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「結婚初夜」っていつ?意味とは?

結婚初夜をこれから迎える夫婦

では、意味について、以下の2つをご紹介していきます。

意味①:正式に夫婦となった日に迎える夜

正式に夫婦となった日に迎える一生に一度の夜のことを言います。
しかし今の時代、結婚に至るカップルのほとんどが交際期間を経ているため、結婚後に男女2人で初めて夜を迎えるということの方が珍しいでしょう。

そのため、カップルから晴れて夫婦になった最初の夜を示すことが多いのです。
現代においては、交際期間を経てから結婚をするというのがごく当たり前となっていますが、昔はそうではありませんでした。

昔は交際期間を経ずに結婚して、そのまま夜を迎えていたのです。
なので、正式に配偶者関係となった男女2人がそのまま夜を迎えるというのがごく当たり前のことでした。

意味②:夫婦になった日の夜に初めてセックスすること

もう一つの意味が、夫婦になって初めて迎える夜に体を交えるという意味です。
単に夫婦一緒に夜を迎えるというだけでなく、夫婦における夜の営みを含めて使われるのが一般的です。

そのため、晴れて正式に夫婦となった日の夜をどのように過ごしたのかを親しい友人の間で尋ねたり、尋ねられることも多いよう。
現代においては、交際期間を経る中で、すでにセックスを経験しているカップルがほとんどでしょう。

なので、結婚して正式に夫婦となった初夜に体を交えるということを指すのです。

結婚初夜の作法

結婚初夜を迎える夫婦

では、作法について以下の2つをご紹介します。

作法①:小笠原流の作法

結婚して初めて過ごす夜に行う作法として、小笠原流の作法というものがあります。
この作法は、東枕に布団を敷き、その周りに犬の置物などを置くのです。

その空間で新郎が冷酒を一杯飲み、その盃を新婦が受け取って一杯飲み、再び新郎が盃を受け取って一杯飲みます。
そしてその後に、植物の穂長と青い石が3つずつ入ったタライを使って手を洗い、先に女性が布団に入り、後から男性が布団に入るのです。

現代においても、この作法を形式的に行う夫婦が少なからず存在します。
また、これらは立会人の元、行うことになっているため、その後の夫婦の営みも立会人の前で行うのです。

さらには、結婚後の宴席などにおいて、夫婦の営みの様子を立会人が出席者に発表するといった流れになっています。

作法②:床入り問答

小笠原流の作法以外にも、「傘問答」というものがあります。
流れとしては、新郎が「傘は持ってきたか?」と尋ね、この問いに対して、新婦が「はい。新しいものを持ってまいりました。」と返答するのです。

そして、新郎が「差してもいいか?」と尋ねたのちに、新婦が「はい、どうぞ」と回答するというもの。
昔は、交際期間を経ずに出会ったばかりの男女が当日や数日後に初めて夜を迎えることが多かったため、この作法を夫婦の会話のきっかけとしていたとも言われているのです。

結婚初夜の風習

結婚初夜について考える夫婦

では、風習について以下の2つをご紹介します。

  1. ヨーロッパで存在する「初夜権」
  2. 韓国で存在する「初夜覗き」
  3. 花婿の父親が花婿の嫁と性交する

続いて、それぞれの風習について見ていきましょう。

風習①:ヨーロッパで存在する「初夜権」

中世ヨーロッパにおいては、結婚初夜の風習として「初夜権」が行われていました。
これは、その地域の長が婚約もしくは結婚したばかりの夫婦の新婦と、花婿よりも先に新婦と床入りをする権限を持っているというもの。

現代においては考えられませんが、実際にこのようなことが中世ヨーロッパには存在していたのです。

風習②:韓国で存在する「初夜覗き」

こちらは、その名の通り結婚初夜を覗くといった韓国において行われていた今となっては信じ難い風習。
新婚夫婦が初めて過ごす夜を覗く人というのは、親戚や近所の人で、夫婦となった男女の寝床を覗き見るというもの。

このような風習が行われていた理由としては、若い新婚夫婦が多かった時代に、夫婦が失敗しないようにという意味が込められていました。
また、新婚夫婦から悪いものなどから守ると言い伝えられており、このような風習が伝統的に行われていたと言われています。

風習③:花婿の父親が花婿の嫁と性交する

この風習は、諸外国だけでなく、昔の日本においても実際にあった風習です。
息子は大切な跡取りという考えが強かった時代に、大事な息子の嫁にふさわしいかどうかを確認するという意味でこのような風習が存在していました。

こちらの風習は、現在でも一部の国や地域、あるいは民族において行われていると言われています。

結婚初夜のマナーと注意点

結婚初夜をこれから迎える男女

では、結婚初夜のマナーと注意点について、以下の4つをご紹介します。

  1. 男性のプライドを傷付ける言葉を言わない
  2. 新婦は遠慮を見せる
  3. お互いに思いやる
  4. セックスすることに鼻息を荒くし過ぎない

続いて、それぞれのマナーや注意点について、見ていきましょう。

マナー・注意点①:男性のプライドを傷付ける言葉を言わない

結婚後に初めて過ごす夜を「特別な日」と認識している人が少なくないことからも、気合いの入る男性は多いです。
そのため、新郎が先立って新婦とともに結婚して初めての夜を迎えたいと望むことは多いもの。

セックスの経験が豊富であるかどうかは関係なく、男性であればリードしたいと思うのです。
そんな男性の頑張りとは裏腹に、セックスが下手であると感じたり、違和感を感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、男性の頑張りを無視して、新郎のプライドを傷付けるようなことを口にしてはいけません。
もしも、夜の営みの最中に新婦が放ったひと言に傷ついてしまえば、その後の夜の夫婦生活も上手くいかなくなってしまう可能性があります。

マナー・注意点②:新婦は遠慮を見せる

男性に限らず、セックスが好きであったり、経験豊富な女性も中にはいるでしょう。
性交が好きであるからと言って、結婚初夜に女性の方から積極的に行為を求めるのは望ましくありません。

正式に夫婦となって迎える最初の夜は、恥じらいを見せつつ少し遠慮するといった姿勢で夫婦の営みをするというのが、新婦側のマナーであるということを覚えておきましょう。

マナー・注意点③:お互いに気遣う

これは正式に夫婦となって迎える夜に限らず、今後の夫婦の夜の営みにおいてもとても大切なことと言えます。
夫婦になった男女が愛する人とともに今後の人生を過ごすことを誓って、初めて迎える夜ですから、お互いを思いやったり気遣うというのは当然のこと。

夫婦の夜の営みにおいて、どちらか一方が好き勝手に振舞ってしまったら、今後の夫婦の生活に大きな影響を及ぼしてしまうことにもなりかねません。

マナー・注意点④:セックスすることに鼻息を荒くし過ぎない

正式に夫婦となって迎える初めての夜だからと言って、最愛のパートナーと性交することに鼻息を荒くしてしまうという人も少なくありません。
セックスに意気込み過ぎてしまうのは、男性に多い傾向にありますが、女性においても同様です。

正式に配偶者同士になってから初めて迎える夜というのは、特別な日であるということから意気込んでしまう気持ちもわかりますが、お互いに無理強いをしてしまうのはよくないので、くれぐれも注意しましょう。

「新婚夫婦としての初夜」とは?

結婚初夜に期待する夫婦

結婚式を挙げた場合

結婚式を挙げた場合は、式を挙げた当日の夜を指します。
一般的には、結婚式を挙げる夫婦がほとんどですから、現代においては結婚式を挙げた当日の夜を指す場合がほとんどです。

結婚式を挙げない場合

結婚式を挙げない夫婦の場合は、婚姻届を提出した日の夜、もしくは夫婦として住む家に引っ越した日の夜をいいます。
結婚初夜について人それぞれ意見が異なりますが、一般的には結婚式を挙げる場合と挙げない場合で、それぞれ捉え方が少し異なるのです。

結婚初夜にSEXをするべき?それともしなくてもいい?

結婚初夜を楽しむ夫婦

「するべき派」の意見

これまでに何度かお伝えしているように、結婚初夜は夫婦にとって一生に一度しかない特別な日でもあります。
これから夫婦として共に歩んでいくという想いを込めた上で、正式に配偶者関係になった男女が性交すべきだと考える人は多いもの。

また、セックスはパートナーとだけ楽しめる唯一の行為であることからも、結婚初夜に夫婦の楽しみとしている人も多いです。

「しなくてもいい派」の意見

結婚初夜にセックスをすべきという意見がある一方で、結婚式を挙げた夫婦の場合は疲労が溜まっていることからわざわざセックスしなくてもいいとの意見もあります。
結婚初夜だからと言って、特別こだわりを見せないという人も少なくありません。

交際経験を経ている人がほとんどなので、正式に夫婦となって迎える初夜だからと言ってトキメキを感じないということから、わざわざセックスに重きを置かないという人もいるのです。

現代における結婚初夜の過ごし方

これから結婚初夜を迎えようとする夫婦

では、過ごし方について、以下の3つをご紹介します。

  1. いつも以上に早く就寝して体を休める
  2. 2人でまったりと過ごす
  3. 結婚初夜という特別な日をきちんと味わう

過ごし方①:いつもより早く就寝する

上記でも少し触れましたが、結婚式当日は朝から晩まで新郎新婦は大忙し!
そのため、疲労が溜まっているということからも、いつも以上に早く床について、体を交えずにそのまま朝を迎えてしまったという夫婦も少なくありません。

最近では、正式に配偶者関係となったからと言って、セックスしなければいけない!と強く認識している夫婦が多くないことから、そのまま朝を迎えるというのは決して珍しいことではないのです。

過ごし方②:2人でゆっくり過ごす

結婚初夜には、映画を観るなどして、家でまったり夫婦で過ごすという過ごし方も増えてきています。
結婚式やこれまでの思い出を振り返ったりするなどして、ゆっくりと過ごすというのも現代の初夜の過ごし方としては珍しくありません。

まったりと過ごす中で甘いムードになり、そのまま夫婦の夜の営みを楽しんで甘い夜を過ごすという夫婦も当然います。

過ごし方③:結婚初夜という特別な日をきちんと味わう

一度限りの結婚初夜を、特別な一日としてきちんと迎えたいという夫婦も当然います。
どのように過ごすか前々からきちんと計画している夫婦は、高級ホテルを予約したり、ムード溢れる演出の中、正式に配偶者同士となってから初めての夜を迎えるのです。

特別感を演出することで、こうした経験が貴重な思い出として一生残ることからも、ムードが漂う過ごし方に憧れる女性は少なくないでしょう。

結婚初夜は今後2人で共に過ごすという意味合いであるということから、2次会などを早めに切り上げて、夜の営みのために体力を温存しておくという夫婦も中にはいます。

結婚初夜にSEXしない理由

結婚初夜を楽しみに待つ夫婦

では、SEXしない理由について、以下の2つをご紹介します。

理由①: 結婚初夜の意味がわかっていない

セックスしない理由としては、そもそも結婚初夜の意味や存在自体を分かっていないというケースがあります。
結婚してしばらくして、結婚初夜の意味に気付く夫婦も中にはいるでしょう。

またカップルとしての付き合いが長くなればなるほど、わざわざ結婚初夜にセックスする必要性を感じないという人も少なくありません。
結婚初夜を特別な日として捉えているかどうかは、カップル間において認識の違いがなければ、大して問題ないでしょう。

理由②:疲労が溜まっている

結婚式を挙げる夫婦の場合、朝から準備などに追われ、式が終わるまで精神的にも肉体的にも休む暇などなく、式が終わった頃にはクタクタです。
新郎・新婦共に疲れが溜まりに溜まってしまうことから、寝床についてそのまま朝を迎えるというケースも多いもの。

また正式に夫婦になったその人の夜に性交する気でいても、女性が生理とかぶってしまったりなどして、ゆっくり過ごす流れになることはよくあるのです。

結婚まで処女を守った女性の結婚初夜の心境

結婚初夜を迎える女性

では、結婚初夜にSEXしない理由について、以下の3つをご紹介します。

  1. 不安が大きい
  2. 緊張し過ぎてしまう
  3. 結婚前に処女を捨てておけばよかった

続いて、それぞれの心境について見ていきましょう。

心境①:不安が大きい

交際中にセックスをするカップルがほとんどですが、稀に結婚まで処女を貫き通す女性もいます。
そのような女性は、セックス未経験であるわけですから、当然不安がつきまとうもの。

「もしもやらかして嫌われてしまったら?」「痛みを感じたら?」など、不安な気持ちでいっぱいなのです。
結婚初夜までバージンを貫き通した女性は、上手くリードしてくれる新郎であることを信じて、相手に身を委ねるようにしましょう。

心境②:緊張し過ぎてしまう

結婚初夜に初めて新郎とセックスするという女性は、不安であると同時に、当然緊張も高まります。
セックスに限らず、何でも初めて行う事に対しては緊張や不安はつきものです。

どうしても緊張や不安が拭いきれないという方は、包み隠さずに本当のことを伝えて、結婚初夜までに新郎に緊張をほぐしてもらうように手助けしてもらいましょう。

心境③:結婚前に処女を捨てておけばよかった

夫婦間において、性格や価値観が合うかどうかはもちろん大事な要素ですが、夜の営みの相性も大切な要素のひとつ。
どんなに考え方や価値観が合っていたとしても、セックスの相性が合わないと夫婦関係そのものにヒビが入ってしまうことがあるのです。

そのため、結婚初夜まで処女を貫き通して、結婚相手とのセックスの相性が悪かった場合、結婚まで処女を貫き通したことを後悔してしまう女性も中にはいます。

結婚初夜は一生に一度の特別な日!

結婚初夜の過ごし方

昔と比べると、現代では結婚初夜の形式的な行いをすることはほぼなくなってきています。
しかし結婚初夜は、夫婦2人にとっての特別な一日でもあることから、特別感を持って過ごす夫婦は今でも多いもの。

結婚初夜の過ごし方は夫婦それぞれですが、思い出作りのひとつとして、特別な日を特別な形で過ごしてみてはいかがでしょうか?

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ライター
noel編集部

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