッシュアップする気持ちで毎日を過ごすといいかもしれませんね。

方法③:見返りを求めない

人格者は誰にでも親切で、困っている人がいたら助けます。
ですが、「助けたからこうしてほしい」とか、「優しくしたからこうしてくれるだろう」というような、見返りを求めることは一切しません。

見返りを求めるから、イライラしたり、相手を憎んだりしてしまうのです。
優しくしたから優しくしてもらう、とか、プレゼントをしたから相手もくれるだろう、とか、そんな関係は相手と対等な立場とはいえません。

相手に純粋に与えたいという気持ちは、あなたと相手に”信頼”という贈り物をくれるでしょう。

方法④:自分の能力を鼻にかけない

人格者は能力も高く、多岐に渡って才能を発揮することができますが、決してそれを自慢したりしません。
たしかに、自分の得意なことは誰かに褒めてほしいと思いますし、自分が知っていることはつい言いたくなってしまうかもしれません。

でも、自分のことを1番分かっているのは自分。
自分が自分を認めてあげていれば、周囲の評価は気にしない、という「自己承認の心」が人格者を作り上げているんですね。

方法⑤:すべての人や出来事を受け入れる

嫌いな人、話したくない人、一緒に仕事をしたくない人。
誰にだって苦手意識を持ってしまう人はいるはず。

でも、全ての人を好きになる必要はないし、嫌な人を良い人に変える必要なんてないのです。
「人は人、自分は自分」と割り切って、「あの人はこういう人なのだ」と思えば、心を揺さぶられることもありません。

また、ミスや事故など、起こってしまったことを悔やむのも止めましょう。
人格者は起こってしまったことを悔やむよりも、それを踏まえた上で今後どうするのか?ということが大切だと知っているのです。

人格者になりたい人におすすめの本

人格者になるための本

人格者になるためには、自分の思考を変える必要があります。
自分と向き合い、思考を変えていくのにおすすめな本を紹介しますね。

おすすめ①:嫌われる勇気

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
1571円

大ベストセラーになった自己啓発本、「嫌われる勇気」はアドラーの心理学を基にした名著です。
タイトルだけ見ると「嫌われる人になった方がいいの?」と思うかもしれませんが、周囲に嫌な態度を取りなさいという意味ではありません。

日本は特に「出る杭は打たれる」ということわざにあるように、マイノリティーよりもマジョリティーが重要視される傾向があります。
周りに合わせて、目立たないように、いじめられないように、と思って生活している人も多いでしょう。

「嫌われる勇気」とは、周囲に合わせず自分の意見を尊重して、結果嫌われてもいいじゃない!ということを言っているのです。
自分を大切にできない人は他人も大切にすることができません。

自分の芯をしっかり通すために大切なことを、この本は教えてくれますよ。

おすすめ②:夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

こちらの本もドラマ化されたことがあるほどのベストセラー作品です。
ガネーシャというヒンドゥー教の神が、人生を豊かにするコツをコミカルに教えてくれる、読書初心者にも読みやすい本です。

ただ単に思考を変えよう!という内容ではなく、具体的な行動などを分かりやすく教えてくれる一冊。
自己啓発本としても物語としても楽しめる内容になっています。

おすすめ③:思考は現実化する

思考は現実化する_アクション・マニュアルつき

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」は、タイトル通り自分の思考を貫いたことによって、それが現実化していった体験談がたくさん詰まっているため、「自分もこうなれるかも!」とモチベーションが上がります。
また、具体的に思考を現実化する方法も本の随所に書かれているので、実際に読みながら実行することで、読み終わる頃には思考が変わっていくのが実感できると思います。

自分のやりたいことを明確にし、実現していく手助けをしてくれる。
そんな一冊です。

人格者に関する名言

人格者になるための名言を書いた紙

人格者はどんな名言を残しているのでしょうか?
人格者の言葉を受け止め、考え方や行動を学びましょう。

名言①:「あなたはあなたであればいい」マザー・テレサ

すべての人は愛される権利がある。そしてすべての人を愛する。というマザー・テレサの思いが伝わってくる言葉です。
えらくなったり、着飾ったり。そんなことをする必要はなく、あなたはあなたのままで愛される権利がある。

世界の人が全員そう思えたら、争いは無くなるのかもしれませんね。
マザー・テレサは人格者であったため、すべての人に平等に愛を与えることができたのでしょう。

名言②:「私の歩みは遅いが、歩んだ道を引き返すことはない」エイブラハム・リンカーン

アメリカの元大統領、リンカーンの言葉。
人格者は過去を後悔しても意味がないということを知っています。

そして、いつも自分の中で最善の選択をしているため、たとえ自分の選択が悪い結果に結びついていても、それを受け入れ、決して過去の自分を悔やむことはしません。
自分を信じて、また自分の選択も信じる。

そうすることで、未来の自分が成長していくのかもしれません。

名言③:「非難は愚者でもできる、理解は賢者しかできない」デール・カーネギー

アメリカの実業家、デール・カーネギーの言葉。
これはまさに人格者を表したような言葉ですね。

誰かを非難したり、誰かの意見を否定したり。
自分と合わない、自分の意見と違うと言って突き放すのは簡単ですが、相手を認め、相手の意見を理解しようとするのが人格者なのだと、カーネギーは教えてくれています。

人格者はなろうとするものじゃない!自然に出来上がるもの

人格者の性格を表すバルーン

いつも周囲に人がいて、誰もが信頼している人格者。
それは誰にだって「なりたい!」と思う人物像なのかもしれません。

ですが、人格者=完璧な人間ではないのです。
自分を認め、ダメな部分も受け入れ、自分を愛してあげているからこそ、人を愛することができるのかもしれません。

あなたは誰かになろうとする必要はありません。
まずは自分を認めて、好きになることからはじめましょう。

自分を愛し、他人を思いやることができれば、自然と人格者と呼ばれる人になっているはずですよ。

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ライター
noel編集部

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