お尻に汗をかくのはなぜ?3つの原因&お尻や太ももの汗対策グッズ
気温が上がってくると気になるのがお尻周りの汗です。 汗をかいて肌がべとつくと下着の線が肌に残りやすくなったり、あせもが出てかゆみが出ることもあります。 「なんでお尻にあせかいちゃうんだろう」とお悩みの女子も多いのではないでしょうか。 汗をかく理由と、お尻や太物の汗対策に役立つ情報を紹介します。
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お尻の汗が気になる!
気温が上がってくると、汗をかきやすくなります。
額や顔の汗でのメイク崩れ、脇汗など汗の悩みが気になるものですが、お尻の汗はちょっと厄介な悩み事です。
腕などと違って気軽に拭いたり、かゆいからと言って搔くことができません。
また、シミができたり、汗で濡れて透けてしまうと恥ずかしい部分がお尻なのです。
お尻の汗のお悩みを解決するには、お尻に汗をかいて不快になる原因と対処方法を知ることが大事です。
お尻に汗をかくのはなぜ?
では、お尻に汗をかいて不快な思いをするのはなぜでしょうか?
以下のお尻汗をかくのはなぜか3つの原因をご紹介します。
- 汗を吸いにい下着なので湿気がこもるから
- 椅子に座ることが多く蒸れるから
- 緊張などでお尻周辺の汗が多くなるから
原因①:汗を吸いにい下着なので湿気がこもるから
おしゃれな下着には、化繊でできているものや、レースなどの飾りがついていることが多いものです。
デリケートな肌に触れるものですから、素材にこだわって作られていますが、中には肌に合わない事もあります。
なんだかかゆい、下着のあとが残るという場合には、下着との相性が悪く肌が刺激を受けているのかもしれません。
アウターが蒸気を逃がしにくい素材、厚手で体温が上がりやすいといった影響を受けることもあります。
原因②: 椅子に座ることが多く蒸れるから
デスクワークや運転をしたあとは、長い時間椅子に座っていることが多いものです。
お尻が長い時間椅子に接しているため、湿気が逃げず蒸れてしまうのです。
椅子の素材がメッシュ、クッションを挟むなどしたほうが汗の湿気が溜まりにくく、汗をかきません。
水拭きできる合成皮革のシートでは、汗でじっとりとしてしまうことが多いものです。
原因③: 緊張などでお尻周辺の汗が多くなるから
もともと脇や額、背中と比べて、普段はお尻の汗をそれほどかかないと言う人もいます。
ただし、妙にお尻の汗が気になるという場合には、緊張やホルモンバランスなど体調の変化による多汗症が影響しているかもしれません。
多汗症は手汗や首から上の汗、脇汗が気になって気づく場合があります。
気温の変化だけでなく、交感神経が活発になって発汗することがあり、自分ばかり妙に汗が出る場合があるのです。
お尻の汗が引き起こすトラブル
では、お尻に汗をかくとどんなトラブルが起こるのでしょうか?
以下のお尻の汗が引き起こすトラブル2つをご紹介します。
トラブル①:湿疹・あせもなどの肌トラブル
お尻がいつも汗をかいた状態だと、肌が刺激に敏感になって湿疹やあせもが出やすくなります。
デスクワークをしているときに、お尻が痒くてたまらなくなることがあります。
しかし、場所がお尻だとポリポリ搔くわけにもいきませんし、出先では汗を洗い流してスッキリすることもできません。
また、ポツポツしてざらついたお尻は、見た目にも汚くて悲しくなります。
水着で楽しみたかった、彼氏とお泊りだったなど、お尻の肌をすべすべにしておきたかったのに、湿疹やあせもだらけでは残念すぎます。
お尻の汗が憎くてたまらなくなってしまうでしょう。
トラブル②:汗ジミや匂いで不潔な印象になる
体の直接的な不快感だけでなく、汗ジミや匂いの心配も出てきます。
色の薄いパンツスタイルだと、汗をかいたため下着の線や色が透けてしまう危険があります。
また、汗が多いとお尻や太ももに溜まって匂いが出ることがあります。
お尻や太ももという場所は排泄の飛沫や、生理の時の匂いなど、匂いが強く出る可能性があるので気になります。
汗ジミや汗臭さがお尻の汗が原因で出てしまうと、不潔な印象になり女性としていたたまれません。
お尻や太ももの汗にできる対策
では、お尻や太ももの汗で困らないためにはどうしたら良いのでしょうか?
以下のお尻や太ももの汗にできる5つの対策をご紹介します。
- 汗吸いのよい肌に優しい下着を使う
- 汗を蒸散させてくれる下着や衣類を使う
- 椅子に空気の通りの良いクッションを使う
- 太ももを素足にしないボトムス
- 多汗症対策としてストレスを溜めない
対策①:汗吸いのよい肌に優しい下着を使う
汗の量が程々の場合コットンなどの肌に刺激の少ないものを選ぶと良いでしょう。
空調のある部屋でデスクワークしているけれど、椅子にかけているとお尻が痒くなってしまうという場合におすすめです。
ただし、汗の量がハンパなく、コットンの下着がぐっしょりしてしまう場合には、履き替えしなければなりません。
着替えが難しければ厚手の下着は湿気をためるのでおすすめしません。
対策②: 汗を蒸散させてくれる下着や衣類を使う
スポーツウェアでは、素肌から汗が蒸発するように、自然に汗を逃してくれる効果の高いシャツやショーツがリリースされています。
化繊素材でも、アンダーアーマーやエアリズムのように汗を逃して体温が上がりすぎるのを防いでくれる素材は汗対策に向いています。
ただし、デスクワークなどで椅子に座ったままになる場合には、座面の質が問題です。
蒸発した湿気が、座面でせき止められて汗になってしまうのでは解消が難しいでしょう。
対策③:椅子に空気の通りの良いクッションを使う
デスクワークでのお尻の汗に悩んでいるのなら、椅子に通気性の良い座面の物を選ぶ、通気性の良いクッションをしいて使うのがおすすめです。
汗を逃がす化繊のショーツに通気性の良い素材のアウター、座面を組み合わせることでかなり改善されます。
もちろん、体温調節がうまくいくように脱ぎ着しやすいコーデで、体温が上がりすぎない工夫も合わせてやってみましょう。
対策④:太ももを素足にしない
太ももが汗で擦れてあせもや湿疹が耐えないというケースがあります。
汗かきだからできるだけ身につける衣類を減らしたいので素足で過ごしているという人は、汗による肌トラブルが絶えないのではないでしょうか。
常に汗で湿った太ももは肌同士で擦れて刺激を受けやすくなっています。
肌が擦れないにくく湿気を逃してくれる素材のボトムスを選び、下着をつけたほうが肌トラブルが減ります。
対策⑤:多汗症対策としてストレスを溜めない
汗に悩む人の中には、ストレスで緊張が高まり、交感神経が活発な状態が続いている人がいます。
この場合、汗が出ることを気にしすぎると更に緊張が高まってしまいます。
自律神経を整える呼吸法を試してみる、睡眠不足にならないよう十分な休息を取る、少し汗が出ても大丈夫なように対策しておく…など、ストレスや不安を和らげるアプローチが向いていることがあります。
お尻や太ももの汗対策におすすめのボトムス
おすすめ①:グンゼ COOL MAGIC汗さらッ
お尻の汗対策には、ショーツ選びにも気をつけたいもの。
老舗下着メーカーのグンゼの、吸汗速乾、消臭抗菌防臭加工のCOOL MAGIC汗さらッシリーズがおすすめです。
長さは1分、3分、5分と選べますが、太ももまでくる5分丈なら、お尻の汗のべとつきだけでなく、股ずれにも対応してくれます。
ピッタリフィットして、めくれ上がりやズレ落ちがしない安心感のあるデザインで、ショーツなしで一枚で履けてムレません。
実用的で良質な下着を選ぶことが、お尻や太ももの汗対策の第一歩です。
おすすめ②:フットカバー ソックス
お尻が汗かきだと、ストッキングが苦痛です。
ムレる感じや、トイレの度に上手くあげられずに引っかかってイライラするなんて経験があるはず…。
夏場はソックスタイプのストッキングを愛用しているけれど、膝下のゴムの食い込みや、靴の中での汗が匂いってしまうというのが悩みの種です。
フットカバーなら、パンティタイプとソックスタイプ、どちらの悩みも解消してくれます。
おすすめ③:速乾素材のガウチョ
暑さ対策でスカートが多いと言う人も多いと思いますが、素材が速乾タイプというところがポイントです。
ひらひらしていると見た目は涼しげですが、ドライな素材でなければ蒸れてシワシワということもあります。
脚さばきがよく夏向きの速乾素材でできたガウチョなら、通勤にも街あるきにも対応できます。
蒸れないお手頃ガウチョと、5分丈ドライショーツの組み合わせは、お尻や太ももの汗対策の基本です。
おすすめ④:ドライオックスでオフィス対応
軽い質感のリネン素材のドライオックスは、手入れもラクでお尻に汗をかきがちな季節にぴったり。
ポリエステルに綿と麻が混合されているので、サラリとした感触で適度にハリとストレッチが利いた素材なら快適です。
NOLLEY’S sophi は、長く着れる上質通勤服をリリースしているブランドです。
センタープレスのドライオックスのクロップドパンツなら、スッキリ着れてオフィスでも活躍します。
おすすめ⑤:冷感素材のラクラクパンツ
お尻に汗をかいて張り付く嫌な感触が気になるなら、お尻をすっぽり包んでストレスフリーなラクな着心地のデザインがおすすめです。
冷感素材が使われていると、肌触りがクールで汗をかきにくくなります。
東京繊維商会は、日本製の良品を販売するレギンスパンツ通販専門店です。
縫製や素材にこだわった使い勝手の良さが人気です。
お尻や太ももの汗対策におすすめのグッズ
おすすめ①:通気性アップできるクッション
デスクワークのとき、運転するときなど、長く座っているとお尻の汗がひどいと感じやすくなります。
特に革のソファーやビニール製の座面では絶望的です。
お尻汗対策のボトムスを着用していても、発散された湿気がせき止められて汗になってお尻を濡らします。
とりあえずタオルを敷くという方法もありますが、職場の椅子や車には通気性アップが期待できるクッションがおすすめです。
骨盤を支える素材なら、腰が疲れにくくなります。
おすすめ②:防臭クリームで汗の匂い対策
ミョウバン成分が汗の匂いを抑えてくれるというのをご存知でしょうか?
脇汗は、尻汗以上に匂いが気になるものですから、ミョウバン成分を使った防臭クリームは汗による匂い対策に活躍します。
お尻や太ももなど気になるところに塗っておくと、汗をかいても匂いが出にくくなります。
尻汗の匂いを抑えたい人におすすめです。
おすすめ③:ベビーパウダーでさらっと
肌がサラッとしますし、ベビーパウダーは赤ちゃんに使える低刺激のすぐれものです。
コンパクト型になっている固形タイプなら、外出先で気になった時にもトイレや更衣室で使うことができます。
肌の表面が汗で濡れていると、衣類に擦れやすく汗の刺激を受けやすくなります。パウダーでサラリとさせておくと摩擦が起こりにくく、汗も対策におすすめです。
おすすめ④:サラリと拭き取れるボディーシート
資生堂のシーブリーズシリーズは、ボディシャンプー、制汗剤などの汗対策グッズはドラッグストアでもよく見かけます。
拭き取りに使えるボディーシートは、シャワーを浴びたいけれど難しい…といったときにも役立ちます。
お尻の汗が気になってどうにかしたいという時に、ボディーシートを使って拭き取っておくと、サラッとして汗の匂いを抑えてくれます。
おすすめ⑤:ユースキンあせもクリーム
お尻や太ももにあせもができてしまったら、お肌の医薬品を使った手入れで炎症の進行を食い止めましょう。
お肌のお手入れには、ユースキンクリームがおすすめですが、あせもを繰り返すときには医薬品の使用や、皮膚科への受診をおすすめします。
お尻の汗が解消すると気持ちも軽くなる!
湿度と気温が上がる季節は、お尻や太ももの汗対策がかかせません。
また、ストレスで汗がひどくなることもあるので気持ちにゆとりを持つことも大事です。
速乾ドライの下着、ボトムス選びと合わせて、シーンに合わせた汗対策グッズを取り入れて気持ちよく過ごしたいですね。
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