結婚不適合者の特徴とは？好きな男性が結婚不適合者の場合の4つの対処法

「結婚不適合者」とは？

結婚不適合者とは、結婚に向いていない人のことです。
結婚不適合者は男女問わず存在します。

結婚不適合者でも結婚したことがある人はかなり多いのですが、離婚したりパートナーの精神状態が悪くなったりすることも珍しくありません。
自分自身が結婚不適合者であることに気付いていない人も多く、そうした人と結婚してしまうとお互いに不幸な結果となってしまいます。

【診断】結婚不適合者の特徴

では、結婚不適合者にはどのような特徴があるのでしょう。

1. 金遣いが荒い
2. 貯金が少ない
3. 恋愛体質である
4. ギャンブル好きである
5. 潔癖などこだわりが強すぎる
6. 1人の方が落ち着く
7. お金がかかりすぎる趣味がある
8. 趣味にのめり込み過ぎている

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

特徴①：金遣いが荒い

金遣いが荒い人は結婚に向いていません。
気前よくおごってくれるというような、一見すると性格の良さを感じる特徴も実は結婚不適合者の特徴になりえます。

結婚すると自由に使えるお金は少なくなります。
子供ができるとさらにその傾向は高まります。

ブランド品に目がない、お金はあるだけ使ってしまう、宝飾品や衣服、靴などでクローゼットがあふれている、ボーナスがカード支払いに消えているなどという場合は特に要注意です。

特徴②：貯金が少ない

金遣いが荒いという特徴と似ていますが、貯金が少ないというのも結婚不適合者の特徴です。
結婚不適合者は手元にお金があるとあるだけ使ってしまうので、貯金が少ないことが多いのです。

具体的には、実家暮らしなのに貯金が30万円もない、1人暮らしで年収400万円前後でも貯金が30万円もないというのが1つの目安となります。
住んでいるエリアにもよりますが、手取りの1～2割は貯金するようにするのが結婚したい人として正しい姿勢といえるでしょう。

特徴③：恋愛体質である

男女問わず、恋愛体質であるのは結婚不適合者である可能性が高まります。
特に男性の女好きはリスキーです。

女性は本能的に家庭を守ろうという意識があるので、結婚した後は他に目がいきにくくなります。
ですが男性は本能的に様々な女性に目が移りやすいので、女性よりも浮気の可能性が高いのです。

恋愛体質の人は常に恋愛のドキドキ感を求めていますが、結婚するとパートナーしか恋愛対象にできなくなります。
恋愛体質が強すぎると結婚生活に物足りなくなって浮気をする可能性が高くなってしまうのです。

特徴④：ギャンブル好きである

パチンコ、パチスロ、競馬といったギャンブルが好きな人は結婚不適合者になる可能性が高くなります。
ギャンブルは安定から最も遠いタイプの消費行動であるためです。

ギャンブルにのめり込んでしまう人というのは目の前の欲望をコントロールできない人ともいえます。
ギャンブル好きな人はしばしば使ってはいけないお金まで使ってしまいがちです。

ギャンブル好きに結婚不適合者が多いのは、離婚理由にギャンブルが原因となることでもわかるのではないでしょうか。

特徴⑤：潔癖などこだわりが強すぎる

結婚とはお互いに歩み寄り、妥協し合うことで維持されていくものです。
自分だけのこだわりが強すぎる人は結婚生活には向いていないでしょう。

潔癖すぎるというのは1つの例ですが、それ以外にもルールが多すぎる、厳しすぎるというのでは他人との共生は難しいです。
こだわりが強すぎる人は結婚不適合者になりやすいといえます。

特徴⑥：1人の方が落ち着く

結婚しても1人の時間がほしいというのはおかしなことではないですが、1人の方が落ち着くというのは問題です。
誰かといることがストレスになってしまうのは結婚に向いていないといえるでしょう。

特徴⑦：お金がかかりすぎる趣味がある

お金がかかりすぎる趣味があるというのも結婚不適合者の特徴といえます。
男性ではたばこ、お酒、ギター、模型などのコレクション、車、バイクなどが相当します。

女性で言うと服や小物などのファッションアイテム、ブランド品などが高額な趣味となりやすいです。
こうしたお金のかかりすぎる趣味を持っていると、結婚してからお金のことでもめる可能性が高くなります。

特徴⑧：趣味にのめり込み過ぎている

お金がかからない趣味でも、趣味にのめり込み過ぎている人は結婚不適合者の可能性があります。
最近ではアニメや漫画にのめり込み過ぎて結婚できないと感じる男女が増えているようです。

何かに熱中することは基本的によいことですが、のめり込み過ぎて相手をないがしろにしてしまってはいけません。
また、のめり込み過ぎるとお金を使いすぎる可能性もあります。

結婚してから優先順位が変わればよいですが、付き合っている段階や付き合う前の段階からのめり込みが激しく見えるような場合は要注意といえるでしょう。

結婚不適合者な男性を好きになった時は？

では、結婚不適合者な男性を好きになった時の対処法をみていきましょう。

1. 相手に振り回される覚悟をする
2. 相手の価値観を尊重し、干渉しすぎない
3. できる限りの貯金をする
4. 趣味に関してはとやかくいわない

続いて、結婚不適合者な男性を好きになった時の対処法を、それぞれ詳しくみていきます。

対処法①：相手に振り回される覚悟をする

結婚不適合者を好きになってしまったら、相手に振り回される覚悟を決めることが大事です。
結婚不適合者を矯正させようとすると、結婚や付き合いそのものがだめになる可能性が高いからです。

結婚不適合者なのは多くの場合生まれつきの性格が関係しています。
特に1人が好き、潔癖である、恋愛体質であるなどの特徴はなかなか変えることができません。

結婚する意志が強い場合や金遣いなどは矯正可能ですが、そうでなければ無理に変えようとしても無駄です。
それでも好きになってしまったのならば、相手に合わせ、振り回される覚悟をしましょう。

対処法②：相手の価値観を尊重し、干渉しすぎない

相手の価値観を尊重し、干渉しすぎないというのも非常に重要です。
干渉しすぎるとパートナーをうざったく思い、結婚生活やお付き合いに嫌気がさしてしまう可能性が高いからです。

結婚不適合者の価値観はたいてい結婚したい人の価値観とかなりずれがあります。
結婚したい人は家庭やパートナーが一番大事と考えることが多いのですが、結婚不適合者は趣味、ギャンブル、気楽な友達や女との遊びなどを優先しがちです。

こうした要素は結婚生活をだめにする可能性が高いものですが、そもそもそういう価値観の人なのだから仕方ありません。
それでも好きと感じるのならば、その価値観を尊重する覚悟も必要です。

対処法③：できる限りの貯金をする

多くの結婚不適合者は経済感覚が普通の人とずれています。
それに備えて、できる限りの貯金をすることも非常に重要です。

いざ結婚、となったときに貯金が全くないと結婚式も新生活もおぼつきません。
仮に貯金ができるタイプの結婚不適合者であっても、貯金はしておいて損はないでしょう。

また、いざというときに備えて資格をとったり、仕事を続けられるようにキャリアをつんだりするのも重要です。

対処法④：趣味に関してはとやかくいわない

相手の趣味がお金のかかるものであれ、没頭しすぎるものであれ、趣味に関してはとやかくいわないのが吉です。
多くの男性は趣味を生きがいとしているものだからです。

結婚不適合者に見えるほど趣味にかけるエネルギーが大きいとしても、その人にとっては大事なのものなのです。
そういうタイプはときに彼女や妻である自分よりも趣味を優先することもおおいにありえます。

ですがそこで不満を述べるとお付き合いや結婚生活は続かないでしょう。
趣味自体にとやかくいうのではなく、自分は何が不満なのかを考えて、具体的にしてほしいことを伝える方が確実です。

例えば会う頻度の少なさが不満ならば、「週に1回くらいは会いたい」などと具体的に伝えましょう。
「会えないからその趣味をなんとかして」という風には言わないほうがお互いのためです。

結婚不適合者な女性に対する男性の本音

では、結婚不適合者な女性に対する男性の本音をみていきましょう。

1. 金遣いが荒い女性は生活に不安があるから結婚相手には思えない
2. 趣味にのめり込み過ぎていると自分をないがしろにされているようで寂しい
3. こだわりが強すぎる女性は息苦しくなりそう
4. 1人の時間が好きな人はプライドが高そう

続いて、結婚不適合者な女性に対する男性の本音を、それぞれ詳しくみていきます。

本音①：金遣いが荒い女性は生活に不安があるから結婚相手には思えない

金遣いが荒い女性は結婚してからの生活に不安を感じるというのが男性の本音です。
お付き合いしている時は気にならなくても、結婚となると経済感覚を重視する男性が多いのです。

結婚となるとお金の問題は夫婦2人の問題となります。
浪費癖のある女性と結婚したいと思わないのはある意味当然といえるでしょう。

本音②：趣味にのめり込み過ぎていると自分をないがしろにされているようで寂しい

趣味があること自体は歓迎している男性が大半ですが、あまりにのめり込み過ぎていると自分をないがしろにされているように感じる男性が多いようです。
特に最近はアニメや漫画にはまる人が女性でも増えていて、彼氏や夫よりも熱中する人が少なくありません。

男性がその趣味に理解があればよいのですが、あまりわからない趣味だと置いてきぼりにされたような感覚になる男性もいます。
寂しがりの男性も多いので、男性を放置しすぎないようにすることも大切です。

本音③：こだわりが強すぎる女性は息苦しくなりそう

男性は本質的に自由を求める生き物です。
こだわりが強すぎる女性は息苦しそうと感じるので、結婚相手としては考えられないという男性も多いものです。

男性は包容力のある女性を求めますが、包容力とこだわりの押し付けは異なります。
包容力とは相手のことを認め、自由を認めてあげることです。

こだわりの押し付けは相手の自由を奪い、束縛すること。
こんな女性とは結婚したくないと思うのも無理はないでしょう。

本音④：1人の時間が好きな人はプライドが高そう

1人の時間が好きな人や1人暮らしが長い人はプライドが高そうと思われていることが多いです。
若くきれいな容姿を持ち、仕事もバリバリできるのになぜか結婚できないという女性に多いパターンです。

ある程度の期間1人で過ごすことに慣れてしまうと、誰かと過ごすことが面倒に感じてしまいがちです。
それは男性でも女性でも変わりません。

男性でも心当たりがあるからこそ、そういうタイプの女性は敬遠してしまうのです。

結婚不適合者から抜け出す方法はある？

すでに結婚しているが相手が結婚不適合者だとわかった場合や、お付き合いしている相手が結婚不適合者だと感じた場合はどうすればよいのでしょうか。
抜け出したいと思う人も少なくないでしょう。

まずすべきは自分が何を大事にしたいのかを考えることです。
パートナーの存在、子供、趣味、1人の穏やかな時間などが選択肢としてあがるでしょう。

パートナーの存在以外を一番大事にしたいと思い、それには結婚不適合者であるパートナーがいると実現できないと思うのならば、きっぱりと別れる決意をすべきでしょう。
守りたい存在や時間、ものがあるのならばそちらを優先すべきです。

逃げるのが難しければ物理的に距離を置くのが有効です。
とにかく離れて、弁護士などの専門家を頼るとよいでしょう。

結婚不適合者を好きになったら覚悟を決めて

結婚不適合者といわれる人は男女問わず存在します。
結婚したいのならば、そうした人は避けるのがベストです。

とはいえ恋は盲目、好きになってしまったらどうしようもないというのもまた1つの現実です。
もし好きになってしまったとしたら覚悟を決めることで乗り切れることもあり得ます。

相手を変えるのは難しいですが、自分なら変えられます。
「本当に自分が大事にしたいのは何か？」ということを常に考えるようにするとうまくいきやすいですよ。