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結婚式が決まった時に気付く「友達がいない問題」とは

呼べる友達がいない結婚式

人生におそらく一度しかない晴れの舞台、結婚式。
大切な人たちとその幸せな一日を共有したいですよね。

招待する人は家族、親戚、勤め先関係者、そして友達。
招待客リストを作成していて、初めて「どうしよう?」と困ってしまうことがあります。

それが今回のテーマである、「友達がいない問題」です。
結婚式に招待できる友達がいない、このままでは友人席が空いてしまう。

新郎新婦ともに友達を呼ばない式であれば問題ありません。
しかしどちらか片方が大量の友達を招待するとなった時には、対処を考えなければなりません。

もしそのまま結婚式を決行してしまうと新郎新婦の片側だけ友人が沢山招待されていて、もう片側には友人席に人がいないという状況になってしまいます。
これは避けたい状況です。

今回はそんな「友達がいない問題」の解決法をご紹介します。

既婚男女200人にアンケート!結婚式に呼べる友達がいないと困った人の割合

学生時代は仲が良くても、社会人になったらだんだんと疎遠に……なんていうのはよくあることですよね。
結婚式をあげるとき、あらためて考えると「あれ?そんなに仲がいい友達いないかも……」なんてことも!

まずは男女200人に結婚式をするとき、呼べる友達がいなくて困った経験があるかを聞いてみました。

Q.結婚式に呼べる友達がいなくて困った?

グラフ_結婚式に呼べる友達がいなくて困った?男性100人へのアンケート

グラフ_結婚式に呼べる友達がいなくて困った?女性100人へのアンケート

男性は38%、女性は30%が結婚式に呼ぶ友達がいなくて困ったと答えました。
特に、相手側だけ招待したい友達が多いとバランスが取れずに困ってしまいますよね。

では、なぜ結婚式に呼べる友達がいない状況に陥ってしまうのでしょうか?
次は、結婚式で呼べる友達がいない原因について詳しく見ていきましょう。

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既婚男女200人に聞いた!結婚式で呼べる友達がいない原因とは

結婚式で呼べる友達がいない人が少なからずいましたが、学生時代から友達0人なんて人はあまりいないはず!
今回は既婚男女200人に、結婚式で呼べる友達がいない原因について聞きました。

Q.結婚式で呼べる友達がいないのはなぜだか、その原因を教えて

男性のコメント

晩婚だったのもあり、仕事中心の生活であり交友関係が狭くなっていた。あと、広く浅くの付き合いが多く何処まで声掛けをして呼んでよいものか判断がつかなかった。(36歳)

広く浅い関係の人が多く、結婚式に招待していいか悩んでしまう。(34歳)

友達がほとんど遠方にいるため呼びたくても呼べないから(31歳)

そもそも友達が少ないというのがありますが、田舎出身でみんな進学や就職でバラバラになった。(36歳)

高校、大学と過ごした友達もそれぞれの人生を歩んでいるから。距離の壁は大きいです。(35歳)

女性のコメント

心から友達といえる人は実際には少ないから(28歳)

社会人になってから、友達との関係が少しずつ薄くなるから(30歳)

学校を卒業してから、定期的に会うなどのつながりがなかった(26歳)

グループが好きじゃなかったから、いつも2.3人の子と仲が良かった。席順を考えるのが大変だった(25歳)

地元に居ない等、わざわざ出向いてもらわなければならない距離。また転勤族で友だちが点在しているから。(32歳)

進学や就職のタイミングでバラバラになり、だんだんと疎遠になってしまったとの声が多かったです。
たまに連絡は取り合っていても遠方に住んでいる友達の場合も、わざわざ来てもらうのは申し訳ないと思ってしまいますよね。

また、社会人になってからできた友達は多くても、関係性が浅い場合は結婚式に呼ぶほどではないかも……と考えてしまうようです。
では、結婚式に呼ぶ友達がいない原因をさらに詳しく見ていきましょう。

結婚式に呼べる友達がいない原因【新郎側】

結婚式に呼べる友達がいない新郎

まずは結婚式に呼べる友達がいない原因から考えてみましょう。
新郎側の式に招待できる友達がいない原因は、以下の5つの点が考えられます。

  1. 新郎の実家が遠方にある
  2. 地方の大学に通っていた
  3. 幼いころから転勤族
  4. 海外に住んでいた(住んでいる)
  5. もともと友達が少ない

原因①:新郎の実家が遠方にある

ひとつめは新郎の実家が遠方にあり、親しい友人が現在の住居の近くに住んでいない場合です。
式場が実家から遠いと地元の友達は参加が難しくなります。

新郎からお車代を出して来てもらうということもできますが、大人数の招待は莫大な費用が掛かります。
以上の理由から結婚式の式場が実家から遠い場合は、呼べる友達がいない問題に陥りがちです。

原因②:地方の大学に通っていた

地方の大学に通っていた場合、式場の場所によっては呼べる友達は少なくなってしまいます。
大学の友達は大人になってから出来た友達なので、結婚式に呼びたいという新郎は多いでしょう。

ですが原因①と同じく、気軽に呼べる友達が現在の住居の近くにいないという状況になります。
これでは、大学の友達を結婚式に招待することは難しくなります。

原因③:幼いころから転勤族

幼いころから転勤族の場合、友達の絶対数が少ないケースが考えられます。
また友達が沢山いても、各地方に散らばっている場合呼べる友達が限られてしまいます。

呼びたい友達がいても、招待できないという状況は非常に歯がゆいものです。

原因④:海外に住んでいた(住んでいる)

両親の仕事の関係で幼いことから海外に住んでいた場合や、長期留学をしていて日本に友人が少ないというケースも考えられます。
逆に現在海外で仕事をしていて、挙式も海外で行う場合は日本の友達を招待するのは困難になります。

そういったケースでも式に呼べる友達がいない問題が発生します。

原因⑤:もともと友達が少ない

内向的な性格でもともと友達がいないという人も少なくはないでしょう。
友達は数ではありませんので気にすることではありませんが、こと結婚式においては悩みの種です。

すぐに改善できる問題ではないので、どう対処すべきか考えてしまいますね。

結婚式に呼べる友達がいない原因【新婦側】

結婚式に呼べる友達がいない新婦

次に新婦側の結婚式に呼べる友達がいない原因を考えてみましょう。
新婦側の式に招待できる友達がいない原因は以下の5つの点が考えられます。

新郎側と被る部分もありますが、女性特有の理由で式に招待することをためらう場合もあります。

  1. 新婦の実家が遠方にある
  2. 友達同士の仲が悪い
  3. 新天地へ転職したばかり
  4. 友達がみな妊娠中
  5. もともと友達が少ない

原因①:新婦の実家が遠方にある

原因その①は新郎同様、新婦の実家が遠方にあるパターンです。
実家を出て暮らしていて結婚式を挙げる式場も実家から遠い場合、地元の友達を呼ぶのは困難です。

幼いころから仲の良い友達を呼べないのはつらいことですね。

原因②:友達同士の仲が悪い

招待したいと思う友達同士の仲が悪いと誰を式に呼ぶか迷いますよね。
安定策をとってどちらも呼ばない、となると式に呼べる友達が限られてしまいます。

かといって仲の悪い友達を皆呼んでしまうと、招待客がちゃんと楽しめているか気になってしまいます。

原因③:新天地へ転職したばかり

新婦が新郎の実家に住む場合や結婚を期に転職をして、新しい土地で生活を始めている場合は近くに仲の良い友達がいません。
仲良くなり始めたばかりの人を式に呼ぶかどうかは迷うところです。

住む場所が遠くなってしまった友達を呼べるかは、式場の位置にも関係しますが参加が困難になる人もいるしょう。

原因④:友達がみな妊娠中

友達を呼ぶことを躊躇する理由としては、友達が妊娠しており身体に配慮してあえて呼ばないということが考えられます。
結婚式は長丁場であり、もし友達の身体になにかあったらと心配になってしまいますよね。

また妊娠中の友達側からしても、遠慮して式に参加しない場合もあるでしょう。

原因⑤:もともと友達が少ない

最後は新郎と同じく、もともと友達がいないというケースです。
普段は気にしていなくとも、結婚式を挙げるタイミングで友達がいないことを実感してしまいます。

やはりすぐに友達を作れる訳ではないので、どのような式にするのか考える必要があります。

結婚式に出席できる友達がいない時の解決法とは

2人だけでリゾート婚をする新郎新婦

結婚式に出席できる友達がいないときの解決法をご紹介します。
今回ご紹介する解決方法は以下の3つ点です。

  1. 結婚式の規模を縮小する
  2. リゾート婚にする
  3. 友達の代役を頼む

解決法①:結婚式の規模を縮小する

解決策その①は結婚式の規模を縮小することです。
友達を呼ばず、新郎新婦の家族や親戚のみの家族婚にしてみるのはいかがでしょう。

その場合、友達が式にいないのは普通のこととなり、誰も気にしません。
また友達を呼ぶとしても本当に仲のいい2~3人と限定するのも手です。

式の費用が抑えられるのもうれしいポイントです。

解決法②:リゾート婚にする

解決策その②はリゾート婚にすることです。
近年は新郎新婦の2人だけ、もしくは家族のみをつれて海外で挙式を挙げる人が増えています。

海外で式を挙げるということは、もともと友達を呼ばないという選択肢をとっているということです。
このスタイルであれば、呼ぶ友達がいないことに悩むこともないでしょう。

結婚式を挙げた後そのまま新婚旅行を楽しむこともできる一石二鳥の方法です。

解決法③:友達の代役を頼む

解決策その③は友達の代役を頼み、サクラに参加してもらうというものです。
いわゆる代理出席サービスを利用するという方法です。

この方法であれば、一見して友達がいないという問題はなかったように見せることが出来ます。

結婚式に呼ぶ友達がいない時に代役や代行を頼むのはアリ?

結婚式に呼ばれた代理

近年結婚式の代役、代理出席などのサービスを提供するビジネスが新たに誕生しました。
現在結婚適齢期を迎えているお子さんを持つ親御さんからしたら考えられないサービスでしょう。

このサービスを利用する心理は、友達がいないことを恥ずかしいと思う羞恥心や見栄と考えられます。
現在はネットが普及しており、友達や赤の他人の結婚式の状況ですらネットを介してみる見ることが出来ます。

ネットに式の様子がアップされるということは自分の式と他人の式と比較されてしまう恐れがあります。
そしてなにより自分が他人と比較してしまって、みじめな気持ちになってしまうのです。

代理出席サービスは費用も掛かりますし、友達ではないとばれてしまうリスクもあります。
そう簡単に利用を決断できるサービスではないでしょう。

ですが友達の数のことが気になって、式を心の底から楽しめないとなってしまってはせっかくの式が台無しになってしまいます。
その気持ちをパートナーに相談して、2人が幸せな結婚式を挙げるために必要なサービスであると考えるならば利用するのは大いにありです。

恥ずかしがらずに、まずはパートナーに相談してみましょう。

結婚式に呼べる友達がいないのなら

友達がいない2人だけの特別な結婚式

結婚式は当事者である2人のものであり、どのような式を挙げるかは新郎新婦次第です。
家族婚にするのも、リゾート婚にするのも、代理出席を頼むのも2人にとってそれがよいと思う決断をしましょう。

あまり他人と比較したり、周りの意見を聞いてばかりではせっかくの式がつまらないものになってしまいます。
自分たちにとって最高だと思える結婚式を、2人で作り上げましょう。

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ライター
noel編集部

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