仕事人間の10の特徴と仕事人間な彼氏との上手な付き合い方

「仕事人間」とはどんな人？

仕事が一番で、仕事を生きがいとしている人です。
仕事以外に趣味なども特になく、恋人がいたとしても、家庭があったとしても、仕事の優先順位を先頭に持ってくる人です。

仕事人間は会社人間とも呼ばれています。
こういう人は、仕事をしている時に周りが見えなくなることも多く、昼食を抜くこともあり、睡眠時間が短くても気にしないところがあるでしょう。
逆に、仕事を取り上げると何もすることがなく、覇気さえなくなることもあります。

仕事人間の特徴

仕事人間とはどのような人物なのかを見ていきましょう。

1. オーバーワーク
2. 責任感が強い
3. 仕事が生きがい
4. 仕事以外興味がない
5. 仕事の話ばかり
6. 仕事ができる
7. 仕事を持ち帰る
8. 言い訳をしない
9. 評価を気にしない
10. 真面目

特徴①：オーバーワーク

残業はもちろん、休日出勤、早朝出勤など、労働超過に陥っています。
しかし、仕事人間は、それがオーバーワークという認識はなく当たり前のこととして捉えています。

そのため、日によっては職場で一人だけ仕事していることも。
長時間労働のため、身体は疲れていますが、通勤の電車の中や、移動中のタクシーの中でうまく睡眠を取っていたりします。
逆に、休み過ぎると身体の調子が悪くなってしまう事もあります。

特徴②：責任感が強い

仕事人間は、仕事に対して責任感が強いでしょう。
仕事をする時に手を抜いたりすることはなく、全力を尽くします。

また、責任感は仕事だけではなく、部下に対しても同じで、部下がミスをした時には、フォローして一緒に責任を取ってくれます。
その責任感の強さから、取引先にも信頼されていて、仕事を任されることも多いでしょう。

特徴③：仕事が生きがい

仕事人間の生きがいはもちろん仕事です。
そのため、仕事中心の生活で、それを不満に思う事もありません。

仕事をしている時が一番充実していて、生き生きしています。
生きがいなので、仕事で苦労したりしても、辛いことが合っても乗り越えられます。
また、新しい仕事を始める時や、大きな仕事をする時は、モチベーションも上がるでしょう。

特徴④：仕事以外興味がない

仕事が中心の仕事人間。
そのため、仕事以外になかなか興味のあることが出てきません。

これといった趣味がないので、休日に趣味に時間を費やしたりすることもなく、仕事以外の友人の付き合いもあまりありません。
その上、別の事に時間を費やすなら、その時間を仕事に費やしたいと考えています。

特徴⑤：仕事の話ばかり

話の中心は仕事の話です。
同僚や部下とのランチでも話題は仕事の話。プライベートに恋人と出掛けた時にも「これ、仕事に使えるな」「ここの料理は美味しいけどどこが運営しているのかな」など、仕事に絡んだ話をしがちです。

また、直接口に出さなくても、デート中にスマホでスケジュールを確認したり、思いついた事をメモしたりして、彼女を閉口させるでしょう。

特徴⑥：仕事ができる

仕事人間は基本的に仕事が出来る人が多いでしょう。
仕事が趣味なので、仕事に関して真摯に取り組んでいることもあり仕事の評価も高いのです。

また、仕事が早く、効率も良いので、多くの同僚の中でも出世が早いでしょう。
また、上司からすると仕事ができる人として評価されるので責任のある仕事を任されたり、プロジェクトのリーダーを任されたりします。

特徴⑦：仕事を持ち帰る

休日出勤したり、残業したりしているのに、更に仕事を家に持ち帰って仕事をするのが仕事人間。

夜遅くまでパソコンの前で作業をしたりするのは日常茶飯事です。
また、食事をしながら資料を読んだり、お風呂に入っても仕事の組み立てを考えたりと、仕事から離れる時間が少ないのが仕事人間でしょう。

特徴⑧：言い訳をしない

いくら仕事人間でもミスや失敗はあります。
その時に言い訳したり、責任転嫁したりしないのが仕事人間の特徴です。

そして、それらのミスは必ず取り返しますし、そのミスを分析して次に生かそうとするでしょう。

また、頼まれた仕事に対して、出来ない、間に合わないということは自分の中で許せないので、極力断りません。
ただ、それが面倒な仕事を押し付けられたりする要因になることもあります。

特徴⑨：評価を気にしない

仕事人間は仕事が好きで全力で取り組むだけなので、周りの評価が欲しくて仕事をしているわけではありません。

ただ、仕事が出来るので評価も良く、昇進も早いですが、それは出世するために仕事をしているのではないので、出世争いに興味はないでしょう。

また、部下に対して自分が評価する時にも、仕事の過程よりも結果だけで判断するところがあります。

特徴⑩：真面目

真面目な性格の仕事人間。真面目だからさぼったり、手を抜いたりすることもありません。
そして、几帳面な所もあるので、デスクの上も生理整頓されています。

また、仕事人間が作った資料も誰が見ても見やすく作られていて、そういう所が安心して仕事が任せられる印象を与えています。

仕事人間との恋愛が難しい理由

恋人ができてもうまくいかない理由を見ていきましょう。

1. ドタキャンや途中退席が多い
2. マメな連絡が苦手
3. プライベートよりも仕事重視

具体的に見てみます。

理由①：ドタキャンや途中退席が多い

恋人よりも仕事が大切な仕事人間。
そのため、デートの約束をしていても、仕事が入るとデートは迷わずキャンセルします。

まして、突然のドタキャンもあるので、恋人としては「どうして」と呆れられてしまう事もあるでしょう。

また、デート中に仕事のトラブルが発生すると、恋人を置いて途中で帰ってしまう事も。
そういう時でも、仕事人間からすると、仕事だから当然と考えているので、彼女が思っているほど重大な事と捉えていません。

理由②：マメな連絡が苦手

恋人に対してマメに連絡することがありません。
そのため、彼女が毎日連絡してといっても約束が守れられることもないでしょう。

まして、朝早くから、夜遅くまで仕事をしているので、連絡する時間がなかなか取れません。
その上、仕事をしていると集中してしまうので、他の事を考える余裕がないのも大きな要因です。

そして、夜遅く家に帰ってきて、ホッとした時には夜が遅いので、寝ているだろうと思って彼女に連絡をしません。
そういう日が気付いたら数日続いていくのです。

理由③：プライベートよりも仕事重視

仕事が一番大切な仕事人間なので、仕事を中心に生活が回っています。
そのため、仕事以外のプライベートの時間は少なく、異性に時間を費やす時間が少なくなってしまいます。

そうなると、異性と知り合うチャンスも多くないですし、友人と出掛けたりする時間もありません。

そして、女性と知り合い付き合っても、その限られた時間をやりくりすることになるので、恋人となかなか長続きしないでしょう。

仕事人間な彼氏との上手な付き合い方

では、そういう彼氏とうまく付き合うにはどうしたら良いかを見ていきましょう。

1. 仕事に理解を持つ
2. 考え方が違うと認識する
3. OFFタイムを作る

具体的に見ていきます。

付き合い方①：仕事に理解を持つ

とにかく仕事が好きだと言う事、仕事が生きがいだということを理解してあげましょう。
仕事人間の彼氏から仕事を取り上げてしまったら、彼の生きがいもなくなって、彼の魅力も半減してしまうと考えましょう。

仕事をしているからこそ、自信を持って男らしいのです。
それに、仕事をしている時が幸せで、仕事があるから恋人とも付き合えます。

つまり、仕事がなくなったら、何もかもやる気をなくして、彼女を作る気力さえなくなってしまいます。
だからこそ、仕事人間であってもそれを責めないようにしましょう。

付き合い方②：考え方が違うと認識する

仕事があるからデートはドタキャン、呼びだされたらデートは途中で打ち切り、仕事人間が彼氏であればそういう経験はよくあるでしょう。

それで喧嘩になることもあれば、自分は大切にされていないと考えてしまいます。
しかし、仕事人間からすると、それは彼女が嫌いでやっていることではありません。

まして、少ないプライベートの時間に付き合うくらいなので嫌いな訳はないのです。
すなわち、根本的に考え方が違うので割り切ってしまうのが良いでしょう。

女性が考える恋人、仕事人間の男性が考える恋人には大きな認識のズレがあると考えれば楽になります。

付き合い方③：OFFタイムを作る

月に一回くらい、完全なオフタイムを作るようにしましょう。
また、夏休みやお正月など、まとまった休みが取れる時に、数日のオフを作って旅行などに出掛けるようにします。

それを恒例化していけば、仕事人間も仕事の間にある決まったスケジュールとして認識してくれます。

その日は思い切って非日常を味わうようなデートがおすすめ。
それでストレス解消できれば、仕事人間の彼氏も仕事の鋭気を養えると考えて積極的に完全オフの日を作ろうとしてくれるでしょう。

仕事人間が気をつけるべきこと

仕事人間が注意したいことを見ていきましょう。

1. 身体を労わる
2. 他者にオーバーワークさせない
3. 家庭や友達との時間も作る
4. 仕事の話ばかりしない
5. 同等のレベルを求めない
6. 仕事以外の楽しみは作る

具体的に見ていきます。

注意点①：身体を労わる

無理しがちな仕事人間。
そのため、健康管理に気をつけるようにしましょう。

仕事人間は睡眠時間が少なかったり、栄養が足りなかったり、運動不足だったりします。
若いうちはそれでも健康でいられますが、これから歳を重ねていくと身体にガタがくるでしょう。

もしも、身体を悪くしてしまい病気になってしまうと、それこそ仕事を長期離脱することになります。
そうなると、周りにも迷惑を掛けるので充分身体に気をつけましょう。

注意点②：他者にオーバーワークさせない

仕事人間を基本に考えてしまうと、他の人がさぼっているように見えてしまいます。
特に、仕事の時間は仕事人間が断トツ長いでしょう。

そうなると、他の人が定時で帰ったりすると、まだまだやることがあるだろうと考えてしまいがち。

しかし、それは仕事人間だから出来ることで、仕事のやり方や考え方は皆違います。
そのため、他の人に同じようなオーバーワークを押し付けないように注意しましょう。

注意点③：家庭や友達との時間も作る

何かあった時に助けてくれるのは家族や友達です。
そのため、普段から大切にしておきましょう。

ついつい、仕事を優先しがちですが、せめて月に一回、数か月に一回くらい、皆で食事したり、ゆっくり話したりする時間を作るようにしましょう。
そうしないと、何かあった時に「いつもあなたはいないでしょ」と言われてしまいます。

注意点④：仕事の話ばかりしない

仕事が好きだから、仕事のことばかり考えてしまうでしょう。
しかし、他の人の前で仕事の話ばかりしていても、聞いている方は面白くありません。

特に、恋人に仕事の話をしても、理解できる事も少ないでしょう。
その上、普段仕事ばかりしているので、せめてプライベートの時間は仕事の話をしないでほしいと思っています。

そのため、仕事以外の時間は仕事のことは忘れて、恋人ならば恋人らしい会話を楽しみましょう。

注意点⑤：同等のレベルを求めない

仕事人間は仕事が出来る人が多いですが、それは、その人が仕事をできるのであって、それ以外の人も同じくらい成果が出せると思わないようにしましょう。

そうしてしまうと、出来ないことにイライラしたり、無理なことを押し付けたりしてしまいます。
特に、上司なって、部下に自分と同じような仕事人間のレベルを求めてしまうと、様々な問題が出てくるので要注意です。

注意点⑥：仕事以外の楽しみは作る

今は仕事人間でも良いですが、この先の事を考えて、仕事以外の楽しみは見つけておきましょう。

そうしておけば、仕事のリフレッシュも出来ますし、仕事を引退したあとの楽しみにもなります。

仕事人間の老後

仕事人間から仕事を取り上げるとどうなるでしょう。
急に老けこんだり、一日することがなくボーっと過ごしたりすることになります。

中には、仕事を引退しても再雇用制度を利用して仕事をしたり、起業したりする人もいます。
つまり、仕事人間は仕事をしているのが生きがいなので、歳を取っても仕事をしていたいのです。

そのため、仕事を引退する年齢に近づいたら仕事以外の楽しみを見つけておくのが良いでしょう。

仕事人間のように仕事を好きになる方法

仕事人間になる方法を見ていきましょう。

1. 仕事にやりがいを見つける
2. アピールポイントを作る
3. 結果にこだわる

具体的に見ていきます。

方法①：仕事にやりがいを見つける

仕事が好きと思えるのは、やりがいがあるからです。
やりがいが出てくると、仕事の為に努力しますし、少々のことでは諦めたりしません。

そして、やりがいがあると楽しいと感じることもできます。
楽しいと思う事は、ずっとやっていたいし、辛いことがあっても乗り越えられます。

方法②：アピールポイントを作る

仕事をする上で、自分の強みを見つけましょう。
強みがあればそれを伸ばしてアピールポイントにします。

そうして、これは誰にも負けない、自分に任せてくれれば大丈夫という強みを持つようにします。

そうすることで、この部分はあの人に頼めば安心となり、仕事でも頼りにされて仕事に対するモチベーションも上がるでしょう。

方法③：結果にこだわる

会社が見ているのはやはり仕事の結果です。
そのため、結果にこだわりましょう。

良い結果が出せるならば時間を掛ける、手間を惜しまないなど努力します。
そうして仕事の結果を出していけば、会社からの評価も上がり出世もしていくでしょう。それが目に見えてくるとやる気に繋がります。

仕事人間の自覚を

仕事人間は悪いことではありません。
仕事に一生懸命で会社にも貢献してします。

しかし、自覚がないとそれを部下に押し付けたり、家族や恋人に我慢を押し付けたりすることになります。

自分が仕事人間と自覚すれば、意識して部下に接する、家族や恋人との時間を意識的に作るなど、良い方向へ導けるでしょう。