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「花嫁修業」とは?

花嫁修業を終え結婚した女性

読んで字のごとく、花嫁になるための修業のこと。
修業といっても辛く苦しいものではなく、習い事感覚で出来ます。

昔と今では結婚に対する考え方が変わってきているように、花嫁修業の内容も少しだけ変わっています。
以前は茶道や華道が当たり前でしたが、結婚生活で茶道や華道をすることはほとんどないため、他のことを習うようになっています。

花嫁修業はいつからするべきなの?

花嫁修業をクリアした女性

花嫁修業を始めるのに早すぎるということはありません。

まだ結婚の予定がなくても、早くから料理や家事全般など結婚してから役に立つことを身につけていれば、直前になって慌てることもないでしょう。

近々結婚の予定があるけど、料理や家事には全く自信がないという人も、結婚を意識したときや、プロポーズされたときには始めても遅くはありません。

ただし結婚が決まると何かと忙しくなるので、花嫁修業をするなら早い方がいいかもしれません。

結婚前にすべき花嫁修業

これから花嫁修業をする女性

では、花嫁修業リストをみていきましょう。

  1. 料理
  2. 掃除
  3. 冠婚葬祭マナー
  4. 裁縫
  5. 家計管理
  6. 洗濯
  7. 保険
  8. 一般常識マナー
  9. 着付け
  10. アイロンがけ

続いて、花嫁修業リストを、それぞれ詳しくみていきます。

①:料理

結婚したら大抵は独立するので、料理は自分でしないといけません。
夫が料理担当というなら話は別ですが、妻は料理ができた方が家庭円満にもつながります。

婚活するにも料理が得意という人の方が好印象です。
母親に教えてもらってもいいですし、料理教室に通うのもおすすめです。

ただし全く料理ができない人は、基礎から学べる料理教室で学んでください。
毎日おいしい料理が食べられると、人はそれだけでも幸せになれます。

花嫁修業の一環として、時短料理や節約料理なども覚えておくといいでしょう。

②:掃除

掃除も花嫁修業には欠かせません。

お掃除ロボットがあっても、家の中は掃除する場所がたくさんあります。
今まで掃除は母親任せだった人、面倒だから掃除しないという人は、結婚してから夫に愛想を尽かされるかもしれません。

掃除にもいろんな方法があります。
掃除機、拭き掃除、油汚れの掃除など場所によって掃除の仕方も変わります。

毎日するものですから、しっかりと覚えてくださいね。
常にきれいに掃除されている部屋は気持ちのいいものです。

居心地のいい家にするためにも、掃除は欠かせません。

③:冠婚葬祭マナー

結婚は夫婦だけのものと思っていても、お互いの家族や親族との付き合いも始まりますし、夫の仕事先の人に関わることも増えてきます。
今まではすべて親任せだったことも、自分たちでしないといけません。

冠婚葬祭マナーを知らないと、自分だけでなく夫や親にも恥をかかせることになりかねません。
ご祝儀やお香典、お祝いやお返しなど、妻になるなら冠婚葬祭マナーは覚えておいた方がいいでしょう。

ただし地域によるローカルルールもあるので、わからないときは親や親戚に聞くことをおすすめします。
マナー本があると、イザというとき本を参考にできて便利ですよ。

④:裁縫

別に手芸をやるわけでも、自分の服を手作りするわけではないとしても、最低限の裁縫ができた方が何かと便利です。
ボタンが取れたときボタンなしのままでは不便ですし、見た目にもカッコ悪いです。

子供が生まれてからは、子供が保育園や学校で使うバッグやグッズを手作りするよう求められることもあります。
そんなときも裁縫ができれば、すぐに対応できます。

裁縫スキルを生かして家族の物を手作りしたり、ハンドメイド品をネットで販売してお小遣い稼ぎしたりも可能!

⑤:家計管理

結婚後に家計を任されることになっても、家計管理ができないと生活を脅かすこともあります。
月々いくらの収入があって、絶対に必要な支払いがいくらあるのか、支払いを終えたら手元に良く残るのか、残った分で同やりくりするかもすべて家計管理です。

家計簿の付け方などもわかってくるので、役立つことは多いでしょう。

⑥:洗濯

洗濯は洗濯機があるからわざわざ覚えなくてもいいんじゃない?と思ってしまいますよね。
実は洗濯にもいろいろなやり方があって、洗濯機では洗えない物もあります。

材質や生地、汚れの質によっても洗い方や使う洗剤は変わってきます。
何度どう洗うのか、それを知っておくだけでも、イザというときかなり役に立ちますよ。

⑦:保険

専業主婦でも共働きでも、保険は必要です。
会社員なら社会保険、個人事業主なら国民健康保険など病院にかかるときに加入しておくと、保険が適用されます。

他にも万一に備えて加入しておきたい、入院保険や医療保険、生命保険などもあります。
子供のための保険や、車を所有するなら任意自動車保険も必要!

結婚後は保険のことも自分で決めるので、知識として持っておきたいところです。

⑧:一般常識マナー

一般常識を知らないと、結婚してから恥をかくことも増えてきます。
結婚後に付き合うのは仲のいい友達だけではありません。

お互いの親族、会社や仕事関係の人、趣味の友達や子供のママ友などいろんな人と付き合います。
その中で一般常識を知らないと、恥をかきますし、子供や家族にも恥をかかせ非常識だと思われてしまうかもしれません。

花嫁修業では必須と言ってもいいでしょう。

⑨:着付け

絶対ではありませんが、着付けを習っておくと将来役に立つときは来るかもしれません。
冠婚葬祭やお祝いごとで着物を着る機会があったとしましょう。

そう何度もないとしても、着付けができると浴衣や着物も1人で着られるようになりますし、親戚や友達にも着付けしてあげられます。
着付けができればお正月に着物が着られますし、子供のお祝いごとのときにも着物を着て参加できます。

花嫁修業になる以外にファッションの幅も広がるなど、メリットも多いでしょう。

⑩:アイロンがけ

会社員ならワイシャツは必需品ですので、花嫁修業に入れたい項目です。
ワイシャツ以外にも、洗濯してシワになった衣類はアイロンをかければシワを伸ばせます。

ハンカチやブラウスなど、自分でアイロンがけができれば、わざわざ1枚のブラウスをクリーニングに出す手間も省けます。
アイロンは簡単そうに見えても、コツが必要で覚えるまでに時間がかかります。

スチームの使い方や素材による温度や使い方の違い、なども覚えておくといいでしょう。
いつもパリっとシワのない衣類を身につけられるので、アイロンがけは花嫁修業にもおすすめです。

花嫁修業におすすめの習い事

花嫁修業で人気のフラワーアレンジメント

おすすめ①:料理

花嫁修業で料理は、昔も今も変わらぬおすすめの習い事です。
わざわざ料理教室に行かなくても、母親という先生に教わってもいいでしょう。

おふくろの味を結婚後も食べられるのは幸せなことですね!
まだ料理ができない人は、基礎から学べる料理教室に通って基礎を身につけてください。

基礎が身に付けば、後はレシピやアプリを見ながらでも作れるようになってきます。
家で毎日食べる料理だけでなく、おもてなし料理なども覚えておくと安心です。

食べることが好きなら、自然に料理も上達していくでしょう。

おすすめ②:マナー

マナーにもいろいろありますので、自分のライフスタイルに合わせてマナーが学べる教室を選んでください。
高級レストランなど行く機会がないという人も、結婚式の披露宴や仕事関係の会食などで、テーブルマナーが役立つときが来るかもしれません。

冠婚葬祭マナーを知らないと、夫や家族に恥をかかせたり、相手に失礼になったりします。
結婚するなら花嫁修業を抜きにしても、最低限のマナーは覚えておきたいところです。

マナーを知っていれば、どこでもスマートに行動できますし、知らない人がいたときに教えてあげられます。

おすすめ③:インテリアコーディネート

センスのいいインテリアに囲まれて生活するのは、気分が良いものです。
インテリアコーディネートは見た目の良さだけでなく、生活しやすいレイアウトなども学べます。

インテリアコーディネートを習うなら、ついでに収納についての知識も知っておくといいでしょう。
収納についてはネットでも調べられますので、使いやすいレイアウトや収納を身につけておくと便利です。

花嫁修業でも人気がある習い事です。

おすすめ④:フラワーアレンジメント

生花だと機会がないという人も、フラワーアレンジメントなら役立つことも多いので習い事リストに加えてみてはいかがでしょうか。
家にお花がある生活も素敵ですし、お祝いごとでは自分がアレンジした物をプレゼントできます。

スキルを身につけて教室を開くこともできますよ。
毎日食卓に花を飾ったり、クリスマスやバレンタインには自作のアレンジメントを飾れば気分もあがります。

プレゼントにも喜ばれるので、花嫁修業としても人気があります。

花嫁修業は楽しく取り組むのが◎

花嫁になる前に花嫁修業をしようと思う人

これから結婚する人も、まだ予定は未定だけどいずれ結婚したいと思っている人も、花嫁修業をするなら早いうちがおすすめです。
花嫁修業に何を覚えるかは自由ですが、最低限覚えておきたい10種類は一通り覚えて損はないでしょう。

嫌々やっても身につきませんので、花嫁修業するなら楽しく取り組んでくださいね。

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ライター
noel編集部

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