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年の差婚は気持ち悪い?何歳までならOKか聞いてみた

みなさん年の差婚は何歳差まで許せますか?
ここでは、男女200人に実際年の差婚をするとしたら、何歳差まで許せるのかを調査しました!

Q.年の差婚は何歳差まで許せる?

グラフ_年下の女性と結婚するなら何歳下まで許せる?男性100人へのアンケート
グラフ_年上の男性と結婚するなら何歳上まで許せる?女性100人へのアンケート

男女ともに約3割の方が、「4~6歳差」と回答しました!
年の差婚と言われると10歳差ほどのイメージがありますが、実際結婚を考えるとなると「4~6歳差」までが許容範囲内と考える方が多いよう。
では、年の差婚のイメージをみていきましょう!

もっと恋愛アンケートをみたい方はこちら♡

男女の本音!年の差婚は気持ち悪い?

年の差婚を気持ち悪いと考える方も、憧れると考える方も人それぞれ。
ここでは、男女200人に年の差婚のイメージを聞きました!

Q.年の差婚へのイメージを教えて

男性のコメント

好きならば問題ないし、個人の自由だと思います。 (23歳)

甘えたりしたいお母さんみたいな、熟女が好きなんだろうなと思う。 (32歳)

7-8歳上までなら抵抗感がないが、10以上離れていると将来が心配になってしまう。愛情が冷めたりなど。(25歳)

自分は無いなと思います。年上好きなのがよく分からないです。 (28歳)

性格のマッチングが一番大切なので、相性が良ければありだと思う。(34歳)

女性のコメント

年齢と収入及び包容力が伴っていれば何の問題もないと思うが、そうでなければ、結婚するメリットはないと思う。(33歳)

年齢は本人たちがよければ問題ないと思う。男性が年上だと社会的、経済的にゆとりがあるイメージなので安定して将来設計が出来る。(33歳)

男性が病気になった時、介護など必要なれば大変そうです。(39歳)

身近にもいますが、経済的に余裕がありそうで羨ましいなと思います。体の関係は男性が歳をとったら大変そうだなと思います。 (23歳)

若い頃は年上に憧れるのでそういうことあるだろうと思いますが、女性の方が歳が近い男性と浮気しそうだなと思います。 (28歳)

今回のアンケート結果では、「相性が良ければ年齢は関係ない」「自分はしたいと思わないが、個人の自由」など、年の差婚に気持ち悪いなどのマイナスイメージを持っている方はほとんどいませんでした。

また、女性からの意見では、経済的余裕があるとのイメージがありました。
その一方、将来の介護・病気など・肉体関係の不一致などの心配もあげられました。

年の差婚はしっかりと将来設計を話し合うことが重要ですね。
では、さらに詳しく世間のイメージをみていきましょう。

年の差婚は気持ち悪い…?世間のイメージを調査

気持ち悪いイメージを持たれる年の差婚

年の差婚の定義

年の差婚は人の主観で決まる

年の差婚とは「年齢に差のある二人の結婚のこと」を言いますが、具体的に何歳からが年の差婚となるのか明確な定義はありません。
そのため、5歳以上・10歳以上・20歳以上など、人それぞれの感覚で年の差婚かどうかが判断されるということになります。

年の差婚のイメージは「6歳以上」!?

平成28年度・人口動態統計特殊報告 「婚姻に関する統計」によると、平成27年の平均婚姻年齢差は「全婚姻 2.0歳」「夫婦とも初婚 1.6歳」「夫婦とも再婚 3.2歳」となっています。
さらに1歳以上年齢差がある年の差婚のうち、夫が年上の割合は「夫が2~5歳年上 25.7%」「夫が6~10歳年上 13.1%」「夫が11歳以上年上 6.9%」

妻が年上の割合は「妻が2~5歳年上 11.5%」「妻が6~10歳年上 3.3%」「妻が11歳以上年上 0.8%」
これらの数字を見ると、年の差婚夫婦の中で最も多い年齢差は「2~5歳」で、「6歳以上」になると平均から外れることがわかります。

つまり、世間では年の差婚というと「年齢差6歳以上」をイメージすることが多いのかもしれません。
年齢差6歳以上を年の差婚とすると、この結果では1歳以上年齢差がある夫婦のうち「24.1%が年の差婚」ということになります。

男性が年上の場合

男性が年上の年の差婚に対して、世間は「男性の目的は見栄と欲望」「女性の目的はお金」というイメージを持っているため、ちょっと気持ち悪いと思うことがあるようです。
男性はいくつになっても若くてキレイな女性を求めるものなので、ある程度年齢を重ねた男性が年の離れた妻を手に入れることは、魅力的な男としてのステータスのようなもの。

また通常は、女性がかなり年上の男性と恋に落ちるとは考えにくいため周囲の人は「お金目当ての結婚かも、気持ち悪い」といった印象を受けるのかもしれません。

女性が年上の場合

女性が年上の年の差婚に対して、世間は「男性は女性に甘えることができて居心地がいい」「女性は男性を尻に敷いている」というイメージを持っているようです。

年上の妻を持つ男性は、リードしたり経済的なプレッシャーを感じる必要がないため「精神的に楽」「あらゆる面で女性のサポートを受けていて、何となく気持ち悪い」と思う人もいるのでしょう。

一方女性は社会的地位や収入も高く、「年下の男性に言いたいことを何でもハッキリ言うタイプ」「主導権を握れて満足している」と捉えられているのかもしれません。

年の差婚を気持ち悪いと思う人がいる理由

年の差婚を気持ち悪いと思う女性

では、年の差婚が気持ち悪いと思われる理由をみていきましょう。
年の差婚が気持ち悪いと思われる理由には、以下があります。

  1. 自分の親を想像する
  2. 身近な年上の異性を想像する
  3. 年齢の離れた人との接点が少ない
  4. 価値観の違いを認められない
  5. ロリコンを疑ってしまう
  6. 嫉妬心から「気持ち悪い」と攻撃的になってしまう
  7. 過去の恋愛がトラウマになっている
  8. 子供との年齢差を考えてしまう
  9. 10年先、20年先まで考えてしまう

続いて、理由をそれぞれ詳しくみていきます。

理由①:自分の親を想像する

年の差婚が気持ち悪いとされる理由は、何と言っても自分の親との関係を想像してしまうからでしょう。
そのため、20歳近く年が離れている場合は特に「気持ち悪い」という拒否反応が強く出るよう。

自分の親と同じくらいの相手を異性として見ること自体、「気持ち悪いからとてもじゃないけど考えられないし考えたくもない」「実際に結婚した人は本当にパートナーを愛しているのか疑いたくなる」といった本音が聞こえて来ます。

理由②:身近な年上の異性を想像する

気持ち悪いと思われる年の差婚をして成長した女性

自分の親以外にも、上司やご近所さんといった身近な年上の異性を想像してしまうことも、年の差婚を気持ち悪いと感じる理由の一つになるようです。
上司と「手をつなぐ」「ハグをする」「キスをする」「エッチをする」などスキンシップをしたら…と想像するだけで「気持ち悪い」と嫌な気分に。

年の差婚の夫婦を見て「気持ち悪い」と思うわけではなく、上司と肌を合わせる行為が「気持ち悪い」のです。

理由③:年齢の離れた人との接点が少ない

年の差婚を気持ち悪いと思う場合、これまでに年齢の離れた人と接点を持つ機会があまりなかったという人もいるようです。
習い事や趣味を通じて人脈を広げたり、地域のイベントやボランティアに参加したりと、学校・バイト・仕事以外で人と関わることが少なかったのでしょう。

そうなると、一緒に話をしたり物事に取り組んだりするのは同世代の人とばかりで、年齢の離れた人との交流はごくわずかということに。
そのため、一人一人の性格や人間性に関係なく「年齢の離れた人=よくわからないから気持ち悪い」「同年代に相手にされないから年の差婚なのかな」という結論になるのです。

理由④:価値観の違いを認められない

年の差婚は気持ち悪いと言う女性

年の差婚を気持ち悪いと思う人の中には、「自分と価値観の違う人を受け入れられない」という特徴も見られます。
価値観とは、「ある物事にどれだけの価値があるのか」を評価する判断基準のこと。

例えばお店で買い物をする時に「高くても品質の良い商品を選ぶのか」、それとも「品質はそれなりだけどお買い得の商品を選ぶのか」、考え方は人によってさまざまです。
価値観というのは、自分が生まれ育った環境や人間関係の中で無意識に作られるものなので、毎日生活を共にする家族・お互いに愛し合っている恋人同士でも、価値観が違うのは当然のこと。

ところが、どうしてもその違いを受け入れることができない人がいるのです。
年の差婚に対して、自分は「認めない」「気持ち悪いから反対」といった意見を持つ人は、他の人の声に耳を傾けようとはしません。

理由⑤:ロリコンを疑ってしまう

年の差婚と聞くと、ロリコンを疑ってしまうから気持ち悪いと思う人もいるでしょう。
ロリコンとは「ロリータコンプレックス」の略。

「成人男性が少女や幼女に異性として惹かれたり、性的な対象として求めたりすること」「少女や幼女に性的嗜好がある人」という意味です。
精神医学の世界では、13歳以下の少女を性的対象として見た場合にロリコンと判断するのだそう。

ただ世間一般では、いい大人の男性が、年齢に関わらず少女や幼女を性的対象としてしまうことに嫌悪感を覚えるのでしょう。
あまりにも若すぎる奥さんを持つ男性を見ると、「ロリコンなのかな、気持ち悪い」と感じるのです。

理由⑥:嫉妬心から「気持ち悪い」と攻撃的になってしまう

年の差婚に嫉妬して気持ち悪いと言う女性

年の差婚の中でも、主に年上の男性を夫に持つ女性に対して別の女性が嫉妬心を抱き、「気持ち悪い」と攻撃的になることもあるようです。
多くの女性は同世代の男性と結婚をしているので、経済的に余裕があるのはごく一部の人だけ。

世の主婦達は限られた収入の中でやりくりするために、家事や育児・仕事を両立したり、少しでも出費を抑えられるように節約術を取り入れたりと、日々地道な努力と苦労を続けているのです。
そんな時に「年齢の離れた年上の男性と結婚をした女性がいる」という話を聞くと、「その男性はきっと役職が付いていて収入も高いはず」と羨ましくなって嫉妬心に火がつくことに。

本当は年齢のことは問題にしていないのですが、火のついた嫉妬心を消化するために「おじさんと結婚なんて気持ち悪い」と攻撃的な態度になってしまうのです。

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理由⑦:過去の恋愛がトラウマになっている

過去の恋愛で年の差に関わるようなトラブルがあった場合、それがトラウマとなって年の差婚は気持ち悪いと思う人もいるようです。
例えば、年上の彼氏にわからないことを質問したら「そんなことも知らないの?」と言われて落ち込んだ。

もしくは、年上の男性に「将来的なことは考えられない」と言われて振られた後、彼が同世代の女性と結婚したことを知って傷ついた、といった状況なのでしょう。
彼のことを心から大切に思い、真剣に考えていたからこそショックが大きく、トラウマになってしまったのかもしれません。

「年の差婚」と聞くと当時の辛い出来事が蘇ってきて、「気持ち悪い」という感情になることもあるのです。

理由⑧:子供との年齢差を考えてしまう

年の差婚が気持ち悪いと思う人は、これから生まれてくる子供との年齢差を考えてしまい、否定的な意見を持つ場合もあります。
「年を重ねてから子供を持つと体力的にキツイ」「授業参観などで、自分の親だけ明らかに世代が違うと子供も嫌な思いをする」など、勝手に想像してしまうのでしょう。

「自分だったら無理、体が持たない」と感じるため、まだ結婚をしていない年の差カップルを見ても「ちょっと引く、気持ち悪い」といった印象を受けるのかもしれません。

理由⑨:10年先、20年先まで考えてしまう

年の差婚が気持ち悪いと思う人は、10年先・20年先と結婚した後の二人の生活を、現実的に捉えてしまうことが理由になる場合も多いようです。
例えば女性が30歳・男性が40歳で結婚した場合、20年後は女性が50歳・男性は60歳。

子供が生まれていればまだ未成年であることも十分に考えられるため、「仕事はいつまでできるのか」「収入はどうなるのか」「パートナーにいつ先立たれてしまうのか」といった不安ばかりが押し寄せてくるのでしょう。
考えれば考えるほど嫌な気分になり、気持ち悪いと思うのかもしれません。

年の差婚にはこんなメリットがある!

気持ち悪いイメージの年の差婚をした二人

では、年の差婚のメリットをみていきましょう。
年の差婚のメリットには、以下のものがあります。

  1. 経済的に安定している
  2. 大きなケンカになりにくい
  3. 頼りになるから甘えられる
  4. 年金で得をしやすい
  5. 自分自身が成長できる
  6. お互いを尊重し合える

続いて、年の差婚のメリットを、それぞれ詳しくみていきます。

メリット①:経済的に安定している

気持ち悪いと思われる年の差婚の夫

結婚生活をスタートするに当たって、経済的に安定していることは非常に大きなメリットと言えます。
国税庁「平成26年分民間給与実態統計調査」によると、民間企業で働く男性の平均年収は415万円

年齢別に見てみると、「20~24才 265万円」「30~34才 438万円」「40~44才 568万円」「50~54才 649万円」「55~59才 629万円」となっています。
この結果から、男性は年齢が高くなるにつれて、55歳までは平均年収が上がっていることがわかります。

また男性は10年間で、年収にして100万円以上もアップしているわけなので、20代よりも30代、30代よりも40代・50代の独身男性の方が、貯金が多いことも予想できます。
年の差婚は気持ち悪いと思う人もいますが、同年代同士の夫婦比べて裕福な生活が送れるのは事実のようです。

メリット②:大きなケンカになりにくい

年齢が離れていると、もめ事が起こりにくくなります。
起こったとしても、それほど大きな問題にはならずに解決する場合がほとんど。

世間では「年の差婚は気持ち悪い」というイメージを持たれている中、当の本人達は意外と穏やかに暮らしているのです。
一般的に、夫婦間の重大なトラブルになりやすいのは男性の浮気。

ところが年の差婚で男性が年上の場合は、既に若い妻がいるので浮気をしたいという気持ちにはあまりならないですし、女性からしても「夫はもう若くはないし、私と別れたら後はないから浮気の心配はない」と気持ちに余裕ができるのでしょう。

メリット③:頼りになるから甘えられる

年の差婚で年上の男性は、これまでにいくつもの苦労を乗り越えさまざまな経験を積んできている分、大きな包容力が備わっています。
年齢差が開きすぎると、個性的な性的嗜好を思わせて「気持ち悪い」と捉えられがちですが、女性にとって「頼りがいがあって甘えられる」男性は、正に理想的な存在。

小さなワガママを聞いてくれる、失敗をしても優しくフォローしてくれる、仕事の相談に乗ってくれるなど、女性が安心できる要素で溢れています。
年下や同年代の男性の場合、どうしても女性の方が精神的に大人なので「彼は頼りないから私がしっかりしないと」と頑張りすぎて、疲れてしまうのです。

メリット④:年金で得をしやすい

年の差婚の場合、夫婦の年齢差が大きいほどもらえる年金も増える可能性が高くなります
注目したいのは「配偶者加給金」と「遺族厚生年金」

配偶者加給金

気持ち悪いと言われる年の差婚に悩む女性

「配偶者加給金」とは、「原則65歳から老齢厚生年金に上乗せして受給できる年金」のことを言います。
老齢厚生年金とは、厚生年金加入者が老後にもらえる年金のこと。

配偶者加給金は、年下の配偶者が原則65歳になるまで年額約39万円受給することができます。
例えば、夫婦の年齢差が5歳なら39万円×5年間=「195万円」、夫婦の年齢差が10歳なら39万円×10年間=「390万円」受給可能ということになります。

ただし、配偶者加給金を受給するためには「厚生年金の加入期間が20年以上あること」という条件を満たさなければいけません。

遺族厚生年金

では「遺族厚生年金」はというと、「厚生年金の加入者が亡くなった場合、遺族に支払われる年金」です。
遺族厚生年金の金額は、亡くなった配偶者の老齢厚生年金額の3/4の金額

年の差がが離れている年の差婚ほど「気持ち悪い」イメージが強い一方で、年金ではかなり得をすることを知っておくといいでしょう。

メリット⑤:自分自身が成長できる

年の差婚で自分よりも上の世代の男性と一緒にいる女性は、同世代の男性といる場合に比べて大きく成長できるようです。
例えば女性が仕事で失敗をして男性に悩みを相談する時、同世代の男性は女性と同じ目線で気持ちを理解してくれたり励ましてくれたりするでしょう。

気持ち悪いと思われる年の差婚をした女性

一方上の世代の男性は、失敗をした部下への上司としての思いや、失敗を無駄にしないためにするべきことなど、年上ならではの立場や自分の経験を元にアドバイスをすることもあれば、時には女性の間違いに対して厳しく言うことも。
最初は「彼は私の気持ちを理解してくれない」と思うこともあるかもしれませんが、しばらくすると「彼の言ったことはこういう意味だったんだ」「本当に私のことを思って言ってくれてたんだ」と気付くようになるのです。

過去の自分では気付けなかったことに気付けるようになったということは、「確実に自分が成長できた」と言えるでしょう。

メリット⑥:お互いを尊重し合える

年の差婚の夫婦は、気持ち悪いどころかお互いを尊重し合える良好な関係を築きやすいようです。
初めから年齢差があることを認めた上で一緒になったわけなので、意見が合わなくても「年が離れてるからわからなくて当然だよね」と思えますし、相手の言っていることが理解できなくても「そういう方法もあるんだ」と自分とは違う考え方を受け入れることができます。

男性にも女性にも譲れない部分はあると思いますが、お互いに「価値観の違いを受け入れよう」「相手の気持ちを尊重しよう」という心構えができているのでしょう。

気持ち悪い?年の差婚のデメリット!

気持ち悪いイメージの年の差婚について考えるカップル

では、年の差婚のデメリットをみていきましょう。
年の差婚のデメリットには、以下のものがあります。

  1. いずれは一人で生きていくことになる
  2. 子供を作るタイミングに余裕がない
  3. 早い段階で収入がなくなる
  4. ジェネレーションギャプが不満になる
  5. 介護問題に早くからぶつかる 
  6. 夫の加齢臭が気になる

続いて、年の差婚のデメリットを、それぞれ詳しくみていきます。

デメリット①:いずれは一人で生きていくことになる

年の差婚で男性が年上の場合、妻はいずれ一人で生きていくことになるため、夫に先立たれた後の生活を考えておいた方がいいでしょう。
2018年・厚生労働省「2017年分の簡易生命表の概況」の発表によると、2017年の日本人の平均寿命は「男性が81.09歳」「女性が87.26歳」となっています。

この結果を見ると、一般的に夫が10歳年上の年の差婚の場合、女性は15年以上一人で生きていくこともある、ということがわかります。
条件が合えば遺族年金は受給できますが、孤独や寂しさに耐え、乗り越えていく覚悟が必要になりそうです。

子供を作るのか・作らないのかでも、老後の生活の考え方は大きく変わってくるでしょう。

デメリット②:子供を作るタイミングに余裕がない

気持ち悪いと言われる年の差婚夫婦の子供

年の差婚で子供がほしい場合、「しばらくは二人きりで過ごしたい」などと言っている時間はありません。
男性でも女性でも、年上側の体の方が老化しているため若者同士の夫婦に比べて妊娠の確率はグッと下がります

加齢に伴い妊娠しにくくなるのは女性だけではなく、男性の精子も高齢になるほど老化し、若い頃よりも妊娠が難しいものに。
男性が妊娠しにくいとしても、不妊治療では女性の方が心身共に負担を負わなければいけないケースも多いようです。

「私自身は問題ないのにどうしてこんな辛い目に合わなければいけないの?」と悩み、次第にパートナーのことを気持ち悪いと思うようになることも。
年の差婚夫婦にとって、不妊に直面することも離婚を考える要因の一つになっているのかもしれません。

デメリット③:早い段階で収入がなくなる

年の差婚の相手を気持ち悪いと思う女性

年の差婚夫婦は、結婚する時点では経済的に余裕があるかもしれませんが、夫が年上の場合は同年代夫婦に比べて早くに定年を迎え、収入がなくなるということになります。
夫が定年になってから妻が安定した収入を得ようと思っても、自分の条件に合った仕事をすぐに見つけるのは簡単な事ではありません。

そのため、できるだけ早いうちから生活設計を立てておく方が賢明と言えるでしょう。
「何年後に大きなお金を使うのか」、そのためには「どの位の期間でいくら貯めなければいけないのか」を考えておくと、夫の収入がなくなっても慌てることなく安定した生活ができるはず。

通常、貯蓄が多い人ほど生活設計をしっかり立てていて、貯蓄が少ない人ほど生活設計を立てていない、またはこれから立てるつもり、といった傾向が見られるようです。
年の差婚では貯蓄が十分にある場合が多いので、結婚直後に生活設計について二人で真剣に話し合い、具体的なプランを決めておくのもいいでしょう。

デメリット④:ジェネレーションギャプが不満になる

年の差婚の相手を気持ち悪いと感じる二人

「年の差婚の夫婦にはジェネレーションギャプがある」。
これは本人達が一番良くわかっているつもりのことだったのですが、毎日同じ屋根の下で一緒に生活をしていると、やっぱりどうしても許せないお互いのズレが見えてきて「気持ち悪い」といった感情が湧き出てくることも。

男性が年上の場合、「子育ては当然女性がするもの」という考えから、育児を一切手伝おうとしない夫もいるようです。
男性の目の前で子供が泣いているのに抱っこもしてくれないとわかった瞬間「パートナーが気持ち悪い」と感じ、年の差婚を後悔したと思うのでしょう。

男性が年下の場合、「妻に甘えたい」「友達と遊びたい」といった思いが強く、子育てで忙しい女性を困らせる夫も。
子供と張り合うようにわがままを言ったり、独身の友達と日付が変わるまで頻繁に飲みに行ったりするような夫では女性も納得できません。

人は一度不満に思ってしまうと相手の嫌な部分しか目に入らなくなり、年の差婚の相手と一緒にいることが「気持ち悪い」と感じることもあるのです。

デメリット⑤:介護問題に早くからぶつかる

年上男性との年の差婚の場合、同年代の友達家族よりも早く介護問題にぶつかることになるでしょう。
中には、子育てと義理の両親の介護を両立しなければいけない人も。

子育ても介護も、さまざまなサポートを受けることができるので一人で抱え込む必要はありませんが、誰もが必ず直面する問題です。
年齢的に、義理の両親の次に介護が必要になるのは自分の両親、夫という順番になっていくでしょう。

すぐに決められることではないため、それぞれの両親と話し合い、いくつかの選択肢を準備しておくと心にゆとりが持てそうです。

デメリット⑥:加齢臭が気になる

年の差婚をした妻から気持ち悪いと言われる夫

年の差婚で年上男性を持つ女性が避けて通れないのが夫の加齢臭
気になり始めると「気持ち悪い」と感じ、離婚問題に発展する場合もあるようです。

加齢臭の原因は「脂肪分の蓄積」と「年齢に伴う酸化」の2つ。
脂肪分の蓄積は、体内にある脂肪分が燃焼されにくくなることで起こります。

脂肪分が燃焼されにくくなるのは、脂の多い肉や揚げ物が中心で野菜が少ない食事を続けていたり、年齢と共に体を動かす機会が減ったりすることが理由です。

また年齢に伴う酸化は、もともと人の体に備わっている「活性酸素の過剰な発生を抑える働き」が、加齢と共に弱くなることで起こります。
この「脂肪の酸化」が加齢臭の元で、子供からも「お父さん臭くて気持ち悪い」と言われる理由なのです。

加齢臭は女性にも同じように起こりますが、男性よりも健康的な生活に対する意識が強い分、男性ほど「臭い」「気持ち悪い」とは思われないのかもしれません。

年の差婚は気持ち悪い?年の差婚のメリット・デメリットを紹介!のまとめ

気持ち悪いと思われる年の差婚で幸せになった夫婦

年の差婚が気持ち悪いと思ってしまう人は、「身近に魅力的な年上・年下の異性がいない」「自分が年の差婚だったら…と想像してしまう」「自分にないものを手に入れた人への嫉妬」といった状況にあるようです。
「幸せだな」と感じるメリットから「気持ち悪い」と思ってしまうデメリットまで把握することで、「結婚してよかった」と思える年の差婚がきっとできるはずです。

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ライター
noel編集部

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