会社のバレンタイン…迷惑or嬉しい？男性の本音＆渡し方マナー

《会社バレンタイン》義理チョコを渡しているのは日本だけ！？

そもそも日本人は、どうしてバレンタインに義理チョコを渡すようになったのでしょうか。
日本には、お世話になった方へギフトを贈る習わしがあり、バレンタインもその一環として根付いたもの。

したがって、恋愛感情がなかったとしてもお世話になった会社の上司や、仲が良い同僚にプレゼントを贈る良い機会だと捉えられてきたのです。
一方この習慣に、毎年悩んでいるという声も少なくありません。

それは義理でもチョコレートを渡すことが当たり前になってしまって、バレンタインが苦痛になっているというものです。

本当は迷惑かも？会社の義理チョコ文化に対する男性の本音

バレンタインにギフトを受け取る側の男性は、会社での義理チョコの習慣をどんな風に考えているのでしょうか。
ここでは、男性の本音を探っていきます

苦手派

①お返しを考えるのが面倒

男性の中には3月14日のホワイトデーに、女性へお返しをしなくちゃいけないのが面倒くさいと考えている人もいます。
それはチョコを貰うことで、借りが出来たと感じてしまう男性が多いからです。

プレゼントする際は、相手に金銭的に負担にならないように気をつけることがポイントでしょう。

②チョコレートなどの甘いものが嫌い

単純に甘いものが好きではないから、貰っても困ると言う声もあります。
あらかじめ好みがわかっている場合は、ビターチョコレートをセレクトしましょう。

③社交辞令だと分かっているから

バレンタインを苦手と言う男性の中には、社交辞令だとわかっているので嫌悪感を抱いている人も多いそう。
なので渋々渡したと思われないように、一言感謝の気持ちを添えて渡すと良いでしょう。

賛成派

①義理だとしても貰えるのはうれしい

たとえ義理でも、女性からプレゼントしてもらえるのは嬉しいと思っている男性もいます。
普段話をしない女性とも会話が出来るので、場の雰囲気が和やかになると言った声も。

②家族などに自慢できる

家族や友達に自慢できるので、貰えると嬉しいと思っている男性もいるようです。
家に帰って子供に見せると喜ぶと言った声も。

③甘いものが好きだから

甘いものが好きな男性は、バレンタインを好意的に受け止めています。
たくさんチョコレートを貰えるので、嬉しい日と感じているようです。

結局、会社でバレンタインチョコを配るべき？配らないべき？

会社でバレンタインにチョコを貰うことについては、賛否両論あることがわかりました。
貰えたチョコレートの数を人気のバロメーターだと思っている男性も多く、貰えない男性は寂しい思いをしている可能性も。

したがって甘いもの好きな男性や、チョコレートの数を競っているような男性にはプレゼントすれば喜ばれるでしょう。
会社の中でバレンタインが毎年の恒例になっているような場合は、自分だけが止めるとは言いずらいですよね。

しかもバレンタインが、男性と女性の間でのコミュニケーションを円滑にしているといったこともあります。
したがって、男性がお返しをする場合に困らない程度の金額のアイテムを、メッセージなどを添えて贈るのが喜んでもらえるポイントでしょう。

会社でバレンタインチョコを渡すときの注意点

会社でバレンタインのプレゼントを渡す場合は、変な勘違いをされないように注意することが大切。
男性たちには、出来るだけみんな同じ種類で同じ金額のアイテムを渡すようにしましょう。

特に同じ部署の人に渡すときには、チェックされやすいので気をつけてくださいね。
バレンタインチョコを渡すときの注意点としては、以下のようなものがあります。

1. 同じチョコレートを配ろう
2. ショートメッセージをつけて贈ろう
3. 他の人もいる場所で堂々と渡そう
4. 朝一番で会社に行って机の上に置く

続いて詳しく説明していきます。

①同じチョコレートを配ろう

会社での義理チョコは基本的に同じアイテムを贈るのがマナー。
一人だけ違うチョコレートにしたりすると、贈った相手に対して特別な好意があるのではないかと勘違いさせてしまいます。

また、相手にも余計な気を使わせてしまいますので注意しましょう。

②ショートメッセージをつけて贈ろう

たとえ義理チョコだとしても、心を込めて渡すことが大切です。
日頃の感謝の気持ちをメッセージカードなどに添えて、渡すと喜ばれます。

③他の人もいる場所で堂々と渡そう

会社でチョコレートを渡す時には、堂々とするのがポイント。
他の人がいる場面で「いつもありがとうございます」と渡すことが出来れば、変な気を回されないで済みます。

④朝1番で会社に行って机の上に置く

手渡しが恥ずかしい場合は、朝一番で会社に行って机の上にメッセージ付きのチョコを置いておくと言う手段もあります。
ちょっとした気遣いで職場の雰囲気が和やかになり、いい気分で仕事をスタートできるでしょう。

会社で配るのにちょうどいい！バレンタインのおすすめお菓子9選

いくら義理チョコとは言っても、みんなと被ってしまったらつまらない。
そう考えている女性も多いでしょう。

ここでは、会社で配るのに最適でお洒落なバレンタインのお菓子をご紹介します。

上司向け

バレンタインは上司に感謝の気持ちを伝えるチャンスです。
ただし、上司が既婚者の場合は相手の奥さんの気持ちも考えて贈るようにしましょう。

「ご家族で召し上がって下さい」などと書き添えれば好印象です。

①GODIVAクッキー&チョコレート

日頃お世話になっている上司には、感謝と共に尊敬の気持ちを伝えると喜んでもらえるでしょう。
ゴディバのクッキー&チョコレートの詰め合わせは、そんな特別な気持ちを伝えるのにもふさわしいですよ。

クッキーも入っているので、チョコが苦手な上司にもおすすめです。

② Gallerベルギー王室御用達チョコレート

ベルギー王室御用達としても有名なガレーも、上司への贈り物にピッタリ。
ほんのりビターが大人の男性にも好まれる味です。

こちらはピスタッシュやコーヒームースなど6種類のフレーバーが入った12本入りのミニバータイプ。

③Caffarelケ・テネレッツァチョコレートアソート

カファレルは、1826年にイタリアで誕生したブランド。
こちらは、かわいいクラシカルなデザイン缶の中に5種類のチョコレートが入っています。

なめらかな口どけと濃厚な味わいは、上司へのバレンタインの贈り物としてピッタリです。

同僚向け

同僚にチョコレートを渡す時には、気を遣わせない金額のアイテムを選ぶと喜ばれます。
少量でも、自分では買わないようなチョコをセレクトしましょう。

①VANILLABEANS スノーボールココア

バニラビーンズのスノーボールは、サクッとした食感と口の中でとろけるココア味が新しいと人気。
パッケージもシンプルですが、かわいいので、ちょっとしたプレゼントにピッタリです。

② LeTAOチョコレート ロイヤルモンターニュ

北海道発のルタオは、円やかなくちどけが人気のチョコレート。
中でも新作のロイヤルモンターニュは、トリニダード産のカカオとダージリンの香りが調和した味わいで人気です。

ピラミッド型も、男性ウケが良さそうですね。

③glicoポッキー大人の琥珀

こちらは、お酒に合う贅沢なポッキーとして江崎グリコが展開している商品になります。
大人の琥珀は、ウイスキーに合うチョコ。

程よく塩味が効いているので、甘いものが苦手な男性にもピッタリです。

バラマキ用

会社でバラマキ用として人気があるのは、どんな年代の方にも喜んでもらえるような、お洒落で気が効いたチョコ。
小分けにしてラッピングするのにも便利な、個包装タイプをチョイスすると良いでしょう。

①Lindtチョコレートリンドール テイスティングセット

リンツはスイス発祥のチョコレート。
なめらかなくちどけと高級感が魅力的です。

こちらは個包装になっており、一つずつがキャンディのように小さいのでちょっと小腹が空いた時にも最適。
休憩室などに「いつもありがとうございます。良かったら召し上がって下さい。」などとメッセージをつけて置いておく方法もありますね。

②ありがとうチョコレート 業務用

かわいいパッケージと、ありがとうの文字がバレンタインのバラマキ用としてピッタリなチョコレート。
たくさん入っているので、会社の同僚やお友達へのギフトにもおすすめです。

③parlour shiseidoラ・ガナシュ

資生堂パーラーのラ・ガナシュは、ベルギー産の上質なチョコに、ココアクランチをまぶした贅沢な味わいのチョコレート。
パッケージにもインパクトがあるので、バラマキ用としてピッタリ。

個性が光るギフトに、あなたの株が上がりそうですね。

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noel編集部

会社でのバレンタインをコミュニケーションの一環として活用しよう

バレンタインは、愛する人に気持ちを伝える大切な日。
恋人同士にとっては、心弾むイベントの一つでしょう。

しかし、会社で義理チョコを配るのが恒例になっているような場合は、渡す側も受け取る側も複雑な心境ですよね。
チープすぎると反感を買う恐れもありますし、効果過ぎるとお返しに困ると迷惑がられそうな気もします。

自分の予算の範囲内で、相手に負担にならない程度のお洒落なお菓子をセレクトするのがベストです。
義理チョコというと義務のように感じてしまいがちですが、「人を大切に思う文化」は、日本にしかない、ある意味とっても貴重なものです。

なのであまり神経質に捉えずに、会社でのコミュニケーションの一環として、バレンタインを上手に活用していきましょう。