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「家庭内別居」とは?

枯れた薔薇を持つ家庭内別居の女性
家庭内別居とは文字通り1つ屋根の下で共に夫婦として暮らしてはいるものの、実質上は別居している夫婦のような暮らしぶりを指します。
生計を共にしているか、会話があるかどうか、また性的関係を継続しているかどうかなどによって、その内容や深刻度もまちまちです。

既婚男女200人にアンケート!家庭内別居を経験した割合

家庭内別居がどういうことなのかが分かりましたが、実際どのくらいの夫婦が家庭内別居を経験しているのでしょうか。

今回は既婚男女200人に、アンケートをとり調査しました!

Q.家庭内別居の経験はある?

グラフ_家庭内別居の経験はある?男性100人へのアンケート

グラフ_家庭内別居の経験はある?女性100人へのアンケート

家庭内別居の経験が「ある」既婚男女は、男性が約2割・女性が約1割との結果に!
決して多い割合ではありませんが、実際に家庭内別居の経験がある家庭は存在します。

では、なぜ離婚や別居ではなく「家庭内別居」の道を選んだのでしょうか。
次は、家庭内別居の理由をご紹介します。

既婚男女200人に聞いた!家庭内別居を選んだ理由と原因

夫婦の仲が悪くなり、離婚・別居などを選ぶ家庭のいます。
そんな中、なぜ家庭内別居を選ぶ夫婦がいるのでしょうか。

既婚男女200人に、家庭内別居の原因と理由を聞きました。

Q.家庭内別居の【原因】と、別居ではなく家庭内別居を選んだ【理由】を教えて

男性のコメント

徐々に価値観が合わないことに気づいていったのが原因です。でも、金銭面で実際の別居は難しかったから家庭内別居を選びました。(29歳)

価値観が全く合わず、顔お合わせるたび喧嘩するので、本当は別居したいが、子どもの為の体裁や、そもそも別居できるほど金銭的な余裕がないため。 (34歳)

離婚をするとそのとはバツイチというレッテルが張られるし、別居だと費用もかかるので仕方なく家庭内別居。(25歳)

近所に別居を知られるのが嫌で家庭内別居を選んだ。全てにおいて考えが違い話すのも嫌になったが、話さずに極力相手と顔を合わさなければ問題ないと気付いたため。 (33歳)

別居になってしまうと職場にも提出する書類があったり、親族にも話さなくてはならなかったりと面倒が多いため、踏みとどまった。原因は私自身にあるとも思うが、外に女を作ったこと。それを機に夫婦間の仲が悪くなってしまった。 (30歳)

女性のコメント

家事育児に非協力的なのに疲れてるオーラを出されて本当に無理だと思いましたが子供の為を思うと家庭内別居を選びました。 (33歳)

別居は金もかかりますし、子供のことを考えるとあまり現実的ではありませんでした。でも、そばにいるとイライラするので、家庭内別居が互いの心の安定を図れました。家庭内別居の原因は互いに罵り合いすぎて、相手のなにもかもが許せなくなっているから。 (35歳)

一度少しでも嫌なところを見つけると、どんどんと見つかり嫌になってきました。部屋も分けており顔を合わせるのを減らせることと、世間体を気にして家庭内別居を選択しました。 (31歳)

家事育児を全く手伝ってくれない夫に対して嫌気がさし、会話したくなくなったが、子どもの手前別居はしたくなかったから。 (36歳)

離婚したいと何度も言っているのですが、離婚してもらえず、別居しようと、子供を連れて引っ越しをしたのですが、引っ越し先までやってきて、居座られてしまってます。 (38歳)

家庭内別居の原因の多くは、離婚の原因と類似するのではないでしょうか。
そんな中でも、家庭内別居を選んだ多くの理由は「子供のため」「世間体」でした。

子供がいる家庭の中には、本当は離婚したいけど子供のために仕方なく家庭内別居を選ぶ方もいるようです。
また、金銭面の問題で別居に踏み込めないとの意見も少なくありませんでした。

離婚、別居の選択肢もある中家庭内別居を選ぶ家庭には、このような真実があったのです。

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家庭内別居になる原因

家庭内別居の原因を作った浮気な男性
家庭内別居に踏み切った理由としては夫側妻側双方共に即時離婚とまではいかないまでも、普通に仲良く暮らしていくことが精神的肉体的に耐えられない状況に陥ったため、とする人が大半です。

その理由もいわゆる性格の不一致というものから、借金やギャンブル、定職につかない、仕事が長続きしないといった金銭問題、さらにはお互いの浮気などの異性問題や子供に関しての問題や、義実家との付き合いといったものまでまさに多種多様。

また、DVなども家庭内別居の大きな原因となります。
最近では家事ハラのようにイクメンであろうとする夫と、仕事と家庭の両立に疲れた妻のボタンの掛け違いから生まれる夫婦間の問題なども家庭内別居の大きな要因となるようです。

家庭内別居した夫婦の離婚率は?

別れのメッセージを残した家庭内別居の相手
日本全体の離婚率が高止まりしている昨今、さらにその離婚予備軍としての家庭内別居族はさらに多くの数がいると考えるのが普通です。
実際、家庭内別居から離婚へと移行してしまうカップルの絶対数は少なくありません。

ただし、家庭内別居というものがきっちり法的に定義付けられていない以上、正確な統計結果がなく、実態に関しては憶測の域を出ません。

家庭内別居は子供にストレスを与える?

家庭内別居の一家
大人が思う以上にいろいろなことを見聞きし、いろいろなことを知って、理解しているのが子供です。
表面上をとりつくろってみても誤魔化せるのはごく幼児期のみでしかありません

絶対にやってはいけないのは離婚しないのは子供のため、離婚できないのは子供がいるからといったことを口にすることです。
子供からすれば自分の存在が家族の幸せの妨げになっているようにしか聞こえず、必要以上に自分のことを責めたりしてメンタル的ストレスにつながります

家庭内別居のメリット

家庭内別居状態の母子

メリット①:

生活のとりあえずの安定が図れるのが家庭内別居のメリットとしては最大となります。
将来的な離婚も視野に入っている場合などは、家庭内別居期間=離婚の準備期間と考えて、キャリアアップや転職など、収入をより増やす対策を立てたり、転居先や子供の転校先などを探す準備にあてるのもおススメです。

メリット②:

家庭内別居といった形はとったものの、まだお互いに対しての情といったものや未練がある場合などは、とりあえずの冷却期間として家庭内別居期間を有効に使うのも良い方法です。
物理的な別居にまで突入してしまうとお互いの意地やプライド、外聞が邪魔して戻るに戻れなくなる事も考えられます。

そうした事態にまでなる前に、今一度じっくり夫婦関係を見直す期間として前向きに捉えれば良い結果を生むこともあります。

家庭内別居のデメリット

家庭内別居状態で傷ついた女性

デメリット①:

家庭内別居のデメリットとして挙げられるのは、やはり子供の問題です。
特に思春期の子供がいる場合などはデリケートな時期に家庭が不安定なことが重なると、非行や家出など思いもかけない結果となることもあるので要注意。

親であっても完璧な人間などいない、と1度子供と正面きって包み隠さず話し合う場を持つなどの方法をとることが必要です。

デメリット②:

すっかり冷え切っていて離婚までの単なる秒読みといった状態の家庭内別居中の問題となりがちなのが親戚づきあいや介護の問題です。
義実家や自分の実家の冠婚葬祭など夫婦での参加が当たり前の行事は年を重ねるごとに増える傾向にあり、避けては通れません。

またどちらかの両親が倒れた場合などの介護の問題も、離婚して他人になったわけではないので全く関係ないというわけにはいきません

家庭内別居のルール

家庭内別居でうつろな男性

決め方

子供の養育問題など、今すぐ離婚という結論を出すわけには行かない場合などには家庭内別居もやむをやません。
ただしそうした際もキチンとしたルールを決めておくと後々の問題に対しての抑止効果や防止に繫がります。

まずはお互いが譲れない内容のことから話し合うことが大切。
さらに当事者2人だけで決めることが困難な場合などは、弁護士や家庭問題のNGOなどの相談窓口の利用などを考えてみてもいいでしょう。

ルール内容

家庭内別居のルール内容としてハズせないのが金銭問題です。
具体的には毎日の生活費の分担割合や子供の教育費、マンションなど持ち家がある場合のローンなど、決めておくべきことはたくさんあります。

また将来的なお互いの実家の問題や、冠婚葬祭などの親戚付き合い、それぞれの両親の介護の問題などすぐには必要がなくても家庭内別居が長期化するようであれば、考えていかなくてはならないルールもあります。

家庭内別居中の生活費は?

家庭内別居中のお金をATMで引き出す
家庭内別居とはいえ、表面上はこれまでどおりの暮らしを送り、法定婚状態も維持するというのであれば扶養の義務が免れるわけでないのは当然です。
例え共働きであっても、育休中や子育て中でフルタイム勤務ではないなど、明らかに夫の方が収入が多い場合などは、所得に応じた生活費の負担を請求する権利があります。

離婚に同意するまで兵糧攻めのように生活費をストップされている場合などは、家庭裁判所に調停を求めるなどの法的措置をとったほうが良い場合もあります。

家庭内別居中の夫の気持ちとは?

窓辺にたたずむ家庭内別居中の夫
家庭内別居状態を宣言したのが夫、妻のどちらからかにもよりますが、一般的に家庭内別居を突きつけられた夫の本音は、表面上は今までと変わらない暮らしなのに心だけ距離を置かれた状態が「何が何だかわからない」ということが多いようです。

ただし、中にはそうした家庭内別居状態を逆手にとって浮気を楽しむ夫も少なくありません。

つまり、家庭内別居とはいえ自分の身の回りの面倒はこれまで通り見てもらえるのなら、別に不満もないし、一々帰宅時間などで口出しされなくなった分、キツい言い方をすれば少しだけとうが立ったメイドとの暮らしだと思えばOK!というわけです。

家庭内別居中に不貞行為が起きた場合

家庭内別居中に不貞な関係を持つ男女

夫が不倫した場合

家庭内別居で全く会話も何もない状態であったとしても、法定婚状態にある以上、夫が不倫した場合は、妻には夫や不倫相手に対しての慰謝料請求をする権利があります。

ただし、夫や不倫相手が慰謝料を支払ってもいいから不倫関係を継続する、あるいは略奪婚すると言い出す可能性がゼロとは言えません。

子供のことや仕事のこと、経済的な理由などで離婚まではとりあえず視野にない場合は、夫が隠れて不貞行為をしないように、あるいは不倫の深淵にハマらないように気をつけることが大切です。

妻が不倫した場合

もちろん法定婚状態にある以上は、妻も夫と同等の義務を負うのが当たり前。
寂しかったから、と言い訳したところで不貞は不貞

バレれば、当然慰謝料請求の対象になるばかりか、同じ職場で不倫カップルとして糾弾された場合、より大きな非難と責任を負わされがちなのは女性です。
まして子供がいる場合は、最終的に離婚になった際の親権争いになった時に不利になることが明らかです。

家庭内別居から復縁する可能性は?

家庭内別居から立ち直ろうと歩み寄るカップル
結婚より離婚する方が100倍大変という人もいますが、1度は縁があって結ばれたカップルであり、亀裂や大ゲンカの末の家庭内別居であっても即離婚にならなかった以上復縁の望みが全くないということはありません
ただし、復縁するには双方ともにもう1度頑張ってみようという気になることが大切。

片方だけの離婚したくないという一心で復縁してみても、また同じことの繰り返しになる可能性も高く、より泥沼化してしまう危険性もあります。

家庭内別居から復縁させるコツ

家庭内別居カップルの愛を探す虫眼鏡
では、家庭内別居から復縁させるコツをみていきましょう。

  1. 一日一食でも一緒にとるようにする
  2. 休日を共に外で過ごす
  3. 一週間に1度は外で待ち合わせをする

続いて、家庭内別居から復縁させるコツを、それぞれ詳しくみていきます。

①:一日一食でも一緒にとるようにする

これまで同じ家の中でも全く違う生活を送ってきた家庭内別居カップルの復縁への模索でまず最初に取り組むべきことが、一日一食でも一緒にとるようにすることです。
衣食住の内、すでに住と衣はある程度共有しているのですから、後は同じテーブルにつくようにすることが大切。

最初からディナーはハードルが高いという場合は朝食だけでも一緒にとるようにするのがおすすめ。
朝食なら、準備から片付けまで入れても1時間も2時間もかかることはありませんし、最初の内の気まずさもとりあえずニュースや天気の話で誤魔化せます。

②:休日を共に外で過ごす

家庭内別居のカップルが復縁を図るなら、週末のうちどちらか1日など休日を共に外で過ごすのもおすすめ。
家で過ごすのは気まずくても、外なら人目もあり、2人きりというプレッシャーもありません。

まずはスポーツ観戦や、映画、ライブなど趣味のイベントなど、誰と出かけても楽しい外出などで、少しずつペースをつかんでいくのも良い方法です。

③:一週間に1度は外で待ち合わせをする

お互いフルタイムの共働きカップルなどの場合は、一週間に1度は外で待ち合わせをするのもおススメです。
仕事終わりに食事をして帰るだけでも今まで気付かなかったパートナーの社会人としての顔にドキッとしたり、相手の仕事の大変さなどを実感できる良いチャンスになることも。

場合によってはランチタイムに待ち合わせてのビジネスランチデートも新鮮
今まで家庭でのパートナーだけを見て、不満を募らせたり、イライラしていた時などは、違う顔を見ることで、相手への理解が深まったり、ないがしろにしてしまっていた反省点に気付けるかもしれません。

家庭内別居中の夫と離婚したい時は?

話し合う家庭内別居カップルの手元
自分からどんなに努力しても夫が変わってくれない、あるいは問題が解決しないという時は離婚という選択もやむなしということになるでしょう。
そんな時にまず解決すべき問題は、経済問題と子供の問題です。

こうした問題は当時者間だけで話し合ってもラチが開かないばかりか、こじれて事件化する危険性もはらんでいるので勢いで解決を図るのは禁物
まずは信頼のおける身内などに相談してみる、さらに弁護士などの専門家のアドバイスを仰いだ方が良いことも。

いきなり弁護士事務所の門を叩くのがハードルが高い場合は、地域の法テラスや自治体などが設置している家庭問題や婦人問題の相談会、相談センターなどの利用を考えてみるのもおすすめです。

家庭内別居を未然に防ぐコツ

意思の疎通を図る家庭内別居カップル
では、家庭内別居を未然に防ぐコツをみていきましょう。

  1. 不満を溜め込まない
  2. 相手に甘えない
  3. 言わなくても分かってくれると過信しない

続いて、家庭内別居を未然に防ぐコツを、それぞれ詳しくみていきます。

①:不満を溜め込まない

家庭内別居まで関係がこじれる前に心がけるべきことはまずお互い不満を溜め込まないことです。
なまじお互いに思いやりを持っているカップルが陥りがちなジレンマがこの不満を溜め込んでしまったあげくの爆発

日常生活の中で少しずつ溜まっていく不満を相手にぶつけることもなく、自分がガマンすれば済むことだからと溜め込んでいると、それがだんだん心の中に堆積していく一方になり、ある日限界点を超えてしまいます。
しかし、こちらにとってはガマンにガマンを重ねた挙句の爆発でも、全く気付いていない相手からすると突然の逆ギレにしか受けとれず決定的な亀裂になってしまうことも。

そうなる前に不満は溜め込まず、少しずつ小出しにしていくことが大切です。

②: 相手に甘えない

パートナーが気働きのできる察しのいい人の場合、ついつい相手に甘えてしまうこともよくあります。
最初のうちは愛ゆえに自己犠牲を払ってまで何かと便宜をはかってくれていたかも知れませんが、残念ながらパートナーは悟りを開いた神様ではないし、アナタの母でも父でもありません

体調が悪い時や仕事の繁忙期、プライベートで問題を抱えている時などにまで、相手に甘えてばかりいれば仏の顔も三度まで、になるのも当然のこと。
あきれ果てて家庭内別居宣言を突きつけられる前に、過度な甘えは捨てることです。

③:言わなくても分かってくれると過信しない

自分の心さえ時にはよくわからないこともあるのに夫婦だからといって、相手が自分のことをまるまる何でも理解してくれて当たり前というのは、思い込みや錯覚というよりもむしろ傲慢です。
言わなくてもわかってくれると過信せず、わかってもらう努力を自分が怠らないことが大事。

「ああして欲しい」「これは嫌」という要求は、察してくれるに越したことはありませんが、家庭でまで仕事の現場のように気を張っているのは正直ツラいもの。
そうそう忖度してばかりいられません

動いてくれない相手にイライラするのではなく、動いてくれるように話し合うことがまず最初にするべきことです。

家庭内別居は夫婦関係の分岐点、うまく切り替える方法を探そう

家庭内別居のシンボルの飛んでいく綿毛
最終的に離婚という選択をするにしても、復縁するにしてもなし崩し的にすませてしまっては後々また違う問題が起きることもあります。
家庭内別居という事態になってしまった時は、おさえるべきポイントと、離婚以外の道をキチンと模索してみることが大切。

過去ばかりにとらわれず、少しでもお互いにハッピーに過ごせる明日を目指して努力してみることを忘れずに!

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ライター
noel編集部

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